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「パンツが欲しいけど、メンズってなんでこんなにパンツ高いの!?」
「1万円以上出せないんだけど、良品パンツってある？？」

今回はそんな人にオススメ。
「良品・極上品なのに、何故か値段がビックリするくらい安い」そんなパンツを扱うブランドを3つ挙げてみました。是非ご参考に。

 

クライミングウェアの「グラミチ」はシルエット抜群!!

 

Photo by http://image.rakuten.co.jp/rds/cabinet/gramicci/gramicci-pt38_1.jpg

 

春夏になるとセレクトショップがこぞって別注するブランド「グラミチ」。名前の響きから日本のメーカーだと思っている人もいる様ですがアメリカ発のクラミングウェアブランドです。1982年にロッククライマーであったグラハム氏が創業。市場にないクライミングウェアを作ろうという理念の元、180度の開脚が可能な「ガゼットクロッチ」や片手でベルトが調節できる「Webbingベルト」などを開発。クライミングパンツの代名詞として全米に広がりました。

 

「オシャレ着向け」として開発したものではなく、あくまでクラミングウェアとして開発したのが最初。その後着まわしやすさとシンプルなデザインがカジュアル着としても愛用され、最近では街着を意識したデザインのアイテムも多くラインナップしています。

 

試着したりモノを実際見たりすれば理解できますが、モノの割に随分安い値段です。夏に人気のショーツなどは値引きショップなどdなら6000円くらいでも購入可能。なおかつ形も素材もはき心地も他ブランドを圧倒します。このグラミチショーツについては私の自著「最速でおしゃれに見せる方法」(扶桑社)でも1P使ってじっくり解説しています。興味あれば是非。

 

そもそもセレクトショップが「別注」をかけるということは「そのブランドに敵わない」ということを意味しています。セレクトショップは自社製造できる生産背景を備えているわけですし、日本全国に数多くのお店を構えています。生産もできる数もさばけるのだから、他社から仕入れるより自社で製造して販売した方が数倍旨味があるわけです。にも関わらず「グラミチに別注をかける」というのは自社で製造するよりメリットがあるという意味。

 

グラミチは日本のみならず海外でも幅広く展開しており、またオシャレ着用からリラックスウェアとしてアウトドアウェアとしても需要のあるブランドです。それだけに生産数も多く生産背景も非常に洗練されている。規模や歴史により「安く良質なものを作る」土壌ができているわけですね。セレクトショップが一からパターンを引いてなんてしているよりも別注してグラミチに製造をお願いした方がずっと手軽に事が進むのです。

 

Photo by http://img5.zozo.jp/goodsimages/649/7153649/7153649B_b_09_500.jpg

 

グラミチはクライミングウェアという性質もあるんでしょうが、とにかく形は綺麗です。ショーツを簡単に説明しますが・・・まずショーツはフルレングスのパンツと異なり足にフィットするようなシルエットは禁忌です。

 

Photo by http://up.gc-img.net/post_img/2015/05/8MGTuBN45VJxvmb_iSRm8_82.jpeg

 

足にフィットするように細いと、どうしても男性的な肉感・・・ムチッとした筋肉質な太ももを強調していしまいます。また「パツパツ感」が出ることから、成長した小学生が昔買ってもらった短パンを穿いている様な印象にも。

 

Photo by https://cdn.kaumo.jp/element/803_1412912136_6396.jpg?w=360&h=500&t=resize&q=90

 

女子高生がルーズソックスを履くのと同じなんですが、ショーツは裾がややゆるめのものを選ぶと良いのです。裾がゆるめなほど足は細くシュッと綺麗に見えます。逆に裾が細いほど足はムチっと見えます。
女子高生がルーズソックスを履くのもボリュームあるソックスとの「対比」で足を細くスッキリ見せているわけです。ショーツも幅のあるものを選んだ方が足は綺麗にスラッと見えます。

 

グラミチは出自が「クライミングウェア」ですから。裾をピタッとさせてしまうと足が上がりにくくなってしまいます。そのため裾はややゆとりを備えています。かといってダボダボにしてしまうと印象が「ルーズ」「だらしない」につながりますので「程よい緩さ」が必要ではあるのですが、グラミチは見事にこの「程よい緩さ」を実現できています。

 

もちろんショーツだけでなくフルレングスのパンツも随分形が綺麗です。値段もほとんどが1万円以下。「安かろう悪かろう」ではなくアパレル業界人も当たり前のように愛用しているブランドです。良いパンツが欲しいけどお金がそこまで出せない・・・そんな時真っ先にチェックすべきブランドです。

 

 

ワークウェアの「ディッキーズ」でスラックスを手頃にGET!!

