GUでオシャレになる!

GUの革靴全型買ってレビューしてみた。

 

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GUの革靴を(ほぼ)全て買ってみました

 

 

というわけでGUの革靴を(ほぼ)全て買ってみました。
動画でも長々と語りましたが、ここではさらに細かい情報を出していきます。

ちょっとGUの革靴、型数多すぎですね…。どれを買うのが自分には合ってるのか、いまいち迷っちゃうかと思います。この記事を是非参考に選んでみてください。

 

合皮と本革はもはや「見た目」だけでは区別がつかない!

 

そもそもGUの革靴についてですが、基本的に展開されているものは全て合皮です。

「なんだよ合皮かよ」
と思う人も多いかもしれません、男性は特に素材のクオリティを気にするので。。。

ただし「合皮」は化学繊維です。10年前5年前3年前現在と時が進むにつれて新しい素材が開発されています。今の合皮はほぼ本革。見た目で本革か合皮かを区別することは不可能なレベルです。レザーを扱うプロでもパッと見ただけでは判断できないようなものも流通しています。

昔は「合皮なんて安っぽくてとてもじゃないけど…」と思っていた人も多いでしょうが、今は見た目に関してそこまでデメリットを感じることはないでしょう。

 

洋服は布に糸を通して作る極めてアナログな世界ですが、化学繊維だけは別。日進月歩で新しい素材が生み出されます。

とりわけ合皮に関しては洋服だけでなく車のソファーやインテリアなど幅広く需要があるものですから、各素材メーカーは開発に勤しんでいます。需要のある素材はやはり良いものが続々と生み出されるもの。ここ数年の合皮の進化は著しいものがあります。(動物を殺すのはどうか?と環境保全の意識が強まっているのも遠因となっているでしょう)

 

合皮でも履き心地を向上させているのがGU

 

上述の通り合皮の代表的なデメリットである「見た目の風合い」はかなり払拭されてはいますが・・・実は依然としてまだまだ合皮の弱点はあります。一つは「履き心地の悪さ」。

合皮と本革の大きな違いは経年変化です。
本革は柔軟性が高く、履いていくうちに徐々に馴染んでいき「自分の足の形にフィット」していくもの。ですが合皮は化学繊維なので本革のようにはなじみません。本革は最初キツくても使っていくうちに徐々にある着心地がよくなり快適になってくるものですが、合皮はそれがほぼありません。靴擦れなども本革は比較的すぐに馴染んで治るけど、合皮は長引くことが多いものです。

ただしもちろん「馴染まない」と言ってもいくらなんでも鉄じゃないんだから、ある程度はなじみます。履きこめば徐々に柔らかく馴染んでいき(正確には「馴染み」でなく「くたびれる」の方が近いでしょうか)ます、要は程度の問題ですね。本革と比べると少しはき心地という意味では望めないのです。

 

また経年変化による風合いの美しさも合皮にはありません。本革は履き込んでケアをしていくほどに美しいツヤ感をまとっていくものですが、合皮は買った時から捨てる時までほぼそのまんま。風合いが変化することはありません。デジタル的です。

 

ただし「履き心地が悪い」デメリットに関してはGUは取り組みを強化しています。ほぼ全型のインソール(中敷)にクッション性の高いウレタンを入れており、ある着心地は本革のように軽く柔軟性に富んだものとなっています。

これは多分お客様から何かクレームや意見が入ったんじゃないでしょうか?「はき心地が悪い!」とか。ほぼ全型に採用させるあたりGUの「意地」の様なものが伺えます笑。「合皮でもはき心地が良い」を目指しているのでしょう。確かに他の合皮シューズに比べて随分楽チンではあります。疲れにくいし柔軟性が確かに感じられます。

 

本当の服好きなら「本革以外許さない」なんて思わないでしょ?

 

先ほどから「合皮のデメリット」について語っていますが、実は本革にも「デメリット」があります。それは何より「ケア」ですね。

本革は水に濡れた際などに弱く、きちんとケアをしないとカビが生えたり風合いが損なわれたりととにかく面倒くさい。もちろんレザーが好きな人からすれば「それこそが良いんじゃないか!!!」と思うでしょうし、私も同感なのですが・・・多分多くの人にとっては「レザーのケアってめんどくせえ」ってのが正直なところでしょう。マニアックなレザー好きはともかく、世の中の大半の人は「できれば何もしたくない」はずです。

 

そしてそこに合皮のメリットがあります。
合皮は化学繊維ですから水が染み込むことも基本的にはない。頑丈でケアが不要。濡れても風合いが変化することもありません。ケアが面倒な人、もしくは「本革はすでに持っていて、雨の日用として合皮を買う」みたいなな需要もあるでしょう。このへんは本革にはないメリットですね。

 

それと合皮の最大のメリットは値段にあります。

本革と比べて極端に安い。本革を買えないから今年来年は合皮で耐える!!なんて人も多いはずです。男性であれば生涯で一度は「極上の革靴」に憧れを覚えると思いますが、作りの良い本革の靴はとにかく高い!10万円を超えるものもザラな世界です。だったら「見た目それなり、値段が安く、イージーケア。少々あるき心地が悪くても値段のために我慢する!」というのも理解できるでしょう。

