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雨の日はとにかくストレスが溜まります。
傘で手がふさがるし・・・
服が濡れて身体に触れて不快だし・・・
濡れたまま放置してしまえば身体が冷えて体調を崩す元となってしまう・・・
足元が滑ちゃって転ぶことも・・・
今日は「雨の日に使えるアイテム」を幾つかご紹介しましょう。
値段も手頃!革靴の代用品としても!
「雨の日に革靴は履いちゃいけないの?」
という質問は毎週配信のメルマガでよく問い合わせ頂きます。特に雨の多い6月時期などは毎日のように届くほど。皆気になるところですね。お気に入りの革靴だけど、「革は水に弱いんじゃないっけ・・・?」「色落ちするんじゃないだろうか・・・?」「靴底がツルツルだから雨の日に履いたら転んじゃいそう・・・」などなど不安要素たっぷりです。
そして不安の通り、革は基本的に水に弱いものです。「防水加工」をした革ももちろん世の中には存在しますがそれも完璧ではありません。革は基本的に水に濡れることを極力避けるべきです。・・・もっとも、正確に言えば「水に弱い」というより、「色落ちや変色、カビの原因になるから避けた方が良い」のです。レザークリーニングなど”革を水で洗う行為”自体存在しますから、「水が100%NG」というわけでもなかったりするのです。肝心なのはその後。濡れた後にどう対処するか?どう処理するか?で革にとってNGかどうかが決まると言って良いでしょう。
「じゃあ濡れたら乾かせばいいってことね!」と思うかもしれませんがそれも難しくて。単純に乾かしてしまえば革の油分も奪ってしまうことにつながるので革のヒビ割れなどにも繋がります。このあたりの「濡れた後のケア」はまた別の話なのでいずれ記事として書きます。
ともあれ「水が絶対NGというわけではないけれど、濡れない方が面倒はない」と考えてください。
まあ仮に濡れた後の対処法・レザーケア方法などをしっかり熟知していたとしても、革靴が濡れるのは可能であればさけたいものです。大事にしているものなら尚更。後々のケアも面倒ですし、変色に繋がらないとも言えないわけですから・・・。
Photo by http://www.parashoe.com/blog/images/JM_01.jpg
それに革靴・・・特にドレスシューズはソールがツルツルのものが多い。画像のようにツルッと見事に凹凸のない靴底のものは大変多いです。靴のお直し屋さんで、滑らないようにとラバーを上貼りする(だいたい2000~3000円くらいでできます)加工ももちろんできますが、面倒でそのまま履いているという人の方が多いのではないでしょうか。びちゃびちゃの雨の日なら滑って滑ってストレスどころの話ではありません。
軽い雨ならともかく、梅雨時期の土砂降り、継続的に降る雨の場合は革靴を履くことが少し気がひけちゃいますよね。
そこで登場するのが「レインブーツ」です。
Photo by http://www.uni-work.co.jp/web/naga/rb12l/rb12l-1.jpg
レインブーツといっても昔ながらの「長靴」ではありません。親戚のおじさんが作業するときに履くようなアレじゃなくて・・・最近のレインブーツはキレ〜イに仕上げたものが案外多いです。
Photo by http://image.selectsquare.com/mackintoshphilosophymens/images/goods/1602-H1460361/z-1602-H1460361_09.jpg
例えばこのあたりとか。一見すると全くレインブーツに見えないくらいです。普通のオシャレ革靴とさして変わらないような印象になっています。
そもそもレインブーツはなんで
あんなに野暮ったいものが多いのでしょうか?
その秘密は素材にあります。
レインブーツである以上「雨水を防ぐ」ことが命題であるわけですが、水に強い素材・・・となると「ラバー」を選択することになります。靴用使う厚手のラバーなどは耐久性も高く水を通さず良いことづくめな気がしますが、「伸びにくい」のが大きなデメリットです。
革靴であれば始めははき心地が悪くても慣れればすぐに足の形に馴染んで「伸びて」くれるのでストレス無くはけますが、ラバーはいつまで経っても伸びたりはしません。そのまんまです。「伸縮性」も薄手のゴムならばありますが、長靴を触ればわかる通り肉厚のラバーだと伸縮性はあまり生まれません。
そのため革靴の様なシャープなシルエットにして
キレイめに作ると
物理的に「履けない」のです。
Photo by http://clogshoe.net/wp-content/uploads/2014/02/DSC06217.jpg
だから長靴は足の入り口がとても大きく作られています。伸縮性が無くても足が入るようにです。また足のつけね足首部分もたっぷり高さをとって作られることが多いです。ある程度高さをつけないと足を入れる時と足を抜く時に大変なストレスとなるからです。(というか履けなくなる・・・。)
Photo by http://image.selectsquare.com/mackintoshphilosophymens/images/goods/1602-H1460361/z-1602-H1460361_09.jpg
ところがレインシューズもちゃーんと進化しています。最近のレインシューズは「アンチ長靴:おしゃれ用のレインシューズ需要」を意識して可能な限り細く仕上げているのです。シャープにすると着脱が難しくなるためサイドに伸縮が強いゴム(サイドゴア)を装備させてサポートさせたり。
Photo by http://image.selectsquare.com/mackintoshphilosophymens/images/goods/1602-H1460361/z-1602-H1460361_09-1.jpg
ただ、それでももちろん革靴に比べれば少し不格好なのは否めません。横からみるとよくわかるのですが、甲部分は普通の革靴に比べて随分と高さがあるし、つま先周りもやや丸っこい形になっています。このあたりは伸びない特性がある以上仕方ありませんが・・・それでも雨季シーズン限定なら我慢できます。今までは野暮ったい長靴しか選択肢がなかったのだから素晴らしい進化です。
