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服を着るならこんなふうに最新話が更新されました。
今回から第6巻に収録される内容。服着るもついに第6巻・・・早いなあ。
主人公祐介は「服を買いにいく服がない」状態から多くのステップを経て、本作のドラえもん的役割である妹環ちゃんの助けを得ずとも、「それなりに」自分でコーディネートを組むことができる程成長しました。
(第5巻では友人に着こなしを教えるシーンも・・・)
しかし最新話ではある程度自信を獲得してきた祐介に事件が起こります。
同僚女子に「地味・無難」と批判(?)され、自信は急速にしぼみ、落ち込んでいきます。第6巻はこの「脱地味」がテーマ。
ある程度ベーシックな着こなしをマスターした人へ送る次なるステップアップです。
価値観は変動するもの。
とはいえもちろん「シンプル&ベーシックなスタイル」が悪いわけではありません。
黒スキニーに白Tシャツなどのスタイルは最も簡単に実現でき、トレンドにも左右されにくいメンズファッションの基本形です。
特にここ数年はシンプルな着こなしが主である「ノームコア」トレンドが流れとして強く、こういったシンプルな着こなしこそ「オシャレ」とされてきました。
・・・しかしここに来て潮目は少し変わりつつあります。「ノームコア」トレンドが終焉を迎えて、今徐々にトレンドは「装飾性」へと変化しつつあるのです。
・・・とこう書くとついつい「シンプル&ベーシックなスタイルがダサくなる」と曲解してしまいそうですが、そんなことはありません。もちろんベーシックなスタイルはそうそう廃れることはありません。
ただし「価値が落ちる」と考えた方が良いでしょう。
Photo by https://s-media-cache-ak0.pinimg.com/originals/89/21/8b/89218b616756ae0c7f6626d0fc063200.jpg
70年代や80年代のコーディネート写真を見て、バブル時代のメイクや髪型を見て、「格好良い!!」「イケてる!!」と思える人は極めて希です。その当時は最先端に格好良かったスタイルでも今見るとどこか古臭く、凝った着こなしをしていても「現代のオシャレとは何か違う」となんとなく理解できるはずです。
「価値観」は不変ではありません。
年月が経つごとに価値観は変化していきます。80年代には格好良いと思えたスタイルも現代においては「オシャレ」には見えません。そこまで年代が離れていなくても、「5,6年前に買った服がどうも古臭く見える」というのもよくある話です。
「オシャレである」という評価はその時々の価値観により大きく変化します。それはオシャレが差別化の元に成り立っているからです。その他大勢と「何かが違う」からこそ、「この人はおしゃれだ」と区別して評価されるわけです。皆と同じような服装していて「おしゃれ」だと評価されるわけではありません。何かが違うからこそ評価されます。これは何もおしゃれに限らず勉強でもビジネスでも何でも同じ、「他人と違うからこそ評価される」当たり前の話です。
そしてそういった優れたポイントはすぐに真似をされるものです。「白Tシャツに黒スキニーがオシャレだ」とあれば隣の人がすぐに真似するでしょう。そうして時間をかけて徐々に広まると、相対的に価値は下がっていくため「差別化」が成り立たなくなります。そうしておしゃれは年月が経つほどに価値が変化していくものであり、それがまさに「トレンド」なのです。
この話は感覚的には理解しにくいものだと思います。「今格好良いと思っているものが、3年後にも同じような価値を持つとは限らない」・・・と言われても「今」を生きている我々がそれを感覚的に理解はしにくい。しかし自分が5,6年前にしていた服装を思い出して、今の視点でそれを評価すれば理解できるはず。当時と現代で同じ価値を持つわけもありません。
しかしもちろん「価値がゼロ」になるわけでもありません。体型を綺麗に見せるシルエット論、大人っぽく見せるコーディネート論などを駆使した一つの完成形である「白Tシャツ・黒スキニー」などのスタイルはたとえ相対的に価値が落ちたとしても、それなりに評価はされるでしょう。2年前は「シンプルでオシャレ」だったかもしれませんが、今から来年くらいにかけて「シンプルでオシャレ・・・でもちょっと無難かな」と少し価値観が変わるくらいです。
「オシャレ」でいることは、別に難しいことじゃない。
さてでは・・・
トレンドの移り変わりがあり、価値観の変動がある世界で「いつまでもオシャレでいるためにはどうするか?」。
それは「とにかく新しい服をガンガン買え」というわけではありません。オシャレは「服単体」と「着こなし」この二軸により評価が決まります。例え10年前の服でも「着こなし次第」で評価を得ることもできます。「新しい服を買い続けることが解決策」であるとは限りません。逆に言えば「着こなし」でカバーすることもできるわけです。
そしていつまでもオシャレでいるためには、そんな着こなしを実現できるようにするためには、
「価値観のチャンネルを合わせておく」ことが重要です。
Photo by http://img05.shop-pro.jp/PA01017/369/product/13558324.jpg?20101129085108
例えば今の時代にブーツカットをオシャレだと思って穿く人はいないでしょう。(トレンド的にはブーツカットがそろそろ復権しますが、今の時点ではまだまだマス層に評価されるようなものではありません)
オシャレの情報を定期的に取り入れ、「価値観のチャンネル」を合わせておけば昔の服を着こなし次第でオシャレに見せることもできます。
50代60代のファッションに興味をなくしたおじさまは、
ピンクのシャツをチノパンにタックインして、
モノグラムのセカンドバッグを持ち、
もみあげをバッサリカットした髪型にして街を歩くでしょう。
あれは何故起きるのか、「価値観のチャンネル」を合わせていないからです。
昔の情報で止まっていて、「今のオシャレの価値観」を理解できていない。こうなると時代が止まり「新しいオシャレな服」を見つけることも「着こなし」でカバーすることも出来なくなってしまいます。
大事なのは価値観をフレッシュに保つことです。雑誌を読むでも良いでしょう、手前味噌ですが「服を着るならこんなふうに」を読んでいれば漫画に目を通すだけで随分価値観が矯正できます。毎週のメルマガももちろんおすすめです。
方法はなんだって良いですが、正しい情報を定期的に入れておくことで、価値観をトレンドにきちんと合わせることができ、「時代遅れ」「トレンド違い」の評価されにくい服装にならずに済むのです。
そして今まさにトレンドが変わる転換点であり、徐々に「ノームコア」からの脱却が始まっています。シンプルな着こなしが増えてしまい、今後トレンドは徐々に装飾性へと変化していきます。
といっても祐介のよう仰々しく考える必要もありません。ちょっと着こなしを変えるだけで、ちょっと小物を加えるだけで、来年もさ来年もオシャレでいられます。第6巻ではそんなことを少しずつ説明していければと思っています。
ちなみに明日配信のメルマガでもそんな装飾性の話は出てきます。「シンプルで地味」にならないように、「シンプルでオシャレ」となる様に。これからのトレンドではほんの少し工夫が必要です。何も派手な柄や色をガンガンプラスしろというのではありません、ちょっとの差で印象が変わるのがオシャレです。あまり心配せずなんとなく読み進めてくれればOKです。価値観のチャンネルがハズれないように。
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