 

私自身、10万どころか30万超えの靴なども持っていますが、GUの合皮も履いちゃいます。
見た目の風合いは別にほぼ気にならない領域まできているし、耐久性の高さはやっぱり便利です。今やアパレルの人間でも「過剰に本革にこだわる人」の方が少ない。本当におしゃれな人間なら「本革こそ全て」なんて古い価値観に囚われずにフラットに自由に良いものを楽しむでしょう?実際に服好きにとってのサンクチュアリである「コムデギャルソン」とか合皮多いですよ。。。

もちろん「趣味」として「本革が好き!」なのは素晴らしいことですが…こと「おしゃれ」という意味においては別に合皮を迫害する必要はもはやありません。「合皮なんて」という固定観念を持ってる人は是非一度捨ててみて、GUの靴を試着してみてください。

「意外とアリかもな…」

と思うはずですよ。

 

アクティブスマートダービーシューズ 2.990円

 



GU
アクティブスマートダービーシューズ 2,990円

 

さて順番に解説していきます。こちらはダービーシューズ。おそらくGU
で一番売れている革靴でしょう。シンプル顔で使いやすいモデルです。

何より優れているのはこの「トゥ(つま先)」デザイン。トゥは細く長すぎるとどうしてもスーツ用の革靴の印象が強いため、日常着で使うと「それ仕事用のを使ってるの??」と突っ込まれてしまう。

かといってトゥが過剰に太く丸いものを選んでしまうと、ワーク風の印象が強くなり洗練された印象にはならない。カジュアルな印象が強くなり使い勝手は悪くなります。

 

「ONでもOFFでも使える」というものを目指すならば、丸すぎず細すぎないトゥを選ぶべきであり、まさにこのモデルがそれにあたります。

 

ソールも薄くスマートで、大人っぽい印象全開。ONでもOFFでも使いやすいと書いた通りですが、着まわし抜群です。最初の一足としてはこれ以上なく良いでしょう。値段も2990円、上述のインソールも備えているし文句ありません。

 

ただし防水を期待して買う人も多いはずの合皮。どうして通気孔をつけてしまうのか。

合皮は通気性が低く本革と比べて蒸れやすいもの。だからこそ通気孔をつけているのだとは思いますが、これでは水の進入を許してしまいます。できれば他の方法で蒸れをとって欲しかった。

 

 

アクティブスマートラウンドトゥシューズ 2,990円

 



GU
アクティブスマートラウンドトゥシューズ 2,990円

 

こちらは上記の靴よりも丸みのあるワーク調のもの。ソールもゴツゴツとしたブロックパターンのタンクソールになっているのでワーク色はさらに強い。

カジュアルな印象だからこそONスタイルには不向きでこちらは完全に日常着用となりますが・・・あまりキメすぎたスタイルが好きじゃない人はこちらがおすすめ。

分かりやすく言えば「スニーカー以上ドレスシューズ未満」くらいの感覚でしょうか。キメすぎでも崩しすぎでもないのでバランスは良いはずです。

ただしフォルムが上の革靴と比べると少しボテッとしています。特に鼻先が少し短めになっているのがポイント。

 

鼻先とは靴の紐のあたりからトゥ(つま先)部分までの長さを指します。言葉通り「鼻先」っぽいですよね??笑。この鼻先が長いと実は脚長効果があります。

人は歩く時、靴や足を屈曲させながら進むわけですが、その際に鼻先が長いと視覚的に足が長く見えるのです。そしてワークブーツ系だと基本的に鼻先は短く、ドレスシューズ系だと鼻先は長くなります。

このシューズは比較的ワークに寄ってるデザインなので少々鼻先が短め。なので先ほどの靴と比べると少しだけ脚長効果が劣り「ボテッ」とした印象が出てしまいます。

ただ大きく気にするほどでもありません。
ややカジュアルな革靴が欲しい・・・例えばロングコートやスラックスに合わせるためなど、ややフォーマルライクな着こなしの中で革靴を使う場合はこのくらいのカジュアル感があった方が良いでしょう。

 

【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?

ドレスとカジュアルのバランスについてはこちらをご参考に。

逆に先ほどの革靴ダービーシューズはそうしたドレスライクなコーディネートの中で使うと少々「キメすぎ」にもなるでしょう。自分が一体どんな着こなしをするのか、で靴選びを考えると良いですよ。

 

アクティブスマートUチップシューズ+E 2,990円

 


GU
アクティブスマートUチップシューズ+E 2,990円

 

さらに今度はUチップ。こちらは鼻先が長めなのでよりドレスライクな印象ですね。こちらは逆にカジュアルな日常着で使うと、下手をすると「仕事用の靴で来たの?」と言われる可能性があります。ドレス用の靴と割り切って考えた方が良いかもしれませんね。

ただし鼻先は長い分スマートに美しく見えるので、スーツスタイルはさらに完成度高くなるでしょう。

 

