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【内緒だよ】あまり知られていないMBとっておきマイナーブランド3選

 

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今回はご紹介するのはユニクロ、GUではなく・・・
個人的に愛用しているけれどまだそれほど知名度の高くないブランドを3つご紹介します。
 

センス抜群!グラフィックアイテムが魅力

 


<MNKM>

mnkmstore powered by BASE
関東を拠点にしているMNKM(ミノカモ)実は、自身の地元岐阜県美濃加茂市の名前がお店の由来。古着とオリジナルの洋服の他、飲食物もPOP UP などで販売している。

 

まず1つは「MNKM」
グラフィックのTシャツやスウェット、パーカーなどを作っているブランドです。
実はこちらお知り合いのブランドで、グラフィックを描いている方は私がサラリーマンだったとき一緒に仕事をしたことがある方なんですね。
そうした繋がりがあってTシャツの即売会に行かせて頂き購入してきました。
 


 

これかっこよくないですか。
本当に普通のスタンダードなTシャツで素材も特別変わったところもなく、形もごく普通ですが、グラフィックのセンスがすごく良いですよね。
 

色数は多めだけれど、柔らかい色を使っているためあまり派手にならない。
この手のプリントTシャツは色数が多くなればなるほど子どもっぽかったり安っぽかったりしますが・・・色数は多いけれど品があって大人っぽく見えるのは、ペールトーンで落ち着いた色彩を使っているからなんですね。
 


 

私が好んで着ているのは前面にメッセージプリントが入っていて後ろがグラフィックになっているタイプ。これがすごくお気に入りなんです。値段もかなり安くて買いやすいのも良いですね。
売り上げの30%を寄付したり、ブランドは出身地である岐阜県の美濃加茂市の頭文字を取ったりなど、様々な想いがありつつブランドを運営されているそうです。
 

個人的には何よりこのグラフィックをすごく気に入っています。
素材やシルエットなど様々なこだわり方があるけれど、このブランドはグラフィックで勝負しており、かなりセンスが良いと思うので興味のある方は是非チェックしてみてください。
 

メンズにおすすめ!ハズしに使えるでかトート


<KISHIDAMIKI>


 

続いてこちら。
「KISHIDAMIKI」というブランド。
このブランド恐らく知っている方はほとんどいないんじゃないかな。
 


 

こちらの超でかトートバッグ、ものすごく気に入って使ってます。めちゃめちゃかっこいいんですよ。
 

何がかっこいいかというと、トートバッグって普通のものは長方形でエコバッグみたいな感じのものしかないでしょう。
でもこのトートバッグは素材をかなり分厚くしてあり、ストラップも結構ツヤがあって肉厚で高級感がある
その上かなり大きいので男性が持ったときにちょうど良いサイズなんです。
 

トートバッグって基本的に男性・女性どちらが持っていても良いようにコンパクトなサイズ感になっている。小さくて安っぽい生地だとどうしても子どもっぽい印象になってしまいますが、このトートバッグは大きくて男性が持つとちょうど良く体が隠れてグラフィックが見える非常に良いバランスで作られています。
 


 

グラフィックも先程のMNKMと同じように淡い色のプリントにしてあるので大人っぽい印象
こういうフォトプリントはそれほどくっきり色が出ないからこそ、子どもっぽくもならず落ち着いた印象で使えます。
夏にショートパンツに合わせるのも良いですし、冬にはロングコートに合わせてハズしとして使うの非常に良いと思います。
あとはノートパソコンも入るサイズなので仕事でもガンガン使っています。
 

そして実はトロンプルイユ(騙し絵)的な作りで、大きいトートバックに小さいトートバックを重ねたような変わった作りになっています。
なので一応肩掛けでも手で持っても使える2way仕様。
 

こちら実はレディースでかなり人気があるようです。
ほとんどの男性はおそらく知らないといますが、サイズ的にはメンズが使ってちょうど良いくらいなので男性にもおすすめできるアイテムです。
素材感は割としっかりしているしグラフィックも凝っているので、値段は2万円台後半とちょっとお高めですが、気になったら是非チェックしてみてください。
 

