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ここ数年で市場に浸透してきた「リブパンツ」。
ユニクロなどでも多くラインナップされているアイテムですが、
ズバリ、今買っておくことをオススメします。
そもそもリブパンツとは??
そもそもリブパンツとは何か?
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こんな感じで裾がキュッと細くなったアイテムのことです。
「なんか体育の時間に使ったジャージみたいだなあ」
と思った人。まさにその通り、元々はスポーツ目線やミリタリー目線で作られたトレーニングウェアの仕様なのです。アスリートが走る時裾が広いパンツを穿いていると裾がバタバタして邪魔くさいったら無いですね。それを防ぐために裾をキュッとフィットさせて細くしたのがこのリブパンツです。「機能性」を追求しなければ生命に関わる「ミリタリー」のジャンルでも度々見かけるディティールです。
実はここ数年「アスリージャー」「アスレジャー」と呼ばれるトレンドがNYから徐々に世界中に浸透してきています。「アスレジャー」とは要するにトレーニングウェアやスポーツウェアなどを「オシャレ着」として使用するスタイルのこと。
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レディースファッションにおいては昨年も日本市場でかなり浸透しました。街でもスウェットパンツやリブパンツ、トレーナーやパーカー、スポーツブランドadidasのバッグなどを使ったファッションが目立つようになってきました。これらのアスレジャートレンドは2015年から徐々にメンズにも広がりを見せ、今年2016年はユニクロが「アスレジャーに力を入れる」と宣言するくらい、大々的な流行として広がりを見せつつあります。
リブパンツの魅力とは??
「リブパンツ」がトレンドにあることは理解できたとしても、リブパンツを穿くファッション的なメリットは何でしょうか?数多の通販サイトでは「穿き心地が良い」ばかりが殊更に訴求されていますが、「穿き心地が良い」というメリットだけならワイドシルエットのスウェットパンツが一番良いはずです。そんな理由だけでは世間にここまで広がりません。では何が良いポイントなのか?リブパンツが持つメリット・・・
・・・それはシルエットにあります。
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リブパンツは上述の通り裾がキュッと細くなったものです。裾がスッキリと綺麗な細身シルエットになっています。リブパンツは出自が「トレーニングウェア」ですからどのブランドも概ねウエスト周りやモモ周りはややゆとりのある着心地良い形で作っています。「ゆとりのある形」となると印象としてルーズでカジュアル、子供っぽくなるものですが、リブパンツはそうではありません。どこか大人っぽい細身の印象があります。
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その理由は裾です。
パンツのシルエットは裾で決まるものです。例えば「ブーツカット」「ストレート」「スキニー」3種類のシルエットを同じ素材同じディティールで発売しているブランドなどは多いですが、そのほとんどが膝から下の裾だけでシルエットの違いを生み出しています。
膝から広がって裾がボリュームあればブーツカットに。
膝から真っ直ぐ裾が落ちている状態であればストレートに。
膝からキュッと裾が細くなっているのであればスキニーに。
「パンツのシルエット」と聞くとウエストからお尻からモモ周りなど「すべてにおいて違う」と考えている方も多いでしょうが、意外と裾だけで印象を変えているブランドが多いのです。
裾は洋服の先端であり、先端は視線を集めるポイントでもあります。もっとも人間の視線を集める場所であるため「裾がシルエットのカギを握っている」のです。
リブパンツの話に戻しましょう。
リブパンツは裾はどうなっていますか?そうです、スキニーよりもストレートよりも、キュッと足にフィットしているため「細身」なはずです。リブパンツはどのパンツよりも細身シルエットが表現しやすく、いかにルーズなモモ周りで作っても、リラックス感のあるスウェット素材で仕立てても、細身な印象を与えることができるのです。
リブパンツが広く支持されている理由はまさにココにあります。
一般的に「使いやすいアイテム」と評されるもの、ショップスタッフはよく「コレ使いまわせるんですよ」「着まわし良くて名作ですよ」なんてセールストークをしますが、「使いやすいアイテム」の定義を深く考えるとそれは「ドレスとカジュアル両方の要素を持っているアイテム」という意味なのです。
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例えば黒のスキニーデニムなどは海外スナップなどでも定番的に使われ、日本市場でも10年以上パンツ類の中ではトップセールスを誇る広く愛されているカテゴリです。
黒スキニーデニムは「デニムパンツ」というカジュアルなアイテムながら、スラックスさながらの「細身シルエット」と「真っ黒」といった礼服的なドレス要素を兼ね備えているハイブリッドなものです。
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サックスブルーのオックスフォードシャツなどもそうですね。「シャツ」というドレスアイテムながら、厚手のオックス素材や礼服では使わないサックスブルーなどカジュアルな色使い(礼服は基本白と黒のモノトーンです)でハイブリッドなアイテムと言えます。
そもそもメンズのファッションは「ドレスとカジュアルのバランス」を取ること、それがオシャレに見せる秘訣です。この辺りに関しては未読の方は下記をお読みください。
※「ドレスとカジュアルのバランス」に関して未見の方は下記記事を一読ください。メンズファッションの大原則が理解できます。
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?
