スポンサーリンク
今回はスーツに使える小技・裏技を7つお届け!
スーツが必要な方全員にお届けしたい内容となっているので是非参考にしてみてください。
アウターを着るときは着丈に注意!
スーツの世界というのは非常にわかりやすい分野で正解がはっきりしています。
もちろんスーツの中にもトレンドや着くずし方も存在はするけれど、正解を追えば簡単に70~80点のスタイリングができる。
例えば袖の長さは親指の先から9cm上にする、足元の靴とパンツはこういうロジックで選ぶ、というようにセオリーがきちんと決まっています。
反対に普段着の世界には正解がないためバランスが必要になってくる。
トレンドによってコレとコレをこうして合わせる、というセオリーがコロコロと変わってしまうんです。
80年代におしゃれだったバブリーな着こなしを今取り入れてもおしゃれにはなれませんよね。
普段着における「かっこいい」の価値観は不変なものではなく時代によって変わるもの。
「かっこいい」という価値観は相対的なもので、皆と比べて何かが違うからかっこいいという評価が得られる。
そして皆の価値観は時流や社会情勢によって常に変わっていきます。
しかしながらスーツには時代に関係なく着こなしの正解がある。
理由を説明すると長くなるけれど、様々なジャンルから持ち寄ったアイテムをいかにコーディネートするかが普段着というもの。
普段着のために作られた洋服というのは実は1枚たりとも存在しないんですね。
Tシャツやジャージはスポーツ・トレーニング用、デニムパンツは作業用、ミリタリーシャツやトレンチコートは軍用、ジャケットとスラックスはドレスやビジネス用、ダウンジャケットはアウトドア用に作られたもの。
実は普段着というものは全て異なる目的・ジャンルのために作られたもので、それを無理やりかき集めてコーディネートしているのが我々の日常着なのです。
それぞれ違うジャンルのアイテムを混ぜこぜにしているから正解がなくバランスが必要なわけ。
もちろんジャンルごとにはそれぞれ正解があります。
例えばミリタリーアイテムのMA-1は遭難したときに救助隊にいち早く見つけてもらうため裏地がオレンジ色になっているし、撥水性や防水性は山の中で急な天候変化があっても体温が奪われないよう備わっている。
このように特定の目的のために作られた洋服には明確な答えが存在するわけ。
そしてドレスシーンやビジネスシーンのために作られたスーツもどう着るのが一番礼儀正しいのか決まっているため一度正解を覚えればあとは則って着こなせばOK。
スーツ上級者になるなら話は違ってくるけれど、70点くらいの着こなしを目指すのはそこまで難しくないんです。
そのためのスーツの小技1つ目は
コートはジャケットの裾が出ないものを選ぶ
スーツのジャケットというのは基本的に他のトップスやアウターよりも丈が長め。
普段着ではインナーの丈をアウターよりも長くしてチラ見せするレイヤードの方法がありますが、スーツでやってはいけません。
基本中の基本ですね。
〇〇はスーツをかっこよく見せる強い味方
スーツの小技二つ目は
冬場にスーツを着るときはレザーグローブをはめる
これは簡単な理由でスーツにグローブをつけると高見えします。
さらにグローブの色とコートの色を合わせると一体化して腕が長く見えスタイルが綺麗に整うんです。
一般的に手足が長く見えると全体のスタイルも綺麗に見やすい。
例えばダークネイビーのスーツを着たときに手に何もつけていなかったら、手は肌色なので色が断絶して袖丈が一目でわかってしまう。
でも手にスーツと同じダークネイビーや黒のグローブをつければジャケットと色がマッチして手の分だけ腕が長く見える。
スーツではサイズ感がものすごく大切でいかにスタイルを綺麗に見せるかが肝心。
なのでスーツとグローブの色合わせをして手長に見せると格安量販店で売られている1万円のスーツでも高級感のある着こなしができます。
コーディネートの中で視線が最も集中して目立つのは顔周り、手先、足先の先端部分。
その目立つ部分である手先に高級素材であるレザーを置くと高見えするのでレザーグローブをはめるわけです。
こちらで着用しているのはユニクロのブロックテックコート。
機能性は高くシルエットも綺麗ですが高級感は特にないですね。
でもレザーグローブをはめるだけでグッと高級感がアップするんです。
個人的にはファッションも投資と同じと思っていて
投資をするときに効果が出にくい所からお金を使う人はいないでしょう。
当然効果が出やすそうなところから資本をつぎ込んでいく。
でもことファッションになると目立つところからお金をかけようと考える人は少ないんですね。
洋服も同じで目立つところにお金をかけて目立たないところはそれなりにするのが最も効率的。
そういうわけで視線が集まり目立つ足元の靴や顔周りにつけるメガネ、手先のグローブなどにお金をかけることをおすすめします。
ただ最近は値段の高いものを買ったからといって高見えするわけでもない。
フェイクレザーでも本革のように見える質の良いものなら十分高見えするのでお金をたくさん使う必要はありません。
・高見えする
・腕が長く見える
という2点から是非グローブを意識して使ってみてください。
〇〇に気を抜かずスーツを高見えさせよう!
