アイテムの基礎知識

【Pコート?モッズコート?どんな形?どんな着方がいいの?】アウター、コートの基礎知識

こんにちは。
MBです。

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なんとも寒くなって参りました。
年末に独りでこうしてPCとにらめっこでKnowerMagを書いていると、うすら寂しい想いがしてきます…。
ああ、誰かとしゃべりたい…。

というわけでtwitterやfacebookなど皆様のお声、絶賛募集中です。
お気兼ねなく送ってください。

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さてさて、今日は寒いですし、冬のアウターの話をしましょう。

「アウター」…冬に着るコートの事ですね。
一口に言っても様々な種類が存在します。

ここでは代表的なコートの種類とその特徴、合わせ方などをご紹介しましょう。

あくまで代表的なものだけですからね。他にも色々種類があることを忘れないように。
このへん、アイテムの種類や特徴などを網羅したファイルなどは作成中。
そのうち皆様にデータとして配布しようと思っているのでこのへんはお楽しみに、というところですね。

まずメンズのコート、一番の代表格と言えばコレでしょう。

■Pコート

皆様おなじみPコート。品が良く手軽にオシャレ感を醸し出せるアイテムです。
老若男女問わず良い印象を与えることができるため合コンでも活用頻度大ですな。
冬に合コンするとPコート着てくる人多いですよー。女子受けは最強じゃないですかねえ。

さて、Pコートの特徴的なディティールは…

ダブルブレスト

「ダブルブレスト」とは前面のボタンが二列になっているものを指します。
単純に「ダブル」とも言いますね。Pコートと言えばこれが最大の特徴でしょう。

一般的にダブルブレストはフォーマルな印象を与えてくれます。
例えばスーツでも

前が一列になっているシングルと…

前が二列になっているダブルでは…

ね。印象が異なるでしょ。
ダブルの方がどこかカッチリとしていて「お堅い」雰囲気がありますよね。

これが前述したPコートの”オシャレっぽく見える” “老若男女問わず印象良い”などの理由です。

“真面目”、”品が良い”、”しっかりしてそう”、”大人っぽい” などなど。
そのへんの見た目の印象から、受けが良いのです。

それに加えて、我々は主にカジュアルウェアで生活していますよね。
デニムやスニーカー、ブルゾンなど。スーツで普段から生活する人はいませんよね。(仕事をしている間は別ですけど。)

普段から”カジュアル”を見慣れているため”ちょっとフォーマルなもの”に極端に弱いんです。(ビジネスシーンではさておき)

なのでカジュアルシーンにおいて上手にテーラードジャケットを着たり、Pコートを着たりすると
簡単に「あ、この人オシャレだな」と思わせることができます。

ま このへんの着こなしに関してはまた後日書きますので。
今日はあくまでコートの紹介ということで終わらせてください〜。

ま、Pコートはそんな感じ。
ちなみに素材は主にウールが多いですが、春先に出るPコートなどはコットン素材だったりしますのでその限りではありません。

また着丈はロングとショートがあります。
昨今メンズファッションではショートのPコートが非常に多いですが、これは以前書いた記事「ディオールオム」が作り出したトレンドの一つです。

ロングのPコートは格好良いのですが、あまりにもフォーマル色が強いので合わせにくいです。
その分上手に着こなせば人と異なるオシャレが出来ますが、、、ハードルは高いですね。

さて次。
これも冬の定番中の定番。レディースでも非常に支持の高いアイテムです。

■モッズコート

洋服をあまり知らない人でもなんとなく聞いたことくらいあるでしょう。
ロング丈でフードのついたアイテムです。

こんな感じですね。

見た目からして察することができますが、元々はミリタリー(軍隊)が使用していたコートです。
代表的なものがアメリカ軍のM-51と呼ばれる品番です。
現在市場に流通している”モッズコート”の大半がこのM-51をベースにしています。読み方はエムゴーイチと読むのが一般的です。ミリタリーパーカとも呼ばれています。

「M-51?じゃあ”モッズコート”って名称は何?」

と思うかもしれません。
“モッズコート”は軍隊で使われていた名称ではなく、俗称です。

これはイギリスの“モッズカルチャー”に由来します。

“モッズ”とは1950〜60年代頃にイギリスで流行した音楽、ライフスタイルなどを総称した名前です。
当時の”モッズ”と呼ばれる若者たちは軍卸しモノのM-51を好んで着ていたため、いつの間にか”モッズコート”という俗称が定着したようです。

モッズのスタイルは…

こんな感じですね。
当時の若者たちは細身のデニムにモッズコートを羽織り、ドクターマーチンなどのブーツを愛用していました。

ドクターマーチンのブーツとは…

これですね。

今でも形をほとんど変えず販売しています。名作ですよ。好みはあると思いますが、気になる人は是非見て履いて欲しいですね。私も好きです。ちょっと不格好なフォルムがかわいらしいです。女性が履いているのは特にかわいいですね。

