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今回は
【2021年度版】これをやったらもうダサい時代遅れなコーディネート
をお届けします。
是非鏡で確認して時代遅れなコーディネートになっていないかチェックしてみてください。
正直アイテム単体で「これは買っちゃダメ」というものは何となくお分かりだと思います。
例えば裾を折り返すとチェック柄が出てくるパンツや昔の成金みたいな襟がものすごく高いシャツなど・・・そういうものを買ってはいけないということはさすがにお分かりだと思うので、今回フォーカスするのはコーディネート。
「これとこれを組み合わせるのはちょっとまずいんじゃないか・・・?」という時代遅れなコーディネートを5つご紹介します。
トレンドがはっきり見て取れる「サイズ感」
時代遅れなコーディネートまず1つ目は
「10年前のオシャレ大学生スタイル」
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バキバキの細いスキニーパンツにバキバキの細いチェスターコートを合わせるスタイルのことをそう題してみました。
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こうしたシンプルでガッツリ細いスキニーデニムにウエストがくびれているまでジャストショルダーの細身チェスターコートを合わせ、ドクターマーチンを履いて安い布のクラッチバッグを持っている大学生って昔はおしゃれだったでしょう。
10年くらい前のオシャレ大学生はこうしたスタイルだったと思うけれど、今これをやるとダサいとまでは思わないけれど・・・ちょっと古いですね。
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最近のチェスターコートというとユニクロの商品ページですらこんな着こなし。
サイジングが少しゆるくなっているんです。
このように10年前のチェスターコートと今のチェスターコートの違いがわかる決定的なポイントは「サイズ感」。
10年前に売られていたチェスターコートのほとんどはウエストがぐっと絞られていてジャストショルダーでバキッと細いんですね。
対して今はユニクロで売られているチェスターコートでさえもショルダーラインが肩よりも腕側に落ちている。
オーバーショルダーで落ち感があり身幅がゆったりしていウエストは絞られていないんです。
そもそもバキバキに細いチェスターコートってカチッとキメすぎな印象があるでしょう。
そんなチェスターコートに、さらにバキバキに細いスキニーを合わせてしまうとキメキメな印象でリラックス感が全くないんですね。
すると若干嫌味を感じてしまうような昔っぽいキメすぎな印象になってしまいます。
だからトレンド感を出すのならゆったりしたシルエットのチェスターコートを選ぶ方が良いのですが・・・冒頭で述べた通り今回はコーディネートの話。
グッと細いチェスターコートやスキニーデニムが絶対ダメとは思っていません。
でもこの2つが組み合わさると時代遅れになるんです。これがファッションの難しいところ。
例えばバキバキに細いチェスターコートにワイドパンツを合わせると今でもかっこよく着こなせるし、細身のスキニーもオーバーサイズのトレンチコートに合わせるとバランスよく着こなせる。
だからファッションはコーディネートが何より大切なのですが、やってはいけない組み合わせだけは覚えておいてください。
10年前の大学生スタイルになってしまうのはバキバキに細いチェスターコートにバキバキに細い黒スキニーを合わせること。
5年ほど前ならまだおしゃれとして通用したかもしれないけれど、今だと普通より少し劣るくらいになりつつあるのでせめてチェスターコートのサイジングだけでも整えましょう。
「アクセント」に抑えるのがベスト
時代遅れコーディネートの2つ目は
「レトロヴィジュアル系コーデ」
これはゴシック調のシルバーアクセサリーをジャラジャラとつけるコーディネートのこと。
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ゴシック調というのはこのようなおどろおどろしいデザイン。
90年代のシルバーアクセブームでかなり広まって今も普通に売られています。
先程から言っている通りゴシック調のシルバーアクセが悪いとはまっっったく思っていません。
