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ユニクロ×ジルサンダーのコラボレーション「+J」のセットアップを見て「もうちょっと素材がよかったらなあ」と思った人も多いはず。
さらには家庭用の洗濯機で丸ごと洗えたら超便利ですよね。
今回はそんな理想を叶える「+J」上位互換ブランドのアイテムをご紹介します。
+Jの上位互換?!機能性抜群なウール見えセットアップ
今回ご紹介するブランドは「BESPOKE TOKYO(ビスポークトウキョウ)」のアイテム。
こちらのブランドは「STUDIOUS(ステュディオス)」を運営するTOKYO BASE(トウキョウベース)という会社からローンチされました。
BESPOKE TOKYO
ウールライク2ボタンジャケット 27,500円
ワンプリーツウールライクパンツ 15,400円
まずはこちらのセットアップから。
言葉通りウールライクでポリエステル100%の素材ですが・・・見た目は完全にウールです。
これはユニクロのウールライクの半歩~一歩先を行く商品ですね。
はっきり言ってこれを着ているのを見たら100%ウールだと思います。かなりの天然面で触って何とかポリだとわかるぐらい。
なのでメイドインジャパンで本物のウールを使ったセットアップと比べると圧倒的に安くしかもイージーケア。
なので日常的にスーツを使う方には本物のウールの風合いが出せて家でも洗えて使い勝手が良いのでかなりオススメです。
そして驚きの仕様がひとつ。
実はジャケットの左内ポケットでスマホが充電&操作ができるんです。
このポケットはシリコン素材でスマホを入れると画面が透けて見えるため、入れたまま操作ができます。
例えば外を歩いていてBluetoothイヤホンで曲聴いているときに、いちいちスマホを取り出して曲を変える必要がないわけ。
しかも上側のポケットの下部にケーブルを通せる穴が開いており、下側のポケットに充電器を入れてコードを通せば充電しながら歩けるという仕様になっています。
さらにすごいのが反対側の右内ポケットはipadが入るくらいの広さがあります。
実際にiPadを入れる機会は少ないかもしれませんが、財布や名刺など問題なく入ります。
ビジネスシーンならバッグを持っていると思いますが、日常着として使う場合はバック要らずでこのジャケットに全部しまえるくらい楽ちんな構造になっているのが強みですね。
ステュディオスはD2C(Direct to Consume)ブランドで基本的に卸しを行わずメーカーから消費者に直接販売するという形式をとっています。
モノの値段が上がる理由は様々ですが・・・例えば生産メーカーがユナイテッドアローズやビームスなどのセレクトショップ(小売店)に卸すと、小売店分の利益を確保するために値段が高くなるというのが一つ。
メーカーとお客さんの間に1社入ってしまうので、その分の利益が必要だから値段が上がってしまうわけですね。
しかしメーカーが直接消費者にモノを売る方式なら、小売店の利益を考えなくてもいいから値段を安くできる。
ステュディオスは昔から原価率が超優秀であることを大々的に打ち出しています。
昔はZOZOTOWNで原価率を全て公開していたこともあったほど。
ただそれは業界的にタブーなのでZOZOTOWN側からクレームがあり、仕方なくやめたという経緯もあるんです。
冷静に見ると確かにステュディオスのモノは安いです。
小売業者に卸さずメーカー直販体制をとっている。卸しを一点もやっていないからかなり安くできるんです。
あとは戦略的に原価率を犠牲にして安く提供している分、数を売っているため他のブランドと比べると確かに値段は安いです。
こうしたシステムだからこそオール国産で日本製の縫製、ウールライクな素材だけれど全然安っぽくなくしっかり作ってあるのに値段は手頃にできるというわけ。
手頃と言ってもそこまで安いわけではないですが、風合いや機能性、シルエットなどクオリティを考慮すると4万円しないのは安い。
他のブランドが作ると6~7万してもおかしくないクオリティなのでオススメです。
シルエットはコンパクトで割とナイーブな印象なので、+Jのようなスタイルが好きな方は絶対にハマると思います。
