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シャツはアイロンをかけるべき？

 

Photo by http://camicianista.com/staffblog/2010/02/15/P1020390.JPG

 

クッソ面倒くさい「アイロンがけ」。

スーツ用のシャツならば「シワになっているのはマズいよなー」とすぐにわかりますが、

カジュアル用のシャツは「あれ？？カジュアルだからちょっとシワがあっても別にいいのかな？」
とアイロンがけをするべきか否か迷ってしまうとも思います。

 

スーツなどの「ドレススタイル」と
街着普段着の「カジュアルスタイル」。
この2つはあらゆる面において基本的に対局に位置しています。

例えばシルエット。
ドレスは上下スッキリ、シュッと細く、
カジュアルは上下リラックス、ゆったりした物が多いです。

例えばカラー
ドレスは白黒グレーのモノトーンが基本ですが、
カジュアルは色のあるプリントやインディゴデニムなどカラフルなものが重宝されます。

 

そしてシャツに関しても同様です。

ドレスではいかにツヤがあるかが重要視され、

カジュアルではシワを有り難がる傾向にあります。

 

Photo by http://skyleaf-agent.com/blog/wp-content/uploads/2010/04/DSC03115_s.jpg

ドレスのシャツは基本的にシワがつきにくい素材の物が多いです。
また「ブロード」などと言ってツヤのある素材を使うものが多い。
シワがなくツヤがある状態がドレスシャツの基本です。

 

Photo by http://blog.boutique-hermitage.com/wp-content/uploads/2012/06/DSC_4656.jpg

逆にカジュアルは
デニムやオックスフォードシャツなどからもわかる通り、
シワがあってラフな印象が好まれます。
ツヤもなくクシャッとした風合いがカジュアルシャツの基本です。

 

 

つまり・・・
カッチリとした大人な印象を与えたければアイロンをかけてシワをなくせば良いし、
カジュアルでラフな印象を与えたければアイロンをかけずにシワをつけたまま着れば良い。
という訳なのです。

 

どちらがNGというのは別にありません。

 

例えばリネンシャツやオックスフォードシャツなどそもそもシワがつきやすいカジュアルシャツを
あえてアイロンプレスして綺麗に見せる着こなしも普通にありますし。

 

例えばブロードなどのドレスシャツにあえてシワをつけて
ラフな表情を与える着こなしも普通にあります。

 

「これが正解ですから、こうやって着ましょう」

と断言できれば良いのですが、残念ながらそうではありません。
取捨選択が必要なのです。

 

 

一つ簡単な指針を与えるのならば・・・

 

パンツがドレスライクなスラックスや細身黒パンツなどだったら、
アイロンをかけずにシワをつけて着ましょう。

 

パンツがカーゴパンツやショートパンツなどだったら、
アイロンをかけてシワを伸ばして着ましょう。

 

(これは街着の話で、上述の通りスーツの時は必ずアイロンかけましょう！)

 

 

これはあくまで「指針」であって、
必ず従わなければいけない、これを守らなければオシャレになれない、という類のものではありません。

 

Photo by http://cdn12.lbstatic.nu/files/looks/medium/2015/03/25/4390879_image.jpg?1427302215

例えば
黒の細身パンツや革靴などカッチリとしたスタイルにシャツを合わせる時。
上をしっかりシワのないプレスしたシャツなどを選んでしまうと
やや「キメすぎ」な印象になる可能性があります。

 

街着でのコーディネートは「ドレスとカジュアルのバランス」をとることがオシャレの解です。
ここに関しては長くなるので是非下記記事を読んでみてください。

 

※「ドレスとカジュアルのバランス」に関して未見の方は下記記事を一読ください。メンズファッションの大原則が理解できます。
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?

 

「キメすぎ」にを避けるため、
シャツには「あえて」シワをつけて着ましょうという算段です。

 

 

Photo by http://media-cache-ec0.pinimg.com/600x/b3/b4/53/b3b4537046519df4b5e634a4ac6faa58.jpg

 

逆にショートパンツやカーゴパンツやデニムなど
ラフな下半身の組み合わせに対しては、シャツはきちんとアイロンがけしてプレスする。

そう覚えておくとバランスが取りやすいはずです。

大きく間違えたスタイルには成りえないでしょう。

 

 

これ案外逆に考える人が多いんです。

いやもちろん別に「シワの入ったシャツにシワの入ったカーゴパンツ合わせちゃ絶対ダメ」というわけでもないんですが
その組み合わせが「合わせやすいか」「オシャレに見られやすいか」と言われると、難しいはずです。

 

簡単にオシャレを実現するためには、上のルールで覚えておくとまずは楽かと思います。

 

Photo by http://kurumani.com/wp-content/uploads/2013/02/fashion88.jpg

 

上下ともカジュアルな服でオシャレに見せるのって大変に難しいんです。
洋服の本場である外人なら体型的なメリットが強いのでなんとなくサマにもなりますが・・・
私たち日本人にとっては至難の技です。
この写真も日本人が着たらほとんどの人が「ただの人」になりますよ。オシャレには見られません。

 

「上下でバランスをとる」

という考え方から、シワをつける、アイロンをかけるという選択ができると
一番良いですね。是非ご参考に。

 

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