やっちゃいけないNGファッション

ファッションで勘違いしがちな10のこと(前編)【スーツのタグは切る?ポケットや袖にある仮縫いの糸は切るもの?】

 

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今回は「ファッションで勘違いしがちな10のこと」をテーマに紹介します。
あなたも勘違いしていませんか?
是非チェックしてみてください。

 

「ポリエルテル?ナイロン?高級ブランドのくせに安い素材使ってるなぁ。」

 

高級ブランドの通販ショップで素材を見ると「ポリエステル」だの「ナイロン」だの書かれている。
それを見て・・・
「高いくせにポリとかナイロンとか安い素材ばかり使ってるんだ!ひどい詐欺ブランドだ!」

 

と勘違いする人は意外といるものです。
「ポリエステルやナイロンなどの化学繊維=低価格でチープな素材」
という誤解ですね。
10年以上前に私がショップスタッフをやっていた時からこういった声は多く聞きました。

 

ナイロンやポリエステルだから安い訳でもなく、
また同時にウールやリネンだから高級素材な訳でもありません。

 

例えば最も分かりやすいところで言えば、

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Photo by https://s0.smlycdn.com/data/product2/2/79796ea78574f574eb31b7374d6dde8da4ae154a_l.jpg

 

「Arc’teryx/アークテリクス」などの高級アウトドアブランドは
ナイロンやポリエステル使用でも10万円を超えるアウターなども少なくありません。

 

素材としては「GORE-TEX/ゴアテックス」などが有名ですが、
3層構造のポリエステルで耐久性・防水性・透湿性などを高めたものなどは
値段相応の見た目と機能性をきちんと持っています。
低価格な素材をブランドネームで無為に高値に設定しているわけでもありません。

 

また「高級ブランドが使うナイロン」で有名なところとしては
「PRADA/プラダ」が好んで使う「リモンタナイロン」という素材です。
1800年代にイタリアで創業した老舗の素材メーカーであるリモンタ社の素材は、
全く洋服を知らない人が見ても明らかに違いがわかるくらい光沢と滑らかな表情です。
極上のスーツのような風合いは「ナイロン」というカジュアル素材に革命をもたらしたもの。

 

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Photo by http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/agora-web/cabinet/05/img59941599.jpg

 

最近では「Orobianco/オロビアンコ」などのイタリアのバッグブランドなどでも使われ、
巷でもたまに見かけるようになりました。

 

このような代表例から分かる通り、
「ポリエステル、ナイロンだから安い素材だ」というワケではありません。
ポリエステルでも高い素材、手間のかかった素材は山ほどあります。
通販などの素材名だけで素材の良し悪しを判断するのは早計でしょう。

 
 

・・・またもちろん「高い素材が絶対に良い」という意味でもありませんので、
こちらも誤解なきよう。安い素材でもオシャレは出来ますし、
素材次第でオシャレが左右されるということはありません。

 

「こんなパツパツのデニム、とてもじゃないけど穿けないよ。サイズUPさせなきゃ。」

 

「スキニーデニム」などの極細デニムはどんなものでも伸びることが前提です。
パツパツに張ったデニムは余程特殊な生地でなければ、
穿いているうちに徐々に伸びてくるものです。

 

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Photo by http://www.gap.co.jp/webcontent/0008/798/721/cn8798721.jpg

 

ウエストのボタンが閉まるか閉まらないかで「こりゃキツい!無理だ!」と諦めてしまう人もいますが、
特殊素材ではない通常のスキニーデニムであれば、一番上のウエストボタンが止まらないくらいでも、
1週間もすれば馴染み、しっかりとボタンが止まるようになります。

 

むしろ穿き始めにちょっとキツいくらいのサイズを選んでおいたほうが、
自分の腰まわりに合わせて伸びてくれるため、理想的な形になる傾向があります。

 

特殊素材ではない普通のスキニーデニムを買う時は、
少しキツいくらいのサイズを選ぶと良いでしょう。

 

 

ちなみにショップスタッフさんは・・・
「キツいかな」と言えば「着ると伸びますよ」と返し、
「大きいかな」と言えば「洗うと縮みますよ」と返すもの。
買ってもらいたいがためにテキトーな常套句でごまかそうとするのは彼らの悪しき習慣です。
(ショップスタッフの方、胸に手を当てて考えてください)

 

しかし少なくとも、スキニーデニムの「伸びますよ」だけは本当です。
彼らを信じてあげてOKです。

 

 

「世の中、”安かろう悪かろう”。ユニクロの質は最低レベルだよ。」

 

「ユニクロは安かろう悪かろうだ!」と指摘する人もいれば
「コストパフォーマンスだけで考えるならユニクロが最高だ!」と言い放つ人もいます。
これはどちらが正しいのでしょうか?

