ユニクロで買えるオシャレアイテム

ユニクロ2021春服のスゴさを【論理的】に解説しよう。

 

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今回はユニクロ2021年春夏新作のおすすめアイテムをご紹介!
 

もちろん全て購入し実際に着用しておすすめできると判断できたものを論理的に解説します。
 

体のラインに沿った美しいシルエットが魅力!

 


UNIQLO
ブロックテックパーカ(3Dカット) 5,990円


 

3Dカットは去年の冬からウルトラライトダウンで導入されている技術。
 


 

肩から腕にかけて縫い目がないため肩回りが動かしやすいことも利点ですが、何よりもシルエットの美しさが特徴
一般的なカットソーのように平面的ではなく、背中から袖までひと繋ぎでカーブを描くように立体的なシルエットになっています。
 

人間の腕というのは当然まっすぐ直線なわけではありません。
肘を起点として半月状に円を描いています。
この半月状である腕に対して直線的に作られた洋服の腕を通そうとすると当然シワが出る。
 

しかし3Dカットの場合袖が半月状の曲線を描いていて腕の形に近いため、着用したときに比較的シワが出ず綺麗なシルエットになるわけ。
 


 

「そんな細かいことどうでもいいよ」と思うかもしれませんが、これ実は大きな違いなんです。
3Dカットは高級スーツで用いられる技術と同じで袖を曲線にしたり、真横から見たときに袖をやや前傾につけたりしています
 

人間の腕は体に対して平行についているわけではなく、猫背のようにやや前側についています。
高級スーツではそうした体の構造に沿った袖のつけ方や立体的なシルエットにしているわけ。
 

しかし一般的なカットソーなどは直線的で2次元的なデザインになっている。
2次元的なデザインというと・・・カットソーやTシャツは床にピタッと置いてもシワが出ないでしょう。
だから畳みやすいし保管しやすいけれど、着用したときに体のラインが綺麗に出ない。
 

対して高級スーツは床にピタッと置くとシワが生まれます。
なぜかというと3次元的な構造になっているから。
前傾に袖をつけ、袖に曲線をもたせ立体的な構造にしているため、平面的に畳むとシワになってしまうけれど体のラインが綺麗に出せるんです。
 

高級品と格安品というのはこうした点に明確な違いがあります。
シルエットの立体感や着用感に大きな違いがあるからこそ、ブランド品は相応の値段がするわけ。
 

しかしネットで写真を見ただけではそんな違いはわからないから「ブランドロゴが入っているだけでこんなに値段が高いなんてぼったくりだ」という話になるんですね。
 


 

で、話を戻すとユニクロはそうした高級ジャケットの技術を「3Dカット」という名称にしてマウンテンパーカーまで作っている。
このパーカーは元々、外部からの雨や雪が浸透するのを防ぎ中の湿気は逃がしてくれる透湿防水のブロックテック素材を使っています。
これはユニクロの定番素材で今回さらにアップグレードして3Dカット仕様になりました。
 

ユニクロは毎年同じ商品を展開しているように見えますが、実は毎年細かく変更を繰り返しています。
今回はかなり大きく仕様変更がされているので、ブロックテックパーカを探している人だけでなく既存モデルを持っている人が買い替えるタイミングとしてもおすすめです。
 

本格ワークウェアなのに着心地抜群!

 


UNIQLO
ウォッシュ ユーティリティジャケット(ジャージー) 3,990円


 

ユニクロが春夏によく展開するカバーオールタイプ。
襟があってジャケットと同じぐらいのミディアム丈なのでやや大人っぽい印象があるけれど、ジャケットほどかっちりしていない春夏にちょうど良いカジュアル感のアイテムです。
 

今回のモデルは変更点がいくつかあります。
まず今まではいわゆる普通のジャージ素材でした。
薄くテロンとした着心地の良い素材だけれど防寒性はそれほど高くなく高級感もあまりなかった。
 

しかし今回はアメリカのワークウェアブランド「Carhartt(カーハート)」でよく使われている耐久性が高く分厚いダック生地を再現しています。
仕様も3本針のステッチでほつれにくくタフで本格的なワークウェアのような作り。
メタルボタンが使われているのもカーハートさながらですね。
 

