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今回は秋冬のZARAマストバイアイテムをご紹介します。
 

ユニクロにはないZARAの魅力は「小物がめちゃくちゃイケてる」ところなんです。
 

まるでブランド物？！高級感抜群の切り替えスニーカー

 

ZARA
コントラストハイカットスニーカー　7,990円

 

まず紹介するのはこちらのスニーカー。
これハイブランドみたいに見えるでしょう？
 

はっきり言ってメンズは洋服にお金をかける必要はそこまでありません。
これは私が勝手に言っていることではなく、色んなスタイリストさんやアパレルの人も言っていることなので是非耳を傾けてほしい。
 

もちろん服が好きでもっと面白くてかっこいいものが着たいならお金を払っても全然良いと思うけれど、「普通よりほんのちょっとイケてればいいや」くらいの感覚なら洋服にお金をかけなくて大丈夫です。
それこそ今回紹介しているZARAやユニクロ、GU、無印良品を上手く活用すれば、洋服問題ありません。
 

その代わりお金をかけてほしいのは小物です。
 

これは私だけでなくたくさんのアパレル人が言っていること。
なぜ小物にはお金をかけるべきなのかというと・・・洋服はこのご時世ファストファッションで安く買えるけれど小物は量販店に良いものがない。
 

で、メンズの場合なら小物は1つあると本当に長い期間使えるんです。
多少あるとしても、革靴やストールのトレンドなんて大して変わらないでしょう。
バッグもサコッシュなどの安いものならトレンドも回るけれど、レザーのバッグだと基本的にトレンドは変わらない。
10～20年前のブリーフケースやボストンバッグを持っていても全然変じゃないんですよ。
 

なぜメンズの小物にトレンドがないのか。
それは値段が高く皆なかなか買い替えないからトレンドがなかなか回らないんですね。
 

基本的にトレンドというのはかっこいい人が着て、それを見た周りの人が真似をして・・・という感じで波及していくもの。
で、かっこいい人が着ているアイテムを真似するとき、当然そのアイテムが安くて買いやすいものなら真似しやすいわけでしょう。
例えば数千円の安いスニーカーや3,000円程度のサコッシュなら皆買いやすいからどんどん真似していく。
そうして真似する人がどんどん増えていき、そのアイテムが波及していくとトレンドはすぐ変わっていく。
 

でも基本的にメンズで良いストールを使っている人、ちゃんとしたレザーバッグや革靴を持っている人はまだまだ少ない。
そう考えると「マフラー・ストール」「レザーバッグ」「革靴」という3つのメンズ小物は基本的にトレンドは回らないから、高くて良いものを買えばずーっと長いこと使える。
しかもマフラーやストールは顔周り、バックは手元、革靴は足元のアイテム。
体の先端部分を全て高級品でカバーできれば、あとは洋服なんて安いもので全然OKです。
 

ただ「いくら小物だけと言っても、何万円もする良いもの買えないよ」と思うかもしれない。そんな方におすすめしたいのがZARAなんです。
 

ZARAは実際値段は安いけれど高見えさせる小物が得意なんです。
洋服はユニクロほど好みを削いだデザインはしていないので、ZARAがどうも苦手という方がいるのはものすごく理解できます。
ただ小物は高級品に見えるようデザインはかなり考えて作られている。
なので高級品をいつか買おうと思ってお金を貯めている間にごまかしながら使うのにZARAはものすごくオススメです。
 

 

そしてそのうちの1つがこのコントラストのハイカットスニーカー。
これ本当にきちんと作ってあります。
切り替えがたくさんあるけれど、それぞれがナイロンや本革、合皮、メッシュなど違う素材で作られていてかなり手間がかかっています。
そしてデザインも羽根の部分が二重になっていたり、ソールとアッパーの接着部分にステッチングが施して高級スニーカーのようなディテールにしてある。
 

Photo by https://shop.converse.co.jp/img/goods/L/31303781.jpg

例えばコンバースのオールスターなどの安いスニーカーだと接着剤で結合するだけだから剥離しやすいんですね。
 

 

