アクセサリー編

【思わずハッとする話】「ハットが似合わない」と思ってませんか?被りやすいツバ広ハットの選び方!!

 

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最近メンズファッションでトレンドアイテムとなっている「ツバヒロハット」「ロングブリムハット」。際立ってドレス感の強いアイテムのためなかなか抵抗があり手が出せない人もいるでしょう。今日はそんなハット、被りやすい形を教えます。

 

「ハット」はドレスアイテム!

 

歴史上、「ハット」はドレスと密接に関わりを持って存在してきたものであり、スーツなどのドレススタイルと共に形を変えて進化してきたものです。「ワークキャップ」や「ベースボールキャップ」など帽子によって用途は多岐にわたりますが、「ハット」と呼ばれるアイテムの多くはドレスと組合せた歴史が見られます。

 

 

洋服や小物の多くは「ドレス」か「カジュアル」か、大きく分ければこの2つに分類されます。なおこの「ドレスとカジュアル」の論理はメンズファッションを着る上で大原則となる内容です。未読の方は下記記事を読んでください。「オシャレ」がどういったものであるのか?「オシャレ」とは何をもって「オシャレ」とするのか?が理解できるはずです。

 

全男性必読の内容です。

※参考記事
「【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?」

 

さて、で帽子ですが。複雑な説明をせずとも帽子などの小物は「ドレス」か「カジュアル」かの分類は簡単に感覚で理解できるはずです。

 

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Photo by http://img5.zozo.jp/goodsimages/989/5434989/5434989_8_D_500.jpg

 

こういったウール素材でツバが全方位にある「ハット」はいかにも大人な印象。スーツに合わせても違和感がなく、「ドレス」なアイテムであると判断がつくでしょう。

 

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Photo by http://cdn.thumb.shop-list.com/res/up/shoplist/shp/__basethum900__/valletta/goods/headwear/bch-y30232_03.jpg

 

一方でこういった「ベースボールキャップ」や、

 

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Photo by http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/15/0000902015/90/imge3013030zikbzj.jpeg

 

「ワークキャップ」などに「ドレスな印象」を感じる人はいないかと思います。ベースボールキャップは野球場でよく見るものだし、ワークキャップは工場で作業をする際によく見るものだし、「ドレス」と対極に位置する「カジュアル」なものであると認識できるでしょう。

 

こういった「ドレス」と「カジュアル」のアイテム分類にどうしても自信が持てない人は「スーツ」を思い浮かべてみてください。「ハット」をスーツに合わせる紳士はいますが、「ベースボールキャップ」や「ワークキャップ」などはスーツに合わせるものではないと誰もが理解できるはずです。困ったら「スーツ」を連想してください。スーツに合わせるものがドレスであり、それ以外がカジュアルであると考えれば区別はつきやすいはずです。

 

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Photo by http://www.apalog.com/newyork/img/177/bnlfc3RyZWV0c25hcF95b2tvaW1hc3VfNW0N.jpg

 

さて、そんな「ドレス」なハット。被っている人を見て、「大人っぽくてカッコイイ!」と憧れる方も少なくないと思います。まさに今トレンドの中心ということもあり、こういった想いを抱いている方も多いでしょう。

しかしどんなものを選ぶと良いのか?

自分にはどんなものが被りやすいのか?

迷ってしまうかと思います。

 

 

「やり過ぎ禁物」な街着ファッションの世界

 

ここでおさらいになりますが、メンズファッションは「ドレスとカジュアルのバランス」を取ることが大原則です。ドレスに偏り過ぎれば「スーツ」になってしまいます。また過度にドレスを強調しすぎれば「キザ」「嫌味」「ホストみたい」と評価されてしまいます。「バランス」と表現してるだけに”やり過ぎ”禁物なのです。

 

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Photo by http://img.shop-list.com/res/up/shoplist/shp/luxstyle/crooz/pm-2606.jpg

 

もちろん逆も然りです。カジュアルに偏り過ぎれば「部屋着」になってしまいます。コンビニに行くのではないですから、スウェットやデニムやスニーカーなどカジュアルなアイテムだけで構成してしまえば「オシャレ感」はゼロに。野暮ったさとダサさだけが残る結果となります。

 

もちろんそれらを「客観的なファッション」とは別として、「個人の趣味」で着ることになんら問題はありません。誰かがどうこう言う資格もありません。文句を言うとしたら失礼な話です。

しかし「客観的なファッション」、

つまり「街で歩いている人に”おしゃれだなー”と認識されるかどうか」とは

まるで別問題です。

おしゃれは得てしてこの2軸を混同させがちです。おしゃれは確かに「自己満足」なのですが、客観的な視点においては「自己満足」で片付けては成り立たないのであり、そこには「おしゃれに見せる法則」が存在するのです。

 

・・・少し話が逸れました。では「ドレスとカジュアルのバランス」、つまり「客観的におしゃれに見える」スタイルにおいては、どんなものが「使いやすい」「合わせやすい」ものなのか?その答えは「ドレスとカジュアルの要素を混ぜ合わせたハイブリッドなアイテム」なのです。