ただユニクロは本家のオリジナルデザインを真似るだけでなく必ずアップグレードを施します。
このアイテムは明らかにカーハートを意識していると思いますが、カーハートよりも優れた点はダック地のように見えて実はジャージ素材なところ
 

カーハートのダック地は耐久性が高くて男らしくがっしりしていてかっこいいけれど、唯一の難点は硬くて動きにくいところ。
腕を曲げると生地が圧迫して痛くなるくらい硬いんですね。
それこそアメリカンワークスタイルの醍醐味でもありますが、どうしても着にくさがある。
しかしユニクロのこのアイテムはカーハートのように耐久性がありがっしりしているけれど快適な着用感というちょうど良いハイブリッド仕様でかなりおすすめです。
 

雨合羽として使うのがもったいないクオリティ

 


UNIQLO
ポケッタブルUVカットアノラックパーカ 2,990円


 

以前JWアンダーソンコラボで展開していたアイテムを落ち着いたカラーリングにしてユニクロらしくシンプルに仕上げています。
 

実は3Dカット。とはいえ薄手なので3Dカット特有の腕の立体感はわかりづらいかもしれませんが・・・それでもシルエットは綺麗です。
雨合羽としてはもったいないくらいクオリティは高いので春夏はオーバーサイズにしてショートパンツで合わせるのもアリですね。
 

春夏定番コートは高級感がプラス

 


UNIQLO
ステンカラーコート 7,990円


 

これまでのユニクロのステンカラーコートと比べて素材に高級感がありますね。
これまではポリエステルを使っており若干スポーティで安っぽい印象でしたが、今回はシワ感がありまるで高級コートのような天然繊維の風合いです。
 

前回の春夏は取り外しできるライナーが付いていて9,990円だったと思いますが、今回はライナーなしで7,990円。
正直ライナーの取り外しはそれほどしないし、寒ければウルトラライトダウンをインすれば十分事足りる。
だったら7,990円と安い方が嬉しいしこれは英断だと思っています。
 

襟の厚さも2~3年前は結構ペラペラだった。
意外と襟は重要で、人と話すときは当然顔を見るでしょう。
だから顔に近い襟はものすごく目立つ部分であり、襟がペラペラだとどうしても全体が安っぽい印象になってしまう。
しかし今回は襟を含めて素材が厚手で高級感があり、天然繊維のような風合いで7,990円なのでおすすめです。
 

おしゃれ着に使える本格アウトドアパンツ

 


UNIQLO
ナイロンギアパンツ(3Dカット・丈標準72~78cm) 2,990円


 

このアイテムのすごいところは側面の縫い合わせが立体的な構造になっていること。
 

これは先程の説明と同じく人間の身体はそもそも直線にできておらず、脚はまっすぐではなく膝を起点に半月状にカーブを描いています。
それなのに側面の縫い合わせが上から下にまっすぐ降りている直線的なパンツを穿くと当然膝がポコっと出てしまうわけ。
 


 

けれどこのパンツはブロックテックパーカーの袖と同じく脚の形を曲線で包むように縫製していて、さらに膝裏にダーツを入れることで膝が綺麗にカーブして脚のシルエットが美しく見えるし動きやすくもなる。
 

だからアウトドアシーンで使われるこのパンツにそうした技術が取り入れられるわけですが、何よりシルエットが美しいのがポイント。
 

この手のアウトドアパンツはダボダボとしてスノボウェアのように見ることが多いけれど、このパンツはやや太めなのに実際に穿いてみる思ったよりも細身に感じます。
だからスポーツで太ももやふくらはぎががっしりしており細身のパンツが穿けないは、こうした脚を包んでくれる立体裁断のパンツを選べばそれほどダボダボと感じないので是非試してみてください。
 

他のポイントはアウトドアパンツ定番のディテールであるガゼットクロッチ。
通常のパンツでは股部分の真ん中に縫い目が走っていますが、ガゼットクロッチでは股の部分に縫い合わせがないため180℃開脚ができて足を伸ばしやすい
クライミングパンツなどでよく使われる仕様ですね。
 

こうした運動性能のことを考えて立体裁断やガゼットクロッチ仕様を取り入れているのがこのガゼットギアパンツ。
なおかつ素材はポリエステルではなくナイロン。
もちろん一概には言えませんが、ポリエステルは結構ペラペラなものが多いけれどナイロンだと割と重厚でマットな質感が出せるので高級感があります
 

通常のアウトドアパンツだとどうしても化学繊維らしい安っぽさがあるけれど、このパンツはナイロンを使って天然繊維の高級感を出しているのでおしゃれ着としても使える風合いなのでかなりおすすめです。
 

見ても穿いてもジーンズ、だけど・・・?

