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「冬のコート、どう着こなしていいのかわからない」と毎年この時期に悩んでいる方必見!
今回は冬アウターの着こなしを10型ご紹介します。
1.冬コートの基本「Yライン」コーデ
まずロングコートの着こなしで迷った方は
細身のパンツですっきりした下半身を作ること
を意識してみましょう。
その上で初心者にまず絶対に抑えてほしいのはYラインです。
体を綺麗に見せるシルエットには大きく分けて3種類あります。
Yライン…上半身が太く下半身が細い
Iライン…上、下半身どちらも細い
Aライン…上半身が細く下半身が太い
これらのアルファベットの形の通りシルエットを作ると体型は綺麗に見える。
冬アウターのコーディネートではまずこの3つのシルエットを意識するのが初心者さんにはおすすめです。
で、ロングコートというのは着丈が長いためどうしても上半身のボリュームが大きくなる。
だからパンツは細身を選んでYラインを作るのが基本です。
Yラインがどうして綺麗に見えるのかというと、上半身がすっぽり隠れて体型が見えなくなるから。
そうすることで細身にした下半身が強調されて
「隠れている上半身も下半身と同じように細くすっきりした体型が続いてるんだろうな」
という脳内補完が働くんですね。
よく歯科助士さんには美人が多いと言われるでしょう。
それはなぜかというと、マスクで隠れている部分を自分の理想で脳内補完しようとするから。
このように適度に隠れているものほど脳内補完が働いて理想が想像されます。
そしてそれをシルエットに応用しているのがYラインやAラインなわけ。
上半身がすっぽり隠れていて下半身がスラッと細いと、下半身の細さがそのまま上半身にも繋がっているという脳内補完が働くわけです。
なのでロングコートを着るときは下半身はシュッと細くした方が、体型が綺麗でおしゃれに見せられます。
ではどうやって下半身をどうやって細くするのかというとポイントは2つ。
まず細身のパンツを選ぶのは当然ですが、例えばスポーツをやっていて足が太く細いパンツが履けないという方も多いと思います。
その場合はウエストや太もも周りには余裕があって裾だけ細いテーパードパンツを選んでみてください。
細身のパンツを選ぶときのポイントは、まず裾にシワやたるみが出ないよう長さを整える。
そしてパンツと靴を同じ色で合わせる。
この2つを守ると下半身は綺麗に細く見えます。
このコーディネートでも裾がたるまないようスッキリさせ、パンツと靴は同じ黒で合わせています。
すると靴とパンツが一体化してより脚が長く綺麗に見えるわけ。
このように細く長い綺麗な下半身のシルエットが出来上がると、上半身がゆったりしたロングコートでも体型がスタイリッシュで綺麗に見えるので、まずはこの着こなしをロングコートの基本として覚えてみてください。
2.パンツで差別化を図ろう!
1つ目の着こなしを見て「体型は綺麗に見えるかもしれないけど、ちょっと地味だなぁ」と思う方への応用編はこちら。
パンツに色を入れてみましょう。
例えばこうしたチノパンを合わせるとコートが一気におしゃれっぽく見えます。
なぜかというと、男性の大半は冬に上下黒の着こなしをしてしまうから。
メンズのアウターとパンツにおいては黒が圧倒的に売れます。
それは黒が何にでも合う色だから。
絵の具を想像してもらうとわかりやすいですが、全ての色を混ぜると黒になるでしょう。
黒は全ての色を内包しているからどんな色とも相性が良いんですね。
しかもメンズの場合、黒は冠婚葬祭で使うフォーマルの基本色。
基本中の基本の色であり全ての色と相性が良いとなると当然黒が一番使いやすいわけです。
メンズ服は値段も高いしコートを買おうと思うのはせいぜい年に1度くらいでしょう。
そうなると当然使いやすくて長持ちするものが欲しいと思うから、使いやすい黒色を選ぶわけ。
で、この理屈はパンツも同じ。
例えば年間で10枚洋服を買うとしたら7枚がトップス、3枚がボトムスというバランスで買うことが多い。
このようにボトムスは滅多に買わないため、長く何でも合わせやすいものが欲しいと考えるから黒やダークカラーを買うんですね。
そうなると冬に上下黒になるのは当然のこと。
