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今回はGUのリアルレザーシューズをレビューします!
GUがついに本革シューズをガチで展開してきました。
全7型、どれも5,000円以下で手に入る驚異的な価格ですが・・・
実際に履き心地やクオリティはどうなのか気になるところ。
今回全型購入してきたので隅々までガッツリレビューしていきます!
GU史上最高傑作はコレ?!
というわけで全7型発売されるGUのレザーシューズ。
ブーツ系はまだ発売されていませんがGUのプレスルームで先に見てきたのでその辺を踏まえながら解説していきます。
まずは1番おすすめのモデルからご紹介しましょう。
GU
リアルレザーオペラシューズ 3,990円
こちらがこれまでGUで販売されてきた靴の中で1番、最高傑作ですね。
オペラシューズは元々フォーマルやパーティ用のシューズとして人気がありますが、紐がなく履きやすいため最近ではローファー代わりとしてカジュアルでも使われるようになりました。
最近はデニムやチノパンに合わせることも多いし、白ソックスと合わせて崩しながら履く人も多いですね。
このシューズ3,000円台で本当に良いのかと疑ってしまうくらいシルエットがものすごく綺麗。
【リアルレザーローファー】
【アクティブスマートコインローファー(合皮)】
上記の2つのローファー、シルエットを見比べてみてください。
写真でどこまで伝わるかわかりませんが実物を比べると明らかにリアルレザーオペラシューズの方がシルエットは細くできています。
GUのこれまでの合皮シューズはクオリティは確かに高かったけれど、唯一の難点はシルエットが若干ボテっとしていたこと。
合皮の方がトゥの部分が丸くなっていて全体的に丸みを帯びたフォルムです。
実物を比べてみると明らかにフォルムが違うので是非店頭で手に取ってみてください。
本革の方はトゥの部分がスマートで履き口もグッと細い。
ということでシルエットが格段に美しくなったGUのリアルレザーシューズですが、オペラスリッポンは合皮だとなかなか作りづらいシルエットでした。
なぜかというとGUのような万人向けの量販店ではどんな足の形の人でもストレスなく履けるよう作らないといけなかったから。
ZOZOTOWNで販売しているブランドの場合はおしゃれな人に向けてある程度ターゲットが絞られるから、履き心地が多少悪くてもシルエットを優先して我慢して履くという、「おしゃれのため」をわかってくれる人が多い。
しかしユニクロやGUなど万人向けの量販店だと、履き心地が悪いことに我慢できずクレームとなる場合があるためなかなか合皮で細身なシューズは作れなかった。
それに紐がついているタイプなら紐を絞ってサイズ調節ができるため、1人ひとりの足の形にある程度合わせられる。
しかしオペラスリッポンは紐でサイズを調節できないので足を入れて「きついな・・・」と感じたら終わり。
もちろん合皮でも履き慣れたら多少は馴染むけれど本革ほど伸びるわけではなく窮屈に感じるため合皮で細いフォルムのシューズを作るのはなかなか難しいわけ。
でも本革のメリットは「伸びる」こと。
足を入れていると自分の足の形へと徐々に伸びてくれるから、GUは本革が使えるようになってやっと限界ギリギリまで細いシルエットの革靴が作れるようになったわけ。
なのでGUローファーは本革と合皮、両方のモデルがありますがシルエットを比べてみると全く違います。
正直パッと見だけなら本革と合皮で比べてみてもほとんど違いはありません。
本革といえど3,000円台なわけだから、ものすごく良い革が使えているわけではない。
あと合皮のクオリティは年々上がっており、風合いだけなら本革と合皮でほとんど見分けはつかない。
では本革と合皮でどこが違うのかというと、シルエットが細くできるかどうか。
本革は足を入れると馴染んでくるからしっかり細くできるのが大きなメリットです。
そして合皮だと作りづらかったオペラシューズも本革ならグッと細くできるから今回製品化に至ったのでしょう。
ミニマルなデザインでどんな服装にも合わせやすくメンズだと愛用している人も多いデザイン。
これはZOZOTOWNで1万円ほどで売られていても全くおかしくないクオリティです。
レザー自体はものすごく良い革というわけではないからツヤはそこまで出ないし育てれば味が出るというわけではない。
ただ注目すべきはそこではなく何より「フォルムが綺麗」なのがGUのリアルレザーシューズの良いところ。
フォルムに関してはこのオペラシューズがものすごく綺麗なので是非試してみてください。
気に入る人はすごく多いと思う。
3,000円台でこれだけシルエットが綺麗でブランド感があるシューズが手に入るならもうおすすめするしかないですね。
本革シューズはサイズ選びに要注意!
