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【Q&A】女性にモテる服装とオシャレな服装の違い

 

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今回はMBのファッションお悩み相談所。
読者の方のQ&Aに回答します。
 

このご相談は洋服が好きになった方が一度はぶつかる悩み。
同じ悩みをお持ちの方は是非参考にしてみてください。
 

好みを取るか、女子ウケを取るか

 

今回のQ&Aはこちら。

ペンネーム:ドンコーム

『こんにちは。
今回相談させていただきたいのはファッションに関して自分の好みを取るべきか女子ウケを取るべきかという問題です。
私は大学2年でおしゃれに興味を持って1年ほどになります。
服やアクセサリーを揃えてコーデを増やすごとに「おしゃれだね」と異性から言ってもらえる機会も増えました。
しかしだからこその悩みが出てきました。
それが先述した
「自分好みのファッションを取るか、女子ウケするファッションを取るか」
という問題です。
 

元々私がファッションに興味を持ったのは女子ウケを良くするためでした。
また私の服の好みも比較的シンプルでドレス寄りの着こなしを良くするため大多数の女子からのウケは良い方だと思います。
これだと一見おしゃれをする目的と私の好みが一致しているように思えますが、最近少しずつファッションにこだわる理由が変わってきました。
具体的にはこれまで女子ウケさえすれば良かったのが、服などの商品そのものの面白さを楽しむようになっていたんです。
 

今は複雑なディテールを持ったカジュアルな服も着てみたいですし異常なほどオーバーな着こなしもしたいと思ってしまいます。
それでも相変わらずシンプルなファッションは好きなのですが、自分の中のこれからどうやって服を選べばいいのか、その軸が失われているのは事実です。
曖昧な質問で申し訳ないのですがこの複雑な気持ちにどう折り合いをつければ良いでしょうか。お答えいただけると幸いです。』
 

 

質問ありがとうございます。この質問に答えていきましょう。
 

これは服好きが抱える永遠の悩みでしょう。
回答としては「目的と手段」を分けて考えるとわかりやすいですね。
 

質問者さんの場合、当初は目的が「モテたい」でその手段としてファッションを選んでいた。
つまり主従関係でいうとモテたいという気持ちが「主」でファッションが「従」だった。
それがいつのまにか手段だったファッションが目的そのものに変わってしまった
「従」だったファッションが「主」に変わってしまったわけです。
 

これはよくある話。
最初はモテたいと思い洋服を選んでいたけれど、様々な洋服に触れていくうちに「この素材面白いな」「こういうシルエットがあるんだ」「このブランドってこんな感じなんだ」と、どんどんファッションという文化の深みにハマっていきファッションそのものが好きになってきた。
 

そしてこの問題を難しくしているのは「ファッション的に優れているからといって褒められやすいわけではない」ということ。
 

 

分かりやすく言うとファッションはれっきとしたアートではありますが、絵画や彫刻などの他のアートとは異なります
アートでありながら「機能性や社会性が求められる実用品」という側面も持ち合わせているのがファッションの大きな特徴です。
 

アートであり実用品、そんなファッションを認識するには?

 

絵画や彫刻は純度の高いアートですが・・・
「寒いから服を着る」「裸で歩くとマズイから着る」「外見をよく見せたいから着る」など
ファッションには社会性や防寒性など「実用性を保つためのものでありながらもアートである」
という側面があり、ここがファッションを難しくしているポイントでもあるわけ。
 

例えばどんなにアートとして優れているからとはいえ、ビリビリに破いたマルジェラのニットやジップがたくさん付いているギャルソンジャケットを私の母親や祖父母が受け入れるのはなかなか難しいでしょう。
 

90年代に流行った「Helmut Lang(ヘルムートラング)」というコレクションブランドは、アメリカの画家であるジャクソン・ポロックの代表的な手法であるペンキを撒き散らすアクションペインティングを初めて洋服に落とし込みました。
(厳密に言うとヘルムートラングが初めてではありませんが、分かりやすいようここでは初めてと説明します。)
 


