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今回取り上げるのはショートパンツのおすすめアイテム。ユニクロ×Theory(セオリー)のショートパンツは、発売当初から完売状態で手に入らず困っている方も多いはず。今回はそれに代わる良いアイテムを見つけたのでご紹介します。
大人っぽく着こなせるショートパンツを選ぶポイントは?
というわけで今回はショートパンツのおすすめをご紹介します。
ユニクロをチェックしている方は知っていると思いますが、ユニクロ×セオリーコラボで発売されたショートパンツは初日で完売してしまいましたね。
「何でこれが良い商品ってわかるの?」というくらい一瞬で消えてしまったので、「今年ショートパンツ買うものないなぁ」と迷子になっている方も多いと思います。
UNIQLO × Theory
感動イージーショートパンツ 2,990円
なぜユニクロ×セオリーのショートパンツがあれだけ人気だったのかというと・・・ポイントは2つあると思います。
まずひとつ目はシルエット。ショートパンツのシルエット選びについては、ほとんどの日本人が間違っていると言っても過言ではないでしょう。
まずショートパンツは、過剰に細いものを選んではいけません。
足にぴったりフィットするような細いシルエットというのは、実は一番選んではいけないものなんですね。
ショートパンツを選ぶ上でのポイントは、1サイズ上くらいのゆったりしたサイズ感にすること。
実はショートパンツというのは裾幅がすごく重要で、裾幅がぴったり細身のものを選んでしまうと脚がかなり太く見えてしまうんですね。
洋服の正解というのは、洋服の「洋」という漢字通り、西洋にあります。
西洋人は上半身は筋肉質でがっしりしているけれど実は下半身がかなり細い。
対して我々日本人は上半身が華奢なわりに脚は太いのです。
このように我々日本人と西洋人では、脚の太さが決定的に違います。
西洋人はあれほど屈強な上半身なのに、下半身はスラっとカモシカのように細い。だから彼らはショートパンツが似合うのです。
ショートパンツを穿いてもチンチクリンにならないのは、脚の形が綺麗で細いから。
ところが我々のように足の太い民族がショートパンツを穿いてしまうと、ムチっとした脚の太さが露わになってしまい、寸胴で足が太く短く見えてしまうわけですね。
これはワイドパンツとスキニーパンツの違いにも言えることですが、同じ長さの太いパンツと細いパンツを比べると、細いパンツの方が脚は長くスラっと見えます。
細いと縦のラインが強調されるため、脚が長く見える。だからスキニーの方がワイドパンツより明らかに脚が長く見えるわけ。反対に、ワイドパンツだと横のラインが強調されて脚が短く見えてしまうんですね。
西洋人よりも太い脚を露出してしまうと短く見えてしまうから、日本人のショートパンツスタイルは似合わないしカッコ悪いし女性から好まれないというわけ。
だから日本人がショートパンツを穿くときに大切なのは、脚をいかに細く見せるかということなんですね。
では脚を細く見せるためにはどうすればいいのかというと・・・裾幅の広いショートパンツを選んであげましょう。
裾幅の広いショートパンツを選ぶことで、対比で足が細く見えるのです。
これは90年代に流行した女子高生のルーズソックスと同じ原理。ぶかっとボリュームのあるルーズソックスを履くことで、対比で自分の足を細く見せることができたわけ。
だから足を細く見せたい女子高生の間で一気に広がったんですね。
それと全く同じことで、ショートパンツは裾幅が広いと対比で脚が細く綺麗に見えるため、日本人がショートパンツを選ぶときは裾幅に注目しなければいけません。
そしてユニクロ×セオリーコラボのショートパンツは、裾幅が広くて形がかなり綺麗だった。だから売れたのだと思います。
そしてユニクロ×セオリーコラボのショートパンツが売れたもう一つのポイントは、素材です。
誰でも分かる通り、ショートパンツはカジュアルで子どもっぽいアイテム。
この子どもっぽいアイテムにガサガサしたコットン素材を使ってしまうと、どうしても「ぼくのなつやすみ」みたいなツンツルテン状態になってしまうわけ。
