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前回、「ファッションで勘違いしがちな10のこと」の続き。
今回は「後半」です。
未見の方は前半からお読みください。
ファッションで勘違いしがちな10のこと(前編)【スーツのタグは切る?ポケットや袖にある仮縫いの糸は切るもの?】
「俺は〜〜が似合わないんだよな。」
「自分はお腹が出ているからスキニーがはけない、つらい。」
など身体的特徴でどうしても似合わない・・・いや、似合わないというか「着ることができない」
ものはある程度存在しますが。
多くの人が根拠なしに言う
「自分は〜〜が似合わない」は
大体全て勘違いです。
「ミリタリージャケットが似合わない」
「Gジャンが似合わない」
などはまだ分かるのですが、聞いた中で一番「これは・・・」と思ったものが、
「私は白シャツが似合わない」というもの。
いやいや、白シャツが似合わないって。
特徴的なデザインやシルエットなどであれば別ですが、プレーンな白シャツが似合わないって。
多くの人が購入した服を家で着てみて・・・
「どうもしっくりこない」
「店員さんと比べてみて、なんか見た目が野暮ったい」
↓
「自分には似合わない」
と短絡的に結論付けてしまっていますが、
KnowerMagですでに何度か述べている通りバランスや着こなしを意識すれば
そうそう似合わないアイテムはありません。
もちろん特徴のあるアイテムなら別です。
Photo by http://auctions.wing.c.yimg.jp/sim?furl=auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/bi142/users/2/6/2/0/lalala04rai17-org-1433638825190920&dc=1&sr.fs=20000
例えば和柄のシャツなど。
肌の色が黒い人や、体型がゴツゴツとした人が着ると「その筋」の人に見えてしまうという意味で
ファッション的に似合わない・・・などはあるでしょう。
(ある意味似合いすぎているのかもしれませんが・・・)
しかし、ベーシックなアイテム、とりわけ無地のものなど。
シャツやジャケットやGジャンやニット・・・などなど。
これらのアイテムが「似合わない」というのは概ね勘違いです。
正しい着こなしを実践できていないため、
サマに見えないだけです。
メンズで一番多い勘違いは「自分はショーツが似合わない」というもの。
脚が短く野暮ったく見えてしまう・・・というものですね。
これはすでに以前KnowerMagでショーツの着こなし指南を書いていますが、
ある箇所さえ気をつければ脚は長くショーツでも綺麗に見えます。
未読の方はこちらをどうぞ。
※参考記事
日本人はショートパンツが似合わない?短パンを上手に着こなす3つの裏技
頭ごなしに「自分には似合わない」とするのではなく、
まず着こなしやバランスを考えて試行錯誤してみましょう。
困ったら毎週配信しているメールマガジンをご利用ください。
コーディネート診断のコーナーやQ&Aも備えており、あなたのおしゃれをサポートしています。
「ニットはすぐ毛玉になり、ダメになるからやめとこうかな・・・」
これはもう宿命です。ニットは毛玉が出来るものだと思わなくてはいけません。
Tシャツが洗うたびヨレていくように、
デニムが洗うたび色が薄くなっていくように、
レザーが着ていくうちに伸びていくように、
ブーツが履いていくうちにソールがすり減るように、
ニットは概ねどんなものでも着ていくうちに毛玉が出来ます。
化学繊維であっても経年で変化しない洋服はほとんど存在せず、
それぞれ違った形で経年の変化(劣化)が起きてしまうものです。
その宿命を受け入れて物を選んだり、洋服をケアしたり、大事に着たりすることが良いのであり、
「毛玉になるからやめよう」と言いだしていたら、
ほとんどの洋服が使えません。
ニットの毛玉だけがやたらと経年変化の「やり玉」に挙げられることが多いのですが、
実に全ての洋服に経年変化は存在しますし、
ニットだけがとりわけ劣化しやすいということではありません。
ちなみにニットを長持ちさせるコツは、
まずきちんとクリーニングに出すことです。
1シーズン着用したら必ず1度はクリーニングにだして綺麗にすることがポイント。
見た目に汚れていなくても、汚れは長い時間をかけて徐々に浸透し、
次シーズンまでタンスにしまっておいたら、気が付いたら黄色いシミになっている・・・
なんてこともそう珍しい話ではありません。
またニットを家庭用洗濯機で洗ってしまう方もいらっしゃいますが、
基本的にニットは家では洗えません。
一部「ウォッシャブルニット」と言って家庭用洗濯機でも対応可能なものもありますが、
多くは通常の洗濯では痛むものばかりです。ドライクリーニングがオススメです。
なので大事に着たいならばきちんと1シーズンに1度程度は
クリーニングにだしてケアしてあげましょう。
またニットは着用後のブラッシングによって毛玉の発生をある程度防げます。
そもそも毛玉は摩擦によって起きるもの。着用後はニットの毛並みが乱れて、
絡まりやすい状態になっているので、
ブラッシングして整えることで、ある程度毛玉の発生は防げます。
ニットケア用のブラシなどはLoftなどの雑貨屋さんに行くと揃っています。
気になる方は是非足を運んで見に行ってみてください。
Photo by http://ecx.images-amazon.com/images/I/513zdVySlpL._SY355_.jpg
「ラスト1点ですとか・・・見え見えのウソつくなよ。」
店員さんの常套句である
「これラスト一点なんで〜早く買わないと〜」
という言葉。
言われた瞬間9割以上の人が「ウソつけよ、このやろう」と思うキーワードかと思いますが、
実はこれは本当のことが多かったりします。
というのもアパレルは通例、追加生産なしの売り切り商売。
今ある在庫がなくなったら余程でない限り追加生産は行いません。
「行いません」というか「行えません」の方が正しいか。
これはアパレルがデザイン・縫製・生地・販売とエンドユーザーに届くまでのフローを
それぞれ異なる複数の会社が業務を手がける非効率性から来ること。
「需要のある商品を、自由な時期に供給できない」というジレンマが昔からあるのです。
アパレルの生産背景・システムに関しては下記記事をご参考に。
少し業界に詳しくなった気がすること請け合いです。
※参考記事
実はセール品は買っちゃいけない?福袋は絶対NG?情報や手間無しにセール品に手を出すと・・・!!「価格」と「価値」について考える!!