私自身クロムハーツなどを持っているし実際つけることもありますが・・・こうした主張の激しいアクセサリーをごちゃごちゃたくさんつけると昔のビジュアル系スタイルになってしまいます。
いかにもな元祖・ヴィジュアル系というスタイルってあったでしょう。
ゴシック調のおどろおどろしい洋服を着てアクセサリーをジャラジャラつけてがっつりメイクをしたスタイル。
ゴシック調のシルバーアクセサリーはすごくかっこいいけれど、たくさんつけるのではなくワンポイントにすべきです。
例えば重ねづけするなら他のリングはデザインが入っていないプレーンなものにする、もしくは1点だけつける。
アクセントとして使うのはものすごくかっこいいですがゴシック調のアクセントばかりたくさんつけるのはやめましょう。
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最近のシルバーアクセは比較的プレーンなものがトレンド。
デコラティブなアイテムは昔と比べてそこまで強くはありません。
例えば「ROYAL ORDER(ロイヤルオーダー)」や「Justin Davis(ジャスティンデイヴィス)」などゴシック調のデザインが得意なジュエリーブランドは今でも活躍している
しかっこいいけれど、ネックレスにバングル、指にジャラジャラとつけたリング全てがゴシック調というのはやめた方が賢明です。
あくまでアクセントとして1点入れて、重ねづけする場合は他のアイテムをプレーンなものにしておきましょう。
「イメージ」の強い着こなしは注意!
3つ目の時代遅れコーデは
「10年前の格安ショップコーデ」
これは共感してくれる方も多いかもしれません。
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オープンカラーシャツにワイドパンツを合わせてドクターマーチンを履くスタイル。
こうしたスタイルの大学生の方って割と多いでしょう。
おそらく楽天やZOZOで安い順にソートして、提案された通りに買ってコーディネートを組むとこうなってしまうと思います。
今はどのブランドもこうしたコーディネートはさすがに提案していないと思うけれど、10年ほど前はこうしたスタイルがすごく多かったでしょう。
もちろんオープンカラーのシャツやワイドパンツやドクターマーチンが悪いわけでは決してありません。
ただこれらが全て合わさると急に安くっぽくなるんです。
そしてただでさえこれらのアイテムは安くで手に入るものが多い。
オープンカラーシャツなんてすごく安いものが多いし、ワイドパンツもペラペラの安い素材で作られたものもたくさん売られている。
そしてドクターマーチンはご存知の通り革靴の中では安い方。
こうして安いもの同士を何も考えず合わせてしまうと全体のイメージが安っぽくなってしまう。
このスタイルにリングネックレスとかつけるともう本当に大学生ですよね。
今は少なくなったと思うけれど一時期は本当によく見かける格好でした。
もう何度も言っている通りそれぞれのアイテム自体は全く悪くない。
オープンカラーシャツは普通に着るし、ワイドパンツも履くし、ドクターマーチンも持っているけれどその3つを全部一緒に合わせはしない。
これでテープベルトやガチャベルトをつけてリングネックレスをつけて「anello(アネロ)」 のリュックを背負うともう完璧に大学生ですね。
これも5年ほど前なら特に問題ないけれど、今となってはおしゃれどころかちょっと古いと思われてしまう可能性がある。
例えばゆったりしたオープンカラーシャツにはデニム素材ではなくスラックス素材のワイドパンツにして品良く合わせる、色味を使いすぎずモノトーンでまとめるなどメリハリをつけることがすごく大切だと思います。
オープンカラーシャツにワイドパンツとドクターマーチン、それからリングネックレスやテープベルトをつけると10年前の大学生コーデになってしまうので注意しましょう。
「おしゃれ」に絶対的な価値基準はない
時代遅れコーデ4つ目は
「20年前のバイカーコーデ」
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例えばコンバットブーツにカーゴパンツをインして、トップスにUネックのカットソーというスタイル。
私も20年にやってました、こういうスタイル・・・。
20年前なら問題なくかっこよかったと思います。
