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どうも秋冬スタイルが地味で困るという方・・・。
黒コートに黒パンツという組み合わせはドレスライクで素敵ですが、どうしても「のっぺり」とした地味な印象が気になる。そんな時の解決策をお教えします。
「のっぺり」について考える
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そもそも無地スタイルや上下黒のスタイルは何故「地味」に見えるのでしょうか?
「のっぺり」
という言葉がある通り、変化や表情が見られない面積が多いからです。一般的なコットンなどの無地生地は柄もなく凹凸もない、平面的な表情をしています。まるで絵の具でベタッと色を塗った様に先端から裾まで均一な表情を見せます。これを「のっぺり」と表現するわけですが。
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この「のっぺり」とした均一で無表情な見え方が面積広めに展開されると「地味」という印象に紐付いてしまう訳です。上下黒であれば「表情の無さ」は更に加速します。もし上下の素材が前述の通り、均一で凹凸のないものであれば上下とも墨で塗りつぶしたような表情になるので「のっぺり」が極まるわけです。
しかしながらこれがNGだと言うわけではありません。あくまで「地味になりがち」というだけの話です。もし上下黒や無地スタイルを否定するならばスーツスタイルやそれに準じたドレスライクな着こなしは全て否定されなければいけません。
コムデギャルソンはオールNGですね。
むしろ上下黒などのドレスライクなスタイルはカジュアル寄りな日本人において、実践をオススメする着こなしです。「初心者がおしゃれに見せるために」は非常に簡単で効果的なスタイルです。ここに関しては下記リンクをまずご覧ください。メンズファッションの真髄が理解できるはずです。
※「ドレスとカジュアルのバランス」について未読の方はこちらをお読みください
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?
・・・しかしある程度無地スタイルや上下黒スタイルを続けていると、上述の「のっぺり」感が気になる場面も出てくるでしょう。洋服は毎日着るものですから「たまに変化をつけたい」と思うのも当然のことです。
ではこの「のっぺり」をどのように脱するべきでしょうか?
色に頼るよりも表情に頼れ!
答えはひとつです、「表情」を出せばいいのです。
「表情」とは何か?均一の生地ではなく変化のある生地を選ぶことです。
「色や柄を入れてあげれば良いんじゃないの?」とも思うかもしれません。もちろんそうなのですが、上述のリンクにある記事を読めば理解できるかと思いますが、色や柄に無為に傾倒するとカジュアルで子供っぽいスタイルになりがちです。
「ドレスとカジュアルのバランス」に注意しながら色や柄を取り入れるのであれば問題ありませんが、初心者には少しハードルが高いものです。
礼服などを思い返せば分かる通り、ドレスにおいて着るものは全てモノトーンで柄物はありません。色や柄は「カジュアル化」を促すものです。ただでさえカジュアルアイテムが多い日本人にとっては、色や柄に頼ることは簡単にカジュアル過ぎる着こなしを作ってしまうことになり、初心者には特にオススメしません。
そこで「のっぺり」した印象を軽減させるために効果的なのが「表情のある生地」を選ぶという訳です。
表情のある素材なら「ニット」が筆頭
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まず簡単に思いつくのがニットです。ニットはカットソーなどと異なり「編んで」作る生地です。生地表面に凹凸が生まれて、上述の「均一でのっぺりとした」という地味の定義からは外れます。
「ニットでも無地あるけど・・・それでもいいの?」
と思うかもしれませんが、例えばハイゲージのニット・・・
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こんな感じでも微妙な凹凸があるため、コットン素材のカットソーなどと比べて「ヌメッ」とした光沢や、微妙な陰影が生まれるのです。コーディネート全体がどうしてものっぺりしがちという方には効果的なはずです。
より効果を感じたいのであれば「ケーブルニット」などを選ぶと良いでしょう。
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「柄物」のように「ケーブル柄」が入っているニットのことですが、ケーブルをプリントした訳でも色を入れたわけでもありません。あくまでも「無地」のままケーブル柄が入っているのが特徴です。編み物であるニットだからこそ成せる業ですね。これなら無地でも地味な印象に偏ることはないでしょう。
無地でも凹凸がなくてもサマになる「ストール」
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「表情」を出すもう一つの方法はストールです。ストールは無地であっても表情が出ます。
「無地で表情が出るって?言ってること矛盾してない?」
と思うかもしれませんがストールを具体的に頭の中に思い浮かべてください。ストールは「巻く」ものですね。クシャクシャと一枚の布を巻くことで、シワが生まれそうすると影が生まれます。ストールは「無地アイテム」ですが「巻く」ことでシワが生まれて陰影が出き、それが表情となるのです。
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シンプルなスタイルでもストールだけで「地味」から脱却できます。ストールが陰影が出来、表情が出ること。そしてストールの良いところは「首元」というところ。首・手首・足首の3箇所は視線が集まるポイントとして「3首」と呼ばれます。先端部分であり、くびれが存在するこの3箇所はコーディネートの中で際立って目立つポイント。この3箇所の印象が全体を変えると言っても良いくらいです。
そんな目立つ首元に表情のあるストールが来るのだから印象は一気に「地味」から脱却できるというわけです。この効果をさらに実感しようと考えるならば「柄ストール」なんて選択肢もありますが、まずは無地ストールでも十分効果を実感できるでしょう。初心者にもうってつけです。お試しあれ。
なお日曜日配信のメールマガジンでは11月中に「ストール特集」として、ストールの合わせ方、具体的なオススメ
アイテムなどを取り上げる予定です。「ストール」と聞くとついつい高いものを連想しがちです。何故ストールが高いか?と言われれば「メンズではストールを巻く人口が少ない」からです。街を歩いてストールを巻いている男子を見かけますか?数としては圧倒的少数のはずです。(だからこそ差別化でき「おしゃれ」になるのですけれど・・・)
捌ける数が見込めないもの、生産量が少ないものは当然単価に返ってきます。生産量が少ないものは単価が高く、多い生産量が多いものは単価が安い、世の中の定理ですね。
しかし近年メンズでも手頃な価格のストールが流通しはじめています。2,3千円程度で買えるものも少なくありません。もちろん粗悪な素材のものも多いですが、値段不相応に高級感のあるもの、巻けば簡単におしゃれな雰囲気が出るものもあります。それらをメルマガで紹介する予定。お楽しみに。
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