服を着るならこんなふうに・補足

洋服はいつ買うべきか?ショップスタッフの「ラスト1点なんですよ」は実は本当!?

 

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というわけで休載期間を経てついに「服を着るならこんなふうに」漫画連載再開
いたしました!!
昨日3か月ぶりの第49話が更新されております。まずはご覧ください。

 

今回は第49話の補足情報をお届けします。

 

果物や魚と同じで洋服にも「買い時」がある!?

 

 

風邪の話からスタートする日常会。今回は自宅の中でのみ話が展開する「お勉強会」
です。

 

 

環ちゃんのセール戦果報告から始まるお話。環ちゃんの珍しいご尊顔が拝めます。

 

 

そして今回の本題は「洋服の買い時」
ですね。

実は洋服には果物や魚のように「旬の買い時」があるという話でございます。

 

メイン商品と期中企画品の違い

 

 

いつお買い物に行ってもズラリと洋服が並んでいるものだからついつい誤解しがちですが・・・
実は洋服は毎月毎週コンスタントに発売がある・・・というわけでもありません。

 

春夏モノが発売される月は概ね2月3月4月、

秋冬モノが発売される月は概ね8月9月10月、

とこの発売時期はほとんどのブランドが同じです。ユニクロやGUでも同じ。最近は少し発売が早くなる傾向すらあり、ユニクロGUなども1月にはもうすでに春物がずらりとお店に並んでいます。

 

「え?でも5月に新作が出てることって無いっけ??」

と思った方も多いかと思いますが、もちろんそうしたものもあります。
ただ基本的に上記のメイン3か月以外の発売品は「期中企画品」
などが多い。シーズンのはじめに「うちはコレを作ります!」というメインアイテムとは異なり、途中で追加して作るのが「期中企画品」。後述しますがアパレルは追加生産が極めて難しいので「期中企画品」は量がかなり少なめ。基本的には上記3か月の中で発売されるのが8,9割方を占めるといって過言ではないでしょう。
(例外的なブランドもありますが)

 

春夏なら・・・
2,3,4月で発売したものを6月まで販売し、
7,8月にかけてセール価格で残りをさばいて次のシーズンへ突入

というのが一般的です。

 

「おしゃれじゃない人」はいつまでもおしゃれになれない?負のスパイラルがある

 

 

上記の3か月を見ると「ずいぶん早い時期に春物が出るんだな」
と思うでしょう。
2月に春物のカットソーやシャツなどを買う人は実際そこまで多くありません。
2月に春物を買っても実際外気はまだまだ真冬なわけで、着用までにはタイムロスがありますね。

 

「そんなことしてらんねーよ。寒い時に冬物買って、暖かい時に春物買うのが普通だろ??」

と多くの方は思うでしょうが、実にここがアパレルの構造上の問題。

実は寒い時に冬物を買って暖かい時に春物を買うという習慣で生きていると

「良品を手に入れにくい」のです。

 

というのも上で環ちゃんが説明してくれている通りですが、基本的に2,3,4か月に春物の発売が行われてそのシーズンの良品は早い段階でズラリとお店に並びます。そうするともうこの商習慣に慣れているお店の顧客さんやおしゃれピーポーが早めに足を運び「先物買い」で良いものを根こそぎ買いあさっていくわけです。

 

当然店側もいつもよくしてくれている顧客様にはメリットを渡さなければいけません。
発売時期などにはDM(ダイレクトメール)や電話メールLINEなどで個人的にお知らせして
「このアイテム入ってきましたよ、無くなる前に是非」とご案内するわけです。だから顧客さんは発売日を知っており最も潤沢な在庫の中から良品だけをピックアップできるというわけです。

 

そして実際に春物を着る時期である5月6月などに「そろそろ春物買おうかなー」と買いに行くと、もうそこはすでに顧客さんの食い荒らした後なワケで。顧客さんが手をつけなかったものの中から選ぶことになります。

然して「おしゃれな人はどんどんおしゃれになり」「そうじゃ無い人はいつまでも良品をつかみにくい」という悪しき?スパイラル構造が出来上がってしまっているワケ。

 

 

そして仮におしゃれ初心者がたまたま2月くらいにお店に足を運んだとしても、セール品の赤札に反応してしまうでしょう。

2月くらいまではセール品が店内に混在していますから、新作で良品があったとしても価格の魅力に負けてしまい、良品を逃してしまうのです。おしゃれな人はどんどんおしゃれに、そうじゃない人はいつまでもなかなか先に進めない・・・こんなおどろきの構造があるのです。

 

私はそれを打破したくて、メルマガではいつも「ちょっと先の季節」を意識して紹介しています。
秋に冬物、冬に春物、春に夏物、夏に秋物・・・と1テンポ早めに紹介しておくことでお店の顧客さんやファッション上級者と同様の感覚が身につくようにと考えています。スパイラルから脱出できるように。

 

追加生産は出来ない

 

「??じゃあ顧客さんが独占しないようにモノをいっぱい用意しておけば良いんじゃないの?」
「??売れたら追加生産すればいいじゃん??」

 

