漫画「トラとハチドリ」

価格やスペックで決まるわけじゃない!!「おしゃれ」って何だっけ?

 

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トラとハチドリ 第10話|コミックNewtype
トラとハチドリ 第10話を配信中(無料)。コミックNewtypeで漫画を読もう

 

私が企画監修する漫画「トラとハチドリ」最新話が更新されました。
今回はかなり本質を突く内容。是非読んでみてください。

 


<<本記事のまとめ>>

・ファッションは価格で決まるものじゃない

・「おしゃれ」とは一体何か?

・ユニクロでおしゃれできるなら「高い服」はなぜ存在するのか?

「価格」に傾倒し万引きをしてしまう女子高生

 

話は9話の続きから。
主人公マツリが務めるお店omneで万引き発生、犯人である女子高生を捕まえバックヤードで事情を聞くところから話はスタートします。

 

omneはハイブランドの高い服を扱うお店。
女子高生は「自分を変えるため」に高い服を求めるものの、お小遣いがそれを許さない。そこで万引きに走ってしまったわけですが・・・マツリはそれを真っ向から否定します。

 

警察に突き出さない代わりに自分が教育する、と言うマツリ。

 

 

そこでマツリ得意のヘンテコヤンキーファッションをオススメするも、当然拒否。

犯人の女の子は、どう着こなしを工夫してもSNSを穴が開くほど見ても、どうしても自信が持てない様。
そこで「価格が高い」という分かりやすい価値に傾倒してしまっているわけですね。

 

「高級品」はロールプレイングゲームの「武器」にすぎない

 

本作は「万引き」という極端な事例で説明をしているわけですが・・・これって案外皆さん心当たりありませんか?

 

「おしゃれとは何か」

この問いに対して絶対的な答を提示することは出来ません、
何故ならおしゃれとは相対的なものだからです。

おしゃれとは「他人と違う」からこそ区別されて評価されるもの。他人との差別化から導き出されるものが「おしゃれ」です。街を歩いている皆と全く同じ格好だったらおしゃれどころか区別もされませんね?おしゃれとは「その他大勢と何かが違うからこそ評価されるもの」なのです。つまり「絶対的」ではなく「相対的」なもの。いくら今現時点で「黒スキニーがおしゃれ」だとしてもそれがもし3年4年経ち街中皆が着ていたらそれは「おしゃれ」ではなく「普通」になります。

然して「これさえ着ていればおしゃれ」という絶対的なものは存在しません。
街の皆が何を着ていて、何が差別化になるのか、という「相対的」な答えしかないのがおしゃれです。常に移り変わりを意識せねばならず、それがつまり「トレンド」という言葉で集約されているわけです。今一番差別化されている着こなし・アイテム、それが「トレンド」です。

「流行に流されるなんて格好悪い」とおしゃれを理解していない人ほど言いますが、むしろ逆でトレンドを意識していなかったらそれこそ絶対におしゃれになれないのです。上記の通り答えはいつも「相対的」な中にあるのだから。世の中の動きや価値観の中で差別化することがおしゃれの唯一の成功法なのです。

そして「流行」と聞くと「皆が一様に同じ服装をしている」ようなイメージを持つでしょうが、「流行」や「トレンド」とはまだ一部の人しか捕まえていない反映させてないもののことです。皆が一様にそれに傾倒していたらいちいち「流行」として区別なんてされません。皆が皆していたらそれは「普通」です、「流行」として区別はされません。

 

そして相対的であるがゆえに雲を掴むように難しいのが「おしゃれ」です。
絶対的な正解を求めたくなるのが当然人間です。検索エンジンは叩けば答えが出てくる。デジタル世界が浸透しコモディティ化された正解を皆が皆求めるようになりました。しかしおしゃれは残念ながらそうしたものがありません。

そしてだからこそ多くの人が迷子になりついついありもしない価値にすがるのです。
例えばそれは「価格」です。

 

「価格」は絶対的な価値です。1000円のものより10000円のものの方が当然価値は高いわけです。洋服なら希少素材、凝ったデザイン、優れたブランネームなどで価格価値が決まります。雲を掴むようなおしゃれの世界の中で、これほど分かりやすい基準はありません。だからこそ一部のおしゃれ迷子達は「価格の差別化」にすがろうとします。

・・・でもそんなの嘘なんです。

残念ながら価格でおしゃれが決まるわけがありません。六本木の富裕層は皆おしゃれですか?モンクレールを着ていればどんな着こなしでもおしゃれになれますか?ロンハーマンを着ていればどんな組み合わせでも洗練された印象になりますか?
また逆にユニクロやGUなど格安品では絶対におしゃれができないのですか?

