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漫画「服を着るならこんなふうに」最新話更新されました
というわけで私MBが監修する漫画「服を着るならこんなふうに」最新話が更新されました。第55話、3巻で登場した大学生圭くん久しぶりの登場回です。
今回は「Dickies/ディッキーズのSOLOTEXR(R)メモリーストレッチ フードジャケット」を紹介しておりまする。
キャンプに行く際に圭くんが選んだ服は・・・?
今回はTPO話。
圭くん大学生らしく皆でキャンプに行くの回。そこで気になる女子もいるので
「何着てキャンプに行くべきか・・・」悩む話です。青春だなあ。行き先は五頭山かな。(圭くんは新潟在住設定)
服は誰のために着るものなのか
洋服を決める時、おしゃれを考える時「杓子定規」に考えてはいけません。
「これはドレスとカジュアルのバランスが取れているから”どんな場でも”おしゃれなはずだ」
「これは高級ブランドの服だからおしゃれなはずだ」
「これは有名スタイリストがおすすめしてた服だからおしゃれなはずだ」
どうしても我々は「絶対的な正解」を求めてしまいます。しかし物事に絶対的なものなどありません、正解があるとしてもそれは「この時代、この場合、この文脈、この流れにおいて正解」といった相対的なものしかありません。
「仕事をサボることはいけないことだ」社会的にはそれが正解かもしれません。
しかしもし「明日死ぬ」としたら。いくら社会的にサボっちゃいけなくても、誰もが「仕事なんて行くべきじゃない」と思うでしょう?どんな時も正解は時代、場合、文脈、流れ、条件などによって相対的に決まるものです。この世に絶対的な正しさなんてただの一つ足りともありません。
だとしたら「おしゃれ」はどう正解を見つけるべきか。
それには「一緒に過ごす相手」など自分の服装を見てくれる他人のことを意識してみましょう。
おしゃれとは他人が見て他人が評価してくれるものです。
自己満足的なおしゃれももちろん趣味としては楽しいですが、根本的に服は「見せるもの」でありだからこそ「評価を他人が決める」ものです。
だとしたら正解を持っているのは自分ではなく「他人」です。
今日会う他人、明日会う他人を思い浮かべて「どんな服装を着ていたら喜んでくれるだろう」「どんな着こなしを褒めてくれるだろう」と考える「他人目線」こそがおしゃれにおける「正解」となるでしょう。
このサイトで訴えている「ドレスとカジュアルのバランス」とはメソッドに過ぎません。
常に答えは「他人に褒められること」であり、そのために「ドレスとカジュアルのバランス」という定理を使ってほしいわけです。
キャンプには何を着て行くのが正解なのか??
どんなに素敵なコートがあっても、どんなに着こなしのバランスがとれていても、
真夏にコートを着てたら季節感がないでしょう。
冬には通用するものでも夏には通用しない。これも「相対的」の証拠ですね。時と場合と条件を考え、「他人のために」とするからこそこうした「調整」は生まれます。こここそがおしゃれです。
また同じように、どんなに「ドレスとカジュアルのバランス」が意識されていても、どんなに自分が気に入っていても、
キャンプにスーツを着て行ったら誰も褒めてくれません。皆「???」となるでしょう。
キャンプにはキャンプらしいキャンプに適した範疇の中で「おしゃれ」をする必要があるわけです。
どんなに自信があっても独りよがりな格好ではいけません。
今回「キャンプ」というTPOで必要なTPOやメソッドがいくつか出てきます。
・アウトドアは皆カジュアルにカラフルになるから少し色を抑えた方が良い
・汚れやすいからコットン素材などよりもナイロンなど水を弾く素材の方が良い
・季節の変わりやすいアウトドアでは持ち運びできるポケッタブルパーカーがおすすめ
などなどですね。
http://imgc.zozo.jp/goodsimages/29550021/29550021B_8_D.jpg?w=1500&h=1800