ハイブランドを支える超有名パタンナーが手掛けるブランド

 


<OVERCOAT>


 

そして最後は「OVERCOAT(オーバーコート)」というブランド。
 

知っている方も多いとは思いますが、かなりマニアックなブランドではあります。
こちらのブランド、実はですね世界のハイブランドを支えている超有名パタンナー大丸さんのブランドです。
 

大丸さんはちょっと名前は明かせませんがヨーロッパの名だたるハイブランドのパターンをされている方。
パターンとは何かというと・・・洋服を作るときはまずデザイナーがデザインを描くでしょう。
その段階ではまだ二次元的なイメージなんですよね。
紙面に描かれた二次元的なデザインから、私たちが実際に着る3次元の立体造形物にする設計図を描くのがパタンナーの仕事です。
 

例えばTシャツは絵にすると平面でTの形に描けるでしょう。
それを立体物にしたときは前側、後側、袖の3つのパーツに、首のバインダーというようにいくつかのパートに分かれる。
そして型紙を作るんですね。袖はこう、前身頃はこういう感じで切ってください、というように設計図を描く。
その設計図ができたら、それに沿って生地を裁断し縫製して洋服ができるというわけ。
だから二次元的なイメージを描くデザイナーと実物の製品との間をつなぐすごく大事な役割を担っているのがパタンナーです。
 

で、洋服というのはパターン次第で見え方全く異なってきます。
例えばデザイナーが「こういうTシャツを作りたい」とデザイン画を作ったとき、縫い目を入れるか入れないのか、縫い目を何センチずらすのか、バインダーのサイズをどうするのか・・・そうしたいう細かいところで落ち感や体型の出方など様々なことが決まってくる。だからデザイナーのイメージをより美しく昇華させるためにパタンナーがいるわけで、完全に職人の世界なんですね。
 

そしてオーバーコートを運営されている大丸さんは元々コムデギャルソンで川久保玲先生の直属の部下として長くパタンナーをされていた方。
その後ヘッドハンティングでニューヨークのブランドに勤めることになり、口コミで広がって今はハイブランドと一緒に仕事をするようになった。
実はハイブランドの洋服というのは日本人の天才パタンナー職人が支えているんです。
 


 

そしてオーバーコートというブランドの特徴としては、大丸さんがずっと洋服を作ってきた方ということもあり、かなりマニアックなモノづくりをされています。
大丸さんは「そもそも人間の体をS,M,Lの3サイズで分類することは不可能だろう」とおっしゃっています。
 

私もまったく同じ考えなのですが、よく考えると日本人の男性をS,M,Lの3サイズで分類するなんてすごく乱暴な話だと思いませんか
肩幅の広さひとつとっても、ちょっと広い人、ものすごい広い人、なで肩の人、いかり肩の人など様々な人がいる。
腕の長さや脚の長さだってそれこそミリ単位でみんな違うはずなのに3サイズしか展開されていないのは乱暴でしょう。
 

つまり何が言いたいかというと99.999999%の人はジャストなんて存在しない。
S,M,Lの3サイズが奇跡的に自分の体にぴったり合うなんてことはほぼあり得ません
なのでサイズはというのは基本的にずれるものなんです。
しかし洋服にあまり慣れていない人だと厳密なジャストサイズじゃないとダメだと思っている人が結構いて「これサイズ合わないんで返品します」「ちょっと違うんでお直しします」ということを繰り返してしまう。
それだといつまで経ってもおしゃれになれないわけですね。
サイズはそもそもぴったり合わせることが不可能だと思った方が賢いです。
 

ではどうすればいいのかと言うと、そのために着こなしや着くずしというバランスの概念がカジュアルな服にはあるわけですね。
サイズ感が違う、どう考えても合わない。
合わないからこそ例えば下半身と上半身のサイズのバランスで美しく見せるようにする。
そういうコーディネートの技術はサイズが合わない既製服だからこそ発達してきた面があります。
 