リブパンツもハイブリッドな要素を持つものです。リブパンツといったスポーツなどに出自を持つカジュアルなアイテムですが、リブのキュッとしまったシルエットでスラックスの様な「細身」に見せてくれます。なおかつ近年市場で流通しているリブパンツのほとんどは黒やグレーなどの無彩色モノトーンばかり。黒スキニーと同様にカジュアルアイテムながら「モノトーン」で「細身」とドレスな要素を持ち合わせているのですね。だからこそカジュアルライクな着こなしにもドレスライクな着こなしにも柔軟に合わせることが出来、「着まわしやすい」と評されるわけです。
そしてリブパンツは、「冬の今こそ」買うべき!
さて、そんな万能なリブパンツ。実は春先だけでなく「今」買うべきなのです。
それはなぜか?
シルエットを整えてくれるからです。
まず人間の体型を綺麗に見せてくれるシルエットは3つです。
Aライン(トップスが細く、ボトムスが太い)
Yライン(トップスが太く、ボトムスが細い)
Iライン(トップスが細く、ボトムスも細い)
以上の3種類が、メリハリがあり体型を整えて見せるシルエットです。「オシャレ」とはデザインや色使いだけで決まるものではありません。体型を綺麗に見せることでモデルの様なシルエットを作ることもまたオシャレにおいては重要です。モデルさんは何を着ても、ちょっとおかしな着こなしをしても、なぜかオシャレに感じますよね?あれは体型が整っているからです。(イケメンだから、という理由も思いつくかもしれませんが、実はモデルさんはイケメンであるとは限りません。体型の方がむしろ重要です。)
「何着てもオシャレに見える」と評される人は周りにもちらほらいるかもしれませんが、そういった人は総じてシルエットを作るのが上手なのです。デザインや色使いにばかり目がいきがちですが、実は体型に難アリなケースが多い日本人にとっては特にシルエット作りが肝になってくるのです。
さて季節の話をします。
冬シーズン皆さんトップスに何を着ますか?多くはボリュームのあるアウターだと思います。ダウンジャケットやミリタリーウェアなど横幅のあるボリュームたっぷりのアウターだったり、細身であっても着丈の長いロングコートなど、概ねそのどちらかくらいでしょう。薄着で着丈が短く細いものをチョイスする冬スタイルはあまり一般的ではありません。
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横に広いもの、縦に長いもの、いずれもコーディネートにおける面積が広いためボリュームのある上半身を形成してしまうのです。「細身のコート」なんてのはよくありますが、実は「細身=ボリュームが少ない」ということではありません。細身であっても着丈が長ければボリュームは生まれます。上述の通りコーディネートにおける面積が広いからです。
そうです。ここまで語ればわかると思いますが、冬のスタイルは基本的に上半身にボリュームが生まれやすいのです。つまり上述のシルエットで言えば「Yラインシルエット」を作るのが「シルエットを整える」という意味では正解になります。
つまり「冬場のパンツは細身を選ぶのが吉」という結論となりますが、「細身」はどこで定義されるんでしたっけ?そうです「裾」ですね。シルエットの印象は「裾」で決定されます。
「裾」がキュッと細くなっているリブパンツはアウタースタイルに実は最適。
体型が崩れがちな私のような中年男性には特にオススメしたいのです。いつものコートにリブパンツを合わせるだけで上下のメリハリが生まれ驚くような綺麗なYラインが生まれるのです。
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ユニクロが宣言している通りですが、2016年春は「アスレジャー」が大きな一つのキーワードとなるでしょう。これから春にかけてリブパンツも多く見られるはずですが・・・冬アウターを着ている今の時期こそ、実はリブパンツを手に入れるべきなのです。体型を整えるために今のアウターをさらに印象をオシャレに見せるために、是非リブパンツを合わせてみてください。
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