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今回はグローバルワークの帽子を2点ご紹介します。
以前にも紹介したグローバルワークの帽子、今回もコスパ抜群の一品です・・・！
 

本革そのもの！フェイクスエードキャップが優秀なワケ

 

GLOBAL WORK
FAKESUEDEローキャップ　2,750円

 

実はこちら半年前くらいに紹介するとあっという間に在庫が消えてしまったアイテム。グローバルワークさんから長文のお礼メールがきたという出来事がありました。
もちろん私はグローバルワークさんから「紹介してほしい」と言われて紹介したわけではありません。何度も言っている通り、基本的に企業からお金をもらって宣伝をすることはないので。
 

自分で購入して気に入った洋服を紹介しているわけですが・・・グローバルワークさんからすると恐らく晴天の霹靂だったと思います。
ある日いつものように売上をチェックしたら帽子がドカッと売れていて在庫もなくなっていると。
 

そうなるとグローバルワークさんには貢献できたのかもしれませんが、個人的にすごく困ることがあって・・・なぜか買えなかった方が私に連絡してくるんです笑。
 

メルマガのQ&Aを利用して「グローバルワークのキャップが買えなかったんですけど追加生産はありますか？」と問い合わせてくる。
だけど生産しているのは私ではないので、当然追加生産があるかどうかもわかりません。
恐らく親近感をもってくださっているから気軽に聞いてくれているのだとは思うのですが・・・とてもありがたいですけれども在庫の有無や追加生産の確認はグローバルワークさんに問い合わせをお願いします笑。
 

 

とまあそれくらい問い合わせ多数だったのがこのアイテム。
このキャップ何が良いのかというと・・・いくつかポイントはあるのですが、まずひとつ目はスエード素材だというところ。
スエードとは本皮の裏返した部分を起毛させた生地のこと。
このキャップは本革ではなくフェイクスエードレザーです。
 

なぜレザー調だと良いのかというと、高級感が出せるから。　　
これは写真だとなかなか伝わりにくいかもしれませんが、このキャップのフェイクスエードは本革に近い風合いです。
そしてこうした本革に近い風合いの帽子を被ると、一気に高級感がプラスされます。
例えば普通の白Tシャツを着ていても、レザーの帽子が頭に乗っかるだけで全体の印象として随分高そうに見えるんですね。
 

なぜレザー調だと高そうに見えるのか。
当たり前ですがレザーというのは高級素材。
もちろんこのキャップはフェイクなので安いけれど、本物のレザーのように見えるだけで高級感が抜群にあるわけです。
 

 

昨今合皮の技術は一段と向上していて、本革なのかどうか触ってもわからないくらいの領域になっています。
そして近年ではステラマッカートニーやグッチ、ギャルソンなどのハイブランドも続々と本革と見紛うようなフェイクレザーを使い始めている。
ハイブランドで本革の役目を十分に担えるほど、フェイクレザーの質は向上しているわけです。
 

そんな質の良いレザー調のアイテムをなぜ帽子で取り入れるのか。
考えてみてください、コーディネートでどこが一番目立つのかを。
それは顔周りです。人と話をする時は大概顔周りを見ながら話しますよね。このように顔周りは視線が集まり最も目立つ部分なのです。
 

コーディネートにおいて一番大事な部分は、顔周りをはじめとする先端です。
先端とは顔周りの他に、足の先、腕の先なども含まれます。
なぜ先端部分が目立つのかというと・・・視線というのは常に動いています。そしてその視線がフッと留まる部分が目立ってくる。
 

写真のように平面だと、全体へ均一に視線が届くので重要な部分というのは気にされませんが・・・立体の場合はどうしても視線が動くので、必ずその視線が留まる部分がある。
その視線が留まる部分というのが、顔周りや足の先、腕の先などの先端。
なので先端部部というのは目立つしすごく重要なわけ。
これは私が強調する必要がないくらい当たり前のことで、スタイリストさんなら誰でも知っている内容です。
 

そしてコーディネートにおいてはその「最も目立つ先端部分をどうすべきなのか」という発想になるわけ。
コーディネートでは身幅や肩幅よりも、実は袖の周りや顔周りなどの先端部分をどうするかが重要になってきます。
「おしゃれは足元から」とよく言うでしょう。そして先程言った通り、話をするときは相手の顔周りを見る。
顔周りで代表的なのは首元ですね。洋服には首元にたくさんのバリエーションがあります。
v ネック、ヘンリーネック、クルーネック、ボートネック、、タートルネック、モックネックなど・・・なぜこんなにもネックの種類があるかというと、首元だけで印象が大きく変わるから。
 

顔周りは視線が集中するところ。話をするときに視線が留まる部分だからこそ目立つ。
その目立つ先端部分に高級な素材を置いてあげると、簡単に高見えさせられるわけ。
だから量販店で買ったペラペラのコートにカシミヤのマフラーを合わせるだけで、全体的に高級な印象になるんです。
 

そしてグローバルワークの帽子にも高見えさせるパワーがあります。
もちろんカシミアのマフラーを使ってもいけれど、それだと真冬にしか使えない。
でもこのキャップなら真夏以外のシーズンも使えて、しかも2,750円とすごく安いのでおすすめです。
 

 

