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今回は1万円コーディネート企画!
アウター・インナー・パンツの3つを1万円で揃えられるコーディネートを提案します。
「春って何を着ていいかわからない」「着るものがなくてまだ冬のコートを着てる」という方必見!
全てGUとユニクロで揃うのでどこでも手に入るし誰でも再現できます。
是非ここから春服コーディネートのきっかけを作ってみてください。
ユニクロ・GUで完結!春の1万円コーディネート
1万円の着こなしはこちら。コートを合わせた大人なスタイル。
この着こなしを全身1万円と当てられる人はなかなかいないでしょう。
着ていらっしゃる方もモデルさんではありません。
今回の1万円コーディネート企画、実はコンビニで流通している「MONOQLO(モノクロ)」という雑誌の連載企画。
そのために撮影したものでプロのモデルさんではなく実は編集さんなんです。
特別体型が綺麗な人を選んでいるわけではないので、誰でもこれくらいおしゃれになれます。
正確に言うとアウター、インナー、パンツで10,050円、靴まで入れると13,040円。
1万円からほんの少しはみ出してしまいましたが、それでもこの金額のコーディネートには見えないと思います。
使っているアイテムを順に紹介しましょう。
GU
オーバーサイズステンカラーコート 4,990円
まずはアウターのオーバーサイズステンカラーコートから。
このコート本当におすすめです。
2021年春のGUアウターの中で一番コスパが良いと思えるアイテム。
GUのオーバーサイズと聞くと「若い子向けだしすごくダボダボなコートなんじゃないの」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
オーバーサイズと書いてあるけれど実際はリラックスサイズくらい。
確かに身幅や肩幅は広めに取ってあるけれど、着丈はダボダボする程の長さでもないし袖丈も短めなのでものすごく大きいという印象はないですね。
中にジャケットを入れても全然かさばらないくらいのサイズ感です。
普通のステンカラーコートが少しリラックス感のあるサイズになった、くらいの印象なのでオーバーサイズが苦手な方もあまり構えず是非試着してみてください。
素材感は撥水加工つきで安っぽい印象はまったくない。
素材の風合いというのは黒なら割とごまかせるけれど、ベージュやカーキなどの明るい色は安っぽいとすぐバレてしまうんですね。
でもここまで素材感が綺麗で裏地までついて値段は5,000円。
これはものすごくお得なアイテムです。
春コートをビジネス着に見せない方法とは?
今回のコーディネートはこのコートから考え始めました。
黒でも良いと思ったけれど、黒のコートは秋冬に散々着ていると思うし季節的にも少し重く感じてしまうこともある。
よく勘違いされるので予め言っておくと、春に黒のコートを着てはいけないというわけでは決してありません。
ただ黒のコートを春に着る場合は、コート以外のどこかで季節感を表現しないといけないのでコーディネートが難しくなるんです。
だから春らしくベージュや明るめのカーキを選んだ方が季節感にもマッチしやすくコーディネートが組みやすい。
黒のコートの方が安定感はあるので手に取る人も多いけれど・・・このコート5,000円とかなり安いので、おしゃれに見える春向けの明るいカラーに一度挑戦してみてはいかがでしょうか、というのが今回の提案。
そして画像を見ても分かる通り、コーディネートの中に黒を1色も使っていません。
インナーのニットはブラウン、パンツはネイビーで足元もブラウン。
黒をどこにも使わないようにすることで、グッと春っぽい印象になります。
メンズのコーディネートでは基本的に黒が使われます。
フォーマルの基本色は黒と白なので、黒を使わずに大人っぽくかっこよく着こなすのは意外と難しいんですね。
だから黒を使わないというだけで他の男性と差別化できます。
垢抜けた都会的な印象になるので一度試してみてほしい。
ただやはり黒を使わないとコーディネートに安定感がなくなり難しく感じることもありますが、合わせ方やサイズ感をお伝えするので是非参考にしてみてください。
このコーディネートをきっかけに黒を使わない春の着こなしをマスターしてほしい。
ファッション初心者でもこうすればおしゃれになれるんだ、とわかってもらいたいのはもちろん・・・普段どうしても黒を使ってしまってその先になかなか進めない中級者さんも是非試してみてください。
そして「黒を使わない着こなしって意外といいじゃん」ということをわかっていただければと思っています。
もちろん秋冬なら黒をガンガン使っても問題ないけれど、春夏は黒を使わない方が都会的で垢抜けて見える。
その反面着こなしが若干難くなるので今回の解説を是非参考にして黒を使わないコーディネートに挑戦してみてください。
というわけでコートは黒でなくベージュを選びました。
ただベージュのステンカラーコートには1つ難点があります。
それは仕事帰りのサラリーマンみたいに見えてしまうこと。
通勤でスーツの上からこういうベージュのステンカラーコートを着ているおじさんって結構いるでしょう。
だからせっかくベージュのステンカラーコートを買っておしゃれに着ようとしてスラックスを合わせて、いざ友だちに会ったら「あれ、今日仕事なの?」と言われてしまった・・・ということもあるわけです。
それは別に悪いことではないけれど、できれば避けたいですよね。
ベージュのステンカラーをおしゃれ着として使うならビジネスっぽく見せないようにする工夫が必要です。
そのためにパンツはデニムを合わせてみましょう。
この着こなしでもインディゴのデニムを持ってくることでビジネス感をなくしています。
日本の一般社会においてインディゴデニムは仕事着として使うものではないでしょう。
だからインディゴデニムと一緒ならベージュのステンカラーコートも仕事着の印象がなくなります。