GUの本革シリーズはこれ以外にも新型がたくさんあります。
GU
リアルレザーダブルモンクストラップシューズ+E 3,990円
GUではこれまでもモンクストラップシューズを展開していましたが、合皮だったので若干シルエットが甘かった。
それでも良いアイテムではありましたが、今回1,000円アップし本革になってシルエットがものすごく細く綺麗になりました。
これはスーツスタイルなどフォーマルシーンで使うと良いですね。
ただ気になるのはちょっと履きにくいところ。
本革の靴は基本的にジャストサイズで購入することをおすすめします。
僕はオールスターやスタンスミスは27cmを履いていますがGUの本革シューズは26.5cmで0.5cm下げています。
ちなみにGUのシューズはサイズ展開が合皮なら1cm刻みでしたが、本革は0.5cm刻み。
なぜ本革の方はサイズ展開が細かいのかというと、より高いフィット感が求められるから。
普段より0.5cm下げて「ちょっとだけきついかな」くらいで履くことで馴染んだときに綺麗な形になりやすいです。
あまりキツくしすぎるとそれはそれで型崩れを起こしてしまうから良くないけれど、
普段スニーカーを選ぶサイズより0.5cm下げるくらいでジャストかなと思います。
ただ0.5cm落としてジャストサイズにすると特にこのモンクストラップは履きづらい。
ベロの部分が二重革になってあまり伸びないから靴ベラがないと履きにくいのでここは改善の余地があるかな。
どう改善するかというと他のブランドのモンクストラップはベロの裏にゴムを張って伸びやすくすると履きやすくなります。
今後その辺が改善されるとより良いですね。
GU
リアルレザーダービーシューズ 3,990円
こちらは合皮バージョンが以前から展開されていましたが、本革になり形が綺麗になりました。
GU
リアルレザーストレートチップシューズ+E 3,990円
あと本革モデルでストレートチップが登場しましたね。
ストレートチップというのは甲に1本横線が入っているもののことで最もフォーマルな革靴です。
【リアルレザーストレートチップシューズ】
【リアルレザーダービーシューズ】
ストレートチップとダービーシューズを比較すると
まず甲の部分に1本線が入っている方が冠婚葬祭で使える一番フォーマルなストレートチップ。
ダービーシューズの方が甲に線が入っていないワークよりなデザインでストレートチップよりも少しカジュアルな印象になります。
あとストレートチップの方は紐を通す「羽根」と呼ばれる部分が靴と一体化していますね。
これを「内羽根」と言いフォーマルな印象で冠婚葬祭でも使える仕様。
対してダービーシューズの方は羽根の部分が靴の上から被さるようについている。
これを「外羽根」と言い、内羽根よりカジュアルな印象になります。
「冠婚葬祭でも使えるフォーマルなビジネスシューズが欲しい」という方はリアルレザーで内羽根でストレートチップのタイプがおすすめ。
風合いも綺麗だしフォルムも綺麗で十分です。
ただサイズを間違えてゆったりさせるとボテっとしたシルエットに見えて型崩れも起きやすいため、サイズ選びはシビアに行いましょう。
スニーカーより0.5cm下げて試してみてください。
GU本革シューズ総評
GUの本革シューズ全てに言えることですがシルエットがとにかく綺麗で、どのモデルでも大抵はオンオフ問わず使えます。
例えば先ほど紹介したオペラシューズは厳密に言うとオンでは使えないけれど、昨今オンスタイルはかなり緩くなっているのも事実。
職場でシャツにネクタイを締めて足元はストレートチップじゃなとダメ・・・なんてところはよほど堅い業種じゃない限りほとんどないでしょう。
なのでクールビズ・ウォームビズやオフィスカジュアルが許される職場ならオペラシューズをはじめ今回GUで展開されている本革シューズなら大半は問題ないと思います。
あとオペラシューズのようなシンプルなデザインなら普段着のときでも洋服を選ばず使えるのでおすすめ。
ただ何度も繰り返しますが、3,000円台で販売されている本革シューズなので正直素材は過剰に期待するとGUさんが可哀想なのでほどほどに。
もしかしたらレザーマニアの人が見たら本革の質に納得しないかもしれないけれど・・・3,000円台で買える代物ならむしろすごく頑張って作られているし十分すぎるクオリティです。
「リアルレザーだしすごい上質なもの出してくるのかも?!」と思うかもしれませんが・・・
「本革にしたことで風合いが良くなった」というより「本革にしたことでシルエットが綺麗になった」と捉えるのが良いかな。
ということでGUの本革シューズは現在発売されているもので
・リアルレザーダービーシューズ
・リアルレザーコインローファー
・リアルレザーストレートチップシューズ
・リアルレザーダブルモンクストラップシューズ
・リアルレザーオペラシューズ
の全5型。
今後発売予定なのが
・リアルレザーサイドゴアブーツ
・リアルレザーレースアップブーツ
の2型。
Photo by https://cld.fashionsnap.com/image/upload/q_auto,w_930/asset/article/images/2021/08/gu-leather-2021aw-051.jpg
プレスルームでみる限りサイドゴアブーツの方は若干ボテッとした印象。
トレンド的にボリュームのあるブーツは確かに人気ですが・・・わかりやすくいうとドクターマーチンのようなフォルムであまり垢抜けない、着こなし次第では安くで売っている防寒用ブーツのように見えなくもない。
ワイドやフレアパンツと合わせると問題ないけれど、もう少しフォルムが細いと良かったかな。
Photo by https://cld.fashionsnap.com/image/upload/q_auto,w_930/asset/article/images/2021/08/gu-leather-2021aw-052.jpg
レースアップブーツは割と良かったですね。
フォルムはそこまでボテっとしておらず紐を縛るとシルエットを細く見せられる。
最近はこうしたボリュームのあるブーツはトレンドでもあるので「1足欲しいけれど数万円も出せない」という方は是非チェックしてみてください。
いずれにしてもGUの本革シューズはサイドゴアブーツ以外は細身で綺麗なシルエットなので、たかがGUと思わず1度チェックしてみる価値はあると思います。
個人的にはオペラシューズがおすすめ。
これまでのGUシューズの中で1番良い出来、名作だと思います。
3,000円台でこれだけ綺麗なフォルムのシューズはなかなかないので是非手に取ってみてください。
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