ルーツを探るというのは非常に大切なことです。

「そんなの必要ないよ。パッと見て”オシャレだな”って思われればそれでいいよ。」

と思うかもしれません。
確かにそのくらいであればルーツなど探る必要がありません。

ただし、そこから先に行こうとすると別です。

「あの人は何を着てもオシャレだな」
「ユニクロでしか服買ってないって言ってたけど嘘だよね」
「スタイルがいいから何着てもオシャレに見えるんだよ、ずるいよな」

などなど。

“何を着てもオシャレになる”

という応用力をつけるためにはルーツを探る行為は必須です。

「そりゃ”何着てもオシャレ”になりたいけど、でもルーツとか探るの面倒だよ。」

…だからKnowerMagがあるんじゃないですか。
ここは「知る」ことができるサイトです。

今後メールマガジンなども配信していきますし、そこで個別にオシャレ診断なども行うつもりです。
ルーツに関しても「知っておくべきこと」をまとめたものを作成・配布するつもりです。

オシャレなんてそんなに難しいことじゃないんです。
ただ「知って」さえいれば。

…今日は話がずいぶん横道に逸れるなー(笑)
ちょっとやめますね。本題の話だけ進めますよ、すみません!

んで、モッズコート。
これは素材はコットンが多いです。ウールのモッズももちろんありますが。元々のM-51がコットン素材なので、コットンがどうしても多くなっちゃうんですね。

また着丈に関してですがロング丈が圧倒的に多いです。これも元々のディティールからですね。
ショート丈もまあ一応ポツポツと存在します。

さて次。

■ダウンジャケット

ユニクロでも冬は大々的に打ち出しますよね。「プレミアムダウン」とかってね。

…あの一言断っておきますけど、私別にユニクロの回し者でもないし、特別ユニクロが好きな訳でもありません。
ただ、最も手軽で、最も地域を問わず購入できるものとしてユニクロを挙げているだけですので。

ただ、何度も述べている通り ユニクロだけでも十分オシャレは出来ます。それこそすれ違う人が

「今の人、オシャレだったね!」

とヒソヒソ話をするくらい。

あ!また横道に逸れそう!!!
やめます!
ダウンジャケットね!

えーと、色々ありますが、基本的に形は似たようなものです。

モコモコとした凹凸のあるデザインと、ショート丈(ロングもありますが少数です)が特徴です。
防寒性の高さは他コート類と比べると圧倒的です。

ただしコートほどスタイリッシュに着れないのが惜しいところ。
モコモコとしたデザインからどうしても”カジュアル”な印象になりがち。

上手に選んで上手に着ないと、ただ単に”防寒性重視”というだけに見られてしまいます。
そういった意味でコーディネートのハードルは高いと言えるかもしれません。
何にでも合わせやすいんですが、オシャレには見えにくい。なんとも歯がゆいですな。

ダウンジャケットは何かと品質が問われます。品質は別にオシャレにあまり関係はないですが。

ダウン(羽毛)とフェザー(羽根)の割合が品質に大きく関係してきます。

ダウン(羽毛)は文字通り”羽毛”。水鳥の身体に生えている毛のことです。
タンポポの綿のようにふわふわとしており、防寒性が非常に高い性質を持っています。一羽あたりから取れる量が限られている貴重品です。

一方フェザー(羽根)は”羽根”ですから。中心に固い軸が通った一般的な”羽根”です。

ダウン80% フェザー20%
ダウン60% フェザー40%
ダウン50% フェザー50%

など色々割合がありますが、概してダウンの比率が高い方が防寒性が高いです。
お手持ちのダウンの比率を確認してみましょう。どんなもんですか??

ただし、”割合がいいから高級品” とは必ずしも言えません。
また、”品質がいいからオシャレ” とも全く言えません。

このへんはまた別の記事で述べますが、品質や割合ばかり見て本質を見失うのは止めた方が良いとだけ言っておきます。

品質の良いものだけ固めても決してオシャレにはならない、ということだけ覚えておいてください。
マニア気質の男性は特にその傾向がありますので注意が必要です。

ダウンはそんな感じですね。
ちなみに表の生地はポリエステルやナイロンが多いですね。「コットン」のダウンジャケットも無くはないですが、大体表面にコーティングしていたり何かしらの加工をしています。

というのも羽根や羽毛が飛び出したりしないように、密度の高い生地を使う必要があるのです。
化学繊維と呼ばれる人口繊維ならば密度を高くできるのでダウンジャケットに向いています。(ナイロンとかポリとか)
コットンは天然繊維ですから密度が低くダウンジャケット向きではないですね。

さて次は…

■ダッフルコート

何故かヲタクに多いダッフルコート。何故なんでしょうね???
お母さんが買ってくるコートの代表アイテムもダッフルコートですよね(笑) なーんでなんでしょう???