そしてこのキャップのもうひとつのポイントは「フェイク」レザーだということ。
本革のキャップというのは、実はとにかく不便なんです。
すごくかっこいいけれど、帽子を被ったまま雨が降って水に当たるとすごく厄介。
本革は水に濡れたまま放置しておくとカビが生える、シミができる、変形するなどの恐れがある。
 

でもフェイクレザーならいくら水に濡れても問題ありません。
極端な話、この帽子もそのまま洗濯機に入れて洗っても全然OK。
値段も安くイージーケアで雨の日も使える・・・帽子に関してはフェイクの方が何かと使い勝手が良いのではないかと思います。
 

「レザーアイテムは本革じゃないと」とこだわりのある方もいるかと思いますが・・・どうか騙されたと思って試しにこの帽子を買ってみてください。
もちろん本革には本革の良さがたくさんあります。ただ帽子に関しては本革の取り扱いがなかなか難しい。
なので日常的に使いやすいことを優先し、あえてフェイクを選ぶのも良いかもしれません。
 

ただフェイクレザーの難点を挙げるとすればムレやすいこと。
このキャップは内側に吸水速乾素材が使われていて、さらに小さい穴をいくつか開けて通気口を作りかなりムレにくくしてあります。
そうはいっても真夏の仕様は厳しいと思うので、真夏以外の3シーズンで使用するのがおすすめです。
 

ブラック
 

グレー
 

ベージュ
 

3色展開ですがどれもなかなか良いでしょう。
頭の先は基本的に黒やダークブラウンなど濃い色が多いので、ブラックがやはり一番自然に見えます。特に黒髪の方は帽子に明るい色をもっていくと目立ってしまい違和感が出てしまうかもしれないので、迷ったらまずはブラックを選んでみてください。
 

なおかつ頭が大きい方に向けて、一般的なキャップのサイズよりも1センチ広く作ってあるそうです。
さらに調整も可能なので様々なサイズ感にある程度の対応できると思います。
 

これひとつでバランスが取れる！バケットハットの魅力とは？

 

そして前回はなかったバケットハットバージョンが今回発売されていました。
このバケットハットがまた良い出来なんです。
 

GLOBAL WORK
FAKESUEDEバケットハット　2,750円

 

ブラック
 

ベージュ
 

こちらはブラックとベージュの2色展開ですがこちらもすごくかっこいいでしょう。
バケットハットは意外と難しく・・・深すぎても浅すぎてもダメ。
あまり深いと不審者のようになってしまうし、かといって浅いと風飛んでいってしまう。
アイテムによってはツバの部分がウニョウニョにヨレやすいものもありますが・・・ウニョウニョだとちょっと野暮ったく見えてしまう。
なのでツバにピシッとハリがあるバケットハットを探すのは意外と難しかったりもするわけ。
 

なおかつバケットハットは意外とナイロンなどのテック系素材が使われているため、アウトドアライクでカジュアルな印象のものも多い。
でもこれはフェイクスエードレザーだからに高級感があり大人が被っても違和感がないんです。
 

キャップとハットの違いですが、キャップはカジュアルなアイテムです。
対してハットはフォーマルな印象があります。
元々こうした黒のハットは、ジャケットスタイルやスーツスタイルで使われていたもの。
麻生大臣はよくスーツに山高帽のようなハットを被っていますよね。
ただバケットハットというのは元々アウトドアから出てきたものなので厳密にはドレスアイテムではないのですが・・・全面にツバがある黒のハットというのは、そのデザインだけで英国紳士がスーツにハットを被っているような大人っぽさを連想させます。
 

ベージュ系でテック素材のバケットハットだとどうしてもアウトドアライクなイメージになってしまいますが・・・黒や濃い色のバケットハットならフォーマルな印象を保てるので、白Tシャツに短パンスタイルで「今日なんかぼくのなつやすみみたいにカジュアルすぎるな」と思った時にハットを被るとバランスがとれて非常に大人っぽくなります。
 

 

カジュアルすぎる着こなしの時でもバケットハットをひとつ被るだけで無理やりドレスとカジュアルのバランスが取れるんですね。
なぜ無理やりバランスが取れるのかというと先程から言っている通り、顔周りが目立つから。
目立つ顔周りにドレスライクなアイテムをもってくることで、全身カジュアルでも無理やりドレスに引き戻せるわけです。
 

逆にキャップはカジュアルなアイテムなので、例えばロングコートとスラックスにブーツを履いてキメすぎたなと思った時は、キャップを足すと無理やりカジュアル感をプラスできてドレスとかカジュアルのバランスがとれる。
実際海外スナップを見るとロングコートにキャップの着こなしはかなりの割合で見かけます。
ロングコートとキャップの組み合わせは違和感がある方もいるかもしれませんが、外国人風の着こなしが楽しめてバランスもとれるので是非試してみてください。意外とカシミヤのチェスターコートでバシッと決めたところにキャップを被るとハマりますよ。
 

ということで今回はグローバルワークのキャップとバケットハットをご紹介しました。どちらも2,750円とすごく安くコスパが高いので本当におすすめです。
ユニクロやGUだと小物がイマイチだったりもしますが・・・グローバルワークは小物がすごく強いブランド。ファストファッション感覚で高級感がプラスできる小物をゲットできるのはかなり貴重なので是非チェックしてみてください。
 
 

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