オシャレの秘伝

【テーパードってどんな意味?Vネックはもう着ちゃダメなの?】今年のメンズファッショントレンド/流行をまとめました!

2013年もいよいよ終わり。

実はあまり「トレンド」「流行」に触れないKnowerMagですが…
たまには良いでしょう。
今年のメンズファッションのトレンドを振り返ってみましょう。

…今回はファッションにそこまで詳しくない人にとって
少々難しい内容かもしれません。(用語や歴史など)

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80〜90’sスタイルが主流になった2013年メンズファッション

とりわけ東京の若者において、チェスターコート、ベースボールキャップ、エアマックスなどが大きなトレンドになりました。
どれも80年代後期〜90年代前期にトレンドとなったアイテムばかり。
時代が一周した感があります。30代40代くらいの方には馴染みのあるアイテムばかりでしょう。

それまでトレンドだったモードスタイルからの反動で
ややストリートスタイルに流れた1年とも言えます。

「時代が一周した」とは言っても、「腰穿き」「B系」「HIPHOP」など90年代と全く同様の極端なストリートトレンドではなく
大人な80年代のエッセンスを加えた都会的なストリートスタイルに落ち着いていました。
そのあたりを鑑みて「今の子はオシャレだなー」なんて思ったりもした1年でした。昔とは違うんですね。

ああ、春夏にはニットやカーディガンの肩掛けスタイルがトレンドにもなりましたね。

 

「プロデューサースタイル」「ディレクタースタイル」などと表現した雑誌も多かったです。
このへんからも80〜90年代のトレンドがリバイバルしていることは、ファッションに詳しくない方でも理解できるでしょう。
石田純一的なね。トレンディドラマ的なね。

そんな80〜90年代トレンドだった2013年。
中でもとりわけ大きなトレンドとしてはチェスターコートでしたね。

 

80年代を代表するアウターでしょう。
カッチリとしたテーラードスタイルが「バブル時代」を連想させます。
(バブル時代はビッグショルダーなどもっともっとクラシカルなデザインでしたが。)

 

現代のチェスターコートは
Aラインを意識した作りになっていました。
肩はややフィット感のある作りで、身幅・裾と大きく広がったシルエット。
このへんのシルエットは 後ほど述べる「テーパードパンツ」「スキニーデニム」などと相性良くなっています。

クラシカルで着回しにくいチェスターコートですが、今年の型はカジュアルに落とし込みやすいスタイルだったと言えるでしょう。

またチェスターコートに合わせる「二次的なトレンド」としてスヌードも流行しました。
どのブランドもこぞってスヌードをリリース。日本のメンズデザイナーズブランドのほとんどがリリースしてたんじゃないか?ってくらいです。

 

首回りのボリュームに欠けるチェスターコートに合わせるアイテムとして大流行しました。
何故チェスターコートにスヌードを合わせるべきなのか?
このへんの論理的な考察は以前書いています。下記URLをご覧ください。

【チェスターコート?ステンカラーコート?】ロングコートの着こなし、合わせ方、トレンドを徹底解説!!アウターの基礎知識その2

今年チェスターコートを購入した方などはスヌードを是非試してください。
一気に印象変わります。

クラシカルなチェスターを80年代と同様に着こなすのではなく、
スヌードなどを使い現代風にアップデートした着こなしがよく見られました。

トレンドは繰り返すが、全く同じではないのです。
螺旋階段のように同じことの繰り返しでもわずかにアップデートされています。
 

「そうか、またチェスターが流行ったのか!」
とタンスから引っ張りだして着ているオジさんは「間違い」です。

気をつけましょう。

 

スキニーとサルエルの融合とも言える?「ウエストゆるめテーパードパンツ」

数年前からメンズパンツの主流はテーパードシルエット。
「テーパード」とは「徐々に細くなっていく」という意味です。
裾にかけてフィットするように細くなったパンツのことをテーパードパンツと呼びます。

スキニーはこのテーパードの代表格。
足首にフィットするほど細い、「肌の様に」フィットする細いテーパードパンツのことを
スキニーと呼びます。

KnowerMagをご購読頂いている方にはご存知の通りですが、
ここ数年のメンズパンツの代表格がスキニー。
それどころか、スキニーはもはやメンズの定番中の定番。

ワードローブに欠かせないアイテムの一つと言えるでしょう。

では、今年のトレンドもスキニーだったか、と言うとちょっと違います。
スキニーは今年も多くのブランドから多くのモデルがリリースされましたが、
「トレンド」と言うよりすっかり「定番」化したという印象。

目立った新しいトレンドとしては「ウエストゆるめテーパードパンツ」がありました。

 

…スキニーの一方、近年のメンズではサルエルパンツがトレンドとしてありました。
モード系ブランドから発信され、瞬く間にカジュアルブランドに広がった感のあるサルエルパンツ