Photo by https://www.playful-dc.com/images/products/10190/10190_2.jpg
 

しかもTシャツなどでアクションペインティングを取り入れるのではなく、ジーンズに取り入れて使い込んだ際にペンキがついてしまったような風合いを表現した。
アートの手法であるアクションペインティングとファッションアイテムのデニムを融合させたわけです。
なのでペインティングデニムはアートとしてすごく価値が高いものではありますが・・・例えそうだとしても普通の人からすると「ただの薄汚たデニムじゃん」としか思われないのも事実
 

 

これはバンクシーの絵を見て「ただの落書きじゃん」と言うのと同じ。
 
認識しているようでしていない人が多いかもしれませんが、
アートにはリテラシーが必要なんです。
 

美術館に行って「よくわからない絵が並んでるな」と思う人も多いかもしれませんが、アートは知れば知るほど面白くなるもの。
何も知らない状態で見ても面白くないんです。
例えばルールを知らない状態でNHKで放送している将棋の対局番組を見ても面白くないでしょう。
 

アートも同じで楽しむにはリテラシー、教養が必要。
学んで知っている状態だからこそ実物を見ると感動できるものであり、「アートだから自由だ」という根拠のない主張がなぜか流布されているけれど「すごいアートは見るだけですごいとわかる」ものではないんですね。
 

もちろん感性の鋭い人なら何も知らない状態でアートを見ても感動できることがあるかもしれませんが・・・基本的にアートはリテラシーがない状態で見て感動できるものではない
 


Photo by https://otokonokakurega.com/wp-content/uploads/2020/09/600af02925940b2cc537143fa6fdfd4d-600×400.jpg
 

バンクシーの絵を見て「かっこいい」「かっこ悪い」くらいはわかるかもしれないけれど、バンクシーがどうしてこういうペイントをしているのか、どうしてこのモチーフをこのように描いているのか、そうした知識を予め学んでおかないと実物を見たときに感動できないんですね。
 

例えば私が好きなマークロスコという現代アート作家。
彼の絵を何も知らない状態で見るとただペンキで落書きしているようにしか見えないので昔からよく2chなどで話題に上がります。
「こんな絵に何億も払う奴がいるバカじゃねーの」というように。
 


Photo by https://img20.shop-pro.jp/PA01188/451/product/118539707.png?cmsp_timestamp=20170531013347
 

しかしマークロスコの絵は「瞑想する絵」と言われていて当然落書きではなくきちんと意味があるんですね。
マークロスコは「瞑想する絵」というテーマをしっかり理解してもらうために自分の作品を他の作品と混ぜないよう、日本の千葉県佐倉市に「ロスコルーム」というマークロスコの作品しか置いていない部屋をわざわざ作るほど。
 

それくらいこだわりのあるれっきとした意味のあるアートなのですが・・・そうしたリテラシーのない状態でマークロスコの絵を見てもただペンキが塗ってあるだけにしか見えない。
 

このようにアートにはリテラシーが必要なのです。
だから実用品として洋服を見ている人とアートとして洋服を見ている人では、そもそも視点が違うので認識を埋める手段はないと私は思っています。
 

 

ただ質問者さんの問いに答えることになりますが答えは簡単。
質問文にあったように
「服好きを取るか、女性ウケを取るか」の二者択一にする必要がそもそもない
むしろどちらも受け入れてしまうと良いのではないでしょうか。
 

例えば女性と会う時間が長い日は女性ウケの着こなし、質問者さんが言うところのシンプルでドレスライクな着こなしをすればいい。
一人で出かけるときや服好きが集まる新宿伊勢丹、阪急メンズ館などに行くときは服好きが唸る自由な着こなしをすればいい。
 

これでいいんです、わざわざどちらかに絞る必要はない。
質問に「服を選ぶための軸」という言葉がありましたが、実は海外では二者択一ではなく様々な側面の自分を持つことがファッション的には至極当たり前なんですね。
なのでこうした悩みが出てくるのはもしかすると日本人だけかもしれません。
 

「本当に服を楽しむ」ということ

 

