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あなたは、「いつもMサイズを着ているから」といって、
毎回の買い物で無思考にMサイズを選択していませんか?
実は「サイズ選び」ってもっと自由にすべきなんです。
コーディネート全体のことを考えて、サイズを自由に選ぶ
「僕ホントはMサイズがちょうどいいんですけど、これはあえてLサイズにしてるんスよ。」
ショップスタッフはそんな風に柔軟にサイズを選びます。これは”ある特定のスタッフさん”に限る話ではありません。全国どこのショップスタッフでも”オシャレな人”はそういった柔軟なサイズ選びをしています。
皆さん勘違いしがちなのですが、
「体型に合ったサイズが一番格好良くなる」とは限らないのです。
大きすぎることもなく、小さすぎることもないちょうど良いジャストサイズ。確かにそれはひとつの基準ではあります。しかし「オシャレ」とはコーディネート全体の論理です。洋服単体のサイズが合っているとかいないとかよりも、
「全体でどう見えるか?」が重要で最も優先すべきことなのです。
分かりやすい例を挙げましょう。
Photo by http://img02.hamazo.tv/usr/ambiance/2010ss01.JPG
例えばロングコートのインナーウェア。ロングコートは文字通り「着丈が長い」わけで膝上などに裾が位置します。一方でインナーの着丈は普通であれば腰位置ジャストくらいになります。そうすると着丈の長さに大きな違いが生まれて、「インナーの着丈が足りていない」様な印象にもなります。いわゆる「ツンツルテン」という状態。
Photo by http://www.deepinsideinc.com/blog_byintention/wp-content/uploads/2014/10/by141015DSC04958.jpg
多くのショップスタッフが実践していることですが、ロングコートを着た時のインナーは少し着丈長いものを選ぶと良いです。アウターとの着丈の差が緩和され、ツンツルテンな印象がなくなります。それに加えて着丈が長いと腰の位置が隠れ気味になるので、脚がどこから始まっているかが分かりにくくなります。結果胴長短足の日本人体型をごまかすことにもつながります。
しかしカットソーなどは特に「一枚で着た際のスタイル」を想定して作ることが多いですから、ジャストサイズで着るとそこまで着丈は長くなりません。なのでロングコートに合わせるインナーは「1サイズUP」させて買ったりするのです。
「でもそんなことしたら、コート脱いだ時に身幅や袖が長くて格好悪くならない?」
と思うかもしれません。実はその通りです。
オーバーサイズにすれば脱いだ際のスタイルはやや格好悪くなります。
しかし上で書いた通り、「コーディネートは全体の論理」です。コートを着用している時間の方が長いのなら、脱いだ時に多少格好悪くたって良いじゃないですか。肝心なのは「全体の印象」なのですから。
わずかな例外的なケースに囚われて
全体の格好よさを逸してしまうなんて
本末転倒ではありませんか。
コートを脱いだ時のことまで考えて、コートを着ている時の格好よさを損なわせる必要はありません。二兎追う者はなんとやらです。両方考える必要はありません。あなたが重要視したい方に合わせてサイジングは決めるべきなのです。
しかしもちろん誤魔化す方法も存在します。
私もこういった着こなしを実践しますから、レストランに入った時にインナーだけのスタイルが気になることもあります。
そんな時はバランスを隠せる様にストールをカバンの中に忍ばせています。レストランに入ってコートを脱いだら、バランスがバレにくい様にサッとストールを肩からかけてコーディネートを隠したりします。それで十分です。
また、もし「コートを脱いでいる姿」を重要視したいのなら、ストールを前に垂らしてインナーの着丈が見えないように隠してしまえばいいんです。コーディネートにはこういった「誤魔化すテクニック」が幾つも存在しており、概ね悩みや困ったことは解決できるんです。
他にも「サイズをジャストサイズで選ばない」例えとしては、「アウターライクにパーカーを着る時」などでしょうか。
Photo by http://www.neqwsnet-japan.info/wp/wp-content/uploads/2013/01/tumblr_mbcd3nQhKh1rw5ik3o1_400.jpg
パーカーをシャツやカットソーやニットの上から着て、「アウター風」にパーカーを使おうとする人は少なくありません。しかしパーカーをジャストサイズで購入しているあまり、重ね着した時にもこもこと着膨れしてしまっている人を見かけます。
そんな時は「服はジャストサイズで買うべき」なんて固定概念を捨てて、あえて1サイズUPで購入すればいいのです。インナーに服も入るようになるし、アウターライクな見た目にも変わる。仮にもし袖が長いのが気になるならお直しに出せば良いだけ。
サイズ選びはもっと自由にした方が
コーディネートの自由度が広がり
オシャレが加速するはずです。
サイズ選びを提案しない販売員たち
どこのお店も店頭だけでなくWEB通販を導入するオムニチャネル化が拡大しており、洋服売上の通販比率は年々高くなる一方です。そうすると多くの人は「ジャストサイズ」でしかモノを買わなくなります。手元にその洋服がないのだから試着ができない、1サイズUPなどはなかなか怖くて手を出しにくくなってしまうでしょう。
店舗で洋服を買うのが普通だった時代には、きちんとアドバイスをしてくれる販売員がたくさんいました。「これはあえて1サイズ上げた方が良いよ」「ちょっとキツいかもしれないけど、こっちの方が格好良いからSサイズでいきませんか?」などなど。理屈も着こなしもきちんと説明して、その上でサイズを提案してくる”ちゃんとした”スタッフさんがいました。
今は通販に売上のパイが獲られ、店頭販売員の給料は相対的に下がってきているでしょう。通販売上が徐々に増えてくるにつれて、店舗で売っている金額が下がっているのだから当然です。ショップオーナーは店頭販売員の給料を下げるか人数を削減して、WEB技術者に払うお金を増やす判断をするはずです。
そうなると良い販売員もいなくなります。稼げなくなれば他の営業職などに転職する方でも出てくるでしょう。実力がある人ほどそうなるはずです。おカネが回っていない市場ならば低質化するのは当然です。
今は通販はもちろんスタッフさんもそういった提案をしてくれません。「いつもMサイズなんです」と言えば「ああ、じゃあMサイズどうぞ」で終わりです。「あえて1サイズ上げるor下げる」なんて面倒な提案をわざわざする人は少なくなってしまいました。
デザインも色も選ぶのに、サイズは固定してしまう
洋服のサイズ選びはもっと自由にすべきです。
ルーズに見せたければ1サイズUPして、
タイトに見せたければギリギリまで着れる限界のサイズをチョイスして。
「自分はMサイズしか着れない」と思っているならばそれはとても勿体ないことです。選択肢をとても狭くしています。色もデザインも選ぶのに、何故多くの人は「サイズだけは固定」と考えてしまうのでしょう。サイズも着こなし次第で自由に選んで良いのです。
毎週配信のメールマガジンでは、サイズの選び方などを解説することも少なくありません。「このスウェットはあえてXLを選びましょう」「このパンツはジャストサイズがオススメ」など単純なモノの紹介ではなく、サイズ選びから着こなし指南まで細かく解説しています。興味ある方は是非。オシャレがどの媒体よりも早く確実に理解できるメルマガです。
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