スポンサーリンク
今回は最近買って良かったアイテムを4つご紹介します。
オール・メイドインジャパンのこだわりデニム
upper hights
THE RELAX 35,200円
「upper hights(アッパーハイツ)」は日本のデニムブランド。
このデニムお値段が3万円程しますが、かなりこだわり尽くされており気に入って購入しました
ここ数年はデニム離れが強かったけれど、実は最近国産のデニムブランドがじわじわと伸びてきています。
30代以上の方は記憶にあると思うのですが、1990~2000年代前半くらいまで街を歩くと男子は皆デニムを穿いていたし、「とりあえずインディゴのデニム買っておくと何にでも合わせられていいですよ」というのが我々ショップスタッフの常套句でしたが・・・最近はもう聞かなくなりましたね。
今ではスラックスが主流で「インディゴデニムよりもスラックスの方が使いやすいですよ」と聞くくらい、トレンドというのは変わりやすいものでその時々の正解がある。
そういうわけでデニムは2000年代前半くらいから徐々に下火になっていきましたが、また最近少しずつ息を吹き返してきています。
そんなデニムのメリットはシワ、ヒゲ、アタリや素材に凹凸があって立体的な表情になるから1枚でもなんとなくサマになること。
ただどうしても野暮ったいイメージになってしまうのがデメリットでもあります。
で、このアッパーハイツのリラックスシルエットのデニムはウエスト周りがゆったりで股深、ややワイドでストンと落ちるスラックスのようなシルエット。
デニムというと分厚くて硬いというイメージをもっている人が多いと思います。
分厚く硬いデニムだと落ち感が出ないし、穿き続けると硬いからグシャグシャとシワが出てきて野暮ったさが強くなってしまう。
しかしこのデニムはシワが出にくくライトオンスでストンと綺麗にまっすぐな落ち感が出るためスラックのような印象になります。
Tシャツとデニムで合わせるだけでも大人っぽい印象があるでしょう。
普通のデニムはもっと脚のラインが出て太ももや膝周りにシワが寄りやすい。
でもこのデニムはライトオンスでややウエスト周りがゆったり、真っ直ぐストンと落ちているシルエットだからこそあんまりシワが出ずスラックスっぽさがある。
私は普段29インチですがあえて2サイズ上の31インチを買いました。
2サイズほどアップしてウエストをぐっと絞ると当然ウエスト周りに余裕が出るからストンとシワがなく綺麗な落ち感のシルエットになります。
デニムだけれどスラックスライクな印象にできるのはライトオンスならでは。
ただライトオンスの場合モノによっては安っぽい印象になってしまうけれど、このデニムは加工をしっかりつけて高級感を出しているのもポイントです。
値段は高いけれど個人的にデニムはケチらない方がいいと思う。
だってデニムに関しては1度買ったら1~2年で穿かなくなることはないでしょう。
デニムはすごくタフだからこそ合理主義の塊であるアメリカではゴールドラッシュの時に皆作業着として穿いていたわけでしょう。
死ぬほど頑丈なので耐久性という意味合いでは10年後も使えるわけですよ。
おしゃれ着として使えかはまた別の話ですが。
スラックスの脆い生地とは違い長く使える素材だからこそデニムはわけだケチらなくても良いと思うんですね。
なおかつデニムって誰でも1回は穿いたことがあるし持っているものだから、皆それなりに審美眼がある。
デニムの良し悪しをはっきりと言語化できないとしても、何となく高そうとか安っぽいくらいの判別はできるんです。
だからユニクロでもデニムはすごくこだわっているし、たまに安っぽい素材を見かけるGU でもデニムは頑張って作っている。
なぜ量販店ですら気合を入れてデニムを作るのかというと、皆ある程度の審美眼があり手を抜くとバレてしまうから。
そういうわけで安っぽいとバレるし長く使えるということである程度投資してもいいアイテムなんじゃないかと個人的に思っています。
最近はユニクロがカイハラデニムを使うなど良いデニムを安く仕上げているのでそれでも全然良いけれど、やはりユニクロにはないリアルな加工感が施されています。
あと股深でややワイドなシルエットはユニクロのメンズデニムになかなかないし、ベルトループの華奢な感じやつまみの具合など細かいところまでこだわって仕上げているので「良いデニムが1本欲しい」という方は是非チェックしてみてください。
ユニクロのエアリズムTシャツをタックインすることでよりスラックスっぽく見せ、革靴を合わせて大人っぽく仕上げた着こなし。春はこんな着こなしで使おうと思っています。
ここにスラックスだとちょっと地味ですがデニムだと地味な印象にならないのでおすすめ。
レイヤードスタイルの救世主!