出始めこそ「穿きにくい」「個性的」「モードっぽすぎる」など揶揄されてましたが、今ではすっかり浸透しました。
ユニクロではさすがにまだ見ないですが、
ライトオンやマックハウスなどでも見かけるほど一般的なアイテムになりました。

股上(腰から股にかけた部分)が深いため、足の長さが誤摩化せるという利点があります。
体型にコンプレックスのある日本人にはピッタリ。足の短い私もここ数年は大変重宝しています。

しかしサルエルはその変形したシルエットからどうしても「若い」「子供っぽい」「派手」などの印象もつきまといます。
すると各ブランドは2012〜2013年にかけて徐々に「少しだけ股上の深いサルエルパンツ」などをリリースしてきました。
「サルエルよりも落ち着いた印象になるので、大人も穿ける」
「サルエルより派手じゃないので、どんな服装の人でも使える」
などを売り文句にリリースしはじめました。

この「スキニートレンド」と「サルエルトレンド」において中間を狙ったのが
「ゆるめウエストテーパードパンツ」。

ウエストがゆるく作ってあるため、サルエル好きにも納得
テーパードしているため、スキニー好きにも納得
といった一挙両得なアイテム。

実際「ゆるめウエストテーパードパンツ」は
サルエルのように体型も隠せるし、スキニーのようにスッキリとした足下に見せれるし
体型にコンプレックスのある人には魔法のようなアイテム。

こんな感じ。
ね、サルエルのように股上が深いけど、裾はスキニーのように細いでしょ。
体型カバーという意味で非常に有用です。

80〜90年代ころ流行った「タックパンツ」(ウエストにボリュームのあるテーパードパンツ)の流れもあり
2013年のメンズパンツの代表とも言える存在になりました。

2014春夏にかけてこのトレンドはどのように動くのか、と言うと。
ややスキニー寄りに動いているようです。
ゆるめテーパードから、また少し細めシルエットが目立つようになってきています。
各ブランドの展示会でそのような流れが見られました。
ただ もちろん「ゆるめテーパード」も多いですが。

 

Vネックからクルーネックへの緩やかな移行

「出来る男はVネック」
「ジャケットのインナーはV以外考えられない」

などなど。ここ数年ネックの形はVが主流でしたが
2010年頃から緩やかな移行がスタートし初め、今年2013年には顕著なトレンドとして見られました。
Vネックからクルーネックに完璧に移行しています。

男らしさの「Vネック」から

品のある都会派な「クルーネック」へ。

Tシャツはもちろん、カットソーやニットなども。
セクシーさをアピールするV字のネックよりも
肌着のようなナチュラルな印象を与えるクルーにネックが多く見られました。

…こういったこと書くと
「じゃあ、もうVネックは着ちゃいけないんですか!?」

など不安にかられてメールして下さる方もいらっしゃいますが、
そんなことはありませんのでご心配なく。

トレンドとしてはクルーネックに移行した、というだけの話。
別に「Vネックを着ているから無条件でダサい!」とか
そんな話をしているのではありません。ご心配なく。

でも、今までVしか着なかった、という人も
今年来年あたりはそろそろクルーネックを試してみるのも良いでしょう。

インナー系のトレンドは結局「マンネリズムの脱却」に他ならないのです。
Vからクルーに変えるだけで今までと印象が異なるため
飽きてきたアウターも新鮮に映ります。

例えばチェスターコートなども
Vネックのニットを中に着ればセクシーで男らしい印象になりますが
クルーネックのニットを中に着れば上品で都会的な印象になります。

どちらかにこだわるのではなく
あくまでコーディネートのスパイスとして活用する方が利口でしょう。

このトレンドの源泉としてはやはり
80〜90年代の流れが強いと考えられます。
とりわけ今年は90年代のストリートスタイルの影響が強く見られました。
90年代のストリートスタイルにおいてはインナーはクルーネックのプリントTシャツが主流でした。(シュプリームとか)
そのあたりの流れを色濃く反映してのことです。今年はまんま90年代のようなクルーのプリントTシャツを着ている人も目立ちました。

こんな感じのね。

秋冬においてもその流れは継続されニットも例年以上にクルーネックの流通量が多かったです。
Vネックを生産しているところもありましたが、生産枚数自体は非常に少なかったと聞きます。
私の周りのバイヤー達も今年は「クルーネックばかり」と話しています。

この流れはまだまだ続きそうです。
2014春夏もクルーネックの流通量が多いですよ。
クルー嫌いの人はこの機会に試してみるのも良いかもしれません。

 

 

…いかがでしたでしょうか?
トレンド考察。

雑誌に目を通せば概ね理解できる内容ではありますが、
トレンドの源泉や、論理まで語るものはあまり見かけないと思います。
これで少し理解が深まり、ファッションの面白さの片鱗を味わって頂ければ幸いです。

 

さて、KnowerMagですが、年内にもう数回更新しようと思っております。
ご期待ください。

ではでは。

MB

 

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