そして革じゃなくて安価なラバーですから、値段も手頃。ブランド品でも1万円台で買えるものも多く・・・最近は「革靴の代用品としてレインブーツを使ってる」なんてお客さんも結構いるみたいです。革靴だと高くて買えないけど、レインブーツなら安くてそれなりにキレイだから・・・ということですね。
毎年毎年この「細身レインブーツ」は各ブランド好調の様で、常に昨年対比100%超えが当たり前みたいです。雨季シーズンに向けて一足用意しておいても良いかもしれませんね。毎年使えるししかも革と違って劣化も少ないので。
万能すぎて中毒になる「マウンテンパーカー」
個人的に雨季にオススメしたいのが「マウンテンパーカー」。一度この便利さを体験したらやみつきになってしまうこと間違い無しです。
マウンテンパーカーの良いところその1.「濡れない」
まずマウンテンパーカー最大の魅力は「濡れない」こと。アウトドア目線で作られたものであれば概ね防水対策を施してあるものばかりです。撥水防水性能を備えた生地使いだけでなく、水の侵入が予想できるZIP部分も止水仕様にしてあるものも多いです。
Photo by http://www.okoku.jp/img/item_photo/101/010128010106174702/image03.jpg
これだと完全防水。ZIPからも表面からも水が入ってこないのでどんなに土砂降りでも問題ありません。またフードもアウトドア的に大きめに作っているものも多く、急な雨ならフードをかぶってしまえば傘を買いにコンビニに走る必要もありません。
雨季の6月は「ジューンブライド」と重なります。結婚パーティーなどがある場合、いかに濡れずに会場までたどり着くかが重要です。ビショぬれの礼服ではなんとも格好が悪いですから。そこで私は会場までマウンテンパーカーを使うことがあります。礼服にマウンテンパーカーとちょっと違和感ありますが、ZIPをしまえばマウンテンパーカーとスラックスの組み合わせですから、さしておかしくもありません。
Photo by http://livedoor.blogimg.jp/m98k/imgs/6/3/6344f0fd.jpg
しかもマウンテンパーカーは「ポケッタブル」といって使わない時はコンパクトにたためるものも少なくありません。会場ではポケッタブルを活用して小さくたたんでカバンの中にしまってクロークに預かってもらえば完璧です。
マウンテンパーカーの良いところその2.「荷物が収納できる(ものが多い)」
Photo by http://img5.zozo.jp/goodsimages/304/2210304/2210304_365_D_500.jpg
もちろんモノにもよるんですがマウンテンパーカーは・・・アウトドア目線、ミリタリー目線で作られているものは特にポケットなどの収納が多いものです。大きめの長財布でも軽々収納できるものも少なくありません。そのため手ぶらで外出できるのが大変に便利です。
私は実は「3レイヤー完全防止仕様のスラックス」を持っているので、完全防水スラックス・完全防水マウンテンパーカー。完全防水レインシューズ・防水素材の帽子で手ぶらで傘すら持たずに外出することもあります笑
もっともそこまでしなくとも、雨の時期はただでさえ「傘」で片手がふさがるもの。そこでバッグを持って両手がふさがるには困りものです。なので手ぶらで外出できる収納性のあるマウンテンパーカーは便利極まりないです。
マウンテンパーカーの良いところその3.「シーズンレスで使える」
完全防水・防風の素材を使っていると風を通さない分熱が逃げにくく、冬シーズンなどにも使えるものです。これももちろんモノによるのですが・・・私が使っているマウンテンパーカーは風も雨も通さず熱も逃がしにくい。さらに生地もがっしりしているので冬も使っています。中にニットなどを着込んで防寒性さえ担保してしまえばバッチリです。「熱を逃がしにくいなら春はムレムレじゃん」と思うかもしれませんが、多くのマウンテンパーカーは「透湿性能」を備えているもの。「透湿性能」は内部の水分だけを外に逃がす機構のこと。水分を外に逃がしてくれるので、春先も蒸れることなく快適に着用できるんです。
ちなみに私が愛用しているマウンテンパーカーはミリタリーの代表的なアイテムである「アレ」です。2016年1月24日配信のメールマガジンで紹介しています。ご参考に。
「でもマウンテンパーカーって野暮ったくてダサいでしょ?」
「マウンテンパーカーって大学生御用達アウターじゃん」
なーんて思うかもしれませんがとんでもない。ミリタリー出自のマウンテンパーカーなどは特にデザインを極力シンプルに仕上げているものが多く洗練されたシンプルなものが多いです。アウトドアでは遭難対策などもあり派手でカジュアルなものが多いのですが、実はそういったカジュアルなものばかりでもないのですよ。
例えばこのあたり。ドカジュアルな印象にならないようにデザイン控えめなものも多いんです。
しかも実はこの着用品・・・1万円くらいしかしないんです。上述の防水性や透湿性も備えているのに、です。
マウンテンパーカーがいかに「魅力たっぷり」か理解できると思います。(詳細はメルマガで紹介しているので気になったらぜひご購読ください)
雨の日のお供に「レインブーツ」「マウンテンパーカー」オススメですよ。
是非参考にしてみてください。
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タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。
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2014年、2015年部門別「まぐまぐ大賞」も受賞。なんと6000人以上の読者を抱えています。多くの方に支持され絶賛配信中です。
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