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今回はUnitedAthle/ユナイテッドアスレについて紹介します。
名前を聞いてもピンと来ない人もいるかもしれませんが・・・実はかなりのシェアを獲得している有名メーカー。店舗を構えるようなブランドでもないし、直営サイトが有名なわけでもありませんので知名度自体はそこまで高くないユナイテッドアスレ。
しかしながら実は「ユニクロと同等かそれ以上のコスパを誇る格安良品ブランド」なのです。
ユナイテッドアスレとはどんなブランドか?
そもそもユナイテッドアスレとはどんなブランドか?
実はイベントTシャツなどを手がける「ボディーメーカー」です。
https://originalprint.jp/sample/wp-content/uploads/2019/04/UnitedAthle2.png
ほらよくあるでしょう?アーティストのグッズで背面に「〜〜〜2019コンサートツアー」なんて書いてあるライブTとか。もしくはイベントスタッフなどが着ているオリジナルのブルゾンとか。あれを作ってるのが「ユナイテッドアスレ」です。
ユナイテッドアスレのHPを見れば理解できますが、実はTシャツでもパーカーでもブルゾンでもバッグでもこのブランドの商品には大概オリジナルのプリントを入れることができます。そのためイベントTやスタッフグッズなどで使われるわけですが、こうしたブランドを「ボディメーカー」などと呼びます。「二次加工」できるワケですね。
https://www.image.tshirt.st/uploads/2019/06/27172353/085cvt01-01.jpg
他にもPrintstarだったりGILDANだったり山ほどこうしたボディメーカーはありますが、ユナイテッドアスレは国産ブランドらしく質にこだわっており代表作であるTシャツは「日本一の製品」と謳うほど。確かにタフで耐久性が高く作りも丁寧でしっかりとしています。「ボディメーカー」の製品はどこかテキトーなモノ作りも多いですが、アスレの製品はブランド品顔負けの品質を誇っています。実際取り扱い在庫数も国内で展開するボディメーカーの中では最多の型数、1万社もの取引先を誇るそう。
私が配信するメルマガでも5年前ほどからおすすめしているブランドで、当時はまだまだ知名度も高くなかったのですが・・・最近ではその品質の高さとデザインのシンプルさが評価されており、STUDIOUSなどのセレクトショップでも取り扱われるようなりました。Tシャツやパーカーなど二次加工を想定した商品が多いのですが、そうしたショップでは加工なしで素材のまま売られています。
上述の通りですがユナイテッドアスレの強みはその規模。国内最大手のボディメーカーなので生産ロットが半端じゃない。
あのイベントスタッフTも、あのアーティストのツアーTも、あのセレクトショップで売られている無地Tも全部ユナイテッドアスレ。洋服は当然作る量が多くなればなるほど単価が下がります、ユニクロと同じですね。大量に作ることができれば当然その分コストを抑えることができるので「良品を格安で」提供できるようになる。ユニクロがカシミア を1万円以下で提供できるのと同じ仕組みです。
だからアスレの品質は驚くほど高い。Tシャツやパーカーなど特にイベント用などでも需要があるものは桁外れの生産量なので、安いのに驚くほど上質です。もちろん大量に作り、多くの取引先が扱えるように、デザインはシンプルそのものです。ベーシックなものが目立ちますが、それでもユニクロよりは少し刺激のあるデザイン服なども多いので・・・
「シンプルすぎるユニクロにちょっと飽きてきた」
「品質が高く価格が安い賢い買い物がしたい」
なんて思う人には最適なブランドでしょう。
ユナイテッドアスレは「無地Tシャツ」だけじゃない!!!
さてそんなユナイテッドアスレ。
「ボディメーカー」ですから無地Tや無地パーカーなどしか展開していない・・・と思いきや。実はアウター類や小物類なども展開しています。これがまた案外クオリティが高くてしかもデザイン性も高い!そこで今回はあえて無地Tシャツや無地パーカーなど「アスレの定番品」ではなく、アウター類などを含めた「ユナイテッドアスレの買うべきアイテム」をいくつか紹介します。
アンダー1万円で「コート」も売ってるの!?