スーツの小技3つ目は
時計・バッグ・靴・メガネは気を抜かない
スーツ自体は量販店のものでも十分かっこよく見せられますが、サイズ感だけは気を付けましょう。
通販で買わずにきちんと採寸してもらえばそれなりに見せられます。
洋服は
・デザイン
・シルエット
・素材(色)
の3要素に分けられる。
で、スーツをこの3要素に当てはめて考えてみると
デザインは二つボタンか三つボタンか、ラペルの形など細かな部分は色々違いがあるけれど基本的な形に関してはほとんどバリエーションがないでしょう。
では素材(色)はどうか。
基本的にビジネスシーンで使われるスーツはネイビーが大半です。
あとはチャコールや黒がほとんどなので色で差別化はほとんどできない。
素材の違いは確かにあるけれど
例えば電車に乗っていて「あの人のスーツの素材めちゃくちゃ良いな」と思ったことが一度でもありますか。
パッと見ただけではほとんどわからないはず。
こだわりたい人がこだわるのは良いことだけれど、一般の人がスーツの素材を見て「良いものだな」とは判断できないんです。
このようにデザイン、素材(色)でほとんど差別化ができないとなると・・・
スーツのかっこよさが最も簡単にわかるのは実はシルエットなんです。
そもそもスーツにはなぜオーダーという分野があるのか。
日本全国どこの町に行ってもオーダースーツの店が必ず1店舗は存在します。
でもオーダージーンズの店やオーダーコートの店はほとんどない。
どうしてスーツだけオーダーという分野が発達しているのか。
それはスーツにとってオーダーをしてサイズを整えることが唯一といってもいい差別化ポイントだから。
はっきり申し上げて1万円くらいの量販店のスーツでもサイズを綺麗に整えればかっこよく見えます。
裾にクッションが溜まってないか、袖丈が長すぎもしくは短すぎないか、シワが出すぎていないか、布が余りすぎていないか・・・
こうした点でスーツの良し悪しは決まってくる。
なのでスーツを一番簡単に安くかっこよく見せたいならサイズの見方を覚えましょう。
そしてそれ以外にスーツで差別化できるポイントがあるとすれば小物。
先ほども説明した顔周り、手先、足元の先端部分で身に着ける、時計・バッグ・靴・メガネに投資するのがおすすめです。
特に靴は目立つ分、安物だとすぐにバレます。
ちゃんとした革靴を買おうと思ったら最低でも3万円は覚悟しましょう。
3万円出すのがもったいないからとりあえず5,000~1万円くらいの合皮シューズで何とか乗り切る、ということもできなくはないですが・・・誰が見てもしっかりしていてかっこよく長く使えるもの、と考えると安く見積もっても3万円は必要になってくるかな。
その代わりシルエットを整えることは前提でスーツは1万円を下回る量販店の安物でも問題ありません。
あとはスーツでかっこいいバッグとなるとレザーのブリーフケースになるけれど、どうしても機能性が劣ってくる。
当然リュックの方が収納量も高く持ち運びも便利なので普段はリュックを使い、いざというときのためキメのブリーフケースを1つ持っておくことをおすすめします。
時計・バッグ・靴・メガネは気を抜かないようにした方が良いことは覚えておいてください。
黒縁メガネで印象チェンジ!
スーツの小技4つ目は
黒縁メガネをしてみよう
先ほどから言っている通りスーツのときは差別化がしにくいので
印象の変化をもたせるのにメガネをかけるのがおすすめ。
なぜ黒縁メガネかというと
黒の縁で対象物を囲むと対象物が大きく見える視覚効果が働きます。
つまり黒縁メガネで目を囲むと目が大きく見えるんです。
実は1,500円のユニクロメガネが意外と良い仕事をしてくれるので是非試してみてください。
スーツを着るときにこうした細かい工夫をすると差別化しやすい。
「ネクタイはこうした色や柄がいい」という話もよく聞きますが、ネクタイの幅が太いか細いか、素材や色・柄で大きく印象を変えることはなかなか難しいもの。
それならメガネをかけた方が安く簡単に印象を変えられるし、ツヤ感のあるフレームなら高級感も上がるのでおすすめです。
ノーネクタイをかっこよく見せるには?
