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【日テレ「得する人損する人」出演】MBがひふみんに「黒の細身パンツ」をオススメした深〜い理由とは!?

 

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「ひふみん」も変えた!!「黒の細身パンツ」の魅力とは!?

 

 

10月26日に放送された日テレ「得する人損する人」では「黒スキニーで誰もが印象を好転させることができる」と説きました。

今回は少しそれを掘り下げて理由まで深く、論理的に解説して参ります。

 

パンツは「味噌汁の出汁(ダシ)」に似たり

 

多くの人は「おしゃれをしよう」と思ったら、何から買うでしょうか?
おそらく90%以上の人が「トップス(上半身)」から買おうとするでしょう。しかし実はそれが大きな間違いなのです。

 

トップス(上半身)とボトムス(下半身)には実はそれぞれ役目があります。トップスは顔まわりに近く目立つため「印象を変える」効果があります。ジャケットを着た時とブルゾンを着た時、はたまたチェックシャツを着た時と白シャツを着た時では印象はガラリと変わりますね。顔が近く視線が集まるからこそ印象の変化を期待できるのが「トップス」です。

一方で「ボトムス」は「印象を整える」効果があります。コーディネートの土台となるボトムスは基本を作るものです。(何故、ボトムスがコーディネートの基本となるのかは後述します)

前述の通りですが、多くの男性は「おしゃれをしよう」と思ったら上着を揃えようとします。しかしいくらトップスを買っても上着を買っても「なんかショップスタッフさんの様に格好良くならない。。。」と悩む方も多いはず。その秘密は実は「トップスばかりに注力しているから」。

ボトムスで「印象を整えず」に、トップスで「印象を変えて」も意味がありません。単にイマイチな印象のバリエーションが増えるだけです。

 


(MBが監修する漫画「服を着るならこんなふうに」第2話より)

 

出汁の取れてないお味噌汁にどんな具を入れようと味気ないままです。カニを入れようが野菜を入れようが魚を入れようが出汁のない「ただのお湯」では美味しさは生まれません。しかし逆に出汁さえ取れていれば、豆腐だろうとネギだろうとどんな具を入れても美味しくなります。きちんと出汁がとれていればそれだけでも十分楽しめます。


そうです、「出汁=下半身」であり「具=上半身」です。きらびやかな美味しそうな具は出汁があってこそ引き立つもの。おしゃれで何より肝心なのはまず「下半身を整えること」なのです。

 

体型を綺麗に見せるためには「細身パンツ」がマスト、その論理的理由

 

さて「下半身から揃えなければいけない」ということが理解できたら、もう少しだけ深掘りしてみましょう。何故最初に選ぶべきは黒の「細身」パンツなのか。太いとダメなの?何故細身だと良いのか?

人間の体型を綺麗に見せるためには「3つの基本シルエット」があるのです。

Aライン(上半身が細く、下半身が太い)
Iライン(上半身が細く、下半身も細い)
Yライン(上半身が太く、下半身が細い)

以上の3種類です。この3つを可能な限りメリハリをつけて実践することで体型は綺麗に見えます。ではこの3つが何故綺麗に見えるのか?

 

まず「Iライン」は基本的に体型にそれほどコンプレックスを感じていない標準体型の方がすべきシルエットです。スーツと同様に上下細身を作ってあげるとスラリと縦のラインが強調されて身長も高く感じさせてくれます。痩せ型でスマートな方はこのスタイルを実践すると良いでしょう。

次に「Yライン」「Aライン」は上半身or下半身のいずれかをゆったりサイズで隠すシルエットです。Yラインはこんな感じ・・・

 

長い着丈、大きなサイズのコートなどで上半身をすっぽり隠してしまえば、中年体型の方でも外見からは分からなくなります。ここで下半身までゆったりサイズを選んでしまうと、確かに体型は隠れますがどうしても「ルーズ」「だらしない」印象になり子どもっぽい雰囲気になってしまいます。そこで下半身は細身にしてあげます。・・・すると難がある上半身はすっぽり隠れて見えなくなり、細身の下半身が「その人の体型」に感じさせることができるのです。例えばお腹が出ている人、肩が張っている人などはこのシルエットを作ってあげると良いでしょう。

 

Aラインはこの逆ですね・・・

 

上は細く下は太い。例えばスポーツ体型で足が太く細身が難しい人はこんなスタイルを実践すると良いでしょう。

 

「いやいや俺は上半身も太いし、下半身も太いんだけど。その場合はどうすりゃいいの?」

 

そんな方は無理なさらずに太いパンツに太いトップスを選びましょう。ただしパンツは「裾だけ細い」ものを選びましょう。

 

このパンツは決して細身ではありません。太もも周りやウエスト周りはかなりゆったりとしたサイズ感でスポーツ体型の方も楽チンです。しかし「先端が細く」なっているのがポイントです。

こういったパンツを「テーパード(先に向かって細くなる、の意味)」パンツと言います。

 

パンツは実は「裾」が最も重要なポイント。二次元と違い三次元は視線が常に動いているもの。全てに視線が行き届くわけがなく、「目立つ箇所」が必ずあります。であるならば「目立つ箇所」が印象の要であるはずです。パンツにおいて目立つ箇所は先端である「裾部分」です。視線が止まる箇所である「裾」は最も目立つところ。「おしゃれは足元から」と言いますがホントなのですね。

たとえ太いパンツを選んだとしても「裾だけ細ければ」細身に感じさせることができるのです。

 

