スポンサーリンク
今回は永久保存版。メンズのチェスターコートの着こなしコーディネートを11種類掲載しておきます。
ちなみに2017年11月のメルマガでは「チェスターコート着こなし論」を配信しています。何故格好良く着こなせるのか、どんなパンツやインナーをどんな理由で組み合わせるのか、5万文字の超ボリュームで論理的に解説しています。バックナンバーも購入できますので興味があればご覧ください。
ベーシックなチェスターコートのコーディネート
ベーシックなコーディネート。チェスターコートなどのロング丈アウターは長い着丈がボリューム感を与えるため、パンツのシルエットは基本「細身」を選ぶこととなります。人間の体型を綺麗に見せてくれるシルエットは基本3種類「A,I,Y」です。
Aライン(上が細く下が太い)
Iライン(上が細く下も細い)
Yライン(上が太く下が細い)
これらをいかにメリハリをつけて着用できるかがポイントです。「Yライン」については下記記事をご参考に。詳しく解説しています。
「横」にボリュームのあるダウンジャケットや「縦」にボリュームのあるロングコートは、細身のパンツを選びYラインを作るのがまずセオリーです。上下のメリハリは強ければ強いほど綺麗に見えやすいので、ここではジョガーパンツをチョイス。裾がキュッと限界まで細いジョガーで上下のメリハリをつけています。
またチェスターは首回りが寂しく感じるもの。フードのあるコートや、襟の大きなトレンチコートなどと異なり、襟が寝た状態で首元が放置されてしまうのがチェスターの特徴です。だからこそここでは襟は立てて、首回りを寂しく見せないようにしています。首・手首・足首の3箇所を「3首」と呼びますがこれらは体の先端部分にあたり他と比べて特に目立つもの。例えば「夏のTシャツスタイルで手首に時計もブレスも何もつけない」とついつい寂しく物足りない印象になってしまうのと同じで、冬場に首回りが放置されるとどうしても「寂しい」印象が出てしまいます。ここを防ぐために襟が寝ているチェスターは首回りのフォローを忘れないようにしましょう。
3首に関してはこの記事などでも言及があります。ご参考に。
それと「ドレスとカジュアルのバランス」も忘れずに。
ドレスライクなアイテムばかりで集積する「キメすぎ」に、カジュアルライクなアイテムばかりで集積すると「ラフすぎ」になるもの。バランスを逸しない様に考えるのがファッションコーディネートの真髄でありその最適値はTPO次第ではありますが「ドレス:カジュアル=7:3」がオススメです。ドレスとカジュアルのバランスに関しては下記記事をお読みください。メンズファッションで最も大切な内容が書かれています、ここを読まずには先に進めません。
チェスターコートはドレスアイテム、ジョガーとはいえ「細身」の「黒」パンツもややドレスな印象。そこでカラフルな帽子やスニーカーでバランスをとったのがこちらのスタイルです。ロングコートはどうしても全体に占める面積が広いので冬はどうしてもドレスライクになりがち。意識的にカジュアルな小物を付け足した方がオシャレに見せることができるものです。
ちなみにこちらのコーディネートは小物以外全てユニクロです。他コーディネートもほとんどがユニクロかGUなどで構成してます。お金は大してかかっていません。
クリスマスデートに使えるチェスターコートの着こなし
クリスマスのデートなどではこんなスタイルが良いでしょう。ベタですが赤チェック柄のストールやマフラーなどはクリスマス感満載。あまり面積広く見せすぎると子供っぽくなるチェック柄は、ちんまりを小さく収まるように使うのが吉です。チェスターコートの寂しい首回りもフォローできて一石二鳥です。
パンツと靴は同じ色にすると遠目に見たときに境界線がボケて靴の分だけ脚長に感じるものです。こうした着こなしはスタイルを更に美しく見せてくれるため女性と会うときなどには特に良いかもしれませんね。(このコーディネートは2017年11月のメルマガにてさらに深堀りして解説しています)
ネオンカラーを使ったトレンチコートの着こなし
トレンドのネオンカラーを使ったコーディネート。
目を引く派手なネオンカラーはドレスな印象を崩すには最適です。ただし面積を広く見せるほどに子供っぽい印象が際立つのがこうしたカジュアルなカラーリング。ボタンの止め方などで見せる面積をほどほどに抑えるとバランスは良いでしょう。
足元は黒ブーツで黒パンツと組み合わせて脚長に見えるように。あまり目立たないですが襟は立たせて首元もきちんとフォローしています。(このコーディネートは2017年11月のメルマガにてさらに深堀りして解説しています)
グレーカラーのチェスターコートは「膨張&収縮」の配色を意識する
大きなスヌード(環状になった首を通す形のストールのこと)を使ったコーディネート。大きなスヌードのおかげで上半身に目が集まりやすくYラインをさらに綺麗に見せてくれます。
