お店で買った半袖Tシャツや半袖シャツ。
店員さんと同じ物を買ったはずなのに…
なんか自分が着ると印象が違う…しっくり来ない…。
そんなことを想ったことある人は多いでしょう。
そんな違和感を・・・
「自分には似合わないんだな。」と片付ける前に。
ちょっと試してほしいことがあるんです。
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バランスが難しい「半袖」
半袖Tシャツでも半袖シャツでも半袖プリントTシャツでも何でもいいんですが…
「半袖」って実はバランスが難しいものなのです。
何が難しいかと言うと・・・
「袖のバランス」
が一番難しいんです。
・・・ここで「視覚効果」の話をしますね。
視覚効果① 「細い袖ほど太く見える」
半袖の「袖」ってフィットしていればしているほど太くたくましい腕に見えます。
これは視覚効果の一つなのですが・・・
フィットしている袖ほど腕は太く見え、
余裕のあるもの袖ほど腕は細く見えるのです。
数年前(数十年前?)女子高生の間でルーズソックスが流行ったのと同じです。
ボリュームたっぷりのルーズなソックスは足を細く見せてくれます。
ボリュームのあるソックスが対比となり、足が逆に細く見えるからです。
Tシャツなど半袖の「袖」もこれと同じです。
細い袖ほど腕が太く見え、
太い袖ほど腕が細く見える訳です。
だから女性はこんな感じで、
ちょっとゆるめの袖の方が細腕に見せることが出来る訳です。
逆に男性は、袖が細いほどたくましく、
身体のバランスが綺麗に見えます。
バランス良く見せるためには、細い袖の方が有利という訳です。
視覚効果② 「短い袖ほど長く見える」
さらにもう一つ。
半袖の「袖」は、
短い程 腕が長く見えます。
長い程 腕が短く見えます。
これはもう少し簡単な視覚効果。
以前・・・
「ショートパンツを穿く時は膝下よりも膝上の方が足が長く見える」
という記事を書きました。
【ショートパンツ&ハーフパンツ】子供っぽくないオシャレに見せるショートパンツの穿きこなし法、着こなし法【視覚効果で脚長に!】
まだ読んでない方は上記の記事を参考に…。
当たり前ですが、
パッと見た時に、素肌が出ている部分を「足」として認識するので、
ショートパンツにおいては素肌の面積が少しでも広く見えるように、
膝下丈よりも膝上丈の方が足長に見えます。
この理屈は「袖」においても同じ事が言えます。
素肌が見えている部分が長くなる「短い袖」の方が腕は長く、
素肌が見えている部分が短くなる「長い袖」の方が腕は短く見えます。
ややこしい説明になってしまってますが、
これは実際に鏡の前でやって頂いた方が早いです。
手持ちの半袖カットソーなどを着て、鏡の前に立ってみてください。
何もしない状態と、
袖をまくった状態。
どちらが腕が長く感じますか??
答えは誰もが同じはずです。
特別腕が長いことをコンプレックスとしている人はともかくとして、
基本的に腕がやや長い方が身体のバランスは綺麗に見えます。
スラッと大人っぽいスタイルに見せることが出来ます。
(身長が高くなった様な印象を持つ方もいます)
バランスをよく見せたければ短い袖にすることが肝要です。
視覚効果の活用が「オシャレ」の肝
こういった視覚効果は様々なものがあります。
顔を小さく、小顔に見せて全身のバランスを綺麗に見せる視覚効果もあります。
ストールや襟のあるシャツなどで、顔周りに何かを持ってくるようにするのです。
そうすると自然と顔は小さく、身体のバランスは綺麗に見えます。
アイドルやモデルの写真撮影法でも同じ事が言われますが、
顔の近くでピースをすると小顔に見えます。
これは手を顔の近くに置くことで、顔の大きさを誤摩化せるのです。
足を長く見せる視覚効果は何も先述のショートパンツだけに限ったものではありません。
フルレングスのパンツならば、パンツとシューズの色を合わせれば足が長く見えます。
これは実例と共に解説を載せているので、未読の方は是非参考にしてください。
脱短足!脚を長く見せる裏技はコレ!視覚効果で誰でも美しいスタイルに!
