MBの思考

MBが「カルティエ」を愛用する理由~着こなしは生き方を模倣する~

 

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洋服は安物でいいけれど、小物には少しこだわろう!

 

今回からシリーズで「MB愛用小物」を紹介することにしました。
洋服も良いのですが、春夏となりこれから小物が重要となってきます。また私は過去何度も「洋服は安物でも十分、小物は少し投資すべし」と語ってきました。その根底にある考え方や意識を説明するために、今後「小物」について少し詳しく解説を進めていきます。

 

今回は最重要小物と言っても過言じゃない・・・「時計」について語ります。

 

<<本記事のまとめ>>

1.MB愛用高級時計は「サントス ドゥ カルティエ」

2.「高級時計」とは一体何か?

3.MBが「サントス」を選ぶ理由

4.着こなしは生き方を模倣する

 

1.MB愛用高級時計は「サントス ドゥ カルティエ」

 

いきなりクソ高い金額の小物が登場しますが・・・。
元々私はショップスタッフ時代、機械式時計の販売もしていたので高級時計にはちとウルサイです。
ただし私は・・・

「世の中の全男性が高級時計を付けるべき」
「社会人になったら誰もが高級時計の一つは持たないと格好がつかない」

なんて極論は一切考えていません。
何をどうつけるかはその人それぞれの価値観や判断によるものだし、それを否定することは誰もできません。実際私自身もカルティエをつけることもあればGショックをつけることもあるし、安時計の代表格である「スウォッチ」は20代の頃コレクションするほど大好きでした。(1つ数千円で購入可能)

 

 

2.「高級時計」とは一体何か?

高級時計の世界は2手に分かれると私は思っています。
一つは男性的な「計器」としての機械式時計の世界。ムーブメントの複雑性や希少性、もしくはそのモノが持つ歴史や世界観などに惚れ込んで身につけるもの。車好きと少し似ているかもしれませんね。

高級時計とはつまり機械式時計のこと、機械式とは電池駆動ではないぜんまい駆動のことです。歯車とぜんまいの駆動だけで時計の針を動かす機構のことを機械式時計と表現しますが・・・少し考えれば理解出来る通り「歯車とぜんまいだけで時計の針を動かす」のはかなり大変です。

ぜんまいと一口にいっても「手巻き」と「自動巻」の二種類があります。針を動かすためにはエネルギーが必要なわけですが・・・一つはそれを手でくるくると巻いて作る「手巻き」という方法があり、もう一つは歩行時の揺れでエネルギーを蓄える「自動巻」という方法があります。いずれにしても蓄えられたエネルギーを歯車に伝えて最終的に針を動かす仕組みになっています。「チョロQ」と同じですね。ただし時計は秒針・分針・時針・日付・曜日・など様々な表示機能があります。これを歯車で噛み合わせて上手に狂いなく動かすのは至難のワザです。

上の画像は機械式時計の裏側部分。透けて内部が見えるようになっていますが、このように複雑なパーツがいくつも重なって上手に針を動かしているわけです。

実はぶっちゃけ現代ではこんな複雑機構必要ありません。コンピューター的な基盤が一つあれば制御できるからです。1000円程度で売られている時計はほぼ狂いなく正確に時を刻みますが、これは電池駆動の基盤が管理しているから。歯車なんて必要ありません。

電池駆動の1000円時計と、ぜんまい駆動の100万円の時計、どちらが正確かと言われると実は電池駆動の方に軍配が上がります。
つまり機能面だけで言えば機械式時計は「難しいことをわざわざやってる」だけで効率的にもコスパ的にもまるで意味のない存在と言えます。機械式時計が嫌いな人はこのへんをよく指摘しますね。

 

ただしもちろんメリットもあります。それは「受け継ぐ」ことが出来る面。
電池駆動の時計は基盤が壊れれば全取っ替えしなければいけませんが、ぜんまい駆動の時計はどこかが壊れたとしても「歯車を新品に変える」「オイルを交換する」などで直すことができます。大事に扱えば人の一生よりもはるかに長く使い続けることが出来るのです。

この世の中に100年以上持ち続けられる人工物があるでしょうか?

