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ありきたりでスタンダードな着こなしに飽きてしまった方必見!
今回はいつもと違う上級コーディネートをご紹介します。
他の人と差別化したおしゃれを目指すなら是非最後までチェックしてみてください。
洋服を構成する「3要素」を活用しておしゃれ上級者に
まずはこちらのスーツスタイルに近い着こなし。
テーラードのジャケットにシャツとスラックスを合わせ落ち着いた印象に仕上げています。30代以上の方が比較的好みそうな着こなしですね。
よく丸の内や六本木に行くとこうした着こなしのおしゃれな中年男性がいるけれど「自分はできないなあ、どうしたらあんな風にかっこよくなれるんだろう」と思っている方も多いのではないでしょうか。
この着こなし実はひとつポイントがあります。
よく見るとこのコーディネートおかしいと思いませんか。
私はいつもドレスとカジュアルのバランスは7:3に整えると良いと散々お話ししています。
ドレスとはスーツのこと、対してカジュアルとは普段着のこと。
ジャケット、シャツ、スラックス、革靴で合わせた完全なスーツスタイルだと、ドレスライクでかっこいいけれど仕事帰りにしか見えないので普段着のおしゃれとは離れている。
対してデニム、スウェット、スニーカーとコンビニに行くようなスタイルだとカジュアルで動きやすいけれどだらしない印象になってしまい、これもまた普段着のおしゃれとは異なる。
スーツライクなドレスとラフな普段着のカジュアル、この2つがうまく混ざった状態が「おしゃれ」という概念なわけです。
この理論は私が勝手に作ったわけではなく世界のあらゆるファッションの偉人たちが感覚的ではあるけれども言葉を変えて長年説明しており、わかりやすく論理的に説明しているのが私というだけ。
これは世の中のファッションの定理として実は広く知られています。
では今のドレスとカジュアルのバランスを踏まえた上でこの着こなしはどうでしょうか。
よく見てください。ビジネスで使われるテーラードジャケットとシャツを使い、パンツはセンタープレスが入っているスラックス。
ジャケットにシャツにスラックス・・・これだとスーツライクなアイテムばかりでドレスに寄りすぎていて「ドレスとカジュアルのバランスが取れていないから普段着としてのおしゃれに見えないじゃないか」と思われるかもしれません。
ただこの着こなしでは色に着目してみてください。
ジャケット、シャツ、スラックス・・・それぞれ何色が使われているでしょうか。
スーツの要素というのは「ジャケット」「シャツ」「スラックス」というデザインの要素もありますが、洋服の要素というのは全部で3つあります。
洋服を構成する要素は「デザイン」「シルエット」「色(素材)」の3つ。
スーツをこの3要素で考えてみた場合、「デザイン」はそれぞれジャケット、シャツ、スラックス、革靴など。
「シルエット」は細身。スーツの場合わざわざオーダーしてまで細身のものを選びますね。細ければ細いほどスーツに近くドレスな印象に、対して太くなるほどカジュアルな印象になります。
「色(素材)」は黒や白、グレーなどのモノトーン。せいぜいネイビーなどのダークトーンが使われることもありますが、基本的には黒か白。冠婚葬祭などフォーマルな場面程、黒か白しか使われなくなります。
つまり黒、白などのモノトーンになる程ドレスライクに、反対にカラフルになる程カジュアルになるわけです。
このようにデザイン・シルエット・色(素材)の要素の内、どれかひとつの要素を崩してドレスとカジュアルのバランスを取るという方法もあるのです。
それを踏まえた上でこの着こなしを見てみましょう。
ジャケット、シャツ、スラックスを使っていてデザインは完全にドレス寄りですが、全てのアイテムがドレスライクなモノトーンではなく、色味が入っています。
ジャケットは明るいブラウン、シャツはくすみのあるベージュ、そしてパンツもブラウンです。
このように全てのアイテムに色味が入っていると、デザインがドレス寄りでもキメすぎにならないわけ。
ジャケット、シャツ、スラックスを合わせているけれど仕事着感がないでしょう。
普段着のおしゃれとして成立しているんです。ドレスとカジュアルのバランスがしっかり取れている。
デザインは全てのアイテムがドレス寄りですが、どのアイテムもスーツ本来の色である黒白から遠ざけているからこそ普段着に見えるわけ。
まだファッションを学び始めたばかりの方だと「黒のスラックスにはTシャツを合わせるのが良いよな」「デニムを履いた時はシャツを合わせるべきだな」とデザインの要素だけでシンプルにドレスとカジュアルのバランスを考えがち。
ただこれはシンプルが故に意外と誰でもできてしまうんです。難しいのは実はそこから先。
簡単なドレスとカジュアルのバランスから一歩進むとこうした着こなしができるようになります。
そしてこれはもちろん色ではなくシルエットでカジュアルに崩すのもアリ。
例えばこの着こなしのようにデザインはジャケットにシャツにスラックスでドレスに。色も黒のモノトーンでドレスにする。ただシルエットだけ上下ともゆったりとしたものを選んで崩す、ということもできます。
「デザイン」「シルエット」「色(素材)」の3つ要素の内、どれかを崩すことでドレスとカジュアルのバランスを整えることが可能です。
ぜひ意識してチャレンジしてみてください。
少しハードルは高いかもしれませんが、スタンダードな着こなしに慣れている方が一歩進んだおしゃれを取り入れるためには、こうした考え方がヒントになるはずです。
浮いてしまう「ベスト」をうまく着こなすには?
