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さあ、いよいよ秋ファッションの時期がやってまいりました。
都内は最近気温が下がり始めて半袖だと肌寒いくらい。
こうなってくると「俺は秋・・・何を着ればいいんだ??」
と毎朝手に取る洋服に悩むようになってくるでしょう。
そこで今回は「秋になったらまずこのへんをおさえましょう-初級編-」。
秋服に迷ったらまず確認、これ持ってますか??
買うべきその1.白系インナー
「何を買えばいい?何を着ればいい?」と迷っている人はとりあえず「長袖の白系インナー」をおさえましょう。
例えば・・・
白シャツとか。
白カットソーとか。
白ニットとかですね。
秋冬は割とすぐに羽織りものが必要になります。ジャケットやブルゾンなどを羽織って重ね着をすることとなるでしょう。そして市場にあるメンズ服の羽織の大半が
黒かダークトーン
なのですね。
「嘘つけよ、店には色々な色の羽織があるじゃないか」と思うかもしれませんが、それは「見せ在庫」です。お店の陳列はVMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)といって体系化された一定のノウハウがあります。そのノウハウから考えると「真っ黒でダークトーンだらけの陳列」ではお客様は足を止めてくれません。黒の中に時折色物が入っているからこそ抑揚があり足を止めて見てくれるものです。そのためお店は「見せ在庫」として色の入ったアウターなどを並べていますが、実際バックヤードに行けばメンズの羽織の在庫は大半が黒かダークトーンです。
例えば色展開が「黒、ライトグレー、キャメル」などであれば基本的には「7.2.1」くらいの割合で在庫を抱えるもの。レディースは色とりどりの華やかなアウターが売れますが、メンズは基本的に黒ばかりが売れます。
考えてみれば当然でしょう。これを読んでるみなさんのワードローブに「黒(かダークトーン)以外のアウター」はどのくらいありますか?明るいキャメルやライトグレーのアウターなどほとんど持っていないはずです。
そしてほとんどの人が黒系の羽織を着る上に、ボトムスもメンズは暗い色を好む傾向があります。黒やダークトーンのデニムなどを好むもの。そうすると上下ダークトーンとなってしまい、どうしてものっぺりとした印象を与えてしまいます。
そこで白系のインナーが便利なのです。全身黒やダークトーンではどうしても地味な印象になりがちですが、インナーに黒と真逆の色である「白」を入れてあげると白黒のメリハリがつき、地味な印象から脱却できるもの。組み合わせを考えれば白系の明るいインナーウェアを今のうちに揃えておくのが賢いのです。
またもちろんシャツであれ長袖Tシャツであれ、今の時期は一枚で着用可能です。先々を見越しても今のことを考えても白系インナーは揃えておいて然るべき。できれば「ニット」「シャツ」など2アイテムくらいは持っておくと良いでしょう。
買うべきその2.細身パンツ
「黒の細身パンツを持っておきましょう」
と再三このKnowerMagで伝えていますし、随分世の中にこの話も波及した気がします。
それでもここで殊更に「細身パンツをGETした方が良い」と言うのは「秋冬」だから。
秋冬は細身パンツがないと「勝負になりません」。
秋冬はとにかく上半身にボリュームが集まります。インナーにアウターにマフラーなどを重ねていくとどうしたってボリュームが生まれます。ロングコートなどを選べば尚更です。着丈の長いものは目に入る面積が大きいためボリュームを感じやすいものです。
そして上半身にボリュームが出た時に合わせるボトムスは「細身パンツ」がセオリーです。
体の線が綺麗に整って見えるシルエット論があります。それは「Y、I、A」の3種類。
Aライン(上が細く、下が太い)
Iライン(上が細く、下も細い)
Yライン(上が太く、下が細い)
この3つを意識することで体型は綺麗に見えます。またこの上下のメリハリはあればあるほど美しく見えます。ロジックとしては簡単、例えば上半身にボリュームをつけたYラインの場合、ボトムスまで太くしてしまうと全身が太くだらしない体型に見えるワケ。そこで下半身を細くすることで、「上半身は重ね着をしているだけ。本当は下半身の様にスッキリ細い体型なんだよ。」と感じさせることが出来るのです。
これはコンプレックスがある人には特に有効です。「上半身が太くて困る」「下半身がスポーツ体型でドスンと太い」そんな人は上下のいずれかにメリハリをつけて細く見せてあげると良い。上半身にボリュームをつけてあげると太っているお腹周りはきちんと隠せて、かつ下半身はキュッ細いので「隠した部分まで細く感じる」わけです。