 

例えば「黒のスキニーデニム」が代表例ですね。スキニーデニムは「デニム」だけにカジュアルなアイテムです。スーツと真逆に位置するカジュアルアイテムの代表格「デニム」。ですが「黒のスキニーデニム」はそんなカジュアルなデニム素材に、ドレスの要素である「細身」「黒色」を入れ込んでいます。スーツは常に「細身」でありとりわけ礼服は「黒色」ですね。デニムといえばインディゴデニムでルーズなシルエットがカジュアルの要素であり代表的ですが、そこにドレスな要素である「細身」「黒色」を入れ込んでいるワケです。こういったドレスとカジュアルの両面を持つアイテムを私は「ドレスとカジュアルのハイブリッドアイテム」と呼んでいます。

 

そして上記参考記事を読めば理解できますが、日本人は童顔・胴長短足という子供っぽい要素を生まれつき抱えているため、この「ドレスとカジュアルのバランス」を「7:3」程度、ややドレス寄りに構築する必要があるのです。なので「黒のスキニーデニム」は強烈に使いやすいアイテムなのです。デニムという点を除けばドレス要素ばかりなのですから。なにせシルエットも色もドレスです。

 
 

ここを参考に「使いやすいハット」について考えてみましょう。

 

使いやすいハットとはどんなものか?

 

「使いやすいアイテム=ハイブリッドアイテム」とわかったら、次は本題の「ハット」について考えてみましょう。ハットは先ほど述べた通りドレスなアイテムです。そこにカジュアル要素を入れましょう。といっても「やり過ぎ」はいけません。

「ハイブリッド」と言っても

スキニーデニムのように「7:3」くらいのバランス、

ややドレス寄りのものが理想です。

 

「何を被っても似合わない」
「自分にはハットが向いていないんだ」

と思う人も多いと思いますが、案外それは勘違いであることが多いです。
「ハット自体にドレスすぎて違和感がある」というだけだったりします。日本人である以上、ほぼ同じ体型、似たような顔つき。「似合う似合わない」は案外勘違いなことが多いのですよ。

問題は「選び方」です。

 

では「合わせやすいハット」「違和感を覚えにくいハット」とはどんなものでしょうか?選ぶ注意点を2つに絞りました。

 

1.つば(ブリム)が長すぎるものは選ばない

今期のトレンドが「ロングブリムハット(つば広ハット)」ということもあり、ついついつば広のものを選んでしまいがちです。当然のことながら、つばが広ければ広いほどドレス感を誇張してしまいます。

 

これはギャル男さんなどが履く「とんがり靴」を連想すれば納得です。細くてシャープなものが「ドレス」というのは分かるし、実際イタリア人が履く「ロングノーズシューズ」などがとても大人っぽくドレスな印象があります。しかしなにぶんやりすぎは禁物。とんがりすぎるほどのシューズは途端に「作為的」なデザインに感じられ、ドレス感が強すぎる印象を出してしまいます。

 

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Photo by http://www.rakuten.ne.jp/gold/auc-prizm/pic/sanei/newenamel/elegant2006.jpg

 

ハットも同様です。長いブリムがNGというワケではもちろんないのですが、「合わせにくくなる」「違和感をおぼえやすくなる」というのは事実です。

 

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Photo by http://img5.zozo.jp/goodsimages/290/3888290/3888290B_16_D_500.jpg

 

ブリムが長いものの方が当然ドレスライクな印象は出ますが、やりすぎ禁物。程よい長さのものを選ぶと良いでしょう。「つばの長さ」ここに着目してみてください。

 

 

2.ツバの形状に注意

もう一つ注意したい箇所は「ツバの形状」。ツバが硬い素材で作られており「ピシッ」と張ったものだと、長いツバをさらに強調してしまいます。

 

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Photo by http://img5.zozo.jp/goodsimages/675/5929675/5929675B_8_D_500.jpg

 

たいしてツバが長くないものでも、形状が硬いと必要以上に長く存在感が出てしまいます。そこで少しカジュアル感をプラスする意味でも、ちょっと柔らかく波打つ形状の方がベターです。

 

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Photo by http://dqaeric34olch.cloudfront.net/products/155437/5830158B_8_D_500.jpg/normal?1419556574

 

面白いことにわずかに波打つだけでも随分カジュアルな表情が生まれ、またツバの長さを必要以上に意識させることがなくなり、顔なじみが良くなります。ピシッとシワのない形状というのは「ドレス」の要素の一つであるからこそ、わずかな波打ちやシワ感などは「カジュアル」化の一要員となり得るのです。

 

 

流行りの「ツバ広ハット」「ロングブリムハット」ですが、何も考えずに選べば必ず失敗するでしょう。ドレスなハットはそれだけ合わせにくいものです。しかし上記の2項目を意識すればハズれを引かなくて済むでしょう。

 

 

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