 

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続いてグラミチと同じく「ファッション出自」ではないブランド、ワークウェアからスタートした「ディッキーズ」です。

 

グラミチもディッキーズもそうですが、手頃な価格で良品を揃えたいなら「ファッション出自」でないメーカーを探すと良いです。グラミチはアウトドアウェア需要、ディッキーズはワークウェア需要などファッション需要以外にも顧客を持っているわけで数をさばける土壌があるんですね。洋服に限らずどんなものでも基本的には数を作れば単価は安くなります。高品質低価格な製品を狙うならファッション出自以外を狙うと良いでしょう。ミリタリーのアヴィレックスやアルファ社などもそうですね。トレーニングウェアのチャンピオン、スポーツウェアのナイキやアディダスもそうですね。

ただしそういったファッション出自ではないブランドはオシャレ目線で商品を作らないことも多いため・・・「野暮ったい」アイテムも少なくありません。それだけにモノ選びには「目利き」が重要になってきます。なお毎週配信のメルマガでは「マストバイ」的なオススメ指南を毎回行っていますからそちらも是非ご参考に。

 

さてそんなワークウェアブランド「ディッキーズ」。

 

Photo by http://image.rakuten.co.jp/eebase/cabinet/dickies/img58895415.jpg

 

「ディッキーズなんて中学生しか穿かないだろ・・・」
なんて思っている人もいると思いますが、とんでもない。モデル選びと裾だけ気をつければ・・

 

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こんなにも綺麗に見えるものです。
メルマガなどでも語っているので詳しくはメルマガ参照して欲しいのですが・・・幾つかコツとヒントを差し上げると・・・

・裾幅がやや細めのものを選ぶこと
・裾にクッションをつけないようにお直しすること

この2点を守ればディッキーズでも美しいシルエットを作ることができるはずです。

 

元々スラックスライクな線タークリースもついたデザインのディッキーズ。デザイン的には「ドレスライク」な印象を備えています。「ドレスとカジュアルのバランス」について未読の方は下記記事をまず読んでみてください。

 

※「ドレスとカジュアルのバランス」に関して未見の方は下記記事を一読ください。メンズファッションの大原則が理解できます。
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?

 

ただ素材が硬いだけに裾にゆとりがあるとクシャクシャとした「クッション」が生まれてしまいます。これがディッキーズを一層カジュアルに、ワークウェアらしく見せてしまう要因になります。

 

Photo by http://item.shopping.c.yimg.jp/i/l/bearsstore_40wd01

 

Photo by http://img5.zozo.jp/goodsimages/731/2655731/2655731_17_d_500.jpg

 

この2枚の画像、とても同じディッキーズとは思えないくらい違いがあります。
クッションがある方はいかにも「ワークウェア」ですが、ない方は「スラックス」と大差ないくらいシュッとした大人っぽい綺麗な印象になっています。この差はどこにあるのか、それは裾幅と裾の長さです。

 

裾は視線を集中するポイント。洋服は視線が止まる先端部分が印象の要となっています。トップスなら首元と袖、パンツなら裾などですね。実際それらの部分を表す「名前」ってとても多いでしょう？

首なら「クルーネック」「Vネック」「タートルネック」「モックネック」「ボートネック」「ヘンリーネック」

裾なら「ブーツカット」「スキニー」「ストレート」「シューカット」

先端部分で商品名が変わるくらい。印象を変えてしまう部分なんです。

 

だからこそディッキーズを「ワークウェア」としてでなく、「オシャレ着」として使いたいなら裾に注意すべき。クッションのでない裾幅裾の長さを意識してスッキリ見せると良いでしょう。

 

 

デニムは「GUに移行」!?

 

Photo by http://im.uniqlo.com/images/jp/pc/goods/268878/sub/268878_sub2_popup.jpg

 

最後はGUです。
昨今「値上がりがひどい」と噂のユニクロですが、どうもユニクロの良品デニムがGUに移行しているような印象を抱くのは私だけでしょうか??

 

ユニクロは「カイハラデニム」などの有名素材を使用し高品質を追求していますが、その分値段もやや高くなってしまっています。一方でGUは過去ユニクロで展開していたような良質シルエットのものを手頃な価格で出しているような印象。今までのユニクロデニムがGUに「スライド」しているような印象があるのです。

 

スキニーも以前ユニクロが展開していたようなシルエット・素材でラインナップしているし・・・手頃な価格で良品デニムを買いたいならユニクロだけでなくGUもチェックした方が良いかも。

 

 

以上「格安良品パンツ特集」でした。
なお毎週配信のメールマガジンでは良品の紹介だけでなく、「Q&A」コーナーなどで「こういったものを探しているけどおすすめのものはない？」などユーザーの個人的な質問にも答えています。是非ご利用ください。

 

 

 

 

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