BYWÉAR
Regular Plain Crewneck 16,500円
Layering T-Shirt 5,940円
「BYWÉAR(バイウェア)」のスウェットとレイヤード用のTシャツをセットで購入しました。
レイヤードのTシャツって何を買えばいいのか悩みませんか。
こうしたシンプルな黒のスウェットと黒パンツを合わせると、上下とも黒で地味な印象になるでしょう。
で、おしゃれな人たちはこうした着こなしでインナーに白Tシャツ入れるんですね。
白Tシャツを入れるだけで上下黒でも地味な印象が消えてくれる。
なぜ地味な印象が消えるかというと・・・黒はこの世で最も暗い色であり、白はこの世で最も明るい色。
一番暗い色の合間に一番明るい色を入れるわけだからメリハリができる。
だから上下黒の真ん中に真逆の白を置くと地味な印象が消えるけれど、モノトーンカラーで白の面積も少ないから大人っぽさは消えないという着こなしはレイヤードの基本。
ただ・・・こうしたレイヤードスタイルはかっこいいけれど、レイヤードのTシャツをどのくらいの丈にすれば理想的な首元や裾の出方になるのかわからない方も多いはず。
サイズを大きくし過ぎて白の裾が出すぎるとだらしなく見えるし、かといってトップスと同じくらいのサイズを買うと裾から全く見えないこともある。
「どのアイテムの何サイズにすれば理想の白い裾が出せるのか」というのは洋服好きなら一度は通る道だと思うんです。
そこでこのバイウェアではスウェットやパーカーと同じ規格でレイヤードTシャツを作っており、同じサイズを買って一緒に着るだけでレイヤードが勝手に完成するのがこのアイテムのポイント。
こうしたレイヤードTシャツは誰でも思いつくような発想ではあるけれど、こんなにしっかりと作っているところは珍しいと思います。
楽天やZOZOTOWNで展開している若者向けの安価なブランドでもレイヤード向きのTシャツを展開していることもありますが、大体素材が安っぽくちょっと物足りないことも多い。
しかしこれは細番手のすごく良い上質なコットンを使っていてツヤ感がたっぷりあり一枚でもサマになる。
さらに考えて作られていて同じブランドのアイテムと同サイズで合わせると裾から綺麗に白が出るというアイテム。
このスウェットとTシャツを買って合わせて着るだけで「ぽく」なるのですごくおすすめ。
全身黒だと地味になるけれど白を入れるだけで地味な印象が払拭されるし、この上からコートを羽織れば今からでも着られるし春先はこのセットだけで十分おしゃれ。
しかもバイウェアのアイテムはオール・メイドインジャパンなんです。
タグ、縫製、生地までオリジナルで開発して全てメイドインジャパンなのですごくクオリティが高い。
正直良いスウェットってなかなか見つからないんですね。
ユニクロがそれなりのものを出しているから他のブランドがあまり展開しない。
で、ユニクロ以上のスウェットと考えるとエイトンやオーラリーなど1着3~4万円ほどのブランドに辿り着くけれど、さすがにスウェットにそこまでは出せないなと感じる方も多いでしょう。
1万円台くらいでユニクロよりも明らかに良いスウェットって探してみると意外とないんです。
チャンピオンは1万円台で手に入るけれどモダンに着こなすのは難しい。
ということでメイドインジャパンでクオリティが高くモードな印象のバイウェアはすごくおすすめ。
良いブランドで値段もそこまで高くないので是非手にとって見てください。
バランスのとれたモード系セットアップ
sulvam
Short Jacket 86,900円
こちらはパンツとセットアップで購入しました。
「salvam(サルバム)」は元々ヨウジヤマモトにいた方が独立して立ち上げられて、最近は本当に海外でも評価が高いブランド。
ヨウジヤマモトというとギャルソンと双璧をなす日本の代表的なデザイナーズブランドですが、スーツやジャケット、シャツなどテーラード系のアイテムがとても得意。
だからこのジャケットも形がすごく綺麗なのですが、ご覧の通りかなり遊びの入ったデザイン。
裏地が青で切りっぱなしで表地よりも長く若干はみ出るようなデザインが特徴。
スラックスの方も裏地がはみ出ていて古着のようなボロボロの演出がなされています。
実はこれひっくり返してリバーシブルでも使えますが、仕立てがすごく綺麗で縫製も良いので裏返しても粗がまったくなくかっこよく使える。
本当にスタンダードなセットアップスタイルだけれど、裏地の青が出ているから上下黒でもあまり地味にならない。
