こんにちは。
MBです。
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今注目のブランドがあります。
WhiteMountaineering / ホワイトマウンテニアリング
このサイト「最も早くオシャレになる方法」というテーマの下では
少々ハードル高いブランドではあります。
ですが、こういったハイブランドのコレクションやスタイルなどを見て刺激を受けておく事も大事です。
「ハイブランドは高いから嫌だ!」など毛嫌いせず、トレンドやスタイルなどを知識として入れておきましょう。
自分が買い物をする際、善し悪しの判断材料にもなります。
あとちょっと”ウンチク”として覚えておいてもいいですしね(笑)
さて、そんな訳でWhiteMountaineering(ホワイトマウンテニアリング)の話です。
2006年からスタートした日本のメンズカジュアルウェアブランド。
デザイナーは相澤 陽介(あいざわようすけ)氏。
世界的な人気を誇るカジュアルブランドJUNYA WATANABE COMME des GARCONS(ジュンヤ ワタナベ コムデギャルソン)渡辺淳弥氏のもとで5年間企画を担当した実力派です。
(コムデギャルソンの企画部と言えばデザイナーを志す者の憧れとも言える場所!大変に狭き門です。)
ブランドのテーマは「“アウトドア”と”都会での生活”の融合」。
“登山”などを目的としたアウトドアウェアをまるでコラージュのように、街着に落とし込んでいるスタイルが特徴です。
2006年から着実にファンを増やし、
ついに今年、世界最大級のメンズコレクション見本市(いわゆる”コレクション”です)である メンズウェアの権威
イタリアの「ピッティ・イマージネ・ウオモ」に出展するに至りました。
ホワイトマウンテニアリングはそれまでも東京コレクションに出展していましたが、今回から出展を休止。
ピッティウォモでのコレクションに集中する形となりました。
ピッティウォモは世界の名だたるブランドが参加するだけでなく、世界中のファッションバイヤー、ファッションプレス(雑誌)が集結する場です。
「ピッティウォモに出展」と「世界的に注目されている」とはほぼ同義です。
まだまだ「世界中で支持されている」とまではいきませんが、各国のファッションバイヤーが日本の一ブランドであるホワイトマウンテニアリングに”注目し始めている”のはまぎれもない事実です。
デザイナー相澤氏も語っていますが「海外のコレクションに出展する」というのは日本のブランドにとって、一つの”憧れ“。世界的ブランドになる”通過点“とも言えます。
私もバイイング業務を行う上で、ここ数年ホワイトマウンテニアリングが話題に上がることが多いです。
業界屈指の注目ブランドと言えるでしょう。
ちょっとコレクションの写真を見てみましょう。
ちなみにコレクションを見慣れていない人は
「スタイルではなくアイテム単体に注目する」ということを心がけてみて下さい。
コレクションのスタイルは観客に訴求する演出面なども絡んできますので、「日常着」としては理解しにくいものもあります。
慣れない内は
「このアウターがカッコいい!」
「こんなシルエットのパンツカッコいい!」
などアイテムに焦点を絞ってみることをオススメします。
このアウターなんて良いですね。
アウトドアアイテムとしておなじみの「マウンテンパーカー」ですが
着丈が少し長めに設定されていて、「コート」のような印象を受けます。
カジュアルアイテムの代表とも言える「マウンテンパーカー」を、自然な雰囲気で「大人っぽく」アップデートしています。艶のある素材使いも「大人っぽい」雰囲気ですね。
ツイード素材の切り替えしが入ったアウターにも注目ですが、
「ジャガード柄のマフラー」が良い味になっています。
アウトドアスタイルとしてはおなじみの「雪柄」のジャガード柄ですが、
色味をおさえモノトーンに仕上げていることでグッと洗練されて見えますね。
このマフラーは毎年展開されるアイテム。実はそこまで値段もしないのでオススメです。
重苦しい秋冬スタイルの中、軽さを感じる「ライトグレーのアウター」は新鮮そのもの。
ロングコートってどうしても「重厚感」が印象として先に出てしまうものですが
ライトグレーなどの明るい色合いを用いることで少しカジュアルに、軽めにバランスを調整しています。
実際に街着として使う時は、ダークなボトムなどに合わせると
「カジュアル」と「ドレス」のバランスが取れると思います。
※「カジュアルとドレスのバランス」については
【外人さんが大人っぽくオシャレに見えるのは何故?】秘訣はドレスとカジュアルのバランスに有り!海外ファッションスナップ特集 を参照のこと
さて、国内外で大変に評価されているホワイトマウンテニアリングですが
このブランドの根底に存在する”魅力”が実はあります。
それは何なのか??
続きは次回!
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