また腕を長く見せる視覚効果も半袖に限ったものではありません。
冬ならば、アウターとグローブを同じ色で合わせてしまうと腕を長く見せることが出来ます。
これは境界線をぼかす小技です。
上の「パンツと靴の色を合わせる」と同じ手法です。
ショップスタッフさんなど、洋服を沢山着て、色々なコーディネートを試している「オシャレ上級者」は、
意識的か無意識的かは分かりませんが、このような視覚効果をとにかく応用しています。
「ショップスタッフさんは何で皆あんなにスタイルいいんだろ?」
「面接でスタイル良い人だけ選ぶんだろうなー」
とか思ったことありませんか?
面接でスタイル良い人を選ぶお店も、もしかするとあるのかもしれませんが(笑)
私が見る限り、ショップスタッフさんは「着こなし方が上手」なだけです。
特別足が長い訳でも、
特別顔が小さい訳でも、
特別腕が長い訳でもありません。
皆、同じようなものです。
それどころか胴長短足のショップスタッフさんだって大変多いです。
しかしそう見られないように、上手な着こなしを実践しているだけなのです。
先述のような視覚効果をフルに使って。
「ロールアップ」で全ては解決!
話を戻しましょう。
半袖シャツや半袖カットソーなどを上手に着る方法でしたね。
そう。
手持ちの半袖モノで
「イマイチしっくり来ないなぁ・・・」
と思っているものがあったら・・・
是非ロールアップを試してみてください。
こんな感じのロールアップです。
鏡の前で是非試してみてください。
いつもしっくり来なかった半袖Tシャツが、
ちょっと印象が変わるはずですよ。
腕が長く、たくましく見え、
バランスが一変するはずです。
言い訳しない、打破する力
私も胴長短足です。
体型は到底ほめられたものではありません。
私は感覚ではなく、客観的に判断された「数字」として自分の体型を認識しています。
私の座高は人よりも遥かにあります(笑)
学生時代はそれをネタによく笑われたものです。
気のせいなどではありません。私は確かに、胴長短足なのです。
しかし私は「足が短い」「体型が悪い」「胴が長い」などここ数年言われたことがありません。
・・・いや、それどころか、
「足が長くてうらやましい」
「何でも似合う体型でいいなあ」
「やっぱり色々鍛えたりしてるの?」
とか、褒められることばかりです。
客観的な数字として「胴長短足」が証明されている私が、
他人よりも遥かに体型が悪いはずの私が、
何故褒められるのか?
それは「着こなしが上手」だからです。
コンプレックスを持っているからこそ、私はそれを克服すべく徹底的に「着こなし方」を研究しました。
少しでも足が長く見えるように…。
実に様々な着こなしを試し、実に様々なアイテムを着て、実に様々な人に相談し、実に様々な資料を読みました。
その結果、褒められるようになったのです。
「自分は○○だから〜」
とあきらめてしまうのは簡単です。
何か壁にぶつかると
「自分は頭が悪いから」
「自分は仕事が出来ないから」
「遺伝のせいだから」
「あなたとは違うから」
何かにつけて言い訳を探すのが人間です。
しかし、言い訳をせず、
「どうしたら上手くなるのだろう?」
「どうしたら成立するのだろう?」
「どうしたら足が長く見えるのだろう?」
と考え、壁を打破することが人間には出来るのです。
たかだかファッションの話で何を偉そうに・・・
と思うかもしれませんが、実はこういったマインドは
ファッションだけではなくビジネスや勉強にも通ずるものです。
購入した半袖Tシャツが「店員さんと違って見える」「なんだかサマにならない」。
そう思ったなら、何かそれを打破する方法は無いか考えましょう。
考える手助けはこのKnowerMagとメルマガを読めば大体あるでしょう。
無ければメルマガに返信サービス、相談サービスがあります。
そちらを活用して壁を打破してみてください。
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・・・なんか綺麗に話がまとまったような、脱線したような(笑)
あなたのファッションの向上心を刺激出来たならとても幸いです。