海外ではTPOによって洋服を変えることが当たり前に浸透しています。
つまり複数のスタイルを使い分けることこそがファッションであると認識しているわけ。
 

例えばロンドンの街でワイドパンツにボサボサ髪でスケートをしている青年も夜のパーティーになると髪をきっちりアップにしてタキシードを着る。
一般的にファッションに疎いとされているアメリカ人でさえこうしたTPOをちゃんと意識して洋服を着用しています。
 

ハリウッド映画を思い出してみてください。
すごく汚い家でボサボサの髪にボロボロのTシャツを着ている人が夜のパーティーになるときっちりタキシードを着て髪をバックにしてかっこよくパーティーに行く、というシーンをよく見かけませんか。
タイタニックにもそんなシーンがありましたね。
 

TPOを意識するのは海外では当たり前のことで「複数の自分を使い分ける」ことこそがファッションそのものなんです。
 

「軸が必要だ」「個性がないんじゃないか」と思う人もいるかもしれませんが、仮に軸や個性みたいなものがあるとしたら
あなたの軸や個性は単一のスタイルだけで表現できるものなのでしょうか。
 

仕事をしているとき、家にいるとき、趣味を楽しんでいるとき、恋愛をしているとき・・・日常生活の中で自分自身は様々な多面性を持ち、使い分けながら過ごしているでしょう。
好きな女性と話すときと会社の上司と話すときとで同じテイストで話す人はそうそういないはず。
自己表現、軸、個性というのは単一のテイストで語れるほどシンプルなものではなく、人は本来もっと多面的で複雑なもの。
 

にもかかわらず軸や個性に囚われて凝り固まった思考で自分をひとつのスタイルに無理やりはめ込まなければならないのはどう考えてもおかしいと思います。
 


 

もう少し説明すると「個性」というものの捉え方を少し間違えているのではないでしょうか。
単一のスタイル、単一のテイストを身に着けることが個性ではない
 

私はこうした話のときよくハイブランドを例に出しますが・・・
ディオールやヴィトンなど誰もが知っているハイブランドでもシーズンごとにテーマは異なります。
時にはミリタリー、時にはワーク、時にはドレスなどその時々で表現の方法が変わる。
しかしシーズンが変わったとしても、そしてデザイナーが変わったとしても、ディオールのエレガントさや個性は変わらずに感じられるんです。
 

これがスタイルとトレンドの大きな違いだと思います。
スタイルは個性であり、トレンドは表現方法です。
ディオールというブランドでは創業者クリスチャン・ディオールの個性がスタイルとして連綿と受け継がれていて、どんなトレンドの時代だろうと誰がデザイナーであろうとディオールの個性がほのかに香るよう作られている。
これが本当のスタイルであり本当の軸であると思っています。
 

このスタイルとトレンドの話は私が勝手に言っているわけではなく、日本語訳されていないような海外コレクションの雑誌で見かけることもあります。
個性というものを単一のテイストで捉えるのは正直言って浅はかなこと。
 

個性というのはどんなトレンド、どんなアイテム、どんなテイストでもその人となりがわかるということです。
だから決してアート的な洋服と女性ウケする綺麗な洋服の二つが両立しないわけではありません。
 

実際私も女性と会うときは女性ウケが良い洋服を着るし、新宿伊勢丹に行くときは自由な格好をして、コムデギャルソンの青山店に行くときは2枚ジャケットが重なっているようなバキバキなアイテムを着ることも。
 

これでいいと思うし、そもそも人はシンプルなものでなく多面的で複雑なもの。
そして個性というものは単一のテイストに縛られるほど不自由なものではないと思います。
 

たくさんあるテイストを飛び越え様々な着こなしを楽しむことこそが本当の服好きではないでしょうか。
単一のテイストでないと自分の軸がない、と考えることの方が服好きから離れていると私は思います。
なので是非質問者さんもひとつのテイストにこだわらず、もっと自由に洋服を楽しんで様々な自分を表現してもらえるとイチ服好きとしては嬉しい限りです。
 

ということでQ&Aに回答させて頂きました。
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