なのでパンツに色を入れることで印象が軽くなり他の人と差別化が出来ます。
ただパンツの色を明るくすると下半身が太く見えてしまうため、残念ながらYラインが成立しにくくなる。
暗い色は収縮色で細く見え、明るい色は膨張色で太く見えるんですね。
そんなときは1つ目の着こなしのときよりも裾にたるみやシワがないかを意識してみてください。
すると膨張色でも比較的すっきりしたシルエットに見せられます。
そのためにはきちんとお直し屋さんで裾上げをしてもらのが大切。
そしてこれも先程と同じくパンツと靴を同系色にしてひと繋がりに見えるようにしましょう。
この着こなしのようにブラウン系のパンツにブラウン系のシューズを合わせれば、パンツと靴がひと繋がりに見えてYラインが成立しやすくなります。
3.デザインとシルエットのバランス
3つ目の着こなしはあえて太めのパンツを選んで上下とも太めなシルエット。
上下とも太くするとY,I,Aの3シルエットが通用しなくなるので、当然体型が崩れてちょっと幼く見える。
シルエットが崩れている分幼く見えるため、その分大人っぽいアイテムを集めることを意識しましょう。
これはちょっと難しい話ですが、シルエットがY,I,Aラインに属さず子どもっぽくなる分、デザインを大人っぽくドレスライクにして帳尻を取るのがこのスタイル。
このパンツはデニムですが、デニムかわからないくらいのダークネイビーでしかもスラックスデザイン。
なのでスラックス、ロングコート、ニットとスーツで使う大人っぽいデザインのアイテムを
合わせ、上下ともシルエットをゆったりさせる。
つまりデザインでフォーマルにしてシルエットを崩すことで、大人っぽさと子どもっぽさのバランスをとっているわけです。
4.シンプルなときは小物で味付け
続いて4つ目のコーディネートは上半身がゆったり、下半身が細いYライン。
こちらは小物で味付けをしています。
小物の味付けは柄のストールを買ってくればOK。
こうした上下黒のスタイルが多い方は、あえて色柄物のストールやマフラーを選ぶと地味すぎずバランスがとれます。
5.小物を使うときのポイント
5つ目の着こなしも小物で味付けしたスタイル。
先程と同じように全体をダークトーンでまとめているけれど、ストールやバッグ、靴でアクセントをつけています。
地味な印象を払拭するためには、コートが黒なのは動かしようがないとしたらパンツか小物に手を加えることになる。
で、小物で地味さを解消する場合は色柄物を重ねればOKです。
小物で味付けするときのポイントはYラインで整えて、子どもっぽい印象のアイテムを選ばないこと。
例えば原色の派手な色のマフラーなどを選ぶと、着こなしがなかなか難しくなる。
色は原色に近い派手な色ほどカジュアルで子どもっぽく、モノトーンに近いほどドレスライクで大人っぽい印象になります。
で、この着こなしのマフラーには緑や赤が入っているけれど、どちらの色も黒に近い暗めのダークトーン。
こうした暗めの色物ストールを使えば、色を入れても子どもっぽくはならないんですね。
なので色物を使う場合、初めはこうしたダークトーンの色物マフラーを選ぶのがおすすめです。
色は面積によって印象が左右されます。
例えば原色の赤を、面積の広いコートで使うとすごく子どもっぽく見えるでしょう。
でも暗い色のコートのインナーとして原色の赤のニットを合わせたら、見える面積が狭いからそれほど子どもっぽく見えない。
このように面積によって色の印象は変わるんですね。
なのでこの着こなしのようにバッグやマフラーと色を使う面積が増えるなら、暗めの色物を使って子どもっぽくならないようにする。
もしくはコートのインナーなど狭い面積で色物を使うときは、あえて原色を使ってアクセントにするということを意識すればうまく色を使いこなせます。
6.柄パンツの着こなし方
6つ目のコーディネート。こちらは黒系のシンプルなスタイルで、ツイード素材の柄が入っているパンツを使っています。
色柄が入っているパンツを使うとコートの味付けになり、地味な印象は消えてくれるのでおすすめ。
特に柄物のパンツはこうしたダークトーンのものを選ぶと、黒のコートや靴と相性が良く子どもっぽく見えない。
しかも地味な印象から解放されて非常に使いやすいので是非試してみてください。
7.多アイテムで地味さ&子どもっぽさを払拭!