でもこれはステッチングが施してあるから剥離しにくい。
本当にkolorなどの高級ブランドが作っているスニーカーに印象としては近いです。
もちろん細かく見ると粗はあるけれど、ぱっと見は全然ごまかせるので全く問題ありません。
 

おそらくオールドスタイルのバスケットシューズやジャーマントレーナーをモチーフにしていると思いますが、最近はダットスニーカーの影響もあってそうしたモチーフだと結構大きく作ってしまうところも多い。
 

Photo by https://amq-mcq.dam.kering.com/m/689eebe445dd5860/Medium-625156WHXMT9074_F.jpg
 

例えばアレクサンダーマックイーンのようにバランス良くボリュームスニーカーを作ってくれるなら良いけれど、ヘタにボリュームをつけると足元だけやたらと大きく見えてしまう。
 

そうして体に対して手や足がやたら大きいと夢の国のキャラクターの〇ッキーのように幼くかわいらしい印象になるんです。
女性ならかわいらしく着こなせるかもしれないけれど、大人の男性だと幼い印象になってしまう。
だからボリュームスニーカーはバランスを考えないとうまく履きこなすのはなかなか難しいもの。
 

しかしこのハイカットスニーカーは一見ボリュームがありそうですが、意外とフォルムが細く甲が低い革靴と同じシルエット。
なのでボリュームスニーカーの割には細くシャープに作ってあるので割と合わせやすいのが特徴です。
 

で、こうした切り替えが多いデザインだとカジュアルな印象が強くなり、何を合わせても子どもっぽく見えてしまったり攻めてる感じに見えてしまいがち。
 

でもこれは切り替え多いけれどニュアンストーン、いわゆるモノトーンに近い色味を使っているから大人っぽい印象が出るんです。
例えば茶系の色は思いっきり明るくすると赤や黄色になるけれど、このスニーカーでは暗めの茶色やベージュを選んでいたり、部分的に使われている赤も真っ赤ではなく黒の混じったボルドーが使われている。
どの部分にも原色に近い色が1色たりとも使われていないんですね。
 

このように色は原色から離れるほど、モノトーンに寄って暗くなるか明るくなるほど大人っぽい印象が出るわけです。
なので切り替えが多いけれど、ニュアンストーンを使って大人が普段着のおしゃれで使えるスニーカーとして作られているのですごくオススメです。
 

 

このように大人っぽいスタイルで使うと良いですね。
過度に色が入っているボリュームスニーカーだとコーディネートからやたらと浮いてしまうことがありますが、このスニーカーならバランスを崩さず使えます。
 

カシミヤ100％の高級素材で全身ハイブランドに？！

 

ZARA
カシミヤニット スヌード　8,990円

 

次のおすすめはカシミヤのスヌード。
マフラーと同じように首を防寒するたのアイテムで、首にスポッと通して使います。
 

これ実はカシミヤ100%なんです。だからすごく高級感があるしほとんどチクチクしない。
安っぽいニットやカットソーにこれをプラスするだけで随分印象が変わります。
先程も説明した通り、顔周りは先端部分で最も目立つ場所。
その顔周りにカシミヤ100％の高級品を置けば、トップスが安かろうと全体が高見えするのですごくオススメです。
 

 

あとは真ん中のシルバージップもポイント。
ユニクロはこうしたジップやボタン部分を意外とケチるんですが、ZARAは生地がそんなに良くなくてもパーツにお金をかけていたりする。
しかもこうしたジップのパーツはすごく目立つから、ここをケチってプラスチックにすると一気に安っぽくなってしまう。
 

でもこのスヌードのジップはZARA別注のポリッシュ加工でツヤが出るように仕上げているのでハイブランド感があるんですね。こうした高見えさせる工夫がZARAは本当にうまい。
ここをケチると安っぽく見えてしまうなら生地の方をケチろうとするのがZARAですね。
 

 

こうして首元にカシミヤが入るだけで随分高級感が上がるでしょう。
このアイテムに8,990円はちょっと勇気がいると思いますが・・・実際つけてみると暖かいし本当に印象が変わるので一度騙されたと思って使ってみてほしい。
 

あとこれを首につけると顎まで隠れるから小顔効果も働きます。
で、顔が小さく見えると対比で手足が長くスタイル良く見える。
これを使うだけで顎が隠れて顔が小さく見えるので、メンズだけでなくレディースにもオススメです。
 