上記記事を読めば納得ですが「ラスト1点」という状況は往々にして起こりやすく、
ショップスタッフが言う言葉に実は嘘はなかったりするのです。(これに関しては、です。)
「デザインが入ったアイテムはオシャレ!」
これは大学生など「ファッション初心者」にありがちな勘違い。
ファッションに興味が出始めた人は、当然「オシャレ」に対して手探り状態です。
手探り状態だと・・・
「とにかく今まで着ていたものと違うものを」とデザインモノを求めがちです。
Photo by http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/diablos/cabinet/diablos4/b834-97539-2a.jpg
例えばこんな感じ。
裾を折り返すとチェック柄が出てくるもの。
妙にワッペンや刺繍などがついているもの。
初心者にありがちな勘違いです。
「デザインが入ったものがオシャレ」なのであれば、
それほど楽なことはありません。
オシャレとは単品のデザイン性で決まるものではなく、
全体のバランスで決まるものです。
また無為にデザイン物を求めてしまうと、いたずらに合わせにくいものを選んでしまったり、
また子供っぽくカジュアルすぎる印象に偏ってしまったりと
良いことはありません。
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シャツもこんな感じの派手な切り替えが入ったものは大学生の得意技!
悪いとは言いませんが、この服をオシャレに見せるのは至難の技です。
そもそもプロであるアパレル関係者でこんな切り替えのシャツを着ている人は見た事がありません。
特にスタイリストさんやデザイナーさんなど、
嫌というほど服を見ているプロの中のプロは、基本みなさん無地などのシンプル着が多く、
シルエットや色のバランスなどでオシャレに見せている方が多いです。
デザインは入れば入るほど子供っぽく見えてしまうものですから、
控えめに使わなければ逆効果なのです。
「結局ある程度お金かけないとオシャレにはなれないんでしょ?」
もちろんそんなことはありません。
このサイトKnowerMagのテーマは
「センスもお金も必要ない、オシャレに必要なことは知ること」
というもの。
オシャレとは着こなしの法則や方程式さえ掴んでしまえば、
ユニクロや無印良品でも、道行く人が振り返るくらいのオシャレは可能です。
数学と同じ、「1+1=2」で語れるものなのです。
ついつい感覚的に語られがちなファッションの世界ですが、
同じ人間が客観的に評価するものである以上、そこには法則があり、
法則がある以上、合理的な正解が存在するものです。
要するに「おしゃれに見せる方法」は存在するのです。
毎週日曜日発行しているメールマガジン「最も早くオシャレになる方法&コーディネート診断」では、
詳細な解説付きでおしゃれになる方法を配信しています。
また「オシャレの論理」や「オシャレの方程式」はもちろん、
メルマガで紹介されたものをそのまま購入してしまえば即時オシャレになることも可能です。
紹介するものはユニクロや無印良品などのアイテムも多く、お金もかかりません。
実際の着こなし法などを写真も踏まえて紹介するので、より具体的に理解しやすく整えてあります。
さらには読者さんの服装をチェックしてくれる「コーディネート診断」や
悩み相談を受け付ける「Q&A」も備えたもの。
量も毎週30000〜50000文字程度の超特大ボリュームとなっています。
(月間20万文字近く!ファッション雑誌を一冊買うよりも圧倒的に多い文字量です。)
おしゃれは感覚的なものではなく、論理的に構築可能なのです。
それをメールマガジンでお届けします。
単なる読み物としても十分に満足できる内容です。
毎週展開している「ファッション基礎講座」ではモノの選び方・・・
例えば「テーラードジャケットを買う時はどこを見ればいいか」「どこの何がオススメか?」などもお教えしています。
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私はこれで日本のファッションを底上げします。
そのくらいコンテンツに自信あり。誰もが納得できる論理的な内容にまとまっています。
初月は無料。
試し読みをして気に入らなければ初月解約で全く構いません。
タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。
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