7つ目はロングコートではなくキルティングのジャケット。
丈が長めなのでロングコートとほぼ同じと考えてOKです。
こちらは白のタートルネックにチェック柄のパンツ、ストールとトートバッグをプラスしてソックスが見えるようになっている。
このようにアイテムを増やせば増やすほど地味な印象が消えていく反面、カジュアルで子どもっぽい印象が強くなります。
子どもっぽさを解消する方法は色を統一すること。
この着こなしではアイテムの数は多いけれど、全て同系色で統一されています。
タートルネックもマフラーもパンツもソックスもバッグも似たようなベージュ系の色味。
こうしてたくさんアイテムを使うときは色味を統一することで、子どもっぽくならず非常にコーディネートがしやすくなります。
8.ツイード素材を使うときは
8つ目のコーディネートではツイードのコートを使っています。
ツイードのアイテムはちょっと老けた印象が出てしまう。
その老けた印象を解消する簡単な方法は、明るい色を入れること。
例えば白や赤など部分的に明るい色を入れることで老けた印象が緩和されます。
色にはそれぞれに印象があります。
くすんだ色は老けた印象、明るい色には若々しい印象がある。
なので全身くすんだ色、例えばツイードに多いチャコールグレーの色で統一してしまうとどうしても老けた印象が強くなる。
なのでこの着こなしでは明るい白をインナーに入れて、赤のマフラーで色味を加えることで若々しい印象をプラスしています。
ツイードのアイテムを着るときには明るい色味を入れることを覚えておきましょう。
こちらはツイードコートにデニムのシャツを入れています。
先程「若い印象をつけるために明るい色を入れる」と言いましたが、インディゴ素材やジャージ素材を使うことでも若い印象が出せます。
というのもこれらの素材には活動的で若々しいイメージがある。
なのでツイードのような老けた印象があるものには、明るい色をプラスするか、若い印象のアイテムを合わせてみてください。
9.冬にレザーライダースを着こなすには?
9個目のコーディネートはライダース。
ライダースは冬だと使わない方も多いと思いますが、インナーダウンを入れれば都内や西日本なら問題なく使えると思います。
レザー素材というのは保温性は低いけれど風は通しにくい。
なので中に保温性の高いナイロン系のインナーダウンを入れれば、外からは冷たい風が入ってこないし、中は暖かい状態を作れる。
シルエットに関してはライダースは基本的に丈が短いものが多いので、Aラインを作るのが基本です。
上半身が丈が短くスッキリしたシルエットなら、下半身にはワイドパンツを合わせて「A」の形を意識するとおしゃれに見えやすくなります。
10.色を使うのに抵抗があるときは・・
最後はAラインのライダースコーディネート。
先程と違うのはインナーの首元ですね。
黒系の着こなしでどうしても地味になるときは、首元にタートルネックをプラスするのがおすすめです。
この着こなしでは黒系のニットの中に赤のタートルネックを入れています。
こうして色味のあるものを首元に入れるだけでも印象は全然変わります。
なぜかと言うと顔周りは目立つ部分だから。
皆さん人と話すときは顔を見ながら話すでしょう。だから顔周りはものすごく目立つんです
ね。
この目立つ部分に色を少し入れてあるだけで印象は変わるので「どうしても地味なコーディネートになってしまう」「色を使うのは抵抗がある」という方はこうした重ね着を試してみてください。
ということで冬アウターの着こなし10個ご紹介しました。
是非冬のコーディネートの参考にしてみてください。
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タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。
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