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今回は
「これやってるとおしゃれになれないよ・・・」
というNG習慣を3つお伝えします。
ファッションなんてお金を出して良い服を買えばかっこよくなれるんでしょ、と思っている人も多いかもしれませんが・・・そう思ってセレクトショップでいくらお金を出しても、ユニクロでいくら服を買っても全然おしゃれになれなくて悩んでいる人は意外と多い。
そこには様々な原因があると思いますが
「これを正せばおしゃれに近づける」というNG習慣を3つご紹介するので、なかなかおしゃれになれなくて悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
「全身を確認できない」のは論外・・・?!
1つ目のおしゃれになれないNG習慣は
「姿見を持っていない」
姿見がないとおしゃれになりにくいですね。
そしてファッションが洗練されていない人は姿見を持っていないことがすごく多い。
なぜ姿見がないとダメかというと・・・理由はものすごく単純で
他人から自分がどのように見られているのかわからないから。
自分がどう見られているかわからないのにどうやって他人に褒められるおしゃれを作るのか、という話。
自分のことを客観的に見れないとおしゃれはできないんです。
もちろん客観性がなくても自己満足的なおしゃれならいくらでもできるし、それを否定するわけではありません。
ただ他人が「かっこいいね」と言ってくれる他人目線のおしゃれをするためには、どう考えても自分のことを客観視しなければいけない。
他人が見ている姿を想像して試行錯誤しつつ着こなしを考えていかないと褒められるおしゃれはできないはず。
おしゃれかどうかは自分ではなく他人が決めることでしょう。
もちろん自己満足で決めてもいいけれど
他人から褒められるファッションを目指すなら、姿見で頭の先から足の先まで全てを客観視できる環境でないと、他人から見た自分の姿を確認できない。
よくありがちな上半身しか見えない洗面所の鏡や部屋に備え付けの膝まで映らない鏡しか持っていないという状態は絶対にやめましょう。
ニトリ行けば1,900円で足元まで映るキャスター付きの鏡が売っているので、絶対に姿見を買ってください。
そしてコーディネートをするときは姿見でしっかり足元まで確認しましょう。
なぜ足元まで鏡で映すのかというと、足元などの先端はものすごく目立つ部分から。
パンツのシルエットにはブーツカット、ストレート、スキニー、テーパードなど様々な種類があるでしょう。
実はこれらは全て膝から下のシルエットで名前が決まっているんです。
膝から下がぐっと細くなっているとスキニー、膝から裾にかけて広がっているとブーツカットと呼ばれ、ウエストから膝までのシルエットは関係ないんですね。
膝から裾までの形が広がっているのか、細くなっているのか、真っ直ぐかでパンツの名前そのものが決まるくらい先端部分は圧倒的に大切なんです。
人間の視線は立体物を見るときは常に動いています。
で、動いているということは当然視線が留まる部分もある。
その視線が留まり目立つのが顔周り、手先、足先という3つの先端部分というわけ。
そのすごく目立つ足元が映らない鏡しか持っていないとしたら、超重要な部分がおろそかになるに決まっています。
だから頭の先から足元まで全身が映る姿見が必要なんです。
そして姿見を手に入れたら必ず足元まできっちりコーディネートを確認するクセをつけてください。
玄関の近くに姿見があると全身を客観視できるのでおしゃれになりやすいです。
正直ブランド品を買うよりも毎月ファッションに使うお金の量を増やすよりも、姿見を持っていることの方がずっと大切です。
洋服の似合う似合わない論を唱える人はたくさんいるし究極的にはもちろんあるとは思うけれど、例えばショップスタッフってどこのブランドに配置転換されてもかっこよく着こなせるんです。
それは洋服単体の似合う似合わないよりも、上手く着こなしてそれなりに見せる技術があるから。
ではどうやってその技術を手に入れるかというと、まず何よりきちんと確認することが大切なんです。
他人の気持ちを想像しながら姿見を見ると、説明はできなくても「何か変だな」と感じられる。