+Jはデザイン性は良いけれど、どうしてもユニクロ感が拭えないというか・・・裏地のガサつきなど細かな部分に甘さがあり、「やっぱりユニクロなんだな」という感じが抜け切れてないと思うんです。
なので「あの+Jの方向性は好きだけれど、もうちょっと良いもの欲しい」という方に+Jの上位互換としてこのセットアップはオススメです。
あと実はこのジャケット、布袋のような物がついてきます。
実はこの袋の中にジャケットやスラックスを入れて洗濯機で洗えるらしいんです。
この完全にウール見えする風合いでシワがつかないとは思えないですが・・・実際に丸ごと洗濯機に入れてガシガシ洗ってたところ、シワはほぼつきませんでした(動画では実際に洗洗濯機にかけたシーンがあるので、詳しく知りたい方はそちらへ)。
まさにイージーケアの極致ですね。
悪いところがほとんど見つからないのでかなりオススメです。
素材にこだわりたいならコレ!ウールシルクのセットアップ
BESPOKE TOKYO
ウールシルクダブルブレステッドジャケット 29,700円
ツープリーツウールシルクパンツ 17,600円
こちらは先程よりグレードが上がります。
イージーケアをあえて捨てて高級感を出しているラインですね。
先程はウールではなかったけれど、こちらは天然ウールにシルクを混ぜて高級感のある風合いを出しているのが特徴です。
そして面白いのはボタンが1列のシングルブレストと2列のダブルブレストのちょうど中間。
ボタンは1列しかないけれど、ダブルブレスト寄りに配置されている「変形シングルブレスト」を採用しています。
こうしたデザインセンスはジルサンダーに通ずるものがあるんじゃないかな。
ジルサンダー本人は+Jで展開していたように少しひねりのあるデザインをするでしょう。
なのでディオールやジルサンダーなどのテイストが好きな人にはハマると思います。
ただこのアイテムは結構好き嫌いが分かれると思っていて。
今のトレンドとしてはラペルが太かったり、もっと厚手の素材を使ったりと割とクラシック寄り。
でもこのアイテムはウールシルクでツヤがあり、ナイーブな印象でしかもラペルが結構細い。
なのでモードなスタイルが好きだという人はすごくハマると思うけれど、今のクラシックなトレンドにはそんなにハマらないかな。
おそらく年代的20~30代前半くらいを見ていて、30代後半~40代の本当に重厚なクラシックなスーツが好きだという人には全然ハマらないと思うので買っちゃダメです。
そうではなく+Jやディオールなどクリーンでモードなテイストが好きな方は間違いなくハマると思います。
ただしこれはお値段がちょっと高くなります。
イージーケアを捨てて高級素材にしていて作りも綺麗ですが、先程のようにスマホが入る内ポケットもないし洗濯機で洗えません。
値段は上下で4万円後半するので、パーティーシーンなどでも活用できるタイプ。
個人的には先程のウールライクの方が万人向けかと思います。
着用するとこのようにモードな印象でやはり雰囲気はあるけれど、好みがかなり分かれると思うので好きな方を選んでみてください。
ジョンスメドレーさながら?!高品質ニット
BESPOKE TOKYO
FF30G クルーネックニット 16,500円
こちらは30ゲージのツヤのあるニット。
これは正直言って、イギリスの有名な高品質ニットウェアブランドのジョンスメドレーと同じぐらいもしくはちょっと上くらいの品質かも知れしれないと店員さんが教えてくれました。
実際触ってみると確かにそうで日本製ということも含めてかなりクオリティが高いです。
ジョンスメの30ゲージのシルクのようなツヤやナイーブな印象がありとても綺麗。
UNIQLO
エクストラファインメリノクルーネックセーター(長袖) 2,990円
私はよくユニクロのメリノウールも十分綺麗なのでそれでも良いと言っているけれど、ユニクロのメリノウールとジョンスメだと10倍くらいの値段差がある。ただ10倍の値段の差分の満足度がジョンスメにあるかと言われると、正直難しいところ。
なので「ユニクロよりちょっと良いものが欲しいな」と思ってジョンスメを買おうとしても、3万円と結構ハードルが高いからユニクロでのままでいいと思っている方も結構いるんじゃないかな。