元々は北欧の漁師さんが着ていたコートです。
第二次大戦下において軍隊に制式採用され、そこから世の中に広まったと言われています。

フロントの”トグル”と呼ばれるデザインが特徴です。
このゴチャついたフロントデザインとフード付きのディティールなどから カジュアルのイメージが非常に強いアイテムです。上でも述べた通りですが、カジュアルアイテムを上手に着るというのはなかなか難しいものです。

特にダッフルのロングは”防寒のために着ているだけ”のように見られてしまいます。
色気も無く、オシャレ感が少ないので、自信の無い方はあまり手を出さない方が無難でしょう。

…いや別にダメな訳じゃないですよ。
僕もダッフル持ってますし。ただ「ダッフルでオシャレな雰囲気を作るのはハードルが高い」とだけ覚えておいてください。

さて次。

■N-2B、N-3B

アイテム名を見て分かる通り、ミリタリーが起源のアイテムです。
エヌツービー、エヌスリービーと読みます。

画像を見た方が分かりやすいですよね。

これがN-2B

これがN-3Bです。

N-2BもN-3Bもどちらもそうですが、元々アメリカ軍のフライトジャケット。
寒冷地用の防寒着として使用されていました。

パッと見は似たようなアイテムですが、違いは色々あります。
最も分かりやすい違いとしては着丈でしょう。

N-2Bは元々パイロット用に制作されたアウターです。パイロットは当然座ることが多いですから着丈が長いと座った時に邪魔ですよね。なので腰あたりで着丈が終わっています。また裾は伸縮性が高い素材で絞ってあり(リブと呼びます)、裾が邪魔にならないように という意味と、裾のフィット感を高めて防寒性を高めているという意味があります。

一方でN-3Bは
パイロット用ではなく作業員用として作られたようで、着丈は長く、防寒性が優先されています。
“アラスカンジャケット”とも呼ばれており、ミリタリー史上でも指折りの防寒着です。

現在市場に出ているN-2B、N-3Bはディティールが省略されているものも多く、どちらか判断つきにくいものも多く存在しています。

素材はコットンからナイロン、ウールと幅広く展開されています。一般的なものはやはり起源となっているミリタリーに準じてナイロン製が多いですかね。

概ね代表的なコートというとこんな感じだとは思いますが、
他にもこんなのがあります。

■トレンチコート

「バーバリーの」という枕詞が付く、おなじみのトレンチコート。
Pコート同様、ダブルブレスト仕様が特徴的ですね。
ベージュカラーが代表的ですが、別にベージュカラーじゃないといけない訳じゃありません。

ベージュのトレンチ、というとどうしても「サラリーマン」を連想しちゃいます。
ただでも上手に着るとヨーロッパっぽい雰囲気を作り出せますが、どうも日本人はトレンチの着こなしが苦手なようです。
どちらかと言うとハードルは高いアイテムです。

■スタジアムジャンパー(スタジャン)

冬に着てる人結構多いですよね。
袖がレザー、ボディがウールのタイプです。

文字通り、野球のスタジアムなどで着るジャンパーが起源です、、、起源というかそのまんまです。
袖の切り替えやワッペンなど、どうにもカジュアルな印象です。
これにチノパンツなどを合わせればお手軽に大量量産型大学生の出来上がりです。

近年そのへんを逆手に取り、オールブラックのスタジャンなど大人っぽいバリエーションもリリースされていますが。

■チェスターコート(テーラードコート)

テーラードジャケットの着丈をグッと長くしたようなデザインのコートです。
正式名称をチェスターフィールドコートと言います。

19世紀チェスターフィールド伯爵が着ていたことが起源らしいです。
非常にフォーマル色が強く、”ジェントルマン”な印象があります。

シングルタイプもダブルブレストタイプも存在します。
シングルタイプの多くは比翼仕立てと呼ばれるボタンが外から見えないようなデザインになっています。

素材はウールが多いですが、カシミアなどを使った高級仕様のものも存在します。

実はこの秋冬、メンズのトレンドはチェスターコート。
私も今年はチェスターコートです。

「猫も杓子も」と言うほどのトレンドではありませんが、比較的市場は多いですね。海外コレクションなどから降りてきたトレンドです。このへんのトレンドに関して 詳しくは「流行のシャワー効果、流行はどこから来てどこへ行くのか。」という以前の記事をご覧くださいね。

次の春夏もこの流れが続きそうです。ロング丈、チェスター風のディティールを盛り込んだ 薄手のスプリングコートなどが割と多めです。

さてさて、ざっとまとめた程度ですが。
コートに関してはこんな感じ。

いずれ全アイテムを網羅したファイルを作成・配布予定ですのでご期待ください。

さてさてよく聞かれる話で、

「今年はPコート着るのはNGですか?」

とか

「もうN3Bは時代遅れと言われました。本当でしょうか?」

などなど。

まあはじめのうちはあまり気にしなくていいと思います。
上で挙げたアイテムはほぼ「流行遅れ」になることはないでしょう。定番アイテムです。

KnowerMagでは「今年の秋冬or春夏はこれだけはするな!」等の間違い例もやっていくつもりです。

それでも不安な人は直接メールかtwitterなどで聞いてくれればフォローしますし。

ファッションはトレンドも着こなしも、全て論理がきちんと存在します。
「知っ」ていればそんな不安なんて出てきませんから。大丈夫です。

さて、今回はアウターの話でした。以上ですー。

しかし2012年も終わりですねえ…。
来年はどんな年になりますかね。

 

 

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