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普段黒スラックスや黒スキニーばかり穿いている方必見!
今回はインディゴデニムの着こなし方をご紹介します。
実は様々なカラーが存在する「インディゴデニム」
一口に「インディゴデニム」と言えど、カラーは実に様々。
<ノンウォッシュデニム>
まずはノンウォッシュタイプから説明しましょう。洗いざらしの加工がされておらず均一な色合いが特徴です。
インディゴデニムと聞くと、このような青っぽいデニムを想像する方も多いでしょう。
ただノンウォッシュ(リジッド)デニムの場合は、色を落としていないので濃紺なカラーリング。遠くから見ると黒に近い印象です。
黒デニムとの違いは、ステッチがオレンジカラーであることや近くで見るとネイビーの色合いがわかること。
そのためこうした少し青みのあるノンウォッシュデニムは、夏に黒パンツだとどうしても暑苦しく感じる時や、黒パンツを合わせるとドレスに寄りすぎてしまう時に使えば、コーディネートがバランスよくまとまります。
何だかんだ言っても黒のパンツはすごく使いやすい。メンズなら黒のパンツを穿いておけば、「とりあえずは何とかなるだろう」という感じがありますよね。
そう思って結局手に取るのはいつも黒系のパンツという方も多いはず。
ただ黒パンツだと暑苦い、キメすぎになってしまうという場合は、少しだけ青が入っているノンウォッシュデニムを選べば、大人っぽさをが消えないまま軽さをプラスできます。
<色落ちデニム>
他にもインディゴデニムにはこうした色落ちのモデルや
<ブリーチデニム>
ブリーチをかけているモデルなど様々な種類があります。
ブリーチデニムとは髪の脱色と同じように、デニムを脱色加工して色落ちさせたもののこと。
見ればわかる通り、ノンウォッシュ→色落ち→ブリーチとコントラストのようにどんどん色が明るくなります。
考え方としては濃い色の方が大人っぽく暑苦しく見え、明るくなる程カジュアルで子どもっぽい印象になる。この印象の違いをどう使い分けていくのかが結構難しいところ。
ノンウォッシュの方が使いやすいけれど少し暑苦しい、ブリーチの方が夏っぽいけれど子どもっぽくなってしまう。そうしたポイントをどうコーディネートで折り合いをつけていくかが着こなしの技術なわけですね。
実は一番バランスが良いのは色落ちタイプなのですが・・・今回はノンウォッシュ・色落ち・ブリーチの3色に分けて解説していきます。
白Tシャツ×スキニーデニムのスタイルをおしゃれに見せるには?
まずブリーチをかけた薄い色のデニムを使う場合、こんな着こなしを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
こうしたシンプルな着こなしで何も考えずヘインズの白Tシャツなどを合わせると、夏に浜辺を散歩している普通の人みたいな印象になってしまいますが・・・。
そうならないようこの着こなしで気をつけるべき点のまずひとつめは素材感です。
「白いTシャツ」と一口に言えど、ガサガサした素材のものからツルっとしたツヤのあるものまで様々な種類があります。
覚えておいてほしいのは、シワ感があるガサガサした素材はカジュアルで子どもっぽく見える。
対してシルクのようなツヤ感のある素材はニットのような大人っぽい印象が作れるということ。
だから同じ白いTシャツでも素材に着目し、ツルッとしたツヤ感のあるものを選ぶと大人っぽさが出せます。
ちなみにこの着こなしではトップスにエアリズムのTシャツを使っています。
UNIQLOU
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖) 1,500円
このアイテムは綺麗なツヤ感でシルクのような風合いなので、ガサガサした普通の白Tシャツとは印象が全く異なります。ツヤ感で大人っぽさというのは作れるんです。
白Tシャツとデニムの組み合わせはかっこいいモデルさんが着ているとすごくサマになっているけれど、「自分でやると何か違うな」と思っている方も多いはず。
それは外見の印象ももちろんあるけれど、ツヤのある素材を選ぶことでかなり「ぽく」見せられるわけです。
これはデニムも同じ。ブリーチのかかった薄い色味のデニムで太いシルエットを選ぶとカジュアルで子どもっぽくなりますが、細身のシルエットにするだけでぐっと大人っぽい印象が強まります。
なぜかというと、スーツはぐっと細いシルエットが基本で、オーダーしてまで体のサイズに合わせて細身に作りますよね。
細いシルエットだと綺麗で大人っぽい印象が作れ、太いシルエットになるほどカジュアルでやんちゃな印象になります。
なので元々やんちゃな子どもっぽい印象のブリーチデニムも、綺麗な細身のシルエットにしてさらにTシャツは素材感にこだわってツヤのあるものを選ぶと、白Tシャツとデニムの組み合わせでもイケメンになれるわけですよ。
白Tシャツにデニムという普通の組み合わせも、素材とシルエットに気をつけるだけで随分印象が変わります。
そしてもうひとつのポイントは足元。
サンダルを履いてますが普通のビーチサンダルではなく、こうしたレザー素材のものを使うとさらに大人っぽい印象になります。
スーツを着るときにスニーカーやビーチサンダルは履かないでしょう。必ずレザーの革靴を履きますよね。
スーツで使っている素材には大人っぽい要素が含まれているので、スーツに寄せてあげることで大人っぽさは作れる。
なので白Tシャツにはツヤのあるもの、デニムは細身のシルエット、サンダルにはレザー素材と全てにスーツの要素を取り入れれば、普通の組み合わせでもかっこよく着こなせます。
「スラックス見え」するデニムで大人っぽい着こなしに
次はノンウォッシュデニムについて。
こちらは先程も言った通り遠目で見ると黒に近くスラックスのような印象があるので、割とカジュアルなアイテムを合わせてもOKです。