こんなの誰だって分かります・・・価格でおしゃれが決まるわけないのです。


Photo by http://lastbossandending.up.n.seesaa.net/lastbossandending/image/dq2fc1.JPG?d=a0

価格が高いものには確かに理由があります。高級感のある素材がおしゃれに繋がることもあるでしょう。しかし決定打にはなりません。「高級品」はロールプレイングゲームの「武器」の様なものです。最強の武器を持ったからと言って最後のボスを必ず倒せるわけではありません。「着こなし」というHPやMPなどキャラクターのパラメータが揃っていなければ最強の武器も台無しです。多少攻撃力は上がるかもしれませんが、下手をすれば最初のスライムに倒される可能性だってあります。
他方「ひのきのぼう」でもレベル50以上の勇者が持てばそれなりに使えます。ボスを倒すには少々頼りないですが、中ボスくらいならそれで十分攻略できます。

 

トレンドを見なければならない「着こなし」という相対的な価値が分かりにくいからといって、
安易な基準や指標に頼ってはいつまでもおしゃれにはなれません。

 

男性は特に着こなしやトレンドに対するリテラシーがあまりにも少ないからこそ
ついついスペックに頼ってしまいます。

「希少素材で」
「往路の登山家が愛用するギアで」
「昔ながらの作り方をしたデニムで」

そうした価値にすがり、難しい部分を見ないようにしてしまう。
もちろんそれが自分の趣味として楽しいならば構わないでしょう。しかし「他人に褒められるおしゃれ」という意味においてはそれだけでは不十分です。きちんとトレンドを見て、客観性を獲得せねばなりません。

だからこそ私は毎週のメルマガで、これ以上なく論理的にトレンドを解説しています。
リテラシーを持たぬ人でも誰もが理解できるように順序立てて歴史と文脈を踏まえて今のトレンドや世間の価値観を噛み砕いて教えています。

 

他人の「褒め言葉」があなたを更におしゃれにしてくれる

 

いくらSNSを追いかけてもいくら雑誌を見てもなかなか明確に「自信」をつけてくれるトレンド解説はない。だからこそ作中の女子高生のようにいつまでも「不安」を払拭できない自分が生まれます。

「この着こなしで本当に合っているのだろうか・・・」
「こんなブランドで本当に良いのだろうか・・・」
「おしゃれだと思っているのはもしかして自分だけではないのか・・・」

そんな疑念がいつまでもぬぐいきれず「価格」に傾倒してしまうわけです。

 

ハジメはGUに連れて行き、ファストファッションでもおしゃれが出来ることを教えます。
それでもなかなか自信がつかない女子高生ユリィでしたが・・・

 

憧れの友達と偶然遭遇。
そこで友達は女子高生ユリィの服装を褒めてくれます。

そこで自信が生まれ、誤った行動を正すきっかけが与えられました。

 

私は毎週のメルマガでトレンドを論理的に解説しています。
もちろんそれは感覚的に理解しにくくどこまでも確かな自信がつきにくい「おしゃれ」の世界を・・・
理知的に論理的に紐解くことで数学の証明式の様に確かな再現性を持たせ読者さんに自信を根付けるためにしていることです。

しかしそれとともにメルマガでは必ず「他人目線」という言葉を本当に多く使います。他人目線とは「服を他人のために着ましょう」ということ。

・明日デートするあの子はどんな服を着て行ったら喜んでくれるだろう
・明日のプレゼンではどんなスーツを着たら皆が提案を受け入れてくれるだろう
・明日の飲み会ではどんな服装を着たら皆が褒めてくれるだろう

相手のことを考えて相手が好むような着こなしを実践してあげる。
そうすることで「褒め」を引き出すことができるのです。

そして褒められた当人はそれが確かな自信となります。
いくら工夫してもいくらお金をつかっても、どうしても自信は生まれにくいものです。しかし他人からの言葉は強烈なインパクトがあり、一瞬でその人に自信を与えてくれます。

そして自信がつけば自分を信じることが出来、様々な着こなしを心から自由に楽しむことができるのです。

ファッションに必要なのは自信です。
そしてその自信の源泉は他人の言葉から作られるものなのです。
だから私は「他人のために服を着ましょう」と言っています。それはいずれ自分の利益になるからです。ファッションは「自信」というパラメータが加わるとこれ以上なく面白く世界が広がります。

価格?
希少性?
スペック?