私がよくお話しているA,I,Yのシルエット作りと同じこと。
仮に日本人の男性の体型がS,M,Lの3サイズで完璧に分類されるならんだったらA,I,Yのシルエットなんて必要ないんです。
そうではなくサイズというのは元々合わないものだからこそ着まわしやコーディネートでバランスを取らねばならないという考え方が根底にあるわけですね。
 

もちろ既製服から先に進むとオートクチュールという世界があります。
オートクチュールというのは高級注文服とも言われていますが、デザイナーが直接採寸して洋服を作ってくれること。
基本的に年間最低1000万円は買わないとオートクチュールの顧客にはなれないとも言われています。
 

対してプレタポルテ(高級既製服)の世界はS,M,Lなど決められたサイズを提供する万人向けの商売のこと。
そしてパタンナーの仕事では洋服をS,M,Lというサイズにどう分類していくのかが重要なポイントになるわけですが、大丸さんはこう考えました。
「S,M,Lで合わないのは当然だから、合わないなりにどう美しく見せるかをパターンで表現しよう」
と。
 

以前大丸さんから直接お話を伺いましたが「洋服というのは肩で着るもの」だとおっしゃっていました。
袖を通すとシャツやコートを羽織るときは、基本的には肩で引っかけてから袖のラインが決まってくる。
なので肩をどうするかというのが洋服のシルエットを決めるときに非常に大事であると。
 

そしてこの肩は基本的にS,M,Lで分類する限り、理想の肩のサイズ感というのは作れない。
なのでどうしても肩が余ったり足りなかったりするわけですが・・・大丸さんは「余った肩の布を背中に逃がすような構造」で洋服を作られているんです。
 


 

着てみると本当に面白いですよ。
異常なぐらい肩が綺麗に滑らかに見えて、変な膨らみも生地余りもなく袖もストンと立体的に落ちる
オーバーコートの洋服はシンプルなので通販だと絶対に良さが伝わらないんですね。
オンラインの画面だと普通のシャツや普通のステンカラーコートに見えるけれど、羽織ったときに異常に綺麗に感じる。
 

私は限りなくオートクチュールに近いプレタポルテの洋服だと思っていますがものすごく綺麗です。
実際に注文服として自分の体を測ってもらいオーダーするのはなかなか難しいことだしお金もかかるけれど、プレタポルテでS,M,Lのサイズ感の中いかに理想のサイズ感を作れるかというところを大丸さんさんはパターンレベルで考えていらっしゃいます。
 

そしてハイブランドと一緒に仕事をされているだけあってかなりレベルが高いんです。
その分値段もシャツで5万円、アウターだと10万以上が当たり前でハードルは高いと思いますが・・・バーニーズや伊勢丹、エストネーションなどの高級セレクトショップに行くと並んでいるので是非1度買わなくてもいいから試着してみてください。
 

パターンの綺麗な洋服がどういうものなのかを試着して知ると当然審美眼がつくので、良い・悪いが判断できるようになる
ところが安い服であまりシルエットが綺麗でないものだけを着ていると、良し悪しはわからない。
美味しいものと不味いもの、どちらも食べているから美味しいものがわかる。
上も下もわかっているからどのレベルなのか判断がつくわけでしょう。
山の頂上と登山口がわかってるから今どこにいるのかってのがわかる。
でも山に登ったことのない人は高さがわからないから、山を登っているときに今自分がどこにいるかも分からないわけでしょう。
 

だから別に買わなくてもいいけれど良いものを知っておくのはとても重要なことだと思うんですね。
なのでもし「洋服の勉強をしたい」「審美眼を高めて良いものを選びたい」と思っている方は一度で良いから試着してみてください。これが美しいシルエットなんだとすごくよくわかると思います。
 

ということで今回は3つのマイナーブランドをご紹介しました。
マイナーブランドという紹介の仕方はすごく失礼かもしれませんが、非常にリスペクトを込めてご紹介しているのでこの機会にぜひ知ってもらえると嬉しいです。

 

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