ここまで説明すれば理解頂けたかと思いますが、上半身にボリュームが出やすい秋冬シーズンにおいては体型を綺麗に見せるため基本は「Yライン」を作ることになるため、細身のパンツがないと勝負にならない・・・というわけです。
買うべきその3.ストール
「ストールなんて恥ずかしくて巻けるかバカヤロウ」
と思う人はマフラーでも構いません。ストールでもマフラーでも良いので首回りに布を巻いてください。
ストール未体験の方も多いと思うのですが、是非騙されたと思って鏡の前で試しみてください。できれば「片辺が180cm以上の大判ストール」を巻いてみてください。ZARAのレディースなどを探すと2000円程度で買えます。レディースフロアで物色するのはちょっと恥ずかしいかもしれませんが「俺は彼女の試着を待っていて暇だから見ているんだ」と自己暗示をかけてください。
こちらはZARAのレディースストール。これも2000円から3000円くらいかな。かなり大きくボリュームがあります。
そしてボリュームのあるストールを巻くと何が良いのか・・・それは「小顔効果」が生まれること。
女子はあんなにも「小顔」に必死なのに、男子はあまりにも「小顔」を軽んじている気がします。小顔に見えると何が良いのか、実は顔の大きさは体のバランスを図る基準点です。私たちは手足の長さなど体のバランスを無意識のうちに顔の大きさで測っているのです。「八頭身」とかって言うでしょ?「頭身」って実は我々が無意識に活用している基準なのですよ。だからこそ顔を小さく見せると体のバランスは美しく感じるのです。モデルの採用基準の最低ハードルが「顔が小さいこと」なのも納得です。顔がデカいモデルはいません。
ハッキリ言いますが、顔が小さい人は別にテキトーな組み合わせでシルエットが多少崩れていてもバランス良く見えるのです。これは神が与えたもうた格差です。小顔が心から羨ましいですがこれはもうどうしようもありません。もちろんだからといって悲観していても仕方ない、顔が大きい私たちは「なんとか工夫して顔を小さく見せる努力」をするのが建設的です。
ストールなどの大判の布が顔周りにあると対比効果で顔は小さく見えるもの。実はこれは上の「シルエット論」を実践するよりも、何より簡単にバランスを綺麗に見せる「裏技」に近いもの。
まだストールを持っていない人は今のうちにどうぞ・・・
それとストール一度ハマるともう手放せなくなります。小顔でバランスが綺麗に見えるというのももちろんなのですが、ストールは薄手ニットやシャツなどに合わせてあげれば羽織の代わりにもなります。パッと巻いて小顔にもなるし、羽織の代わりにもなる。デートの際には寒そうにしている女子にブランケット代わりに「これ使えよ」と差し出すこともできます。なんかもうストール最強じゃん。
買うべきその4.革靴(ブーツ)
それと「ブーツ」は必須。
冬場のクソ寒い日にスニーカーだと「お前冬用の靴持ってねえの?」と思われちゃいます。今からブーツを買う覚悟をしておきましょう。(発売は10月頃と言うブランドも多いのでまだ手にしなくても大丈夫ですが)
「でもお高いんでしょう・・・?」と思うでしょうが、大丈夫。GUやらが今は格安ブーツをリリースしてくれています。
こちら去年の画像ですが、これ上下靴GUです。足元のブーツもGU。ブーツ確か3000円くらいだったかな。
もちろん3000円くらいですからフェイクレザーなのですが・・・それでも最近のフェイク素材はもうほとんど本革と見分けがつかない。あまり知られていませんが合皮は毎年毎年新しい素材が開発されています。アパレルだけでなく車のソファーなどでも需要のある素材ですから、東レあたりが素材開発に熱心で、今年は特に「本革と見分けがつかないリアルな合皮」がたくさん出ています。
「靴は本革じゃないと許せない!」
なんて靴マニアでもない限りもはやこだわる必要もないでしょう。もちろん合皮の方が履き心地は劣るし(馴染みにくいからね)、風合いの変化も楽しめないけれど・・・まあぶっちゃけ安くて格好良いなら別にそのくらい我慢できるさ。それに合皮の方が雨や水に強いし、ケアも必要ない。少なくとも初心者のうちは合皮で十分でしょう。もし靴好きになったのならそこから本革なども見てみれば良いけど、「コーディネートの1アイテム」として考えているだけならばそこまでこだわる必要もないでしょう。
実はアウターやトップスは案外なんでも良い。お好みでどうぞ。
以上初心者が買っておくべき秋冬アイテムでした。
実は上記を揃えてあげると、案外どんなアウターやトップスでも着回せるようになります。
ユニクロなどに行って色々試着して試してみてください。
詳しいアイテム指南、着こなし指南などはこんな風にロジック含めてメルマガで行なっています。興味があれば是非どうぞ。
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