でもこのビスポークトウキョウのニットなら値段が15,000円。
確かにジョンスメの風合いに近いしクオリティは高いので、15,000円ならユニクロの次に試す価値アリ。
ユニクロとの値段差が5倍で済むし、5倍分の満足度は得られると思います。
なのでユニクロのメリノウールが良いのは十分わかったから、その上位互換ニットを試してみたいという方にはオススメです。
このニットとユニクロのメリノウールを比べると、誰でもこっちのニットの方が良いとわかると思うけれど、でもやっぱりユニクロでいいやと思う人が正直7割くらいじゃないかな。
だから試しに買ってみてそこまでこだわらなくてもいいなと思ったらユニクロに戻ればいいなと個人的に思うんですよ。
ジョンスメより安い金額でチャレンジできる高級ニット入門編として活用するのはアリだと思います。
ただ1つ個人的に気になるポイントとしては、もう少し厚手のモデルもあるとよかったかな。
ゲージは数字が高くなればなるほど薄手でツヤが出るもの。
30ゲージだと細い糸で綺麗なツヤとドレープが出るのですごくかっこいいけれど、その分薄手になってしまうんです。
ニットが薄手だとインナーに着ているものがモコっとして着膨れ気味になってしまうんですね。
なのでもう少し糸を太くして生地を厚めにするとインナーの膨らみを抑えられるかと。
なので2種類用意して生地の厚さで選べるようにすると良いなと思いました。
ビジネスマンの味方!透湿防水系コート
BESPOKE TOKYO
2WAY COMFORTABLE SOUTEN COLLAR COAT 39,600円
あとはシンプルなステンカラーも展開していますね。これもすごくクオリティが高いです。
外部からの水は弾き内部の湿気を逃がしてくれる、いわゆる透湿防水のような素材。
フィルムの中に気泡がありそれで湿気を逃がす世界で初めての素材を使っているらしいです。
ユニクロでもブロックテック素材を使ったアイテムがありますが、どうしてもユニクロ感が残ってしまう。
ワークマンやGU、無印なども素材感に量販店ぽい雰囲気があるでしょう。
対してこのコートはマットな風合いでスウェードのような印象。
化学繊維だけれど天然面っぽい雰囲気なので、この辺はさすがブランドものですね。
こうした透湿防水素材のアウターが欲しいけれど、マッキントシュまで行くとちょっと高すぎるという人は3万ぐらいのこのアイテムを試すのもアリですね。
この手の透湿防水系のコートは都市生活者が着るとハマりますよ。
今の時期は特にそうですが、外を歩いていると寒いけれど屋内に入ると暑いでしょう。
例えばメルトンウールのコートの中に厚手のニットを着て電車に乗ると、外との気温差で汗だくになってしまうでしょう。しかも汗だくのまままた外に出ると、汗が蒸発するときに体の熱を奪い風邪をしいてしまう。
しかし透湿防水系のコートだと中の汗や湿気を逃がすから汗だくになりづらく、体温を維持できる。
なので特に電車などの公共交通機関で出勤することの多い人はこうしたコートを絶対1枚は持っておいた方が良いと思います。
もちろんユニクロでも良いと思いますが、もしユニクロでは満足できないという人にはこちらがオススメ。
デザインや全体的な方向性は先程から言っている通り+Jのテイストに近いです。
ボタンにも刻印がされていて同色で合わせてあるようなモードな印象。
デザインは可能な限り省いているけれど裾に向けて広がりがあり綺麗なラインなので、+Jが好きな方は気に入るかと思います。
ということで今回は+Jの上位互換としてビスポークトウキョウのアイテムを紹介しました。
ディオールやジルサンダーなどモードなスタイルが好きな方は間違いなくハマると思うので、是非一度試してみてください。
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タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。
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