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「古着屋さんって本当に良いのあるの?」
「古着ってどうも好きになれない。どれも野暮ったくない??」
と思う方。いやいやいや、古着には魅力的なアイテムが盛りだくさんですよ!
多くのトップファッションデザイナーたちがデザインの着想元として古着を活用しています。現代のデザイン服の源泉となっている「古着」は今の服以上に「源流」たる風格と魅力があるものです。そして何より値段が手頃!賢くオシャレをするなら古着は必須です。
今回は古着屋さんで探すことができる
優良古着3カテゴリを紹介します。
是非良品古着発掘のヒントにしてみてください。
やっぱり定番の「Gジャン」
Photo by http://www.rivet-jp.com/store/wear/used/jkt/images/denim/2010_4/DSC05197.jpg
やはり古着といえばデニム。Gジャンなどはどこの古着屋さんでも必ずといって良いほど置いてあるアイテムです。リーバイスの褪せた色合いのGジャンなど。
Gジャンはデザインもサイズ感も色合いも、昔と今でさほど大差ない稀有なアイテムです。多くのアイテムがトレンドの波にもまれてシルエットやサイズ感や素材や色合いなどに変化が生まれるもの。もちろんGジャンもそれら「波」がありますが他と比べると変化はかなり少なめ。
昔のリーバイスのGジャンなどを試着しても現代と同じようにややコンパクトなシルエットのものも多いです。古着でも特にリサイズなどお直しをしなくてもそのまま着用できるものも少なくありません。(ただそういった形が綺麗なものはやや高めの値付けをされる傾向がありますが。)
Photo by http://kurumani.com/wp-content/uploads/2015/09/4.jpg
またGジャンは「カジュアルダウン」として最高の使い勝手。フレンチカジュアルはロングコートのインナーにインディゴの褪せたGジャンを入れて「ドレスとカジュアルのバランス」をとるのが常套手段。カッチリとしたドレスライクなコートを、カジュアルの代表格である色落ちインディゴGジャンでラフに着崩すワケです。
このあたり「ドレスとカジュアルのバランス」に関して未読の方は下記記事をご参考に。
※「ドレスとカジュアルのバランス」に関して未見の方は下記記事を一読ください。メンズファッションの大原則が理解できます。
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?
あなたが手に取った古着のGジャンがもしたまたま洗いすぎて縮まくって袖が寸足らずのものでも、また伸びすぎて身幅がゆるゆるのものだとしても、インナーであれば無視できます。コートのインナーに使う着こなしであれば前部分しか外見では露出しませんからシルエットの機微を気にする必要はありません。冬や春先のコートのインナー用アイテムとしてオススメです。シルエットを気にしなければ4000円も出せば古着で手に入ります。
私も昨年10月に出した自著「最速でおしゃれに見せる方法」(扶桑社)の中でこんな着こなしをしました。カッチリ系ロングコートの代表格であるチェスターコートのインナーに古着のGジャンを使ってカジュアルにバランスをとったスタイル。キメすぎることなく程よくカジュアルにまとまっています。
意外と知らない人が多い「ショップコート」は古着に良品がある
Photo by http://www.ujttgn.net/images/p/yamamotogunshop/mgg60775650.jpg
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この時期おすすめしたいのがこんな薄手のコート。「ショップコート」「ドクターコート」「コックコート」「ワークコート」なんて名前がついていたりしますね。
古着市場では軍用のものが目立ちますね。軍の医療用コートだったり、刑務所の調理班用コートだったり、そんな出自のものが多いです。「・・・刑務官が着ていたコートとか、あんまり良い気分しないなあ」と思うかもしれませんが、大丈夫です。デッドストック品(使わなかった新品のこと)が多いので。古着ももちろんありますが、デッドストック品の方が市場では多めです。気になるなら古着屋さんで買う前に「これって古着ですか?デッドストックですか?」と確認すると良いでしょう。
またショッピングセンターのスタッフさんが着るために作っていたコートも存在します。いわゆるショップコートですね。
これらは皆デザインが似通ったものが多いです。皆簡素なチェスターコートのようなデザイン。フロントは着用しやすい簡素なシングルブレスト。裏地がなく丈夫でタフな素材が目立ちますね。
デザイナーズブランドで「50年代のフランスのショップコートをモチーフに・・・」とかよく見かけますが、古着から着想している分、アイディアの源泉である古着に手を出してもOKです。サイズ感が心配かと思いますが、意外とこういったワークコート系は無駄にデカかったり小さかったりがなく現代風のサイジングになっています。ただし古着の中でも人気の分類なのでやや値段がすることも多いです。・・・といってももちろん新品のデザイナーズブランドを買うよりはずっと手頃。1万円以内くらいで買えるものが多いはずです。
抵抗がなければ超おすすめ「ポストマンシューズ」
Photo by http://texasclothing.ocnk.net/data/texasclothing/product/20140718_942b03.JPG
「古靴」に抵抗がなければポストマンシューズもオススメ。こちらも古着では定番の部類。多くの古着屋さんで陳列されているのを見かけます。
「他人が足を入れた靴なんてきったねぇ!!!」
と思う人も多いでしょう。実は私も若干の抵抗感が拭えません・・・が、結構良いデザインのものが多いんですよ。抵抗感を感じる人が多い分、売れにくいのかもしれません。これを「チャンス」と捉えるかどうかはアナタ次第(笑)。
ただ私も若い頃は随分古着のポストマンシューズにお世話になりました。70年代くらいのレッドウイングの革靴など意外と現代で合わせてもサマになるものも。レザーは潤いをなくしてでたらめにボロボロなものもありますが、案外経年で良いツヤ感が出ているものもあります。上の画像のようにややシャープなフォルムのものを選ぶと現代でも使いやすいでしょう。
とはいえやはりボテッとしたフォルムのものが目立つので、色は黒の方が良いでしょう。古着屋さんでは「茶靴」も多く並んでいますが、ボテッとしたフォルムで膨張する茶色を選ぶと視線が足元に集中しやすく「脚の長さ」を目立たせる結果になったり。なかなか初心者にはハードルが高いです。黒を選べば多少ボテッとしていても収縮色で細くスッキリ見えるのでボリュームが悪目立ちせず良い感じに収まるものです。
どこの古着屋さんでもに品ぞろえは本当に豊富です。格安で大量に仕入れている古着屋さんも多いので、そこから掘り出し物を探すのはなかなか骨が折れる作業ではあります。(それが楽しかったりするんですけどね)
みなさんも良品古着で賢くオシャレをするにあたり、上記の3分類を優先的にチェックしてみてはいかがでしょうか。
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