このように派手めな色のトップスを使いたいならノンウォッシュデニムを選ぶと良いでしょう。
ノンウォッシュデニムは濃紺なので夏っぽさに欠ける。だから夏に穿くならトップスに明るい色をプラスするのがおすすめ。
そしてこちらも先程言った通り、カジュアルなトップスとカジュアルなボトムスを合わせるとどうしても野暮ったい印象になってしまいますが・・・ノンウォッシュデニムは遠目で見ると黒のスラックスに近いので、トップスに明るい色やカジュアルなアイテムを合わせても成立するわけ。
この辺りの理屈が分かると自分の選ぶべきデニムが分かってきます。
例えばトップスにすごく派手な色やプリント・柄物が多い方は黒に近いノンウォッシュデニムを選んであげる。
反対にツヤのあるカットソーやニット、無地の綺麗なシャツが多いなら、薄い色のブリーチデニムを使うと良いでしょう。
自分の持っているトップスに合わせてデニムを選んであげる。もちろん逆でも構いません。
このように考えると着こなしを論理立てて作れるようになります。
この着こなしの場合は派手な黄色のTシャツを使っていますが、スラックスの印象に近いノンウォッシュデニムを合わせることで大人っぽさを消さない着こなしを実現しています。
どんなアイテムにもマッチする中間色デニムの着こなし
最後は中間色の色落ちデニムについて。
このタイプは大人っぽい印象も軽さもあるバランスのとれた比較的使いやすい色。
どんな着こなしにも合わせやすいアイテムですが、今回はちょっと大人っぽく着こなしてみました。
インディゴデニムにはカットソーにスニーカーを合わせる人も多いと思いますが・・・あえて大人っぽくストライプのシャツと革靴で合わせると綺麗に見えます。
デートでキメたい時などにはこんな着こなしもアリですね。
この着こなしはシャツ・デニム・革靴で成立していますが、例えばこれがデニムではなくスラックスだと本当に仕事帰りのビジネスマンのようなスーツスタイルになってしまうので、かっこいいけれど普段のおしゃれからは離れてしまう。
ドレスライクなトップスと靴を使う場合は、デニムを合わせてドレスとカジュアルのバランスを取ってみてください。
インディゴデニムを着こなす時は、薄い色のブリーチデニムならを選ぶときはなるべく大人っぽいアイテムを合わせて細身のシルエットを選ぶ。
濃いめのノンウォッシュデニムなら明るめの色や柄でもOK。
このように考えると比較的綺麗で大人っぽい着こなしができます。
MBのおすすめTop3に入る「ファクトタム」スキニーの魅力
FACTOTUM
リジットストレッチデニム スキニーパンツ『William』 16,000円
今回使用したデニムは「FACTOTUM(ファクトタム)」というブランドの「William(ウィリアム)」というシリーズ。
海外から国内まで様々なブランドがスキニーパンツを販売していますが、個人的にはファクトタムのスキニーがTop3に入るくらいおすすめです。
ここ数年はワイドシルエットがトレンドだったこともあり、海外のコレクションを見ると徐々にシルエットが細くなってきているのが見てとれる。
もはや定番となったアイテムのひとつですが、トレンドの流れやラグジュアリーブランド「CELINE(セリーヌ)」の影響で今後またスキニーパンツの人気が再熱してくると予想されます。
そんな中でも特におすすめしたいのが今回ご紹介したファクトタムのウィリアムシリーズ。
ファクトタムは元々「LOUNGE LIZARD(ラウンジリザード)」というブランドでデザイナーをしていた有働幸司さんが立ち上げたブランド。
実はラウンジリザードは日本でスキニーデニムを流行させた立役者なんです。
90年代にエアマックスやストリートスタイルが出てきたとき、ラウンジリザードはいち早くスキニーパンツに目を付けて、一からコツコツと努力して広めていきました。
そのため日本のどのブランドよりもスキニーシルエットを作り慣れています。
そうした背景も含めてファクトタムのスキニーはすごくおすすめです。
何よりこの手のデザイナーズブランドのスキニーにしては値段が安いのも魅力。
ノンウォッシュタイプならこの素材感とシルエットで16,000円。この値段で出せるのは恐らくファクトタムだけでしょう。
デザイナーズブランドのスキニーパンツは、素材やパーツにすごくこだわっているので値段が少し高くなってしまう。2万円以上のものが一般的ですが、ファクトタムなら比較的安い値段で光沢が綺麗な質の良いデニムを購入できます。
「スキニーは長く使える定番ものなので、ユニクロよりも良い物を1本もっておきたいけれどなるべく出費は抑えたい」という方は、是非ファクトタムのウィリアムをチェックしてみてください。
日本人は欧米人と比べてどうしても太ももが太い。
欧米人は意外と下半身が細いので、海外製のスキニーを履くとかっこいいけれど心なしかムチっとしてしまう・・・と感じることもあると思います。
日本のデザイナーズブランドが作っているスキニーなら、日本人の体型をしっかり理解した上で作られているので、パターンが綺麗でムチムチ感の少ないシルエットなのもポイント。ファクトタムのスキニーは特にシルエットが綺麗なのでおすすめです。
ということで今回はインディゴデニムの着こなしに加えて、ファクトタムのスキニーデニムもご紹介しました。
良いデニムを1本もっておきたい、という方は是非チェックしてみてください。
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試し読みをして気に入らなければ初月解約で全く構いません。
タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。
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