そんなもの全く関係なく、様々なものを自在に楽しむことができます。
女子高生ユリィはまさにこの「自信のかけら」を手にしました。これからは万引きなどせず自分の範疇で十二分におしゃれを楽しむことができるでしょう。

 

高い服は何故存在するのか?それは「可能性」

 

高い服とは何でしょうか。
安い服でもおしゃれができる中、どうして市場には高い服が存在するのでしょうか。

 

それは可能性だと思います。

 

高級品の価値は「差別化しやすい」という面もあります。
もちろん上記の通りトレンドなどの着こなしが伴わねばなりませんが、高級品だからこそあまり人とかぶることがないために着こなしは幾分しやすくもなるでしょう。シンプルに合わせても「何かが違う」が作りやすいこともあります。

 

また量販店にはない先端デザイン、特殊なアプローチが見られるのも高級品の特徴。
だからこそファストファッションでは出来ない「可能性」を感じられるのもメリットでしょう。

 

しかし実は私はそうした直接的なメリットよりも「ファッションの可能性を切り開いてくれるクリエイティビティ」にお金を払っています。

ユニクロ他どんなブランドもそうですが、必ずハイブランドから影響を受けています。
トレンドは実は繰り返されるものです。10年前20年前のトレンドが少しだけ形を変えて繰り返され、らせん状に変化を伴いながら流れていくのがファッショントレンドの世界です。そのトレンドをいち早く察知するのがハイブランドの役目です。

世界は今どんな気分で、どんな価値観で、どんな着こなしが次の「格好良い」を作るのか。

そうした知見を膨大な努力のもとに探し出しているのがファッションです。そうして見つけたトレンドは量販店などに模倣されて世界に拡散されていきます。コピーはいけないことですが、ファッションデザインの歴史は間違いなく模倣の繰り返しです。丸ごとコピーはもちろんいけませんが、トレンドを模倣することは全てのブランドの宿命です。トレンドが繰り返すものであるからこそルイヴィトンだってグッチだって20年前30年前のトレンドを模倣します。らせん状に続く模倣の繰り返しの中に答えを見つけるのがハイブランド。

誰かが見つけて誰かが切り取ってくれなければトレンドは生まれません。
ユニクロのモノつくりは迷子になり、ぐちゃぐちゃとでたらめなデザインが続くでしょう。

原価で考えれば確かにハイブランドよりユニクロの方がずっとずっと賢い買い物のはずです。しかし糸と布の価値で「服の価値」が決まるとも思いません。「クリエイティビティにお金を払う」ということも誰かがせねばなりません。アパレル業界の末端にいる私としてはせめてそうした努力と先見性を理解し、お金を落とすことをしなければいけないとも思います。コスパを考えればユニクロで十分、メルマガなどの媒体ももしかしたらユニクロだけでも成立するのかもしれません。しかし私はそうしたくない、ファッションを支えているのはいつだって死に物狂いの努力をしているハイブランドのデザイナーたちなのですから。

 

「可能性にお金を払う」

本来の洋服の価値としては少し歪んでいるのですが・・・最終的には洋服は布と糸にお金を払うのではなく、そのクリエイティビティや思想思考にお金を払っていくものなのだと私は思っています。

 

教科書の様に読んで「おしゃれ」をマスターする唯一無二のメルマガ

 

毎週日曜日配信のメールマガジン「現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断」では、具体的なアイテムや着こなしまで指南した内容を毎週なんと5万文字程度のボリュームで配信しています。

 

月540円で、雑誌などよりも遥かに具体的なファッション指示書が送られてきます。

 

 

想像してみてください。

周りの友人から「最近なんでそんなおしゃれになったの?」と言われているあなたを。洋服屋さんに入ってショップスタッフに話しかけられてもビクビク臆せず対応できるあなたを。普段なら気負う様な高級レストランでも彼女を堂々とエスコートできるあなたを。

 

それらが実現できるようにフルサポートするのがこのメルマガです。
ユニクロなどのファストファッションでおしゃれをする内容はもちろん、今のトレンドやファッション情報を網羅したもの。中にはQ&Aやコーディネート診断など個別の悩みにも答えるコンテンツも用意しています。

 
 

試し読みをして気に入らなければ初月解約で全く構いません。

タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。

 

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