UnitedAthle/ユナイテッドアスレ
T/C エンジニア コート 7,700~8,500円
いきなりだけど「エッ!?」と思ったでしょう??
古着などでもよく見かけるコート、「エンジニアコート」「ショップコート」などと表現されます。
海外のスーパーマーケットやブックストアの店員さん、もしくは工場作業員などが着るのがこのコート。作業だけでなく接客などをこなす必要があるためジャケットに似たフォーマルライクなデザインになっているのが特徴。襟の形状ややや細身のシルエットなどどこかスーツやチェスターコートなどフォーマルライクなアウターを思わせます。古着などでもよく見かけるデザインですね。
ただしこうしたワークコートは完全フォーマルではなくあくまで「ワーク」のものなので、生地感はタフでガッシリとしたものが多い。スーツ用の滑らかなウールではなくハリと厚みのあるコットンポリのツイル素材でこのあたりはワーク調の印象があります。そのためロングコートでジャケットライクなデザインでも「キメすぎ」にならないのが特徴。スラックスを合わせても仕事帰り風にはならないし、かといってデニムを合わせても崩しすぎにもならない。「ドレスとカジュアルのバランス」が非常に取りやすいコートです。
https://c.imgz.jp/811/39732811/39732811b_16_d_500.jpg
もちろんこうしたアイテム、古着屋さんをあされば本場海外のワークコートを見つけることが簡単にできますが・・・古着だとどうしても汚れやサイズ感のミスマッチなどが気になります。ところがユナイテッドアスレならタフで上質な素材感でしかも格安でサイズぴったりなものが手に入る。
もちろんこの値段ですから、裏地はついていないし簡易的な作りです。真冬はとてもじゃないけど使えません。
しかしながら春秋のシャツ以上アウター未満の羽織りものとして使えるし、なにより上述の通りの合わせやすさもある。この値段とは思えない満足度は保証できます。ちょっとハリのある固めの素材なのでジャストサイズを選ぶと窮屈に感じる人もいるかも。ワンサイズ大きめを選んでも良いでしょう。かなりオススメです。
本格派な「マウンテンパーカー」が5000円未満!?
UnitedAthle/ユナイテッドアスレ
スイッチング シェル パーカ(一重) 4,895円(SALE価格)
今度はカジュアル寄りなアウター。
マウンテンパーカーですね。これがなかなか良い出来!!
ノースフェイスやコロンビアなど本格マウンテンパーカーと機能面ではさすがに劣りますが(値段が値段ですからね…)、見た目の印象は遜色ない!固めの素材で高級感があり、何より襟立ちがとても綺麗です。
この手のフード付きアウターはフード部分の襟立ちがとても重要。
襟周りが立ち上がり顔まわりのボリュームを出すことで小顔効果が働くからですね。
顔の大きさはスタイルを良く見せる上で必須事項。
「八頭身」という言葉通りですが顔の大きさ(頭でも良いですが)は体のバランスを図る基準点です。我々は道ゆく人のスタイルを見る際にも無意識に顔の大きさから手足の長さを測っています。あまり知られていませんがモデルの採用基準は「顔の良さ」では決してありません。モデルさんの最低ハードルは「顔が小さいこと」。顔が小さいとスタイルが美しく見え、外人のようにすらりと長い手足に感じるものです。
つまり我々一般人がモデルさんのように洋服を着こなすためには「顔を小さく見せる」のが重要。
そこで襟立ちを意識するわけですね。
フード部分にボリュームがあれば顔は対比で小さく見えるもの。女子が写真を撮る際に顔まわりに手を持ってくるのと同じ理屈です。顔を小さく綺麗に見せたいと思うのならば顔の近くに対比となるものをもってくるのがセオリーです。このマウンテンパーカーは生地がとても硬く襟が直立するほどなので、襟立ちは満点。顔は小さく美しいスタイルに見せてくれます。
また、小顔効果だけでありません。
「機能面では劣る」と上で書きましたが撥水性と防風機能はあり最低限の機能性は確保されている。日常生活する上で特に困ることはないでしょう。薄手の素材ではあるのですが、防風性が高いことから中に厚手のニットなどを入れてあげれば冬まで使えます(雪が降るような真冬は多分無理)。デザイン的に春秋でも問題なく使えるし3シーズン使えてこの値段なら文句なし。
しかもユニクロと違いデザインがわずかに入っており、「量販店感」「ファストファッション感」もありません。ブランド品のような印象で使えるのでおすすめ。派手すぎず地味すぎずのこのさじ加減が本当にちょうど良い。
30代以上にもオススメできるトレンドの「リラックスデザイン」が手に入る!