鏡を見ることすらやっていないと、どんなに良い洋服を買っても上手く着こなせません。
だから絶対に姿見を買って玄関の近くに置いてください。
それで着こなしは確実に変わっていきます。
これは今回紹介する3つのNG習慣の中で一番大切なことかも。是非気をつけてみてください。
「おしゃれな服」だけではおしゃれになれない
2つ目のおしゃれになれないNG習慣は
「鏡に向かっても棒立ち」
ショップスタッフが「あ、この人洋服に慣れてないな」と試着させた瞬間にわかるポイントが1つあります。
洋服に慣れていない人はアウターを着せてもらったときに鏡の前で棒立ちのままなんです。
対しておしゃれな人はアウターを着せてもらったら襟を立たせたりボタンをいじったり袖をまくってみたりポケットに手を入れてみたり、と・・・ベストな着こなしを試着の段階で探そうとする。
おしゃれじゃない人は着るだけでおしゃれになるものを探そうとするから鏡の前では棒立ちで
「なんかちょっと合わないですね」
というようなことを言うけれど
はっきり言って洋服はあなたのためだけに作られてはいません。
洋服には大きく分けてオートクチュールとプレタポルテの2種類があります。
オートクチュールとは自分の体に合わせて作る注文服のこと。オートクチュールであれば当然棒立ちでもかっこよくなるけれど、世の中で一般的に販売されている洋服はプレタポルテと言ってS,M,Lなど基本の3サイズで展開されているもの。
考えてみてください、日本人男性をS,M,Lの3サイズに分けるなんてずいぶん乱暴だと思いませんか。1人ひとり体型は異なっていてあらゆるバリエーションがあるのに、たった3つのサイズに分類できるわけがないんです。
だからS,M,Lのどれか3つでジャストサイズになることはありえない。
私のジャストサイズはMとLの中間くらいだし、このように皆絶対サイズがずれるはずなんです。
そんな中S,M,Lの中でなるべく自分に近いサイズを選び、どうにかかっこよくするために着くずしや着こなしがある。
襟を立たせて小顔効果を高めてバランスをごまかしたり袖を捲って丈を変えたり、ボタンの開け閉めでインナーの出方を調節したりして自分の体形に合う見え方を調整することが必要なんですね。
わかりやすいのがノーカラーシャツ。
ノーカラーシャツは普通に着ると首が詰まって学ランのように見えるでしょう。
もちろんそのまま着ても良いけれど、私はノーカラーシャツを購入した場合大体首元をぎゅっと握ってV字に開くよう癖づけするんです。
そうして首元が開くようにすると顔が小さく見えて色気も出る。
これを知らずにノーカラーシャツのボタンを首元までぴったり閉じて着て「俺には似合わないな」という結論になるのはすごくもったいない。
鏡の前で棒立ちのまま何もしないでおしゃれに見えるなら最高ですが、洋服に置いてそれほど難しいことはない。
なぜなら無数にある体型を無理やり3サイズでカテゴライズしているから。
そのため着こなしでごまかさないといけない。
ノーカラーシャツは最初からV字に開いていると「シワがついている」とクレームがくるからわざわざプレスして届けてくれるけれど・・・そのまま着ると学ランのようになってしまうからグッと手で開いてV字にすることでこなれた印象になる。
だから鏡の前では絶対に棒立ちのままでいないようにしてください。
鏡の前で調節するべきポイントは基本的にトップスなら3ヵ所。
1つは襟周り。
襟を立たせたり開けたりボタンを開け閉めしてみる。
2つ目は袖周り。
折り返したりシャツならカフスを外して捲ってみたりする。
最後は裾周り。
そのままにしたりタックインしたりする。
あとシャツの場合は開けて着る場合と閉めて着る場合、両方確認してみてください。
先端部分である顔周り、袖周り、裾周り、そしてボタンを開けるか閉じるかを鏡で見たときにチェックしてみてください。
洋服はパソコンなどのデジタル製品とは違い、買って起動するとすぐ理想の形で使えるものではないんです。
無理矢理3サイズにカテゴライズして無理がたたっている部分を是正するために着こなしで工夫をしなければいけない。
だから試着や購入で実際に着用して鏡で見たときは棒立ちにならず色々いじって最適な見え方を見つけてみて下さい。
何が入っているかわからないのに期待はNG!