あとセットアップはどうしてもビジネス用途に見えてしまわないか不安に感じる人もいるはず。
このセットアップは裏地が出ていること自体がハズし要素になっているため何も考えず中にTシャツを着て革靴を合わせるだけで普段着としてかっこよくキマります。
ただ印象としてグランジっぽいモード感が強いので好き嫌いが分かれると思います。
カジュアルやワークが好きな人がこのセットアップを着てかっこいいと思うかどうかはなかなか難しいかもしれませんが・・・個人的にはこうしたモードな着こながすごく好きなので久しぶりにサルバムでセットアップを購入しました。
綺麗なシルエットのジャケットとスラックスだけれど、青い裏地を出すことで上下黒のハズしになってバランスよくコーディネートがキマるというわかりやすい提案をしてくれているアイテムです。
ちょっとパーティーにも使えるし、春はTシャツに合わせて普段着として使おうかなと思っています。
スポーツ用ではもったいない!新素材のユニクロパーカ
UNIQLO
ウルトラストレッチドライスウェットプルパーカ(長袖) 2,990円
ドライストレッチスウェットシリーズはユニクロで昔から展開されていますが、今年から素材感が一新されダンボールニットやポンチのようなハリのあるツヤ感の強い素材に変わりました。
これかなり高級感があるでしょう。
フードの立ち上がりもすごく良いしシワにもなりにくいのでかなりおすすめ。
このドライストレッチスウェットシリーズはユニクロでスポーツ用にも使えるという打ち出し方がされているけれど、スポーツ用だけなんて本当にもったいない。是非おしゃれ着として使ってみてください。
ツヤとハリがあり見た目はニットのような風合いですが着心地はスウェット。完璧ですね。
これはTwitterで日本一有名な保育士として有名なてぃー先生が4XLで着用していてかっこいいなと思って私も頼んでみました。
しばらく人気で完売していましたが最近在庫が追加されています。
「4XLってかなり大きいんじゃないか」と思うかもしれませんが着用するとこんな感じで普通のブランドのLサイズくらい。
これはハリ感があり体の線を拾わないからジャストサイズで着るよりオーバーサイズの方が体型をすっぽり隠せて良いと思います。
フードも大きいので小顔効果が発揮されてスタイルが綺麗に見えるので個人的には4XLがおすすめ。
特に白は普段着用しているとコーヒーこぼしたりパスタ飛んできたりして怖いでしょう。
でもこの値段ならまあ汚れても許せるし何の気なしに着られるので、白はちょっと怖いという人も是非試してみてください。
ということで今年に入ってから買ったお気に入りアイテムをご紹介しました。
是非参考にしてみてください。
教科書の様に読んで「おしゃれ」をマスターする唯一無二のメルマガ
毎週日曜日配信のメールマガジン「現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断」では、具体的なアイテムや着こなしまで指南した内容を毎週なんと5万文字程度のボリュームで配信しています。
月550円で、雑誌などよりも遥かに具体的なファッション指示書が送られてきます。
想像してみてください。
周りの友人から「最近なんでそんなおしゃれになったの?」と言われているあなたを。洋服屋さんに入ってショップスタッフに話しかけられてもビクビク臆せず対応できるあなたを。普段なら気負う様な高級レストランでも彼女を堂々とエスコートできるあなたを。
それらが実現できるようにフルサポートするのがこのメルマガです。
ユニクロなどのファストファッションでおしゃれをする内容はもちろん、今のトレンドやファッション情報を網羅したもの。中にはQ&Aやコーディネート診断など個別の悩みにも答えるコンテンツも用意しています。
試し読みをして気に入らなければ初月解約で全く構いません。
タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。
おかげさまで日本最大のメルマガ配信スタンド、
「まぐまぐ」様のメルマガランキングでは人気第2位となりました。(日本のメルマガの金字塔である堀江貴文さんが第3位)
登録は上部メニュー「メールマガジンはこちら」から、もしくは下記リンクよりどうぞ。
※携帯キャリア決済を希望される方はこちら(note)から登録ください。(内容はまぐまぐメルマガとほぼ同様です)
スポンサーリンク