大人っぽい印象がないと、メンズのおしゃれというのはかっこよく見せることができません。
ただショートパンツはただでさえ子どもっぽいデザインとシルエット。だから素材感で大人っぽさを出しましょう。
そして素材感の大人っぽさとは何かというと、当然スーツになるわけですね。スーツが男性の大人っぽさの象徴です。
スーツは大人っぽさの象徴だからこそ、素材をスーツに寄せているユニクロ×セオリーのショートパンツは、子どもっぽい印象が出なくておしゃれに決まるというわけ。
裾幅が広くて脚が綺麗に見える。そしてウールライクな素材感で大人っぽく見せられる。
ユニクロ×セオリーのコラボショートパンツは、この2つの要因によってヒットしたのではないかと思うんですけれども・・・残念ながら瞬殺でなくなってしまいました。
発売以降、これに代わる良いショートパンツを紹介できないかと思い色々探し・・・いきついたのがこちら。
理想的な裾幅と素材感を実現したショートパンツ
Luv maison
Luv-T/R ストレッチショートパンツ 6,490円
Luv maison(ラブメゾン)というブランドのショートパンツ。こちらかなりオススメです。個人的にはユニクロ・セオリーのパンツよりも好み。
ラブメゾンのショートパンツは、ほぼ完全にウールライクでヌメっとした風合いとツヤ感も再現されているため、ショートパンツなのに子どもっぽい印象が出ないのです。
何の素材を使っているのかというと、ウールなどではなく実はTR(テトロン)という素材を使っています。TRとはウールを真似た化学繊維で、レーヨンとポリエステルのブレンド素材のこと。
この素材を使いウールライクに仕上げています。ただウールではないため、もちろん通気性も着心地も良く、夏も快適に使えます。しかもシワがつきにくい。なのでイージーケアでガンガン洗いながら使い倒せるのでかなりおすすめです。
着こなすとこのような感じ。ショートパンツは子どもっぽく感じるという説明をしましたが、だからこそ上にシャツを合わせるのがセオリーだと思います。
ショートパンツを穿き慣れていない方には、ドレスライクなシャツを合わせて大人っぽい印象を出し、ハズシとしてショートパンツを合わせるという着こなしがおすすめです。
このショートパンツ、Tシャツと合わせてもキマるのが良いところ。
艶感があってスーツライクな素材だからこそ、Tシャツと合わせても大して子どもっぽくならないというわけ。これがとても助かるポイントですね。
シャツとショートパンツを合わせると、シャツがパンツの子どもっぽさをカバーして大人っぽくなるので、確かにかっこよくおしゃれに見える。
ただ真夏にシャツだとどうしても暑いでしょう。だからといってTシャツとショートパンツだと、どうしても夏休みに虫取り網が似合うような格好になってしまうのでなかなかおしゃれに見えない。
そこでウールライクな素材が使われているアイテムを選ぶと、Tシャツにショートパンツでも「ぼくの夏休み」にならないわけですね。なおかつ裾幅がそこそこ広く脚も細く綺麗に見える。
そして値段もそれほど高くないのが嬉しいところ。これで1万円ならちょっと躊躇してしまいますが、6,000円程とユニクロ価格に少しプラスすれば買えるくらいなのでとてもおすすめです。
定期的にユニクロと情報交換をする機会があり、そのときに聞いた話なんですけれども・・・今年はショートパンツがかなり売れていて、オンラインでも在庫が少ないよう。
そんなわけで今年はショートパンツ迷子の方が多いと思うので、「どのブランドを買えばいいかわからない」という方は、ラブメゾンのTR素材のショートパンツをぜひ試してみてはいかがでしょうか。
ということで今回はおすすめのショートパンツをご紹介しました。
何回も繰り返しますが、ショートパンツは裾幅と素材感、この2つを意識して選んでみてください。
そうすると一気に着こなしが変わると思います。
コーディネートもまずはご紹介したものならそれなりにキマると思うので、そこから試して後は好みで小物などを足していってみてください。
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