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秋冬の地味なスタイルを変えるためには・・・?
そろそろ秋冬の上下ダークトーンな着こなしに飽きてきていませんか??
そんな時は・・・「ボーダー」
を手にしてみましょう。
Photo by http://im.uniqlo.com/images/jp/sp/goods/299531/item/09_299531_mb.jpg
どうしても秋冬は上下ダークトーンの着こなしになりがちです。
メンズのアイテムはレディースに比べて高価なものが多く(市場の規模が小さいから単価に反映されているわけ)、コートを何着も持っている人は少ない。貴重な一張羅となるわけですから、どうしても「着まわし」を意識せざるを得ないので黒やネイビーなどダークトーンのものを選びがち。(実際どのショップもメンズアウターの在庫の大半は「黒」です、色物の展開があっても在庫を積むのはどの店も基本的に「黒」ばかりです。)
またパンツも黒やダークトーンを好む人が多い。
これは我々の目が重力に慣れているせいもあります。明るい色は軽く感じるし、暗い色は重く感じるもの。(だから配送会社の段ボールは白が多いのです。白にするだけで作業員が軽く感じるため作業効率が良くなるから。)
「重いものは下に、軽いものは上に」
という自然現象に目が慣れているので、色の配置も同じように「下にいくほど暗い色」の方が自然に見えるのですね。だからこそパンツは黒やダークトーンを合わせた方が違和感なく「合っている」様に感じるのです。
さてこう考えるとアウターもボトムスも黒やダークトーンになりがちなのもしょうがないワケですが・・・しかし、黒やダークトーンは素材の変化などが伝わりにくく「のっぺり」と感じてしまうためどうしても「地味」な印象が加速するもの。
シーズンの最初は良いとしても、時間が経つにつれて徐々に「地味でシンプルすぎる印象に飽きてくる」ものです。1月のこの時期などはすっかり上下黒・ダークトーンの組み合わせにウンザリしている人が多いはずです。
そこでオススメは「柄」
を入れることです。
色彩と色数が印象に及ぼす影響
柄というと「チェックシャツ」
を思い浮かべる人も多いでしょう。
日本はアメリカンカジュアルの影響が強く「チェックシャツ」がお店に多く並んでいます。
しかしチェックのように「色が複数色入っている」「明るい色が多い」ものなどはどうしても子供っぽくなりがちです。
Photo by http://im.uniqlo.com/images/jp/sp/goods/292002/item/15_292002_mb.jpg
もちろんこうしたチェックシャツも着こなし次第でいくらでもおしゃれに見せることはできますが、少々ハードルが高いもの。柄モノは
色彩が強ければ強いほど
色数が多ければ多いほど
カジュアルで子供っぽい印象が強くなります。
明るい色が複数入っている様なよくあるチェックシャツはどうしても大人っぽくおしゃれに見せにくいもの。
そこで単色で表現されているものが多い「ボーダー」柄がおすすめです。
もちろんボーダー柄にも色々ありますが、市場にあるボーダーは「白ボディ」の上に黒など「単色ボーダー」が乗ったものがほとんどです。これなら色数も多くないため過剰に子供っぽくなることがなく、かつ上下黒の地味な印象も払拭できます。
選ぶのが意外と難しい「ストライプ」
「じゃあストライプじゃダメなの??」
と思うかもしれませんが、ストライプでももちろんOKですが、ストライプ柄はシャツに多くカットソーやニットなどは市場ではあまり見かけません。
また「ストライプシャツ」の場合はどうしてもデザイン的に「ビジネス用」の様にも見えることが多く、モノをしっかり選んであげないと上下ダークトーンの組み合わせと相まって「仕事帰り」と思われることも・・・。
例えば選んであげるならビジネスライクに見えない様にカジュアルな印象の「開襟シャツ」
にしてあげるとかが良いでしょう。(ネクタイなどからも分かる通り、「高い襟」はドレスの象徴です。スーツで使うシャツはかしこまったものほど襟に高さがあるもの。逆にポロシャツなど「襟が寝ている」ものはそれだけで気が抜けた雰囲気に見えるものです)
安いものならGUワイドボーダークルーネックT(長袖)でOK
Photo by http://im.uniqlo.com/images/jp/sp/goods/299531/item/09_299531_mb.jpg
ワイドボーダークルーネックT(長袖) 990円