また色には「膨張色」と「収縮色」があります。明るい色は太く見える「膨張色」であり、暗い色は細く見える「収縮色」です。
色の特性を利用すればYラインは更に綺麗に感じさせることができるもの。ここではトップスに膨張色、ボトムスに収縮色を使い、メリハリをさらに強めています。
シルエットに自信がない時は「誤魔化す」こと
逆にパンツのシルエットが「そこまで細くない」時には、なるべく上下のバランスから視線をそらす様に視線誘導をすると良いでしょう。例えばストールなどはその典型例。このコーディネートではストールをアウターに大きくかかるように垂らして印象を強くしています。凹凸がある、デザインがある、色がある、アイテムがあるなど、変化をつけることで視線は誘導することができます。写真ではあまり伝わりにくいですがここではストールを大きく目立たせて上半身に視線がクッと上がる様にすることでボトムスのシルエットが「中途半端」でも体型が汚く見えないように「ごまかす」ことをしています。
ごまかし方は簡単「帽子」や「メガネ」でも効果はある
こちらも同じですね。
中途半端なシルエットのボトムスをごまかすように、帽子やメガネなどの小物を足して視線誘導させています。
こちらは「ドレスとカジュアルのバランス」がちょいとカジュアルライクになっています。女子とのデートでは少し崩しすぎなので、友達と飲みに行く時などのTPOが良いでしょう。TPO次第で「7:3」から前後させて調整させることも良いです。例えばきちんとしたレストランデートなどでは「8:2」くらいにしても良いでしょう、仲間内で楽しく飲む時は「6:4」くらいでも良いかもしれません。何より大事なことは「場の空気を壊すことなく、オシャレでいること」です。場にそぐわない服装だと、どんなにオシャレだとしても独りよがりになってしまいます。他人に見られて評価されるものだからこそ、他人の客観的視点を意識することが重要です。「自分が着たい様に着る」のももちろん楽しいですが「他人が見た時にどう感じるか」という視点を意識し始めるとたくさんの人から褒められ、コミュニケーションツールとして洋服が機能しだすのです。是非意識してみてください。
キャメルカラーのチェスターコートは「色の面積」を意識して
襟がないので正確には「チェスター」ではないですが、形自体はチェスターそのものなので着こなし的にはチェスターと同様に使えます。キャメルカラーのロングコート。
色は色彩が強ければ強いほどカジュアルな印象を与えます。また上述の「オレンジのネオンカラー」の部分でも説明しましたが、色を使う面積が広ければ広いほど同じようにカジュアルな印象を与えるものです。「ドレスとカジュアルのバランス」という視点に立った時にここをちゃんと考えることが大事です。
キャメルカラーの「インナー」ではなく「コート」ですから面積は広めです。オレンジや赤などに比べてキャメルは色彩が強いものではありませんが(赤や青などの原色は色彩が強く、ベージュやサックスブルーなどの中間色は色彩が弱い)、それでも面積が広いため「黒のコート」よりもカジュアルな印象は出てきます。とはいえロングコートですから「キメすぎ」も厳禁。そんな時はコーディネートもドレスとカジュアルのバランスを程よく織りまぜるようにしましょう。スラックスを使った分キャップやスニーカーを使うなどですね。こうしたバランスのさじ加減はメルマガでケーススタディを重ねていくと理解できますが、とりあえず意識するだけで大失敗は防げます。
「これはドレスなアイテムだからキメすぎないようにしよう」「これはカジュアルなアイテムだから崩しすぎないようにしよう」そうした意識があなたのコーディネートの印象をガラリと変えてくれます。まずは意識することから始めてみてください。
真冬に使えないチェスターコートも「着こなし」でカバー
チェスターでも「素材が真冬に使うには薄すぎる」ものなどはこうした重ね着で寒さ対策をしましょう。
例えばこうしたベージュのボアブルゾンを中に入れる着こなし。防寒性は高くなり秋のコートでも真冬対応にさせることができます。またスーツでは絶対に使わないベージュのボアブルゾンだけに、チェスターコートのドレス感を程よく崩すことが出来ます。「防寒性」も「バランス」もついでに「膨張色でシルエット」も担保できる着こなし。一挙三徳なこんな着こなしが出来ると良いですね。
ダサっぽいチェックシャツもチェスターコートに混ぜて活用する
ダサッぽさがあるチェックシャツも、「キメすぎ」なチェスターコートやスラックスの着こなしに馴染ませれば案外コーディネートの中に活かせるもの。おしゃれは「アイテムの価値」だけで決まるものではありません、「着こなし」で「アイテムの価値」をカバーできるのが面白いところ。「アイテムの価値」「着こなし」この二軸で評価されるからこそ「良い服を変えばオシャレになる」わけでもないし、また必ずしも「野暮ったい服だけではダサくなる」わけでもないのです。XとYの様に2つの評価軸があるからこそ、おしゃれは深みがあり面白い。このコーディネートなどは帽子以外の全てのアイテムがユニクロとGUですから。大してお金などかかっていません。オシャレは「着こなし」でも勝負できるのです。