 

まずユニクロの製造原価率は概ね38%程度と言われています。
10000円の商品を3800円で作っているという算段ですね。

もちろんここから販売員の給与だったり物流コストだったり様々な価格が乗っかりますから、
38%だから「10000円売ると、6200円も儲けている!」という単純計算ではありません。

 

この原価率が高いか安いかでいえば・・・
百貨店やセレクトショップなどの製造原価率は10%台後半〜20%台前半程度。
高級デザイナーズブランドなどでも30%弱程度が普通ですから、
単純に「価格に対してお得」なのは「ぶっちぎりでユニクロ」と言って良いでしょう。

 

 

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Photo by http://dqaeric34olch.cloudfront.net/lists/118683/img_0/original?1434346933

 

夏物なら「スーピマ」「リネン」。
冬物なら「カシミア」「ハイゲージウール」。
定番ものなら「カイハラデニム」。

高級素材を驚くような価格で提供するのがユニクロの強み。
「安かろう悪かろう」と言われたくない、というのは柳井社長の信条です。
素材を大量に確保したり、消化率をあげたりと、
価格を下げる努力をどの企業よりも真剣に取り組んでいます。

 

海外のファストファッションブランドよりもはるかに高い原価率を誇っており、
日本が作る「良質な物作り」の代表ブランドと言えるでしょう。

 

実際、タグを外してユニクロのTシャツやニットやデニムなどをショップスタッフに見せても、
100人中100人が価格を正確に当てることは出来ないでしょう。
私はユニクロのハイゲージウールを見て「10000円くらい?」と言ってしまう自信があります。

 

もちろん「素材が良いからユニクロが素晴らしい!」ということはあり得ません。
洋服は素材のみで価値が決まるわけではありません。

洋服の印象や価値を決めるのは
1.デザイン
2.シルエット
3.カラー(素材)
この3要素です。

 

デザインやシルエットなどと総合的に絡み合い、価値が決定されるものです。
素材が抜群に良くてもダサいアイテムなどは市場に星の数ほどあります。

 

だがしかし、少なくとも、
「ユニクロは”安かろう悪かろう”だ!」と言い切れるような材料はありません。
むしろコストパフォーマンスに優れており、日本が誇るべき良質ブランドと言えるでしょう。

 
 

「なんだろう?この腕元のタグ?でもかっこいいからそのままでいこう!」

 

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Photo by http://blog.uktsc.com/data/original/0/11/6c377dcde3252cd8a26192aa4137fc87684a4d93.jpg?1348745464

 

こんな感じに
スーツの袖口についている「素材表記」などのタグや・・・

 

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Photo by https://antenna.jp/image/OwidhP4ReQ4alQIj3GV7Hv5UX7t7LWXM

 

「あれ?ポケットがあるのに縫い付けてある?・・・そうか、フェイクなのか!」
と思っちゃうポケット内側の縫いつけてある糸。

 

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Photo by http://ks.c.yimg.jp/res/chie-que-13100/13/100/079/383/i320

 

「面白いデザインだなー。後ろの裾に×印に白い糸が縫い付けてある。」
と思っちゃうジャケット後ろ裾の縫いつけてある糸。

 
 

これらは全部、購入後に切り取るものです。

 

これ電車に乗って移動すると、ほぼ必ず1日に1人は見かけます。
スーツの袖にタグがあるままだったり(稀にこういったデザインモノもありますが)、
後ろ裾に縫い付けてあるしつけ糸をとっていないサラリーマンは本当に多いです!
新しくスーツやジャケットやコートを買った人はとにかく一番始めにチェックしてください。

 

「だったら初めから洋服屋さんで切っておいてくれよ!」

と思うかもしれませんが、裾のしつけ糸などは型崩れ防止などの意味も込めているため、
「購入後に切ってください」というのが普通です。

 

きちんと親切丁寧な対応が出来る店員さんであれば
「購入後こちらは切ってくださいね〜」とご案内するものですが、
経験則ですが7割以上の店員さんがご案内してくれません。

 

「そんなの知ってるよ」と思われるかな・・・と不安で言わないのでしょうが、
知らない人も多いワケですから、ご案内するべきことはきちんとしないと。

 

これを読んで「えっ!?切るものなの!?」と思った人は
バレないうちに静かに切っておきましょう!

 
 

「全身同じブランドで固めるのがイチバンおしゃれだろ?」

 

「全身同じブランドで固めよう!」
「全身同じテイストで固めよう!」
「全身バイカースタイル!」
「全身モードスタイル!」
「全身カジュアルスタイル!」

・・・と。
日本は洋服を着だした歴史がまだまだ浅いため、
こういった「特定カテゴリー」に頼りがちです。

 

街で着るおしゃれは「ミックス」が前提であり、特定のカテゴリに偏ることを良しとしません。
元来デニムはワークウェアであり、
元来スウェットはスポーツウェアであり、
元来テーラードジャケットはドレスウェアです。

「もともと街着のために作られた服」というのは実はかなり少なく、
ほとんどの服が違う目的のために作られた服であり、それをミックスしてうまく着るのが「街着」です。

 

本KnowerMagでも「ドレスとカジュアルのバランス」を理論の軸としていますが、
ミックスが前提だけにおしゃれの肝は「いかにしてバランスをとるか」ということ。

 

未読の方は下記記事を読んでください。
メンズファッションの大原則が書いてあります。

 

参考記事
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?

 

ヨーロッパなどの海外ファッションスナップでは
ロングコートに派手なスニーカーや、
ジャケットにスウェットパンツなど、
派手な「ミックス」を見かけますが、あれが本来は街着のスタイルなのです。

 

単一カテゴリに頼ることは、おしゃれへの遠回りになります。
同じお店、同じテイスト、同じブランド・・・そういった偏りはなるべく避けると良いでしょう。
肝心なのは異なる幾つかのテイストをいかにミックスするか、なのです。
またそれは上述の参考記事をお読み頂ければ理解できるはずです。
ぜひ一読ください。

 

 

 

・・・いかがでしょうか、
「ファッションで勘違いしがちな10のこと」。
残りは後半にてお届けします。お楽しみに。

 

 

ZARAやH&Mなどでもおしゃれは可能!

 

毎週日曜日発行しているメールマガジン「最も早くオシャレになる方法&コーディネート診断」では、
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