具体的なオススメ商品は?と聞かれたら・・・まずは別に高いものでなくとも構いません。GUの「ワイドボーダークルーネックT(長袖)」でもOKです。990円ですが素材感もタフでしかっりとしており、また春物の新作なのでこれから長い期間使うことができるでしょう。
上下黒のコーディネートの「地味」な印象を払拭するにはちょうど良いアイテムです。
またこれから「春っぽい着こなし」に見せるためには黒白ボーダーも良いですが、柄に1色だけ色を入れてあげるのもおすすめです。
洋服は「季節感」
が重要です。
誰だって夏にダウンを着ていたら、冬に半袖Tシャツを着ていたら「おしゃれうんぬん」よりもまず違和感が先立つものです。違和感が先だてばそれが邪魔しておしゃれに感じさせることは難しい。「おしゃれな人だな」「格好良いな」よりもただただ単純に「寒そうだな」「暑くないのかな」と思われてしまうでしょう。
「夏にダウン」などは極端な例ですが、このように「季節感」は違和感を覚えさせないための重要な要素であり服を着る上で無視してはいけないものです。
春というと誰もが明るい色を使う様になる季節。秋冬のイメージが強い上下インナーとダークトーンのままではちょっと季節感的にも問題がある。そこで「インナー」でも「小物」でも良いので1点だけ色を入れてあげると良いでしょう。
こんな感じですね。
トップスは冬用(春も使えるといえば使えるけれど)のウールカーディガン、パンツもウールのあったか冬用のものです。
ところがここに中にオレンジカラーのボーダーを入れるだけでグッと印象は変化するもの。
・色を使った季節感
・柄を使った脱・地味
が加わりおしゃれな印象が加速します。
ただしここで注意。
先ほど・・・
色彩が強ければ強いほど
色数が多ければ多いほどカジュアルで子供っぽい印象が強くなります。
と述べた通り。同じ「オレンジ」でも「原色のような目が痛いオレンジ」と「薄い霞がかったようなオレンジ」とでは印象がまるで違います。子供っぽい印象を与えないように、大人っぽくおしゃれなイメージをキープできるように「一色」使う場合はやや色彩の弱いものを選ぶと良いでしょう。
実はこうした薄い「スモーキートーン」などのカラーパレットは今年のトレンドでもあります。
「上下黒の地味な印象」を払拭したいけれど、真っ赤や真っ青などの明るい色ではどうしても抵抗があるし、子供っぽい印象が強くなってしまう。そこでこうした「煙がかった色」である「スモーキートーン」の出番です。
同じオレンジやブルーやレッドでも色彩の弱さ・強さに着目して選ぶようにしてみてください。
すると同じボーダーを使っても大人っぽくおしゃれに感じさせることができます。
どの抽象度でモノを見るかによって着こなしは変わってくる
先週のメルマガでも書いていますが、「おしゃれとは分類する力」です。
白シャツでも何通りもデザインがあり、何十通りもシルエットがあり、また何百通りと色があり、何千通りと素材があります。
この分類する力があればあるほど、それぞれを正しく着こなすことができます。
上のように「同じボーダー」でも「薄いオレンジ」と「濃い赤」のボーダーはそれぞれ使い方も印象も違う。
また「色数が多いボーダー」と「色数が少ないボーダー」ではこれもまた使い方も印象も違う。
これらを「同じボーダーだから」と分類せずに使ってしまうのがファッション初心者です。いかに分類できるかが重要です。白シャツは全て同じ白シャツじゃないし、ボーダーは全て同じボーダーではない。デニムもチノもジャケットも全てそうです。
「ボーダー」というカテゴリをどの程度の抽象度で区別することができるのか、その分類する力こそがおしゃれの秘訣です。神は細部に宿ると言いますが、いかに細分化できるかがおしゃれの肝でもあるのです。
ちなみに・・・
メルマガ読者限定のMBアイテムでは今年ボーダーのカットソーを作っています。
オリジナルの素材を使って発色や着心地も考えたボーダーカットソー。
これはまさに上の法則を意識したもので、
ダークトーンの単色ボーダーで「使いやすい」様にしてありますが・・・
イエローやピンクなどの「色彩強いネオンカラー」をアクセントでプリントすることで、使いやすいけど「地味」な印象にならないちょうど良いバランスに仕上げています。
「色彩の強い色」も当然「見える面積が小さければ」効果は半減します。
このようにネオンカラーなどの派手な色を使っても、それが部分的で小さければ小さいほど大人っぽいイメージを崩さないまま「地味」な印象を脱却できるものです。
あまり数は作ってませんが、気になる方はチェックしてみてください。
以上秋冬の印象を変えてくれる「ボーダー」のオススメでした。
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