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30代後半、40代ともなるとあまりデザインモノには食指が動かないもの。ショッピングで良いデザイン服を見かけたとしても「この年でデザインモノはちょっとなぁ・・・」「若作りだと思われるも嫌だし」と敬遠しがち。夏などはそれが顕著で、ついつい無地のTシャツにシンプルなデニムなどでスタイルを構成してしまいがちです。
もちろんシンプルなスタイルは悪いモノではありません。それどころか現代のファッショントレンドは「ノームコア」。普通の服をいかにおしゃれに着るか、という文化が強いのですから、むしろシンプルisベストの流れです。
しかし上述の様に30代後半、40代ともなると「自動的」にシンプルなスタイルを好むようになるため、皆「ノームコア」に傾倒しがち。なかなか周りと大きな差をつけるのが難しくなるかもしれません。もちろん本サイトに掲載されている様な、もしくは毎週日曜日発行のメルマガで配信している様な、「着こなしのテクニック」「手頃に買える良品アイテム」などを活用して他と差をつければ良いだけではあるのですが・・・更に圧倒的な差をつけるためには、ズバリ「小物」が役に立ちます。
今日はそんな小物の話。カジュアルにおいて「おっなんかコイツオシャレなんだろうな・・・」と思わせる小物を3種類挙げてみました。
着こなし的にも価格的にも「手軽」なクラッチバッグ
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小脇に抱えるスタイルの「クラッチバッグ」。80年代を経験した方としては「セカンドバッグ」として認識される方も少なくないかもしれませんが、現代のクラッチバッグはバブルの頃に流行った「セカンドバッグ」と似て非なるものですのでご安心を。流行は繰り返しますが、常に微妙に形を変えるものです。「小脇に抱える」スタイルは同じですが、デザインはよりシンプルに、モダンな直線的なカットとなって(セカンドバッグは丸みのあるものが多い)生まれ変わっています。・・・無論したがって「昔使っていたセカンドバッグ」をタンスから引っ張りだすのは禁忌です。
何故クラッチバッグがオススメなのか?・・・いや、と言うより、どちらかというと逆で・・・
40代にメッセンジャーバッグやトートバッグや
リュックを持って欲しくないのです。
もちろんそれらのバッグの中でも良いものは沢山あります。レザー製のモダンなトートバッグ、スポーティーな中にも高級感のあるPRADAなどのバックパックなど。しかし得てしてそれらはやや高価なものばかりです。
目利きせずにん選んだほとんどのメッセンジャーバッグやトートバッグやリュックはどうしても「若さ」がにじみ出るものです。
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メッセンジャーや・・・
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トートバッグや・・・
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リュックなど・・・。
巷にはこういったカジュアルデザインのバッグが多く、20代ならまだその「安っぽさ」も許されるにしても、どうしても40代が持っているとミスマッチ感が出てしまうものです。品のあるレザー製だったり、シンプルなデザインだったり、コンパクトなサイズ感だったりと「目利き」に自信があるならこういったバッグを選んでももちろんOKですが、「ハズレ」をつかまされない様に注意が必要です。
しかし「クラッチバッグ」はこれらのカテゴリーと比べてそこまで「ハズレ」が多くありません。そもそもクラッチバッグは「シンプルさ」が売りのもの。リュックやメッセンジャーなど「気合の入った」バッグに疲れた人が、「小脇に抱えて気楽に持つ」という需要を拾おうとするものであり、
自動的にブランド側としては
シンプルなデザインに徹する傾向があります。
加えてクラッチバッグは複雑なパターンなどが存在しない、言ってしまえば「ただのデカいポーチ」です。縫製部分も少なくパーツもごくわずか。非常に安価で制作できます。また工賃が安い分その代わり素材に少し良いモノを使えるところも嬉しい。例えばリュックで国産の良質オールレザーモノを買おうと思えば3万円はくだらないですが、クラッチバッグなら1万円以下でも存在します。ここに大きなメリットがあります。
「シンプルなスタイルに味付けするって冒頭で言っていたけど、バッグもシンプルで良いのかな?」と思うかもしれませんが、何も「洋服がシンプルだから小物は派手にいこう!」という話ではありません。シンプルだろうが派手だろうが要するに小物で「おっ」と思わせれば良いのです。クラッチバッグはシンプルデザインだけに「無理な若造り感」も特になく、かつ「レザー」による大人な品格もプラスできる・・・と説明すればなんとなく理解頂けるでしょう。
手頃なお店・・・それこそイオンモールなどに入っている様なお店であっても、案外40代以上が持てる様な上質レザーのシンプルデザインものがあったりします。高いんだろうな、と思って値札をひっくり返しても「9000円」程度だったり。
自由にお小遣いが使えないお父さん世代にも
オススメしたいものばかりです。
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また「クラッチバッグ」の良いところは「バッグinバッグ」に変身するところ。ビジネスシーンや出張の際など、カバンの中が財布に手帳に名刺入れにごちゃごちゃと乱雑に散らかっている人は多いかと思います。そこでクラッチバッグをカバンの中に忍ばせれば収納に一役買うとともに・・・バッグからクラッチを取り出した時に相手に「コイツ、こんなところまで気配りしてやがる・・・おオシャレ気取りやがって・・・」と思わせることが出来ます。(言葉のニュアンスは違うかもしれませんが笑)
私も30代半ばに差し掛かる立派な中年。気配りとオシャレ感を小物でつけたいがために、クラッチバッグには随分お世話になっています。手頃な価格ゆえについつい食指が動いてしまい「バッグinバッグ用」「手持ち用」「ビジネス用」「カジュアル用」など計5つものクラッチバッグを持っており、「MBさんってクラッチバッグの中からクラッチバッグが出てくるよね」と馬鹿にされる始末笑。そこまで熱心になるのもどうかと思いますが、30、40代以上の大人なら他バッグよりもスタイリッシュに持てて、かつ収納にも一役買えて、かつ安い、そんな優秀クラッチを薦めない理由は無いのです。
数万円でも十分!?大人がつけるべき高級時計
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「大人のたしなみ」と考えている人もいるでしょう。ある程度の年代になると興味が出てくる「時計」。とりわけ30代以上ともなるとぜんまい駆動で動くロレックスやオメガなどの「機械式時計」が欲しくなったりします。