UnitedAthle/ユナイテッドアスレ
コットンライクナイロントラックジャケット 5,330円(SALE価格)
最後はトラックジャケットです。
トレンドのオーバーショルダーのデザイン。
肩幅を広くしリラックスサイズに見せるのが最近のデザイン傾向です。
ビッグシルエットが流行しているのは誰でもご存知だと思います、最近ではユニクロやGUでもビッグサイズの提案をしていますね。すっかり街でも浸透しており市民権を得ている印象。今ではジャストサイズの方がなんだか違和感を覚えるくらいです。
ところがいくらビッグサイズがトレンドと言っても、抵抗を覚える人もいるでしょう。
例えば私のようなオッサン世代。30代40代ともなると大きなサイズである「ビッグサイズ」のトレンドになんとなく抵抗を覚えるもの。「だらしなく見られるんじゃないか」「若つくりしすぎてる様に思われるんじゃないか」と不安になるでしょう。そこで今流行ってるのが「実際にはそこまでビッグサイズじゃないのに、ビッグサイズっぽく見えるデザイン」です。
ZOZOなどを見てもこの手のデザインは多いですが、実際はジャストサイズに近いほど細身なのに肩幅を示す切り替え部分を下位置にズラし「擬似的にビッグサイズ」に見せたもの。これならリラックスして見えるけれど実際にはジャストフィットに近いのでだらしなくならない。「リラックスして見えるけど、だらしなく見えない」という抵抗感を覚えやすい我々世代にも優しい作りなのです。
このユナイテッドアスレのトラックジャケットもまさにそんなイメージ。
肩部分はかなり広めにとってありリラックスした印象はあるものの、袖周りから着丈など含めそこまでダボダボとしたものではありません。あくまでビッグサイズ「風」になっているので抵抗なく誰でも楽しめる。
デザインもユニクロの様に無地で地味な印象ではなく、切り替えをつけて少しアクセントをプラスしているのが良いところ。80~90年代頃によく見られたトラックジャケットのデザインで、デザイン的にも凝っています。テキトーにデザインした楽天などの激安ブランドと違い、洋服好きが見ても違和感がないような歴史あるデザインで装飾性を表現しているのが素晴らしい。
ただしこのトラックジャケット、値段の限界なのか素材感はちょっとだけチープ。薄手のがさがさとした素材であまり高級感はありません。そのかわり裏地にメッシュを入れており少し厚さが足されている。
このおかげギリギリ安っぽいような印象にならずに済んでいます。このへんの工夫もさすが老舗メーカーですね。
コストから考えるとありえない良質な作り。
一枚で着用するのも良いですが、個人的にはコートのインナーウェアなどでもおすすめです。
イベントスタッフ化に気をつけて…
以上今回は「UnitedAthle/ユナイテッドアスレ」について紹介しました。
まだまだ紹介しきれないくらい良品がありますのでぜひチェックしてみてください。ただし安っぽいアイテムもありますので要注意。特にコーチジャケットなどは「イベントスタッフ」にしか見えないので選ばない方が賢明です・・・。
こんな風にイベントの誘導スタッフみたいに見えちゃうかも。。。
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