http://imgc.zozo.jp/goodsimages/29550021/29550021B_b_05.jpg?w=1500&h=1800
今回作中登場するポケッタブルパーカーはDickies/ディッキーズの「SOLOTEXR(R)メモリーストレッチ フードジャケット」。(ユニクロじゃありません)
シワになりにくく、ストレッチ性が高く動きやすく、しかもストレッチ素材にありがちな経年による劣化が起きにくいTEIJIN開発のSOLOTEX素材。ユニクロの撥水ポケッタブルパーカも良いですが今回は圭くん「せっかくだからもう半歩良いものを」と思ったんでしょう。ディッキーズのモデルを購入した様です。
この「SOLOTEX」という素材、実は最近よく見かけます。
上記のような撥水・シワにならない・ストレッチなどだけでなく「伸びても元に戻る」という性質を利用して「Tシャツのネック部分だけSOLOTEX素材を混ぜたもの」などもあります。
風合いも安っぽくなく今後市場でさらに増えていく素材でしょう。見つけたら「おっ」と思っておいてください。豆です。
旅の荷物を減らすノウハウ
他にも今回は「旅用ノウハウ」もさりげなく入ってます。
旅行は持って行く荷物をなるべく少なくしたいけど、「アイツ昨日と同じ服着てる」と言われるのも嫌なもの。そこで「少ない枚数で印象を変える方法」が求められます。
そうした時には顔まわりに着目しましょう。コーディネートには「目立つところ」と「目立たないところ」があるので、「目立つところ」に変化をつけると印象が変わったように感じます。目立つところは当然顔まわり。ここに変化がつくと少ない着こなしでも印象が変わります。例えばパーカーとTシャツでは全く印象が変わります。だから今回は「荷物にならないポケッタブルパーカー」をおすすめしているわけですね。
もっと極端なことを言えば同じ服でも帽子とメガネで案外印象は変わります。
秋冬ならストール一枚持っておけば1日目と2日目全く同じ服装でも印象を変えることができます。
「印象の要は顔まわり」これを覚えておくと旅の荷物減にとても役立ちますよ。
日常に根ざしたものだからこそ、日常を変えることが出来るツールが「洋服」
最後は圭くん、ポケッタブルパーカーを気になる女子が寒がっているシーンで差し出します。
まだ付き合ってはいないのかな。
でもちょっと良い感じに終わりました、夏の圭くん。
この「想像をかきたてる」感じが縞野さんの画作りの素晴らしいところ。何を話してる分からないしどんなテンションが伝わらないけど、「きっとこんな感じなんだろうな」と読み手の想像力を掻き立てる最後のコマ。なんとなくホロッとくるシーンですね。
「洋服」って生活に根ざしたものです。
キャンプでも、日常でも、仕事でも、寝る時も、パーティーも、冠婚葬祭もいつも我々は身に纏い、他人に見てもらっているわけです。生活に根ざしたものだからこそ、また他人の印象を決定する要素だからこそ、あらゆる場面で「助け」となってくれます。
ほんの少しだけでも良いので「他人のことを考えて」洋服を選んでみてください。
相手が褒めてくれたり、喜んでくれたり、会話が盛り上がったり、テンションが上がったりします。するとそれは自分にも返ってきます、自分にも自信が生まれ前向きな気持ちが生まれます。こうした好循環を起こせるきっかけとなるものです。
私のフォロワーさんの中には精神疾患の方も多く、「洋服のことを学んで自信がつき、外出しやすくなってきた」という報告を度々頂戴します。日常に根ざしたものだからこそ、日常を変える力を持っているのが洋服です。
SNSでは罵倒し合い、他人の不幸ばかりを報じて、いつも喧嘩ばかりなギスギスした現代かもしれませんが、
どうかちょっとだけ他人のことを考えて洋服を選んでみてください。
きっと圭くんみたいな素敵な瞬間が人生に訪れるはずですよ。
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