「ホテルマンは客の腕元から見る」なんて都市伝説のように実しやかに語られていますが、確かにある一定の年齢に達すると時計からその人となりをチェックする癖がつくようにも感じます。これは「オシャレ」とはまるで関係無い話ですので誤解なきよう。「時計をチェックする」というのはビジネスマンが「スーツの高い安いはわかりにくいから時計でソイツを判断しよう」という想いからくるものでしょう。なにも「高い時計をつけているからオシャレ」なんて馬鹿げた理論はありません。高い時計をつけていても残念な服装をしている人は大変多いです。関連性は皆無です。
しかしながら40代ともなると、そういった人たちを無視するワケにもいかない。「コイツ時計してないのか」となんとなく”常識はずれ”のような見られ方をすることも。高級時計と言わずとも、人に見られて恥ずかしくない時計は1本持っておいて損はないでしょう。とりわけ営業職など人と会う仕事をされている方は必携かもしれませんね。
さて、ではどんなものを買うべきか?もちろんお金に糸目をつけないのであれば選び放題です。ありきたりですがロレックスもクラシカルで良い時計です。職人魂と洗練されたミニマルデザインを感じるIWCなども良いですね。軍モノ好きならPANERAIも良いでしょう。しかしそれは概ね50万円は用意する必要があります。多くの人はこういった高級時計をショッピングクレジットなどで分割で購入しますが、「無理してそんなの買うの!?」なんて思う人も家族に止められる人も、決して少なくはないでしょう。
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かといってカジュアル時計を選ぶのは40代にとってはキツい。「Gショック」は良い時計ですが、ビジネスシーンでは舐められてしまうでしょう。最近トレンドのレトロフューチャーなデザイン(注目のAppleWatchもこの類ですね)もビジネスシーンではTPOに適さない時もあるでしょう。
そこで選ぶべきは「手頃だけどクラシカルなデザインのもの」。高級時計じゃなくても「う!?・・・これは高いのか安いのか・・・判断がつかない・・・!!」と時計マニアにも思わせる様な「2万円程度だけど見た目は10万円クラス」なデザイン時計が最近はちょいちょい出始めています。
実はこのあたり「2万円ほどでも高級時計の風格を味わえるオススメ時計」という区切りで2014年3月度配信のメルマガにて紹介しています。具体的なブランド、商品名や合わせ方など詳細を知りたい方はメルマガバックナンバーを購読ください。
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40代でも使える時計を探す時の「ヒント」を差し上げるとすると、
ケースデザインだけでなく
文字盤のインデックスに少し注目していてください。
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こんな感じのローマ数字を使用した「ローマンインデックス」のものや、
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アンティークを思わせるミニマルデザインな「バーインデックス」のものなどを選ぶと良いでしょう。
もちろんアラビア数字のインデックスがNGなワケでもないですし、バーインデックスでも安っぽい印象のものはありますが、指針程度にはなるでしょう。少し気にして選んでみてください。
40代だからこそアドバンテージがある!!サングラス
「40代だからこそアドバンテージがある」洋服小物の一つがサングラス。
何故にオジサマのサングラスはあんなに素敵に見えるのでしょうか。全中年男性はサングラスを愛用すべきです。若者と違い「粋がった雰囲気」が無い。それはおじさん特有の気が抜けたたるんだ肌感やシワ感などがサングラスの「重厚な雰囲気」をうまく打ち消して、こなれた印象にまとめてくれるからです。
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しかしながらサングラスと聞くとついついこんな大振りのものを選んでしまいがちですが、
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少し控えめにレイバンなどのコンパクトなサイズ感がオススメ。ノームコアトレンド(普通の服をいかにカッコよく着るかという潮流)の中では大振りサングラスはいささか作為的に感じます。コンパクトな形の方が背伸びしている感なく顔なじみが良いでしょう。
サングラスの話題に関しては下記記事でも語っています。こちらも是非ご参考に。
※参考記事
【モーフィアスみたいに!!】サングラスって何を基準に選ぶの?似合うものは?かっこいいものは?日本人に合うものは?
いかがでしたでしょうか。「40代」という年齢がそうさせるのでしょう、多くの人は服やオシャレに対して非常に保守的になってしまいます。しかし「40代だからこそできるオシャレ」があるのです。ファッションは常に私の身近にあるものであり、人類のほとんどがどんな年代になっても着用するものであり、外面的な印象を決定づける最も大きなところです。そこに対して保守的になる必要はありません。ただ無理に若くしようとするのではなく、自分が着用すべき、つけるべき小物を選ぶということ。今回40代の男性にオススメしたい小物はクラッチバッグ、時計、サングラスと紹介しましたが、これ以外にももちろんあります。メルマガや本サイトなどでも度々紹介しますので興味ある方は是非お付き合いください。
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こちらは2015年8月16日配信号の写真。着用しているシャツなどはファストファッションブランドのものです。手頃な価格の洋服でもオシャレは十分可能なのです。
さらには読者さんの服装をチェックしてくれる「コーディネート診断」や
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(月間20万文字近く!ファッション雑誌を一冊買うよりも圧倒的に多い文字量です。)
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私はこれで日本のファッションを底上げします。
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タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。
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