こちらは先程と比べると少しストリートライクで若い印象の着こなしです。
この着こなしのポイントはベスト。
単純な話ですがコーディネートにおいてはアイテム数が増えれば増えるほど地味な印象が消えます。
ドレスとカジュアルのバランスを勉強しておしゃれを作っていくと・・・いつも割とシンプルな着こなしに落ち着いてしまう方も多いのではないでしょうか。
色や柄を増やすなどシンプルさから脱却する方法は様々ありますが、簡単なのはアイテム数を増やすこと。
トップス、ボトムス、シューズという3つのコーディネートよりも、そこに羽織りが加わった4つのコーディネートの方が地味な印象はなくなります。
さらに小物を加えて5個、6個とコーディネートの中で使うアイテム数を増やすほど地味な印象が消えていく。
「アイテム数」と「地味な印象」は反比例の関係にあります。
地味な印象を解消したければアイテム数を増やすのが1番簡単な方法です。
ではどうやってアイテム数を増やすかというと・・・眼鏡や帽子などの小物ももちろん良いですがたまにはベストを活用してみるのはいかがでしょうか。
ユニクロではこの秋冬にベストの展開を強化しているので、是非1着手に入れて使ってみてください。
こうしたシンプルなパーカーやTシャツの上から重ねるだけで地味な印象が消えてくれるので、スタンダードな着こなしから一歩先に進みたい方はベストを活用するのも手です。
ただベストを着ると意外と違和感をもってしまう方も多いでしょう。
いざベストを着て「なんかしっくりこないな・・・」と毎回感じてしまう方に、ベストを着こなすときのポイントをひとつお伝えします。
べストがなぜ違和感をもちやすいのかというと、そもそも必要のないアイテムだから。
袖がないので防寒性も高くないし機能的な意味が存在しない洋服なんです。
例えばコートやニットなら寒いから着ていることがわかりやすい。
でもベストを着ていても寒いのか暑いのかよくわからないし温度調節に大して関係なく見える。
機能的な意味がないからこそ嘘っぽく見えてしまい着こなしの中で浮いてしまう
わけ。
例えばシルバーアクセサリーも適量だとかっこいいけれど、ジャラジャラたくさん付けていると急に安っぽく見えてしまうでしょう。
なぜかというと機能的な意味が存在しないから、やりすぎると浮いてしまい安っぽくなってしまうわけ。
ベストも同じで機能的な意味がないからこそ浮きやすい。
ではベストを着こなしの中で浮かないようにするためにはどうすればいいのか。
一部分で良いのでベストの色と他のアイテムの色を合わせてましょう。
例えばこのコーディネートの場合、チルデンベストの縁の色が黒になっています。この黒とパーカーの黒を合わせるわけ。
このようにベストで使われている色と他のアイテムの色を合わせるとコーディネートから浮かなくなります。
このベストはベージュカラーなので、例えばパンツをベージュにして色を合わせてもOK。
ベストのどこかの色を拾って他のアイテムの色と合わせると浮きにくくなるわけです。
例えば黒Tシャツ、黒パンツに赤のベストを合わせると完全に浮いてしまい違和感を覚えてしまう。
でも赤のベストの中に黒のラインが入っていたら意外と一体化するんです。このように色を拾って合わせることを覚えてみてください。
機能的に意味のない洋服を成立させるため色を拾ってコーディネートになじませると、境界線が消えて一体化してくれます。
パッと見そのようには見えないかもしれませんが、ベストの黒を拾っているからパーカーと一体化してデザインのように感じて浮かなくなる。
「ベストの色を拾って他のアイテムと色を合わせる」このことを覚えておくだけでベストの着こなしは成立するので是非試してみてください。
ダサくない腰巻きスタイルを作るには〇〇を合わせよう
続いては「腰巻き」のスタイル。
腰巻きは普通にやると少し古臭いというかおじさん臭い印象が出てしまうのが難点。
テーマパークに行くときなどシャツや軽い羽織りを着て出かけたけれど、暑くなって腰巻きをする機会もありますよね。
そんな時に腰巻きをダサくさせない方法はパンツの色と腰巻きするアイテムの色を同系色にすること。
こうすることで腰巻きしたアイテムが浮くことなく自然になじんでくれます。
また腰巻きにはシンプルなスタイルから地味な印象を払拭してくれる効果もあります。
先程地味な印象を消すためにはアイテム数を増やすとお話ししました。
でもアイテム数を増やすことで意外と子どもっぽくなってしまったり浮いてしまったりもする。浮かないようにするためには同色にしてごまかすという手もあります。
腰巻きをする時はパンツと同色にすることで、アイテム数が増えてスタンダードな着こなしから一歩進んだおしゃれを再現できます。
ただアイテムの数は増えているけれど、パンツと同じ色のものを腰巻きしているから大して目立たないので子どもっぽく浮いてしまうこともない。
意外とやっている人は少ないですが海外だと割と見る着こなしなのでぜひ試してみてください。
デザインとして腰巻きをするのはとても便利です。
パンツと同色で合わせれば浮くこともなくアイテム数が稼げて地味な印象も払拭できる。
この着こなしも腰巻きがなければ白シャツに短パンを合わせているだけの普通の格好です。これだけだとスタンダードすぎますが、腰巻きをプラスすることで着こなしの印象がガラッと変わるので実践してみる価値はあります。
ということで「色で崩す」「ベストを着る」「色合わせの腰巻き」の一歩進んだ上級コーディネートを3つご紹介しました。
どうしてもスタンダードな着こなしから抜けられず悩んでいる方は是非今回の着こなし術を参考にしてみてください。
メルマガではこうした着こなしを使用アイテムとともに毎週5万文字という分量で解説しているので、ファッションで悩んでいる方は是非メルマガもチェックしてみてください。
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タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。
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