ただそうなるとコートはベージュでパンツも濃いブルーと、どちらにも色味が入ることになる。
コーディネートでは黒と白以外の色を使えば使うほどカジュアルになってしまいます。
フォーマルな場面ならスーツは上下とも黒でネクタイですら白か黒。
このように白と黒は大人っぽくフォーマルな印象があります。
色というのはモノトーンに寄るほど大人っぽく、色味が増えるほど子どもっぽい印象になる。
そして今回のコーディネートでは面積の大きいコートでベージュカラーをたっぷりと使っており、パンツはインディゴデニムなのでどうしても子どもっぽくなりがち。
だから大人っぽく見えるようデニムは遠目から黒に見えるくらい暗めのネイビー、そして細身のものを選んでみてください。
GU
ストレッチスリムジーンズ(股下76cm) 2,490円
その条件に当てはまるのがこのデニム。
色味が濃く細身なのですっきり大人っぽい印象が出せます。
ただスキニーほどパッツパツに細いわけではないので、大人な着こなしとして無理のない範囲です。
シルエットも太ければ太いほどカジュアル、細ければ細いほど大人っぽい印象になります。
スーツではサイズが合っていない大きめのものはダボダボで着せられている感が出るでしょう。
でもオーダーして自分の体ぴったりに合わせた細身のスーツはスラっと大人っぽく見える。
それと同じでシルエットは細いと大人っぽく、太くなると子どもっぽくやんちゃに見えるんです。
だからカジュアルなデニムも少し細身のものを選ぶと、ほんの少し大人っぽさを加えられます。
今回の着こなしではステンカラーコートにベージュを選んでいて子どもっぽい印象があるので、パンツはインディゴデニムでビジネス感はなくしつつ、大人っぽさを出すために細身で濃い色を選んでいるというわけ。
このようにコーディネートも理論に沿ってしっかり組み立てることが可能です。
「シンプルだけど地味」から脱却する最も簡単な方法
GU
ミラノリブクルーネックセーター(長袖) 1,490円
インナーのニットは黒でよかったけれど、今回は黒を使わない垢抜けた着こなしにするためダークブラウンを選んでいます。
あとコーディネート画像を見ると裾からパープルのTシャツが出ていると思いますが、これを指で隠してみてください。
するとおしゃれではあるけれど若干地味な印象になるでしょう。
個人的にはここが脱初心者の壁だと思っています。
かっこいいアイテムを自分で選べるし何となくの組み合わせもわかる。
それなりにおしゃれにまとまっているとは思うけれど、なぜか地味で物足りない・・・と思うことはありませんか。
その地味な印象を解決すると一気に初心者から脱することができる。
そのためには様々な方法がありますが、1番簡単なのはインナーに差し色を使うこと。
派手な色を使えば当然地味な印象は消えるけれど、何も考えず派手な色をドーンと使うだけだとカジュアルで子どもっぽい印象になってしまう。
地味な印象を消し、かつ大人っぽく見せるには小さい面積で色を使いましょう。
このコーディネートのようにニットの下からパープルをチラッと見せると、シンプルな着こなしの中にちょっとしたアクセントが入り地味な印象が払拭できるわけ。
メンズの場合おしゃれにまとめすぎると地味になりがち。
それはメンズアイテムのデザインは基本的にシンプルなものが多いから。
だからシンプルなおしゃれを念頭に置いていると何かが足りなくなるんです。
そこで地味な印象をなくす方法の1つとして一番手軽にできるのは、差し色にTシャツを入れるてアクセントを加えること。
GU
コットンクルーネックT(半袖) 790円
裾を少しだけ出したいならワンサイズアップさせるだけでOK。
私は175cm69kgでコート、ニット、パンツはLサイズ、インナーのTシャツだけXLサイズを選んでいます。
自分のサイズよりも1サイズ上のものをインナーに着るとちょうど2~3cmくらい裾から見えるので是非参考にしてください。
もちろんアイテムによるので、できれば採寸表で着丈の差を確認してほしいけれど・・・同じブランドの場合は1サイズ上げれば問題ないでしょう。
GU
アクティブスマートUチップシューズ+E 1,990円
Uチップシューズはフォーマルシーンでも使うものですが、ワークな印象もあるのでデニムでもスラックスでもバランスよく使える万能なアイテム。
特におすすめなのはスエードタイプ。
GUの合皮はかなりリアルに作られていますが、それでもやはり若干安っぽい印象は残ってしまう。
でもスエードタイプは本革にしか見えないほどしっかりした出来。
だから上下1万円とはいえできるだけ高級感のあるコーディネートにしたいならスエードタイプを選んでみてください。
そうして組み合わせたのがこちらのコーディネート。
ステンカラーコートにニットとビタミンカラーのTシャツ、そしてデニムに革靴を合わせたスタイル。
全身で10,050円、靴まで入れて13,040円です。是非参考にしてみてください。
全てGUとユニクロで揃えられる誰でも真似しやすい着こなしです。
テンプレート的な着こなしが良いとは思っていませんが・・・ただそうは言ってもどう着こなしていいのかわからない方も多いと思うのでまずはここから試してみてほしい。
その中で
「インナーのTシャツはパープルじゃなくてグリーンがいいな」
「デニムじゃなくあえてスラックスにスニーカーで合わせてみようかな」
と、試行錯誤しながら少しずつカスタムしていけば、個性のある着こなしが生まれていく。
だからまずは是非この着こなしを参考に2021年の春のコーディネートを1万円で作ってみてください。
今回の1万円コーディネート企画はコンビニ流通の雑誌「MONOQLO(モノクロ)」で連載しています。
コンビニで見かけたら是非手に取って読んでみてください。
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