そう思うかもしれませんけどコレらはアパレルの構造上難しいのです。
まず「モノをいっぱい用意しておけば良い」という話ですが、現在のテクノロジーでは市場の需要を正確に読み取ることはできません。どんなに優れたバイヤーでも、どんなに優れたPOSシステムなどの分析を行っても、「トレンド」という概念がある限り需要を正確に読み取ることは難しい。何年も何十年もこの「発注適正化」にトライしているのがアパレルですが正解はいまだどこも見つけることが出来ないでいます。

 

またアパレルは「たくさんの中から好きなものを選ぶ」という幕の内弁当的商品展開
が必要です。Tシャツ一枚がひょいっとお店にかかっているだけではお客様は絶対に買いません。お客様は数ある中から比較検討して「これだ」という買い物をしたいもの。お店やブランドはある程度型数を揃えておかないと、そもそも購買に繋がらないのです。

しかしながら商売をやっている人なら誰でも分かると思いますが、型数は増やせば増やすほど在庫リスクが高まります。
Tシャツ1枚なら「適正在庫」を見込むのも難しくないですが、Tシャツ10枚となると「どれがどの程度売れるのか」という在庫を読む作業が困難になり、結果「足りないもの」「余るもの(こちらはセールになる)」が出てきてしまうのです。

 

 

そして「追加生産はできないのか」という話についても。これも長年のアパレルの問題点なのですが・・・実はアパレルは「よし!これが売れた!再生産だ!」とクイックに動くことができません。一般的なブランドで追加生産は「半年」かかります。また生産が早いブランドでも1,2か月程度は最低でもかかるでしょう。

 

その理由は上の通り。アパレルは複数の会社が複雑に絡んで一つの製品となります。これはファストファッションも同じ、ユニクロも自社で全てを生産しているわけではありません。生地屋さんや縫製工場の手を借りて複数の会社をまたいで生産が行われます。

 

シャツを作るためには何が必要でしょうか?
極端なことを言えば「素材の元となる綿花からわたを積む作業」から始まります。その後素材を作り、加工をして、ボタンなどのパーツがあり、縫製工場でつなぎ合わせて、プレスをして、物流に行き、販売店に並ぶ・・・という構造ですね。

 

では「このシャツが売れたからすぐに再生産しよう」と思い立ったとして、生地屋さんは素材をそんなに沢山抱えているものでしょうか?在庫リスクになる素材そのものをなぜそんな無駄に抱えておくのでしょうか?そんなわけありませんね。だからこそいきなり「この素材が欲しい」と言われても、「作るからちょっと時間をくれ」となるでしょう。

縫製は「工場」です。どこの世界に「稼働率をわざわざ下げてラインを空けておく工場」があるでしょうか?製造業は「ラインはなるべくつめておく」のが基本です。だからこそいきなり「これを縫ってくれ」と言われてすぐに対応できるわけがないのです。

 

さらに困ったことにアパレルの場合「売る適性時期」があります。例えば半袖Tシャツが4月に大ヒットして、「よし!追加生産かけよう!」と思いお店に並ぶ頃にはもう秋です。どんなに良品だとしても秋にTシャツは売れないでしょ??

 

これはもう長年全てのブランドが直面しているアパレルの難題。いまだに明確に解消できているところはありません。「追加生産は難しい」
どこもそういう認識です。もちろんあらかじめ追加を見越して準備しておくところもあるでしょうが、基本的にはそう簡単にはいかない、というのが本音です。

 

店員さんの「ラスイチです」は本当だった!?

 

・適正在庫が読めないから「足りない」「余る」の需給のズレは出てくる
・追加生産ができないから基本的には売り切り

これらがある限り「早い段階で良品からなくなっていく」「顧客ばかりが良いものを手にして、一般層は残りものを買って行くしかない」という構造が存在するのです。

 

 

だから環ちゃんはこう主張しています。
早めに見て早めに手にしておく。実は洋服においては「先物買い」が最も賢いです。

 

着る期間的にも先物買いは賢い。
例えば4月に春物を買っても4月、5月しか着れずに6月になったらもう夏物ですが、
2月に春物を買えばインナーとして長い期間楽しめます。

 

もちろん「そんなに早く春物なんてみれねーよ」と思うでしょうが、これは慣れです。

 

ファッションに長けている人ほどこの商習慣に慣れており、2,3,4月は春物を見て、4,5月は夏物を見て、6,7月は秋のことを考え始めるという人が多い。これはもう慣れでしかありません。

 

服着るもメルマガもそうですが、この感覚に慣れて「良いものを手にする習慣作り」ができるように、ほんの少しシーズン品を先に紹介するようにしています。

 

「この時期に春物紹介されてもなあ」と思う時もあるでしょうが、それが徐々に意識に染み込んでいくと、良品をつかめるようになります。お付き合いいただけると。

 

またクソ寒い時期でも「関係ねーや」と思わずに是非春物を手にとって、眺めるくらいはしてみてください。
早めに春物に目を慣らしておくと審美眼が養われ、そのシーズンの「買いの逸品」を見つけやすくなるはずです。是非ご参考に。

 

・・・そしてこういう構造だから欠品が起こりやすいわけで・・・

ショップスタッフの「これラスト一点なんですよー」
は嘘じゃないことの方が多いんです。
もちろん中には嘘つきな人もいるでしょうが・・・大半は本当のはずです泣。
信じてもらえないスタッフさんがかわいそうですが・・・こうして構造を考えると「嘘じゃない」と理解できるでしょう。是非信じてあげてください・・・!

 

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