また色味ですが、「合皮は本革とほぼ遜色ない」的なことを上で書いてますが・・・実は明るめの茶色に関してはやはり少し合皮感というか、安っぽい印象が際立ちます。

 

というのも明るい色は風合いを目立ちやすくするのですね。黒やダークブラウンなどの場合は色が潰れてみえるため、素材の風合いまで目立ちません。暗い色だと凹凸やディティールがよく見えなくなりますよね?それと同じです。ただし明るい色にすると今度は素材の風合いが目立つようになるので、安い素材がそのままありありと伝わることになるのです。

 

なので明るいブラウンはできればきちんと本革を買った方がまだ良いかなとは思います。要注意です。明るい色は目立つからこそ素材で担保せねばらないのです。

 

ローファーは二種類存在する

 



GU
アクティブスマートボリュームソールローファー 1,990円

 



GU
アクティブスマートローファー+E 2,990円

 

そしてローファー類ですが、ローファー類は2種類あります。

ソールがゴツゴツとしておりトゥ周りも太いボリュームソールローファー・・・

ソールが薄くトゥ周りは細い通常のローファー。
この二種類はもう説明不要だと思いますが、ボリュームソールの方がカジュアル感が強めです。
上述の通りですがコートにスラックスにシャツに・・・といったキメすぎた服装に合わせるなら「ボリュームソール」の方が良いでしょう。適度にカジュアルにバランスをとってくれるはずです。

 

また通常のローファーも去年のモデルと比べると少しボテッと形が変わったような・・・??

先ほど書いた通りですが、「合皮はなじみにくい」ものです。なので実は細く作りすぎると「足が入らない」「窮屈すぎる」と買わない人が出てきてしまいます。

先ほどのように紐で調整が可能なモデルならまだ良いのですが・・・

ローファーは紐などがないため細く作ってしまうと本当に履けない人が出てきてしまう。なのでおそらく少し緩く作っているのでしょう。せっかくきれいなローファーなのに、ちょっとシルエットはボテっとしていて残念。
前のモデルの方が良買った気がしますねえ・・・。

 

アクティブスマートチロリアンシューズ 2,990円

 

GU
アクティブスマートチロリアンシューズ 2,990円

 

続いてチロリアンシューズ。
チロル地方で作られていたことからこの名前がつきました。ほ登山などで使われた歴史があるためつれにくくした袋縫いやアウトドアに適したゴツゴツとしたソールなどが特徴です。

ただしこちらはアウトドア感はそれほど感じない。
紐がついていて調整できるためか、ややフォルムは細く作られていてバランスがきれいです。

 

また縫い合わせ部分にシワが少し寄っているのですが、これが本革っぽく見せてくれるのでおすすめ笑。おそらく意図していないと思いますが、なんか本革っぽいちょうど良い具合のシワが生まれており高級感があります。

 

元がアウトドア用のものであるので、デザインもすこしカジュアル。スーツなどでは絶対に使わないでください。日常着として使うのが良いでしょう。

 

トレッキングスニーカー 1,490円

 



GU
トレッキングスニーカー 1,490円

 

最後は防寒靴系。
こちらはトレッキングシューズですね。

生地にコーデュラをつかっており、水の進入にも強く、さらに耐久性も高い。ガツガツ使ってもヘタりにくく頑丈です。

この手のトレッキングブーツはワークブーツ同様にボテっと作るのがセオリーですがこちらはかなり細め。バランスよく作っていいます。大人が普段着に使っても違和感がない。

ただし切り替えは何故か赤なんて派手な色を使っているため要注意。安っぽく見えるでしょう、素材の風合いが見えるしね。なので黒を選ぶのがおすすめですよ。

 

ウォームブーツ+E 2,990円

 



GU
ウォームブーツ+E 2,990円

 

最後は雪下ろしにぴったりのウォームブーツ。
新潟出身なので身に染みるほど理解していますが、ゴム製の長靴って水は防いでくれるけど寒いんですよ・・・。冬の雪下ろしの際などは足裏が凍るように寒くなります。

 

こちらはなんとダウンジャケットのように中綿が入った靴で保温性が高い。シンサレートという高機能中綿素材を使っておりふんわり暖か。ダウンほどの保温性はないのですがそれでも十分すぎます。快適に雪の上を歩けるでしょう。

 

またこの手の靴にしてはかなりトゥが細く鼻先も長くなっているので案外スタイリッシュ。はじめて見た時は「作業用かな?」と思いましたが着用してみるとおもったよりもきれいなのでビックリです。意外とおすすめ。

 

お金がない冬時期に役に立つGUの革靴

 

さてそんな感じでGUの革靴をレビューしてまいりました。
どれも特徴がありますが、ローファーは定番だけにちょっと残念だったかな・・・。冬の今の時期はどうしてもお金が飛んでいくものです。クリスマスプレゼント?デート費用?コートに小物にニットに・・・といくらああっても足りない。そこにきてまた靴なんてとてもじゃないけど出費が大変です!

そんな時にGUの格安革靴が役に立つはず。なにせほとんどが2000円台ですから。本革は欲しいけど今年は我慢!そんな人は是非参考にしてみてくださいね。

 

 

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