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夏は差が出しにくい？オシャレになりにくい？

 

「夏はみんなTシャツやカットソーで差がつかない・・・」
「カットソーの違いって大体何なの？何選んでも同じになっちゃう・・・」

そんな風に思っている方はこの時期、大変に多いでしょう。

 

もちろん市場に数多あるカットソー、それぞれ違いは明確にありますし、
「これを見ながら選べば良い！」という判断基準も存在します。

下記記事でもそれらのヒントを記載しています。
カットソーやTシャツの違い、選び方を知りたい方は、
まずこちらの記事からご覧ください。

 

※参考記事
「【夏のTシャツをオシャレに着る方法】何も買わなくても出来る、誰も教えてくれないメンズファッション・オシャレの構築法」

 

※参考記事
「【プロでも間違える!!オシャレなTシャツの選び方】夏のTシャツは袖を見て選べ!!「シルエットが綺麗」の基準とは？」

 

 

しかし、今日は「カットソーの違い」という話ではありません。
夏に着用できるもので、カットソーと明らかに差がつくもの・・・
周りの皆とパッと見でも違いが出せて、
シンプルなコーディネートでも簡単にオシャレな雰囲気を出せるもの。

 

そんな便利なものが実はこの世の中にはあるんです。

 

 

３要素から夏のオシャレトップスを考える

 

Photo by https://s-media-cache-ak0.pinimg.com/236x/94/93/0c/94930c08d02c561cc4600c30dd1c96a8.jpg

 

夏はどうしてもシンプルなスタイルになりがちです。

Tシャツにデニム・・・
シャツにショーツ・・・
カットソーにスラックス・・・

トップスもボトムスもそれぞれ1枚ずつ。
靴や小物を考えから省くと、たった2枚の服だけで「オシャレ」を気取らなくてはいけません。

 

重ね着でオシャレ感を出すこともできない・・・
ストールなど簡単にオシャレに見えるアイテムも暑苦しくて無理・・・
アクセサリーは着けすぎると「痛いファッション」になってしまう・・・

 

初心者からすると、
「夏にオシャレなんて無駄無駄」と思うのも頷けますね。

 

 

さて、以前に・・・
洋服の印象は3つの要素から成り立つ、と伝えました。
それは下記の通り。

1.デザイン

2.シルエット

3.カラー(素材)

この3つです。

 

洋服の印象は基本的にはこの3つの要素で成り立ちます。

 

この基本をベースに「夏のオシャレ」を考えてみましょう。
上に挙げた参考記事では、
夏のトップスは袖周りを注意せよ！などの内容を記載しています。

 

「う〜ん、それもわかるんだけど・・・なんかこうパッと違いが分かるものが欲しいんだ！」

と思う人もいるでしょう。
カットソーやTシャツの違いは確実にありますが、
ファッション初心者であればあるほど、
「合わせなどに左右されずパッと着て違いが出るもの」を求めがちです。

 

では夏のオシャレ・・・特にトップスにおいて、
「パッと着て違いが出るもの」となると・・・

 

1.デザイン
これは100%半袖になります。
あとはボタンやポケットやプリントなどでデザインの差を出すことになりますが、
デザインはゴチャゴチャすればするほどカジュアルに、子供っぽくなりがちです。

 

「ドレスとカジュアルのバランス」を考えると、
ドレスとはミニマル(最小限)のもの。
シンプルで無駄がないものほどドレスライクに見せます。

カジュアルとは機能的で遊びがあるもの。
ポケットやプリントなどがあるほどカジュアルライクに見えます。

 

ドレスシャツも
カジュアル寄りのものは胸ポケットがありますが、
礼服に近いものほどポケットは無いものです。

 

未読の方は下記記事に目を通してから
本記事を読み進めて頂きたいのですが・・・

 

※参考記事
「【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?」

 

「日本人はややドレス寄りにするべき」となると、
半袖カットソーのデザインはなるべくシンプルが良いとなります。

 

そうなると胸ポケットくらいは良いにしても、
「分かりやすく差がでるように」デザインをしてしまうと逆効果。
子供っぽく見えてしまい、オシャレに見せるのが難しくなってしまいます。
なかなかデザインで「パッと見ではっきりと」差をつけるのは難しい様です。

 

Photo by http://www.fashionwirepress.com/media.php?s=slideshow_detail_1000&id=92785&a=image&l=eng

Photo by http://cdn10.lbstatic.nu/files/looks/large/2013/01/02/2747209_IMG_7202_copy!.jpg?1357142845

 

プリントなども当然無い方が大人っぽくは見えます。
「差をつけようと派手なデザインを望むと、逆に子供っぽくなってしまう」
ジレンマですね。

 

 

2.シルエット
こちらも同じですね。
夏なので大きめサイズでも良いでしょうが、
あまりにもルーズな見え方のものは子供っぽく見られがちです。
(もちろんコーディネートでバランスも取れますが)

 

なので初心者向けの話である今回は「細身」を選ぶことになるでしょう。

 

 

3.カラー(素材)
残る要素はこれだけです。
しかしカラーも同じこと、モノトーンはドレス寄りに、
逆に色がキツければキツいほどカジュアルに見えます。

 

となると白か黒か、色があってもベージュなどの弱い色を選ぶことになりますが、
それでは「パッ見の差をつける」ことが難しいです。

 

 

パッと見で違いが出せる、初心者向けは「サマーニット」

 

さて、ここまで八方塞がりな内容を語っておきながらも・・・
上記3要素をクリアしながらも「パッと見で違いが分かる」アイテムはあります。

 

それは「サマーニット」です。

 

初心者はカットソーやTシャツももちろんオススメですが・・・
「パッと見で違いを感じさせたい！」と思うなら、
「同窓会で”オシャレだね！”って言われたい！」と思うなら、
シンプルなモノトーンのサマーニットを選ぶと良いでしょう。

 

シンプルでモノトーンのトップスでも、
実は「素材」で差をつけることが出来るのです。

 

例えば「デニム」。
デニムは色の濃淡があります。
膝回りがちょっと薄くなっていたり、逆に腰回は濃い色になっていたり。
色の濃淡が「表情」となってシンプルな印象を払拭してくれるのです。

 

ニットも同様です。
ニットの場合は色の濃淡などはありませんが、
生地表面に凹凸があります。ニットは元々太い糸で編まれているものが多く、
高密度の糸で作るカットソーなどに比べて、凹凸がパッと見でもわかります。

 

また凹凸があることで、表面には陰影ができます。
カットソーにはないニット特有のツヤ感、素材の凹凸感で、
シンプルなスタイルながら表情を作ることができるのです。

 
 

 

この様にカットソーには無い表情を持ち、
一枚でも簡単にオシャレに見せてくれます。

 

「サマーニットなんて・・・初心者にはハードル高いよ！」
と思うかもしれませんが、

「一枚で完結する」だけに初心者こそ手を出すべきアイテムです。

 

秋冬のニットは重ね着などもあるでしょうが、
夏のニットは一枚で完結します。
初心者向けに、とカットソーやTシャツを選ぶよりも、
「パッと着てパッと差が出る」。
論理も理屈もまだそこまで知らなくても
「インスタントにオシャレになれる」アイテムとして、もっと市場に広がっても良いはずです。

 

 

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