変化のあるポンチョでシンプルなコーディネートから脱却を
ちょっと上級な着こなしですが「ポンチョ」を使うのも面白い。
ポンチョを使うとインナーが見えなくなり、首元の寂しさも解消されるので何かと便利です。ただし真っ黒にしちゃうと地味な印象が強くなるので、どこかに黒と真逆の白を入れたり(黒はこの世でもっとも暗い色、白はこの世でもっとも明るい色)、柄のある小物を入れたりすると良いでしょう。
ちなみにこのポンチョは私が運営する「MBラボ」の会員が制作したもの。ラボでは会員が着たいものを自分たちで作る「商品開発部」が発足しています。「地産地消」と呼んでいますが、自分たちで作ったものを自分たちで着る仕組み。消費者と生産者の境目がなくなる理想的な取り組みだと考えています。
アウトドアが好きな人に送る「個性のある」チェスターコートの着こなし
最後は個性たっぷりに。チェスターコートを「アウトドアライク」に崩したスタイルです。ドレスとカジュアルのおける「カジュアル」・・・つまり「崩し方」には、「個性」が生まれるものです。
人によっては「スポーツ」を使い崩たり、「アウトドア」で崩したり、「ミリタリー」で崩したり、「ワーク」で崩したり・・・。「ドレス」はスーツと同義ですから変化のつけ方が乏しいですが、「カジュアル」の部分は無限にテイストが存在します。ここに個性を込めることがまた楽しい。
例えばこんなふうに「アウトドアなアイテム」、トレッキングブーツ(風)だったりダウンベストだったり土色のリュックだったりを使って崩すなども良いでしょう。ここに趣味を込めたり、好きなテイストを盛り込んだりするのも楽しいものです。(このコーディネートは2017年11月のメルマガにてさらに深堀りして解説しています)
人の幸せを1.5倍にしてくれる「おしゃれ」というツール
「着こなし」を学ぶとオシャレの可能性はグッと広がります。「高いものを買えばおしゃれになる」と言うのならば六本木の成金は皆オシャレであるはずです。しかし現実にはそうじゃありません。お金でおしゃれが買えるなら「低賃金で貧しいショップスタッフ」がオシャレになることもないでしょう。
そして着こなしは深みのある世界ですが、実は「街で振り返られるくらい」のオシャレなら簡単に学べます。「学校で一番になる」「職場で一番になる」「コミュニティで一番になる」着こなしならすぐに実現できます。お金も大して必要ありません。
こうした楽しいファッションの世界を伝えているのが私のメルマガ。服にこだわることで生活を楽しくさせること、男性の幸福量を1.5倍くらいまで増やせないかと考えて「メンズファッション指南」を長く続けています。おしゃれになれば外にでたくなる、おしゃれになれば女性と話す時もおどおどしない、推しアイドルから「オシャレですね」と褒められる、彼女や嫁さんから見直してもらえる、一人でバーに気兼ねなく行ける、プレゼンを堂々とこなせる、、、そんなほんの少しのパワーを、簡単手軽に瞬間的にもらえる「オシャレ」。興味ある人は是非読んでみてください。
教科書の様に読んで「おしゃれ」をマスターする唯一無二のメルマガ
毎週日曜日配信のメールマガジン「現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断」では、具体的なアイテムや着こなしまで指南した内容を毎週なんと5万文字程度のボリュームで配信しています。
月540円で、雑誌などよりも遥かに具体的なファッション指示書が送られてきます。
想像してみてください。
周りの友人から「最近なんでそんなおしゃれになったの?」と言われているあなたを。洋服屋さんに入ってショップスタッフに話しかけられてもビクビク臆せず対応できるあなたを。普段なら気負う様な高級レストランでも彼女を堂々とエスコートできるあなたを。
それらが実現できるようにフルサポートするのがこのメルマガです。
ユニクロなどのファストファッションでおしゃれをする内容はもちろん、今のトレンドやファッション情報を網羅したもの。中にはQ&Aやコーディネート診断など個別の悩みにも答えるコンテンツも用意しています。
試し読みをして気に入らなければ初月解約で全く構いません。
タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。
おかげさまで日本最大のメルマガ配信スタンド、
「まぐまぐ」様のメルマガランキングでは人気第2位となりました。(日本のメルマガの金字塔である堀江貴文さんが第3位)
登録は上部メニュー「メールマガジンはこちら」から、もしくは下記リンクよりどうぞ。
スポンサーリンク