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「大衆は常に間違う」
という言葉があります。
優れた結果を出すのが、一部の人である以上、
確かに「大衆は常に間違っている」ことになります。
例えば仕事もそうですね。
おやすみの日に1日遊んで、夜はビールを飲んで寝っころがるのは普通の行動ですが、
その時間を学習したり努力したりすることで、他の人と違う成果を出せるわけです。
休みの日に学習するのは「普通じゃない」行動ですが、
「普通じゃない」行動だからこそ「普通じゃない」成果を出せるのです。
他人と違う結果は、他人と違う行動によってもたらされます。
それは仕事でも勉強でも全て同じです。
すべからく「大衆は常に間違う」となるのです。
実はコレ、ファッションもそうです。
おしゃれも「大衆は常に間違」っているのです。
多くの人がやりがちな「ミス」があります。
おしゃれになろうと思ってやっていることなのに、
実はそれが裏目に出ているという例はよくあります。
今日はそんなお話。
あなたはやっていませんか?
誰もが陥りがちな罠。「あなたがおしゃれになれない3つの理由」を解説します。
おしゃれになれない理由1.「トップスから揃える」
「気分一新!新しく洋服を揃えよう!」
「大学生になったから大学デビュー!これからおしゃれを始めよう!」
そんな風におしゃれのスタートラインに立つ、もしくは
心機一転しておしゃれをスタートする、といった時に間違いがちなこと。
それは・・・
トップスから買ってしまうということです。
実はトップスに幾ら良いものを買っても、
幾ら高いアウターを買っても、
ボトムスとシューズが整っていなければオシャレにはなりにくいものです。
せっかく良いテーラードジャケットなどを買ってもボトムスがダメだと・・・
トップスの役割は「印象を変える」ことです。
パッとアウターを羽織った時、確かに印象は変わります。
顔に近い位置にあるトップスはその人の見た目を簡単に変えてくれます。
一番はじめに揃えようと思うのも理解できます。
しかしトップスは「印象を変える」だけです。
ボトムスには「印象を整える」役割があります。
コーディネートとは全身の印象です。
インパクトのある完成度の高いアウターだけでは、どうにもサマにはなりません。
ボトムスという土台が無くてはどうにもなりません。
そこで一番はじめは
細く綺麗な「ボトムス」を手に入れて
印象を整えることをオススメします。
その理由を一つお教えすると「シルエット」にあります。
メンズファッションで体型を綺麗に見せる基本のシルエットは3つです。
Aライン(トップスが細く、ボトムスが太い)
Yライン(トップスが太く、ボトムスが細い)
Iライン(トップスもボトムスも細い)
この3つです。
シルエットを考えると・・・
ボトムスを細く綺麗なものを揃えて印象を整えておけば・・・
上に太いものを持ってこようが、
細いものを持ってこようが何でもOKということになります。
YラインかIラインになるからです。
しかし太めのルーズなシルエットではAラインしか選べません。
また太くもない細くもないパンツなど半端なシルエットでは、上記3つにあてはまらず、
なかなかサマに見せることはできないでしょう。
トップスから買い揃えるとなかなか上手くいきません。
手持ちのボトムで細く綺麗なものがあるならば良いですが、
多くの人は半端な太さのものか、ドスンとルーズなパンツなどしか持っていないものです。
・・・というのも日本のメンズファッションは「アメカジ文化」が根付いています。
アメリカの影響で、ルーズでラフなアメリカンカジュアルのアイテムばかりが市場には溢れています。
インディゴデニムやスウェットパーカーやプリントTシャツやチェックシャツなどですね。
カジュアルシーンでスラックスやドレスシャツやツヤのあるニットなどはあまり見かけません。
(もちろん存在しますが、市場に占める割合は圧倒的に低いです)
そこで細身のパンツから揃えることをオススメします。
トップスは印象を変えるもの
ボトムスは印象を整えるもの
服を揃え始める際はボトムスから揃えることをオススメします。
※参考記事
【ユニクロのスキニーを1万円のパンツに見せる裏技】テーパードパンツの着こなし!!肝はロールアップと”あるお直し”にあり!!
