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なりふり構わない姿勢が
成長を早めてくれる。
月額会員制でMBサロンというファッションに特化したサロンコミュニティを運営しています。(サロン運営の老舗、株式会社シナプスさんの元。)
そのMBサロンの会員さんでも
「zozoの返品交換サービスをフル活用」している方がいらっしゃいます。
私の昔の知人で、たまたま私のコンテンツを知って「オシャレになってみよう」と一念発起した方がいるのですが。その方もこの「返品交換サービス」を活用しています。
やり方は簡単。
zozoのプレミアム会員に登録すると返品交換が無料になります。
こちら都合での返品もOKです。不良品や配送間違い品というだけじゃなく、サイズが合わなかったから色がイメージと違ったからという自己都合での返品も問題ナシ。無条件に返品させてくれます。
しかも「返品交換無料」というのは送料と返送料も無料という意味。通常返品交換をすると「送料はサービスするけど返す時の返送料はおたくが持ってくださいね」というお店が多かったものですが、zozoは「どちらもウチがもつから安心して注文して大丈夫だよ」という話です。
何気にこれはすごいことで。
「通販ってサイズが合わないと怖いから」
「通販ってイメージと違うものが届くから」
と店舗と比較した時の
「デメリットの代表格」を
叩き潰したわけです。
合理的に考えれば店舗はお店に行く際に「交通費」がかかるわけですし、相応の移動時間がかかるわけです。(認識しようとしない人が多いですが、時間もお金ですからね)
そう考えると「交通費」と「移動時間」の分、通販の方にむしろメリットがあるわけ。店舗に行って購入するという行為が非合理的にすら思えて来ます。
「でも返品交換で荷物出すの面倒じゃん」
と思うかもですが、この返品交換サービスを活用している人の多くは、zozoから届いたダンボールを畳まずに、そのままもう一度ガムテープを貼って荷造りしている様です。また荷物を出すのもヤマト運輸に電話して集荷に来てもらうので手間も移動時間もかからないという話。
要するに「家で試着ができちゃう」わけですね。気に入らなかったら返品すればいい、気に入ったらそのまま買えばいいという話。
一点デメリットがあるとすれば「一度決済をしなくてはいけない」ということ。
クレジットカードをオンライン上で一度通す必要があるので、一旦カードの利用可能額は減りますよね。あえて言えばそこがデメリットでしょうか。
ただし返品してしまえばすぐに処理をしてくれるので、すぐにカードの利用可能残高は元に戻ります。「返品するまでの数日間利用可能な額が減る」というだけですからデメリットとも言うほどでもないかもしれません。
やるかやらないかは別にして理屈で言えば・・・
少しでも気になった服は全部購入して、
家でじっくり試着して、家にある服と組み合わせて、
本当に気に入ったものだけ残して、あとは返品する。
という過激に合理的な買い物が可能となります。
・・・で冒頭の話。
私の知人などはこれをフル活用していて、
「1度に20万円ほどの買い物をして、18万円分くらい返品する」
なんてことをやっているそうです。
例えば「白シャツが欲しい」と思ったらzozoにある白シャツをピックアップして、まとめて全部購入。試着しまくって一番気に入ったものだけ残してあとは返品というフローです。
また彼は私のメルマガを熟読していて、メルマガで紹介されたものは一旦全て購入するとのこと。購入した後に試着して気に入ったものだけを残しておくという手法です。
倫理的にどうか?ということを考える人もいるでしょう。
もちろん運営側としては迷惑極まりない話だとは思います。
またこのサイトやメルマガで何度も話している通りですが、どこのブランドも「余るほど服を作る」わけではありません。誤解を生む表現かもしれませんが、多くのブランドや多くのショップが倒産する一番の理由は「在庫過多」です。ファッション業界は常に在庫に苦しめられて生きています。いかにして消化率を高めて(要するに売れ残りを作らないという意味)、無駄な在庫をおさえるかが経営的には焦点です。在庫ってのは「動かないお金」ですから。じわりじわりとキャッシュフローを痛ませてしまい、経営を苦しめてくるものなのです。
そんな中で「大量購入・大量返品」を繰り返されると、当然困ります。在庫が一時的にも減るわけですから機会ロスが生まれます。売れるべき時に在庫がないわけですね。程なくして戻って来るとはいえ、今のご時世代替品は山ほどありますから、当然「売り切れかー、まあ他のブランドで似たようなものを探すか」となるわけです。
「ちょうどきっかり売り切れるように」と消化率を考えて在庫設定しているブランドにとっては困った話なわけです。
ただ、そうはいっても「返品交換無償で可能」と打ち出すだけあって、こういった買い方をする人がいるのは了承済みでしょう。zozoもおそらく、こういった買い方をする人が一部出てきたとしても「全体で見たら利益が最大化する」と試算し判断しているからこそ着手しているのであって。私たちが「倫理的にどうなんだ?」と考えるのは案外御門違いなのかもしれません。
で、実際そういった買い方をしている知人がどうなったか、というと・・・
彼は短期間で・・・
ちょっとびっくりするくらい
オシャレになりました。
「飛躍的」と言って良いでしょう。
ほんの数ヶ月前にはジー○メイ○で売っているとんでもないプリントのおもしろTシャツを着ていたとは思えません。あらゆる洋服を目にして試着して手にとって、メルマガで論理の補強をして、あっというまにオシャレになりました。「確かにオシャレをすると気分も変わり生活も変わるよね」と今ではなんだか鼻につくくらいです笑。お前半年前まで「キター!」みたいなTシャツ着てたやん笑。
この知人の買い方が「正しいかどうか」はさておいて。色々な物の見方があるでしょうから。
しかし一つ学べることとしては「なりふり構わない姿勢こそ成長を早める」というもの。
仕事もそうですが、
例え良いアイディアが頭に浮かんだとしても、
案外それを実行するにはハードルが生まれることが多い。
「上司に怒られるかもしれない・・・」
「失敗するかもしれない」
「同僚に迷惑がかかるかもしれない・・・」
いろいろなことがハードルとなって、新しい行動は最も簡単に抑制されてしまうものです。
しかし本当に達成したい目的があった時は
「なりふり構わない姿勢」こそが自然であり、成長を早めるはずです。
例えば私の周りの洋服屋さんでも
「売り上げが上がらなくて困っている」という人は大変に多いですが、
「MBさん、どうしたら売り上げを上げることができますか?」と真剣に相談してくる人は実はそんなに多くありません。
何度か書いているし、私は洋服屋さんのコンサルをやって実績も出しています。
昨年対比150%なんて今のご時世では考えられない数字を叩き出すこともあります。
そのくらい実は「非合理的」な経営が多いんです、アパレルには。
それを理解してもなお、「聞いてこない」のは彼らは彼らなりにハードルを抱えているからです。
プライドがあるのかもしれない。
MBは今忙しそうだから・・・と迷惑かけたくないのかもしれない。
ただでも
「目的達成」という最大限重要なミッションのためには
そんなくだらないハードル早く捨てるべきです。
迷惑がかかると思ってくれているのなら
「迷惑かもしれないけど、時間をくれないか」と一言足せばいいだけです。
私も迷惑だったら「ダメ」と言いますし、別に気にするこっちゃありません。使えるものは使うべきです。
仕事でもオシャレでも「なりふり構わない姿勢」こそが発展の鍵です。
ご参考に。
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私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
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