車も100年は持たないし、洋服も現実的じゃありません。でも機械式時計の場合は人の一生よりも長く使える、「100年時計」とも言われる由縁です。だからつまり「子どもへ」「孫へ」と肩身として受け継ぐことが出来るのです。ヨーロッパ的な文化ですね、おじいさんお父さんから背広の着方を教わったり、大事なレザーバッグを世代を超えて使ったり、彼らは「古いものを長く受け継ぐ」ということが身についています。建築物などもそうですね。だから彼らの文化は蓄積があり、深みがあり面白さがある。大量消費でその場限りで終わるものとはちょっと考え方が違うのですね。ヨーロッパの人たちの着こなしに説得力があるのはそうした「受け継ぐ姿勢」が根底にあるからかもしれません。

 

話が逸れていますが、時計を「計器」として愛する人はこのムーブメントの複雑性に着目します。いかに複雑か、いかに技術が優れているか、そうした男性的なメカ心をくすぐるものがあるのでしょう。車好きに似ています。 

 

他方時計には「計器」としてだけでなく「装飾」としての魅力があります。私はどちらかというとこちらの方にベクトルが向いています。宝飾品、着飾るためのものとしての時計。その究極であり原点は私はカルティエだと思っています。

 

無論、装飾であるならば機械式である必要もないのわけですが・・・「見た目」だけなら中身は別に電池式でも問題ないです。ただ宝飾品として完成されたデザインは、歴史の深い機械式時計のブランドでないと実現できていないことが多い。ポッと出で歴史のないブランドが作ったそれっぽい電池式時計よりも、歴史が長く数多の名デザインを作ってきた蓄積のあるカルティエの方が見た目の完成度がどうしても高いのです。だから私は内部構造など関係なく見た目でカルティエを選んでいます。このへんは無論「計器」として選ぶ人もいるでしょうから、各人の価値観の違いが出るところではあると思います。私はぶっちゃけ良デザインだったらクォーツでも構わないといえば構わない。

 

私はこれまで多くの宝飾品としての時計を見てきた結果、似たようなデザインが溢れていることに気がつきました。このデザインの系譜は一体どこから来るのだろう?と辿りついたのがカルティエ。時計好きであれば理解できると思いますが、割と有名なブランドでもカルティエのデザインをパク・・・参考にして作っていることに気がつきます。(ファッションデザインは繰り返しを前提としたものですから、ある意味「模倣の歴史」。なのでパクりが必ずしも悪いことだとは思いませんが)

このサントスはその中でも原点中の原点。
一般に販売された「世界初の腕時計」です。
懐にしまう懐中時計が一般的だった中、飛行機乗りが簡単に時間をチェックできるように腕に時計をつける「腕時計」を開発したのがカルティエです。

飛行機に使われるビスをイメージしたデザインは、歴史やバックボーンを感じさせるもの。シンプルでありながら気品を覚えるサントスのデザインは数多の時計ブランドがパクってきた源泉中の源泉です。

 

3.MBが「サントス」を選ぶ理由

 

個人的に、この時計にとても憧れがありました。
20代の時はフレンチカジュアルなどフランスのファッションに強烈な憧れがあり、様々なフレンチファッション、パリジャンの装いの資料に目を通しました。その中でひときわカッコよく感じたのがフランス人の腕もとにあるカルティエ。特におばあちゃんがリネンのシャツを着てサントスをつけているスタイルが強烈に脳裏に残りました。

現代的なラグジュアリーのように煌びやかで高級感だけを覚えさせるものでなく、どこか古めかしくクラシカルな高級感があるサントスに憧れを覚えました。ウブロやLVMH買収後のゼニスなどの一部のモデルのように高級時計の多くは煌びやかな印象を殊更に強調しようとします。もちろんそれは一つのデザインの形だし、価値観の一つであるから否定はしませんが、私の腕もとにはそうしたラグジュアリー性は見れなかった。ギラつきよりも、古めかしいデザインの中にある「クラシカルな高級感」を求めていました。いつか見たフランス人のおばあちゃんの腕もとみたいに。

 