おしゃれになれない理由2.「スニーカーばかり選ぶ」
日本人はスニーカー大好きです。
街で見かけるほとんどの人はスニーカー。
革靴を街着で使っている人は割合としては圧倒的に少ないです。
もちろん私も例に洩れずスニーカー大好きですが、
街着においてもワードローブに必ず一足は「革靴」を持っておかなければ、
なかなかオシャレにはなりにくいでしょう。
メンズファッションの大原則は「ドレスとカジュアルのバランスをとる」ということです。
スーツスタイルに代表される「ドレス」、
リラックススタイルに代表される「カジュアル」、
この2要素を上手く織り交ぜることが大原則です。
テーラードジャケットにスラックスに革靴ではスーツスタイルですが、
テーラードジャケットにデニムに革靴といった「カジュアル」を差し込んだ時に、
ドレスとカジュアル、「緊張感」の中に適度な「余裕」が加わったときに、
オシャレな雰囲気が生まれるのです。
これはおしゃれを実践するにあたって最も重要なポイントですので、
下記未読の方は是非一読ください。
※参考記事
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?
そして「靴」・・・「足元」はコーディネートにおいて視線を集めるポイントの一つです。
「先端」は目がとまりやすく目立ちやすい箇所です。
裾や靴などの「足元」はコーディネートにおいて印象を左右する重要ポイント。
そこでスニーカーを使ってしまうと、大きくカジュアルに舵取りされることになり、
他部分でドレス要素を上手く組み込まなくてはいけません。
上記参考記事でも書いてある通りですが、
日本人は欧米人に比べて幼く見えがちです。
大人っぽさを担保する意味でも「ドレス度」をやや高めに調整する必要があります。
簡単な指標を与えるならば「ドレス:カジュアル=7:3」くらいでしょう。
そこで目立つ箇所である足元にスニーカーというカジュアルアイテムを持ってくると、
他部分で頭をひねる必要があるのです。
初心者においてはハードルがやや高い。
なれないうちは、はじめのうちこそは、
周りの皆に流されず、足元は革靴をチョイスすることがオススメです。
上述の通り、細身のパンツと革靴をセットに使えば、下半身が「ドレス寄り」になるので、
トップスにTシャツを合わせようが、パーカーを合わせようが、サマに見えます。
Photo by http://skinnymaster.info/img/t-skinny167.jpg
細身パンツと革靴を持っていると、Tシャツ一枚だけでも意外とサマになるもの
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手持ちの野暮ったいシルエットのミリタリーコートなども行き返ります。
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スウェットなども大人っぽい印象に「整う」のです。
何もスニーカーを否定しているわけじゃありません。
ただはじめのうちは安易にスニーカーを選ばず、エイヤッと革靴を選ぶことが大事です。
初心者ならば、革靴の方が
絶対にコーディネートをオシャレに整えやすいはずです。
おしゃれになれない理由3.「”インディゴデニムは使いやすい”の謎理論」
「インディゴデニムは誰でも似合うし、何にでも合いますよ」
「一番最初はインディゴデニムがおすすめですー」
・・・と何の論理性も説明せず、感覚でオススメしてくる販売員さんは多いですが、
一体何を根拠に
「インディゴデニムが使いやすい」と言うのでしょうか?
誰でも似合うなら「スーツが似合わない人」はいないのだから、
「スラックス」の方が万人向けであるはずだし。
色もネイビーよりも黒の方が汎用性が高いことは、感覚的にも分かるはず。
何より、「ドレスとカジュアルのバランス」を考えれば、
黒スキニーデニムが最も使いやすいはずです。
Photo by http://img5.zozo.jp/goodsimages/172/4645172/4645172_33_D_500.jpg
インディゴデニムは誰がどう見てもカジュアルなアイテムです。
色落ちしたものであればなおさら。アメリカンカジュアルの象徴的なアイテム。
野暮ったい近所の兄ちゃん的なスタイルならば作りやすいですが、
大人っぽさをもったオシャレなスタイルはなかなか作りにくいもの。
(もちろん合わせ方次第なので、インディゴが悪いわけではないですが)
一方の黒スキニーデニムはというと、
「デニムなんだから、スキニーだってカジュアルだろう?」と思うかもしれません。
が、洋服の印象は3つの要素で決定されます。
1.デザイン
2.シルエット
3.カラー
この3つです。
「デニムパンツ」というカジュアルなデザインであったとしても、
シルエットがドレスのように細く、カラーがドレスのように黒であるから、
「黒のスキニーデニム」はドレスともカジュアルともとれる
「ハイブリッド」なアイテムなのです。
Photo by http://skinnymaster.info/img/t-skinny167.jpg
カジュアルなTシャツをトップスに持ってきた時は
ドレス要素として機能してくれ・・・
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ドレスなジャケットをトップスに持ってきた時は
カジュアル要素として機能してくれる、万能なハイブリッドアイテムです。
「インディゴデニムは一番はじめに買うべき」
なんて言葉は、都市伝説の様にまことしやかに語られているものですが・・・
「大衆は常に間違える」のです。
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