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秋冬になると一定割合で街で出現するアウター「スタジャン」。
今回はスタジャンの着こなしなどを海外スナップを見ながら、論理的に紐解いていきます。
スタジャンをそのまま着てはいけない
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スタジャンの着こなしを考える前に「ドレスとカジュアルのバランス」を理解する必要があります。下記記事未読の方はまずチェックしてください。メンズファッションの大原則となる内容が書かれています。読むだけで、あなたの「おしゃれ」はレベルUPするはずです。
※参考記事
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?
さて上記記事を読めば理解できるかと思いますが、「ドレス」とはスーツスタイルのこと。「カジュアル」とはその逆、ラフで普段着のようなスタイルのことを指します。
ドレスは主にテーラードジャケット、スラックス、ニット、シャツ、革靴などを指します。シルエットは細身。使う配色はモノトーンが基本です。「ドレス」はスーツや礼服を連想すれば理解できるでしょう。
一方でカジュアルはその逆です。デニム、スニーカー、スウェットパーカー、ミリタリーブルゾンなど。シルエットはルーズ。使う配色はカラフルが基本です。「ドレスの逆」と考えれば良いでしょう。
今回題材となっている「スタジャン」はどちらに属するでしょう?簡単です。スーツや礼服でスタジャンを着る人はいません。誰がどう見てもカジュアルアイテムに属するでしょう。
また上記記事の内容となりますが、メンズファッションは「ドレスとカジュアルのバランス」が重要です。ドレスは緊張感を表し大人っぽさを強調させます。スーツを連想すれば理解できますね。逆にカジュアルは余裕やラフさ、子供っぽさを強調させます。コンビニに向かう普段着を想像すればOKです。
なんぼ「大人っぽく見られたい」からと言って「ドレス」に寄りすぎればビジネスマンに見られてしまいます。街着のスタイルとは誰も思わないでしょう。
逆に「着心地重視!楽チンなスタイルが良い」からと言って「カジュアル」に寄りすぎればコンビニに行く兄ちゃんに思われるでしょう。おしゃれだとは誰も評価してくれません。
この2要素。ドレスとカジュアルを織り交ぜることが重要です。日本人は、胴長短足・童顔を特徴として持っています。上述の通りカジュアルとは子供っぽさを示します。外人がデニムにTシャツだけを着てサマになるのはそのためです。元々体系的特徴として足長・小顔・堀が深く大人な顔立ちである彼らは生まれつき「ドレス」な要素を備えているから、極端にラフなスタイルでもそれなりにおしゃれにみえてしまうのです。
しかしながら日本人は生まれつき「カジュアル」な要素を備えているから、外人の様にラフでカジュアルな着こなしを実践すると、子供っぽさが強調されすぎてバランスを逸してしまい「コンビニの兄ちゃん化」してしまうのです。
ここまで説明するとなんとなく理解できたかと思います。話を戻します。「スタジャンはカジュアルアイテム」なので、ドレスの要素をどこかに入れないと帳尻が取れないのです。おしゃれに見せることができないのです。
1点だけドレスを取り入れてみよう
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日本人はついつい「カテゴライズ」してしまいがちです。「アメカジにはアメカジを」「ワークアイテムにはワークアイテムを」「ミリタリーにはミリタリーを」と1カテゴリに偏る傾向があります。
しかし上述の通りカジュアルでまとめすぎれば、子供っぽさが強調されてしまいます。ミリタリーを全身で着たら軍人になるし、ワークウェアでまとめたら作業員になってしまいます。
ついついスタジャンは「カジュアルアイテムだから定番のチノパンでOK!」と判断してしまいがちですが、そうではありません。
「じゃあどう合わせればいいんだよ?バランスって言われても難しいよ。」
と思うかもしれませんが、最初は簡単な発想で結構。例えばチノパンやデニムなどのカジュアルパンツではなく、スラックスで合わせてみてはどうでしょう?
「カジュアルなスタジャンにスラックスなんて合うの!?」
と疑問に思うかもしれませんが、是非色々なお店のスタジャン着こなしを見てください。「おしゃれだなあ」と思うスタッフほど、スラックスだったり、革靴だったり、ドレスシャツだったり・・・「ドレスアイテム」で合わせていますから。
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お手持ちにある方は試してみてください。まるで印象が変わります。デニムやチノで合わせることが絶対NGだとは言わないのですが、スラックスやシャツの方が簡単にサマになるはずです。
カジュアルなアイテムだけでまとめて「サマに見せる」方法もないわけではありません。しかしそれはハードルが高いものです。あえてハードルの高い着こなしを選ぶ必要はありません。まずは簡単にサマに見せることができるスラックスやシャツや革靴などを使うと良いでしょう。何も合わせる全てのアイテムをドレスにしろと言うのではありません。着こなしに困ったら試しに1点だけドレスアイテムを使ってみてください。
1点だけでも意外と雰囲気が変わります。
若者だけのアイテムではない
「スタジャン」と聞くとつい若者のアイテムの様に感じるかもしれませんが、そうではありません。30代40代50代でも何も問題なく着用することができます。
そもそも上述の「バランス論」を理解すれば、カジュアルなアイテムなども年齢相応に大人に見せる方法を会得することができます。カジュアルなマウンテンパーカーも、子供っぽくみられがちなジャージも、やんちゃ時代を思わせるスカジャンも。大人なら「ドレス」をきちんと織り交ぜてバランスをとることで「年相応」に見せることが可能です。
大学生なら勢いと若さで、太いチノパンとカジュアルなスタジャンとスニーカーなんてスタイルが許されるかもしれませんが、30歳を過ぎて同じスタイルなら「とっちゃん坊や」感が否めません。「バランスを意識する」ということは「客観的におしゃれに見せる法則」でもありますが、同時にいかなるアイテムも「大人が着用できる理屈」であるとも言えます。
30代40代50代となってもスタジャンが着たければ着れば良いんです。しかしそこには一定の法則があります。その法則にのっとってコーディネートを構築することで、街ですれ違った人に「今の人おしゃれだったね」と言われるようになるのです。
長くなりました。次回は本場「海外スナップ」のスタジャン着こなしを交えながら更に深くスタジャンを解説していきます。是非ご期待ください。
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