嘘?と思うかもしれませんが、ブーツカット、スキニー、ストレート・・・これらパンツのシルエットの種類はどこの形で決定されると思いますか?その答えは実は「膝から裾にかけての形」です。ウエストから膝まで全く同じ形でも、膝から裾にかけての形次第でパンツのシルエット名が変わってしまうほど「裾の力」は大きいものなのです。足回りにコンプレックスがある人は無理して「ムチムチ」にならなくて結構。太いパンツを履いて裾だけ細けりゃ問題ないのです。

またもっと言えば「裾をロールアップ」するだけでも印象は変わります。足首は体の中で最も細い三箇所「三首(手首・足首・首)」の一つです。この3つはくびれがある箇所であり、ここを露出することで細身の印象は際立ちます。手持ちのパンツが「テーパード」じゃなくても裾のロールアップで足首を見せるだけでも十分印象は細くなるのです。

 

・・・長々と語りましたが、ここで最初の問いに戻りましょう。

「何故細身パンツを選ぶべきなのか」。

 

それはA,I,Yの3シルエットをよく考えれば納得できるはずです。そうです3つのうち、なんと2つが細身のパンツを求めているのです。逆に太身のパンツを選んでしまうとトップスは細身を選ぶ他ありません。体型を綺麗に見せるには「細身」のパンツを選ぶことが重要です。また細身のパンツさえ選んでしまえば、トップスが太ければYになり、トップスが細ければIになるわけですから、いずれにしても体型が整うこととなるのです。

だから「万能な細身パンツ」を最初にオススメしているわけです。これが「ボトムスはコーディネートの土台」と説明した理由にもなります。

 

何故黒なのかは、大原則「ドレスとカジュアルのバランス」にあり

 

では今度は何故「黒」なのか。ベージュやブルーではダメなのか?

 

その理由は「ドレスとカジュアルのバランス」にあります。

 

日常着におけるおしゃれは「ドレスとカジュアルのバランス」をとることが最も重要であり大原則です。
ドレスとはスーツのことです。スーツの要素は・・・シャツにジャケットにスラックスにレザー小物に、細身のシルエットに、黒と白のモノトーンの配色です。
一方カジュアルとは普段着のリラックスウェアのことです。カジュアルの要素は・・・Tシャツにパーカーにチェックシャツにスニーカーに、ルーズで着心地の良いシルエットに、カラフルな配色やプリントなどです。

 

全ての洋服はこの2軸に分類することができます。そしてこの両軸どちらに偏っても「おしゃれ」は作れません。ドレスに偏り過ぎれば「キメすぎ」「嫌味」「仕事帰り」「結婚式」「ホスト」のような印象がつきます。逆にカジュアルに偏り過ぎれば「コンビニ着」「パジャマ」「運動着」「部屋着」「だらしない」のような印象がつきます。

このドレスとカジュアルをミックスした状態こそが世間一般で言う「おしゃれ」にあたります。

 

ジャケットにスラックスにシャツにネクタイに革靴を合わせれば「仕事着」となります。格好良いですが日常着とは見なされません。だからこそ、スニーカーやTシャツを合わせてあげます。

 

チェックシャツにジーンズにスニーカーでは「ルーズ」すぎて、元から格好良い人以外はイマイチ野暮ったい印象にしかなりません。そこでスラックスや革靴を合わせてあげます。

このように「ドレスとカジュアルのバランス」をとることがオシャレの大原則です。無論、元からカリスマのように格好良い人は何をしても格好良いです。それは仕方ありません。キムタクは何を着ても格好良いのです。・・・しかし私を含めた日本人男性の90%以上、自分の見た目にそこまでの自信がないのならこのバランスを意識せねばなりません。

バランスを意識した時に、緊張(ドレス)の中に余裕(カジュアル)が生まれて、色気が出ます。これは何も私が勝手に言っていることではなく歴史上のデザイナーが言葉を変えて表現してきたことです。(「ドレスとカジュアルのバランス」という文言は私が作ったものです)

さて、この「ドレスとカジュアルのバランス」、残念ながら多くの日本人が取れていません。日本はアメリカンカジュアルの影響を強く受けすぎていてTシャツ、パーカー、スニーカー、デニムとラフでルーズなものばかりが市場で目立ちます。ドレス要素が圧倒的に足りないのです。

だからといって「スラックスや革靴を履け」「今から全部買い換えろ」とは言いません。「黒の細身パンツ」で十分なのです。

何故か。
それは「黒」も「細身」もドレス要素だからです。

スーツは上下黒ですね、スーツは上下とも細身ですね。「黒の細身パンツ」はれっきとしたドレス要素です。こうして下半身をドレスにしてしまえば、上半身はいつも着用しているカジュアル服・・・Tシャツでも、パーカーでも、チェックシャツでもなんとなくサマになってしまいます。まさに「ドレスとカジュアルのバランス」ですね。

 

こんなイメージです。
ちなみにこの写真では「黒の細身のデニム」を選んでいます。無論「スラックス」を選んでも良いのですが、スラックスって日常穿くにはちょっとハードル高いですよね。シワになりやすいし、耐久性はそこまで高くないものが多い。これからおしゃれを始めようとする人にはちょっととまどうかもしれません。そこでデニム素材でいかがでしょう。耐久性も高いしシーンを気にせずガンガン使えます。でも「黒で細身」だからドレスな要素もきちんと入っている。

 

だから「黒の細身」をオススメするのです。

 

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さてここまでで「黒の細身パンツ」がオススメな理由がすっかり理解できたと思います。

ただしこれはあくまで「これからおしゃれになろうとする人のための第一歩用」に過ぎません。「黒の細身パンツを穿いていなければ、おしゃれになれない」という意味じゃありません。あらゆる着こなしで「バランスをとる方法」はあるし「体型を綺麗に見せる方法」はあるし「個性を出す方法」はあります。そしてそれをさらに深く、極めて論理的に教えているのが毎週日曜配信の私のメルマガです。

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