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Tシャツにジーンズだけでも十分なんですよね。

今日はそんな話。

 

Tシャツにジーンズでもオシャレはできる

 

 

毎週メルマガで様々なバリエーションや着こなしなどを語っていますが、別に「Tシャツにジーンズ」だけでも実はオシャレは出来るんです。

 

凝ったデザインのシャツを着なくちゃいけないとか、
絶対に革靴を履かなくちゃいけないとか、
スラックスを穿かなくちゃ絶対ダメだとか、
そんなことはありません。

 

おしゃれってのは「モノ」だけでなく「着こなし」も重要だからです。
モノだけでオシャレは完成しない。どんな良いものも着こなし次第なんです。

逆に「Tシャツにジーンズ」も合わせかた次第、着こなし次第では目を引くほどのオシャレにもなれるんです。

 

 

http://farm4.staticflickr.com/3469/3845320665_b3cb4d9b68.jpg

 

「Tシャツにジーンズ」なスタイルは海外スナップではおなじみ。
外人が着るとこうも違うのか!！と思うくらいシンプルなのにめちゃくちゃ格好良いです。

 

海外スナップを見て「そうか！Tシャツにジーンズで十分なんだ！」
と思って自宅の鏡の前で合わせてもイマイチキマらないものです。この違いは何でしょう？？

 

 

日本人は基本的にちょっとだけ「ドレス」に寄せるべき

 

以前にも述べた通り欧米人と私たち日本人の間には大きな差があります。
彼らの顔は堀が深く大人っぽい、また体型は足が長く背が高く顔が小さい。
一方の私たちは顔は童顔で、体型は胴長短足、顔は大きめ・・・と、ここに大きな差があるわけです。

 

洋服はドレスかカジュアルかに大別されます。
ドレスとはスーツスタイルのこと。ジャケットやスラックスやシャツなどですね。
カジュアルは日常着のこと。スウェットパーカーやデニムやスニーカーなどです。
ドレスは「大人っぽさ」の象徴であり、カジュアルは「子供っぽさ/ラフさ」の象徴です。
この両軸を上手に混ぜ合わせたものが日常の「オシャレ」なわけです。

 

ドレスに偏ればビジネススーツスタイルになりますから日常着には見られないでしょう。「キメすぎ」とも思われます。
では逆にとカジュアルに偏れば今度はリラックススタイルになりますからオシャレから遠のきます。「コンビニに行くみたい」とも思われるでしょう。
この「キメすぎ」「ラフすぎ」の中間点をとるのが日常着でのオシャレのポイント。これを「ドレスとカジュアルのバランス」と呼んでいます。詳しくは下記をご参考ください。

 

※「ドレスとカジュアルのバランス」に関して未見の方は下記記事を一読ください。メンズファッションの大原則が理解できます。
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?

 

で、上述の話。
私たち日本人は童顔、顔が大きい、胴長短足と欧米人に比べて「子供っぽい要素」をいくつも持っているわけです。
先ほども書いた通り「ドレス」は大人っぽさであり「カジュアル」は子供っぽさです。
生来子供っぽい要素を持った私たちにとって、欧米人と同じような着こなしをしても、同じバランスにはならないのです。

 

なので「Tシャツにデニムで良い」とは言うものの、欧米人のそれとは少し違うのです。
私たちはあらゆる着こなし、オシャレにおいて、欧米人よりもわずかに「ドレス寄り」にバランスをとることがオシャレへの近道となるのです。

 

なので「Tシャツにデニム」も彼らよりも少しだけドレスライクに仕上げる必要があるのです。

 

 

工夫次第で外人並みに見せることも出来る

 

ここで日本人でも参考になるスナップを幾つか挙げておきます。

 

http://kurumani.com/wp-content/uploads/2014/07/121.jpg

 

Tシャツにデニムにスニーカーとカジュアルを極めた着こなしですが、
ハットをプラスすることでドレスライクな印象を与えることができます。

 

 

私がやるとこんな感じ。
胴長短足・童顔・顔でかと3要素すべて揃っている私ですが綺麗に見えると思います。
最もこのスタイルはハットだけでなく色々な視覚効果なども盛り込んでいますが。

 

Tシャツとジーンズのスタイルを格上げする時に一番楽なのは「頭と足」をドレスライクにすることです。
頭の先に置く帽子は顔に近く目立つものです、同様に靴も体の先端部分であるために目立つ箇所です。
この目立つ2箇所をドレスライクにすることでTシャツデニムの組み合わせでも大人っぽい印象を作ることが出来ます。

 

なので頭はドレススタイルで使う「黒いツバ広のハット」をチョイスすると良いでしょう。
足先は派手なスニーカーなどではなく革製の靴をチョイスすると良いでしょう。

 

シンプルですが、たったこれだけの注意で、Tシャツにジーンズスタイルが外人同様、サマに見せることが出来ます。

 

http://media-cache-ak0.pinimg.com/600x/65/ab/5f/65ab5f9f468e071009f1519571b29da6.jpg

 

こんな感じですね。
ブーツだと真夏は暑そうですから短靴が良いとは思いますが。

 

 

http://kurumani.com/wp-content/uploads/2014/01/035.jpg

 

またドレスとカジュアルは別にアイテムのデザインだけで決定されるものではありません。
要素としては

1.デザイン
2.シルエット
3.カラー(素材)

この3つがあり、このいずれかをドレスライクに調整するだけでも「Tシャツにジーンズ」はサマに見せることができます。
例えば上下とも細身でまとめるとかも良いですね。

 

 

 

「3.カラー(素材)」はちょっと理解しにくいかもしれませんが、
例えば「ツヤ」を意識するとコーディネートが成立します。

 

スーツで使うアイテムはすべてツヤが入っています。
ジャケットやスラックスなどは言わずもがなですが・・・
シャツもカジュアルではツヤのないオックスフォードを使いますが、ドレスではツヤのあるブロードを使いますね。
靴は磨き上げていかにツヤを出すかを皆求めます。
ネクタイはシルクでツヤのあるものを用いますね。

スーツで使うものはすべてツヤがあるもの。
だからこそ「Tシャツにジーンズ」でも「ツヤ」を加えると大人っぽくドレスライクな印象となるのです。

 

上の画像で着ているTシャツは「シルケット加工」と言って、シルク調の風合いを見せたTシャツ。私がメルマガ読者さんのために作って限定発売するものです。(来週月曜日発売予定)

ツヤが強いシンプルなTシャツならばジーンズと組み合わせてもサマになりやすいものです。

 

 

何も考えずに「Tシャツにジーンズ」ではオシャレになりにくいですが・・・

1.デザイン
2.シルエット
3.カラー(素材)

このどこかに「ドレス要素」を入れ込む工夫をしてみてください。
たった一点だけでも印象は激変します。

 

「どうせ外人は何着てもかっこいい」
そりゃそうなんですが、それで諦めるのは勿体無いです。
日本人が持つハンデをカバーすべく、上記のポイントを幾つか意識するだけで
あなたも海外スナップのような「Tシャツとジーンズ」の着こなしが出来るんです。

 

是非ご参考に・・・。

 

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