最後3つ目のおしゃれになれないNG習慣は
「福袋を買うこと」
とはいえ最近福袋は良いアイテムを入れてブランドの宣伝に活用しているところもあるので、一概に買ってはいけないとまでは言いませんが・・・基本的にはあまり買わない方がいい。
おしゃれな人は福袋をあまり買わないと思いますし、ショップスタッフならほぼ100%買わないと思います。
なぜ福袋を買わない方が良いのかというと・・・これは構造を考えれば当然ですが、もし福袋に良いものが入っているならなぜ中身を隠すのか。
買う方の心理としては「福袋は宣伝になるし当たり外れはもちろんあるけれど良いものが入っている可能性もあるし安く色んなものが手に入るならいいじゃん」って思っている人が多いかもしれないけれど、もし宣伝になるなら当然中身を明かすはず。
それなのに中身を隠すのは都合が悪いから。
だから福袋というのは基本的にはあまり良いものは入っていないんです。
で、ブランドによっては福袋の中身を公開しているところもあります。
それは宣伝目的で良いブランドだと思ってもらうためにあえて中を見せていて、そういうものは信頼できるけれど基本的に中身を隠すということは都合が悪いということ。
だから福袋は買わない方が良いんです。
あともう1つ言うと福袋を買う客層は基本的に顧客になりません。
これはショップスタッフなら誰でも知っていることだけれど、定期的に買ってくれる顧客さんは福袋を買いません。
福袋を買う人というのは基本的にいつも買えない憧れのブランドが安くなっているから買うという人たち。
つまり普段は買えないけれど1万円の福袋だから買っている人たちなので、リピートする確率は低い。
だから初売りのお客さんと普段のお客さんは客層が全然違うんです。
普段から買いに来てくれる顧客さんは福袋を売っている時期には良いものがないことはわかっているし、福袋に自分の買ったものが入っている可能性が高いから初売りのタイミングでは来ない。
つまり福袋を買いに来る人は基本的にその店の顧客にはなり得ないので・・・はっきり言って変なものを売りつけてもそれほど影響がない。
少し語弊のある言い方だけれど、極端な言い方をするとビジネス的には在庫消化に使ってもいいわけです。
だからあんまり福袋は買わない方がいい。
もちろんよほどそのブランドが好きで何が当たっても全然構わないというコレクター的な考えの人、もしくは憧れが先行しすぎてとにかく何でもいいからそのブランドのアイテムが欲しいと言う人、あとは着こなしに自信があってどんなアイテムでも全然問題ないという人なら買ってもいいと思います。
しかしそれ以外の人は買ってはダメです。
基本的に良いものが入っているなら宣伝のために中身を明かすはず。
それなのに隠すのは変でしょう。
だから基本的に福袋はそれほど期待しない方がいい。
もちろん今私が説明したことは基本の話なので例外もあります。
たまに良いものが入っている福袋もあるし、当たり外れのあることが事態をさらにややこしくしていますが・・・基本的に福袋には過剰に期待しないようにしてください。
福袋は縁起物だから1万円を捨てる気分で運試しに買ってみるくらいの軽い気持ちなら全く問題ないけれど、重度の期待をして買うのはNG。
ファッションに興味を持ち始めたばかりでできるだけ安くたくさん服が欲しいから福袋を買う、というのはやめましょう。
それなら1万円で自分が本当に好きなアイテムを1点買った方が絶対に良いです。
ということで今回はおしゃれになれないNG行動
1.姿見を持っていない
2.鏡を見て棒立ち
3.福袋を買う
の3つについて解説しました。
ファッション初心者の方は是非これらに注意してみてください。
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タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。
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