でも20年前にいかにかっこよかったとしても、当然今もそのかっこよさが変わらず続くわけがない。
80年代バブル期のファッションを今そのまま着てかっこいいと思う人はほとんどいないでしょう。
そもそも「かっこいい」の価値観が未来永劫変わらないならこんなにファッション誌は刊行されないし、インフルエンサーなんて必要ないでしょう。
かっこいいの価値観は時代と共にコロコロ変わっていくからこそ、ファッションは追いかけないといけないわけ。
ファッションというのは相対的なもので「皆と何かが違うからかっこいい」という差別化の論理でもある。
なぜなら皆と同じだと当然皆から区別されないから「かっこいい」かどうかの評価すらされないでしょう。
「かっこいい」というのは相対的な価値基準であるはずなのになぜ絶対的な価値を求めようとするのか。
論理的に考えれば明らかにおかしいこと。
おしゃれかどうかは相対的な価値のはずなのに「一生使える」や「一生おしゃれ」というものがさもあるかのように表現するのは論理構造的に明らかに矛盾しているでしょう。
20年前の着こなしがかっこいいままなら60、70歳くらいのおじさん達は全員今もおしゃれなはず。
でも今そのおじさん達の大半がおしゃれじゃなくなっているのはなぜなのか。
それは未来永劫続くおしゃれは存在しないから。本っっっ当に極一部は存在するけれど、ほぼないと考えた方が良いでしょう。
20年前ならバイカースタイルはかっこよかった。
実際にやっていた人は「いや、かっこいいよ」と思うかもしれない。
私もやっていたしその気持ちはよく分かるけれど・・・しっかり現実を見ましょう。
20年前にかっこよかったのは事実ですが、20年経った今もかっこいいとは限らない。
悲しいことですが現実はそういうもんなんですね。
だからコンバットブーツにカーゴパンツをインしてUネックのカットソーを着るのはやめましょう。
もちろん何度も言う通りコンバットブーツもカーゴパンツもUネックカットソーも全然悪くないんです。これらを組み合わせるのが良くないという話。
ファッションとはアイテムではなく着こなしで決まるものなんです。
20年前を思い起こさせるNG着こなし
最後の時代遅れファッションは
「20年前のキムタクコーデ」
一部ザイル系男子もこうした着こなしをしていますね。
赤いネルシャツをインディゴの細身デニムに合わせて腰巻きをするんです。
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20年くらい前は私もやっていました、思い出すと鳥肌が立ちますね・・・。
「Red wing(レッドウィング)」を履いてインディゴの色落ちしたデニムを穿いてネルシャツを腰履きして「FULLCOUNT(フルカウント)」のスウェットを着てましたね・・・。
当時はそれなりに受け入れられていたけれど、今はもうダメです。やめましょう。
もう再三言っている通り、赤ネルシャツもインディゴデニムもレッドウィングも良いんです。それらを組み合わせてあろうことか腰に巻くスタイルがダメなんですよ。
20年前のキムタク系スタイル。
この服装に金髪でサイドを刈り上げツーブロックにして、サングラスをかけてモコモコのダウンベストを着て「UGG(アグ)」のムートンブーツを履いた日焼けした兄ちゃんが六本木辺りのバーにたむろするのが5、6年前のザイル系男子の一部だったと思いますが、最近はこうしたネルシャツの腰巻着スタイルは見かけなくなりましたね。
ただそれでもごく一部いらっしゃると思うのでちょっと危機感を持っていただきたい。
さすがにもうそろそろおかしいと思ってやめましょう。
ということで今回は時代遅れなコーディネート
10年前のオシャレ大学生スタイル
レトロヴィジュアル系コーデ
10年前の格安ショップコーデ
20年前のバイカーコーデ
20年前のキムタクコーデ
5つをご紹介しました。
本当にもう何度も言っている通りアイテム自体は悪くない。着こなしの問題なんですね。なコーディネートによって時代遅れになっている方をたまに見かけるので、是非組み合わせを考えるときは注意してみてください。
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タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。
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