スーツの小技5つ目は
ノーネクタイスタイルではストールやマフラーを活用しよう
これは出勤のときの話。
先ほどから説明している通りスーツのスタイルには正解があり、その正解をいかになぞるかが着こなしのポイント。
ただ昨今のクールビズやウォームビズスタイルでネクタイをしないのはスーツの正解を崩すことに繋がるわけ。
だからノーネクタイをよりかっこよく見せるためにはネクタイに準ずる巻物をつけて正解に近づけるという考え方は正しいわけです。
なのでノーネクタイが普及した今だからこそ是非ストールやマフラーを大事に使ってみてください。これだけで印象がかなり変わります。
MBがサラリーマンならこのスーツを使う!
スーツの小技6つ目は
MBがサラリーマンならユニクロの感動シリーズを選ぶ
これは小技というよりぶっちゃけトークになりますが・・・
私がもしサラリーマンをしていたら感動ジャケットと感動パンツで乗り切ると思います。
もちろんちゃんとした場面で使えるスーツを1着持っていることが前提ですが。
何度も説明している通りスーツでは素材や色、デザインで差別化がしにくい。
となると安く使えるスーツを買ってサイズ感を整えた方が簡単にかっこよく見せられる。
感動ジャケットはセミオーダーができて値段は変わらず肩幅や身幅、袖丈を綺麗に整えられるし、スラックスは靴の当たる部分にクッションが出ないよう整えるだけ。
こうしてサイズをしっかり合わせて感動シリーズを使ってあげれば値段が安くても「ぽく」見せられます。
コットンライクのタイプだと若干ジャージっぽさが出てしまうけれど、ウールライクなら高級感が出せます。
スーツは消耗品だから安くそれなりに見えればいいや、という方には感動シリーズが断然おすすめです。
ユニクロの定番アイテムを活用しよう!
スーツの小技7つ目は
ウルトラライトダウンを活用しよう
ウルトラライトダウンは3年前程前にリニューアルして
クルーネックの裏側にあるボタンを留めるとVネックにできる仕様になりました。
これすごく良く考えられています。
スーツスタイルでクルーネックのライトダウンを入れるとネクタイが隠れてかっこ悪いでしょう。
当然スーツの世界でクルーネックのダウンを着るという正解はないから安っぽく見えてしまうんですね。
でも3ピースのスーツでは中にVネックのベストを着るので、ライトダウンもVネックならベストっぽく見えて安っぽさが出なくなるわけ。
カジュアルのときはクルーネックのままで着てスーツのときはVネックにする、というようにオンオフで綺麗に使い分けられるのでユニクロのウルトラライトダウンはすごくおすすめです。
ということで今回はスーツで使える小技を7つご紹介しました。
是非参考にしてみてください。
教科書の様に読んで「おしゃれ」をマスターする唯一無二のメルマガ
毎週日曜日配信のメールマガジン「現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断」では、具体的なアイテムや着こなしまで指南した内容を毎週なんと5万文字程度のボリュームで配信しています。
月550円で、雑誌などよりも遥かに具体的なファッション指示書が送られてきます。
想像してみてください。
周りの友人から「最近なんでそんなおしゃれになったの?」と言われているあなたを。洋服屋さんに入ってショップスタッフに話しかけられてもビクビク臆せず対応できるあなたを。普段なら気負う様な高級レストランでも彼女を堂々とエスコートできるあなたを。
それらが実現できるようにフルサポートするのがこのメルマガです。
ユニクロなどのファストファッションでおしゃれをする内容はもちろん、今のトレンドやファッション情報を網羅したもの。中にはQ&Aやコーディネート診断など個別の悩みにも答えるコンテンツも用意しています。
試し読みをして気に入らなければ初月解約で全く構いません。
タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。
おかげさまで日本最大のメルマガ配信スタンド、
「まぐまぐ」様のメルマガランキングでは人気第2位となりました。(日本のメルマガの金字塔である堀江貴文さんが第3位)
登録は上部メニュー「メールマガジンはこちら」から、もしくは下記リンクよりどうぞ。
※携帯キャリア決済を希望される方はこちら(note)から登録ください。(内容はまぐまぐメルマガとほぼ同様です)
スポンサーリンク