モヘア風素材でトレンド＆高級感◎

 

ZARA
フリンジ付きスカーフ　3,990円

 

最後はフリンジ付きのスカーフ。
これはモヘアに似せた素材で作ってます。
ジルサンダーやアクネが出しているこうした細くて長い大判のモヘアのストールがデザインソースになっているかと。
 

今年はストールだとモヘア素材が結構人気。
なぜかというと最近は装飾的な着こなしがすごく流行っているんですね。
 

インスタを見るとわかりやすいですが、インスタは写真1枚の文化。
だから例えば黒無地のカットソーだけのスタイルだと「イイネ」が押しにくい。
それよりも胸元に「Supreme」と入っていた方がパッと写真で見たときにわかりやすくてイイネが押しやすいでしょう。
なので装飾があった方が今の時代は喜ばれやすい。
写真で共有するという文化が装飾性のトレンドに拍車をかけているわけですね。
 

そんな中でストールにも変化があって、今年はプレーンなウールよりもモフモフしたボアやファーなど素材に表情のあるものが求められています。
 

とは言っても冒頭で言った通り、ストールやマフラーにそこまで大きなトレンドの流れはないので、モヘア素材が流行っているからといってプレーンなウールのマフラーがダメというわけでは全くありません。
ただ今年は素材に表情があるものも選択肢としてはアリだという話。
 

 

これをつけるだけで去年や一昨年に買ったコートが、一瞬で今年っぽくおしゃれに見えます。
 

特にオススメなのがこのマスタードカラー。挑戦的な色ですが是非試してみてほしい。
ちょっと刺激強すぎるという方はもちろん白やサックスブルーを選んでも全然構いません。
ただこうした上下黒のスタイルが多い方は全体大丈夫だからあえてマスタードカラーを試してみてください。
 

なぜ大丈夫かというと・・・普通はこうした原色のマフラーを使うと絶対に子どもっぽくなってしまいます。
ポリエステルやアクリルのマフラーだと原色なら絶対に安っぽくなるけれど、これはウールが入っていてモヘアに近い高級感のある風合いになっている。
 

色で遊んで子どもっぽい印象になったときは素材で大人っぽさを担保するのがセオリーです。
原色など子どもっぽい色を使うなら素材を高級品にする。
するとデザインや色は子どもっぽいけれど素材は大人っぽくバランスが取れるわけ。
 

これはハイブランドがやっていることですね。
例えばグッチを見てみるとものすごく装飾がたくさんあるでしょう。ギャグみたいな刺繍やプリントが入っているけれど、なぜか安っぽく見えない。
楽天で売っているメンズのすっごい安いブランドにもすごい装飾のアイテムはたくさんあるけれど、あれは実際にモノを見てみるとやはり安っぽいでしょう。
 

なぜ同じ装飾が強いアイテムなのに楽天の方は安っぽく、グッチは高そうに見えるのかというと、グッチは素材で高級感を担保してるからなんですね。
そして高級感を素材で担保する場合は、必ずしも高級な素材にする必要はありません。高級「感」があればOK。
そういうわけでZARAのこのストールは高級「感」のあるモヘアに似せた素材を使うことで、原色のすごく派手な色でも大人っぽく仕上げています。
 

そしてこれを3000円台で販売するのがZARAのすごいところ。
この黄色に抵抗がある方もいると思いますが、黒系のコーディネートが多い方は是非試してみてください。
 

ただ気になる点も1つ。
このモヘアに似せた素材の宿命ですがコートや首元に絶対に毛がつきます。
もちろん素材との相性で毛がつかないコートやジャケットもあるけれど、どうしてもついてしまうことがあるのでこれはもうしょうがない。
コロコロするかブラッシングして取らないといけないけれど、そこさえ我慢すればものすごく優秀なアイテムなので是非チェックしてみてください。
 

ということで今回はZARAのオススメアイテムを3つご紹介しました。
ユニクロが欠けている小物をカバーしてくれるブランドなので、上手に活用して冬のおしゃれを楽しんでみてください。

 

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タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。

 

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