いつか買おういつか買おうと思っていたのですが、
値段が高いこともあり、他のブランドに目移りして購入せずにいました。

一昨年カルティエを買った際もニューモデルの「ドライブドゥカルティエ」に惑わされてサントスを逃すことに笑(ドライブも素晴らしい時計です)。実は憧れていたけど迷いに迷ってようやく買えたのが去年の暮れ。何気に時間がかかってしまいました。

 

はじめは「思い出補正」というか・・・先入観で憧れていただけかな?と思っていたのですが、買ってからじわりじわりとその魅力を理解できてきて、最近はもうほとんどコレしか使っていません。

計器ではなく宝飾品として
ラグジュアリーではなくクラシック
UKでもUSでもイタリアでもなくファッションの聖地フランス

そんな私の志向を詰め込んでいるのがカルティエのサントス。コーディネートには欠かせないアイテムとなっています。

 

4.着こなしは生き方を模倣する

 

「腕時計にそんなに金かけるなんて馬鹿じゃねーの」
と思う人も多いでしょうが、まさに私も馬鹿なのだなと思います笑。

繰り返しますがわざわざ高い時計を無理して買う必要もありません。これは人の価値観の問題です。私には私という志向を集約したサントスがどうしても必要だけど、それが他の人に当てはまるとは微塵も思っていません。サントスは実に100万円ほど。100万円で軽自動車買ったほうがコスパ的にも賢いでしょう。

しかし一つだけ言うならば「案外、腕時計は目立ちますぜ」ということ。

もちろんだからといって100万円の時計を買う理由にはならないのですが、ファッション的には「時計なんてなんでもいいや」というわけでもないのです。

何度か本KnowerMagやメルマガでも繰り返していますが、先端はコーディネートの中で目立つ箇所です。顔まわり、足回り、腕回りと体の先端部分には視線が止まりやすく目に付くもの。だから女子は爪にわざわざ高いお金をかけてネイルをするのですよ。

 

男性の場合ネイルは現実的に違和感が出るでしょうから、先端を飾る小物は「時計」や「ブレスレット」になります。ここに安っぽい、どうでもいい時計をつけることがコーディネートにどのようなデメリットを与えるか・・・ファッションスタイリングに詳しいほどに理解できるはずです。(無論あえてラバーバンドなどの安い時計をすることもあります)

 

時計は特に電池式であってもコロコロ買い換えるものではありません。どんなに飽き性の人でも2、3年は使い続けることでしょう。機械式であれば一生使うことになります。上述の通り先端に位置する目立つものだし、加えてコロコロ買い換えるものじゃない。だからこそ少しだけこだわって自分の理想を体現したものを選ぶのもまた楽しいのではないでしょうか。無論なんども繰り返しますが私は「高級時計買うべきだ」とは微塵も思っていません。ただその人がその人の価値観の中で選ぶ「好きなもの」「満足いくもの」をつけるのがよろしいのではないかとは思います。

不満足などうでもいいこだわりのない時計を目立つ先端につけていれば、それは「自分を良く見せる意識」にもつながるでしょう。目立つ部分すらこだわることができないのならば、他の部分はさらにおろそかになるでしょう。人は中身が一番大事ですが、実は外見は中身の一番外側です。外見と中身は直結しているものです。

着こなしやもの選びには意志が宿ります。どんな思想でどんな考えでどんな年収でどんな仕事をしているのか、外見からなんとなくだけでも想像することができます。だってその外見を作っているのは内面である意志なのだから。

自分に対する美意識を持っているのならば、身につけるものにもその意識が宿ります。
「これは私がつけるにふさわしくない」「これは私に向いていない」
そのような判断ができるからです。その人が持つ美意識は外見に現れます、然して着こなしは生き方を模倣します。

目立つ腕もとに何をつけるか、真剣に考えすぎる必要はありませんが・・・他人から見られる目立つ部分と意識すると少しだけこだわりたくなるでしょう??高いものを買う必要はない、殊更安いものにすることもない、ただ自分が納得いくものを選んでみましょう。そうした所作や細かい部分にあなたの美意識や生き方が象徴され、それが「印象」として他人に目に映るのですから。

 

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