 


UNIQLO
テックデニムジーンズ(スリムフィット・丈標準74~77cm) 3,990円


 

こちらはユニクロの新作ジーンズ。
実はこのジーンズ、化学繊維100%で正確にはインディゴ染めではありません
 

ナイロン、ポリエステル、ポリウレタンという素材構成でコットンは使われておらずインディゴ染料で色をつけていないので実はほとんど色落ちがなくクリーンな状態をずーっと保てるというジーンズ。
 

「インディゴ染めじゃないなら何の色なんだ」と思われるかもしれませんが、実は縦糸のナイロンを特殊技術で染めてインディゴに見えるようにしています。
それだけ聞くとエセデニムのような安っぽい風合いかと思ってしまいますが、見た目も触り心地もしっかりデニムです。
 

そしてデニム生地でない利点はストレッチ性が高く非常に高履き心地が良く色落ちしないところ
 

こういうインディゴ染めのパンツは白シャツと一緒に着るとシャツの裏側が青くなることもありますが、このジーンズはインディゴ染めではないので他の服に色が移ることもない。
あとは色落ちして風合いが変わっていくのがデニムの面白さでもあるけれど、反対に「買ったときのまま大人っぽいスラックスのような印象でずっと穿き続けたい」という人はこうしたテックジーンズを選ぶと良いでしょう。
 

あともう1つ大きな利点があります。
デニムって洗濯して乾かそうとしたらかなり時間がかかるでしょう。
このジーンズはドライな化学繊維を使っているため3~4時間で乾燥するので扱いがすごく楽です。
 

素材はかなり軽量で動きやすい。
ジーンズだとチクチクして硬く動きにくいなど運動性に難があるけれど、テックジーンズには運動性、履き心地そしてイージーケアと様々な利点があるので是非試してみてください。
 

機能性抜群!カットソー素材のシャツ

 


UNIQLO
ファインクロスコンフォートシャツ(長袖) 2,990円


 

オンオフ兼用であるこの手のシャツは様々な種類が展開されていますが、実はこれ新素材が使われています。
パッと見はシャツ素材ですが実はカットソー素材
何と開発に3年を費やしたらしく実際確かに良い素材です。
 

ポイントはストレッチ性が高く着心地が良くイージーケアなこと
着用しても洗って干しておいてもほとんどシワがつきません。
 

こうしたストレッチ性やシワになりづらい機能を追加していくとどうしても化学製品を使わざるを得なくなり安っぽい印象になってしまいがち。
しかしこのシャツは天然繊維に見えてすごく高級感があります。
 

ユニクロの方から聞いた話によると、実は開発において難点があったそう。
先程も説明した通りシャツ素材ではなくカットソー素材で、細い糸を高密度に編んでいるためすごく繊細なんですね。
繊細というのは着ていてダメになりやすいというわけではなく、普通のミシンで縫製するときに針が通らず穴が開いてしまうというデメリットがあった。
 

だからこの製品はカットソー素材だけれどシャツ用のミシン、しかもわざわざ別注のミシンで縫っているため穴が開くこともなく綺麗な風合いが保たれています
 

ついでに言うと縫製している糸も特殊加工で滑りやすくして縫ったときに穴が広がらないよう工夫されているそうです。
本当に綺麗な風合いで着心地も良くてシワもつかず天然繊維面で完璧だと思う。
ビジネスシーンはもちろん普段着としても使えるので是非活用してみてください。
 

ということで2021年春夏のユニクロアイテムをダイジェスト版として紹介しました。
是非参考にしてみてください。

 

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