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おしゃれになるために「靴」をどうするか?:前編「今すぐ下半身を整えよう!」
【なぜ人は”茶色の革靴”を選びがちなのか?】おしゃれになるために「靴」をどうするか?:中編
さて前編・中編を経てようやく後編。
今回は「最初に買うべき革靴」について語ります。
初心者が覚えるべき「革靴の選び方」
前回・前々回までで
「下半身をドレスライクに整えることで、上半身はいつものパーカーで十分となる。」
「モノ単体の美しさではなく、コーディネート全体の美しさを追求しないといつまでもオシャレになれない。」
といったことを学びました。
では今回は、肝心要の「革靴の選び方」について。
前々回に語った通り、初心者であるほど革靴は早めに手に入れて欲しいアイテム。
革靴があれば下半身をドレス寄りの印象にすることができ、普段着ているパーカーやTシャツが
まるで違うアイテムの様に輝き出すからです。
本KnowerMagで再三主張している「ドレスとカジュアルのバランス」です。
ここの部分を理解されていない方は是非下記記事をお読みください。
※参考記事
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?
いくら「初心者は革靴を買った方が良い」と言っても
じゃあどんな革靴を買っていいものか、検討もつかないかと思います。
そこで一つ指針を与えるとするならば・・・
「なるべく細く、
なるべく靴底が薄く、
なるべくシンプルなデザインのものを選ぶ」
と覚えてください。
具体的にはどういうことか?
「なるべく細く、なるべく靴底が薄く、なるべくシンプルなデザインのものを選ぶ」
とはどういうモノを指すのか?
例えば・・・
Photo by https://cdn.kaumo.jp/element/_1424159346_173.jpg?w=360&h=500&t=resize&q=90
こういったブーツは「ゴツく、太い」フォルムとなっており、
上の条件「なるべく細く」に当てはまりません。
「モノ単体」としてはとても魅力的な格好良い靴ですが、コーディネート全体の中で活かすのはなかなか難しいアイテム。もちろん「絶対NG」などではありませんが初心者におすすめできるほど「使いやすいアイテム」ではありません。
Photo by http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/62/0000778262/95/img2298fcf1zik5zj.jpeg
例えばこういった靴は「靴底がぶ厚く」なっており
上の条件「なるべく靴底が薄く」には当てはまりません。
こちらも初心者にはおすすめできません。
Photo by http://img05.shop-pro.jp/PA01017/522/product/16083653.jpg
また例えばこんな風に装飾があるものは
上の条件「なるべくシンプル」には当てはまりません。
こちらも初心者にはおすすめできません。
何故上記3条件が「初心者におすすめできない」のか。
それは「カジュアルな仕様だから」「靴自体がひどく目立ってしまう仕様だから」の二つが理由です。
まず大前提、革靴を選ぶ理由を思い出してみてください。
前々回で説明した通り「ドレスライクな表情を日常着に取り入れる」ために革靴を使うのです。
であるからして、一口に「革靴」と言っても「カジュアルな革靴」を選んでしまっては意味がありません。
カジュアルな革靴、ドレスな革靴とはどういうものか?
非常に簡単な考え方としては「冠婚葬祭などで履いていっても良い」ものが「極めてドレスな革靴」です。ここをまず基準とすると良いでしょう。
Photo by http://結婚マニュアル.com/wp-content/uploads/2015/08/shose.png
例えばこんなものが典型的な「冠婚葬祭で使える革靴」ですね。
結婚式に一度でも出席したことのある方ならもちろん理解できると思います。
上のものと比べて随分デザインがシンプルで、随分形が細く、随分靴底が薄いのが理解できると思います。
スーツなどもそうなのですが、基本的にドレスウェアは「細く、シンプルなもの」が主です。
下半身をドレスに整えるという観点からもこの「細く、シンプルなもの」を追求するべきなわけです。
「そうか!じゃあ冠婚葬祭用に購入した靴を流用すれば良いんだ!」
と思うかもしれません。
もちろんそれで構わないのですが、ただここにもひとつ「罠」が。
モノによっては「アイツビジネス用の靴を流用しているぜ・・・」と思われることもあるからです。
なのでそれを避けるために、「ビジネス用ではない」ということを主張するために、
ほんのわずかにカジュアルな要素を入れたものを選ぶと良いでしょう。
例えばその典型例が「ローファー」です。
Photo by http://media-cache-ak0.pinimg.com/600x/63/2f/3c/632f3c709e725eb4ab894c9f056e470c.jpg
紐がないスリッポンタイプである「ローファー」は礼服用としては「ギリギリNG」な靴です。
ローファーは「なまけもの」という意味の言葉通り、着脱が大変楽チン。
伝統や格式ではなく利便性や機能性を重視しがちな合理主義大国アメリカで大きく浸透した革靴です。
「ドレスライクだけど履きやすく楽チン」というローファーは画期的でしたが、紐がなく簡易な作りのため正式な礼服としてはNG。とはいえ街着レベルではこれも「ドレスライク」な靴の一つ。私たちが「街着の中のドレス要素」として取り入れるならローファーが一番間違いないでしょう。
脚長に見せるために・・・
もう一つ。肝心なことを忘れていました。
装飾のあるものや、太いフォルムのもの、底がぶ厚いものは・・・
「靴自体がひどく目立ってしまう仕様だから初心者にはおすすめできない」と書きました。
その理由は?靴が目立つと何がいけないのか??
それは「脚が短く見えてしまうから」です。
靴が必要以上に目立つ形・デザインだと、当然視線を殊更に集めてしまいます。
足元に必要以上に視線が集まるとどうなるか?靴に目が行き、パンツと靴の境界線がはっきりクッキリと認識されます。
パンツと靴の境界線がくっきりと認識されてしまうと
「脚の長さ」がバレバレになってしまうのです。
例えば・・・
Photo by http://daigaku-fashion.com/wp-content/uploads/2013/07/黒のパンツ%E3%80%80シャツ.jpg
パンツと靴を同色である黒で合わせると
境界線がボケて見えて、脚の長さがごまかせます。「靴部分」があたかも脚の一部の様に見えるからですね。
Photo by http://www.fashion-press.net/img/snaps/300/xl_01.jpg
しかし例えば靴底が厚かったりボリュームのある形だったりデザインがあったりと
「靴が目立ってしまう」といくら同色で揃えても、脚部分と分離して見えてしまうため
脚の長さ、脚の形がありありと分かるのです。
この方の様にスタイルが比較的良ければ問題ないかもしれませんが、私の様にスタイルにそこまで自信がない方は選ばない方が無難です。もちろん「NG」ではないのですが、初心者段階においては「美しく、格好良く見えるのがかなりハードルが高い」と思った方が良いでしょう。
・・・以上。
革靴の選び方をまとめると・・・
・形が細く、靴底が薄く、シンプルなデザインを選ぶ
あまり目立つものを選ぶと体型が目立ってしまう
・ドレスライクなものを選ぶべきだけど、やりすぎると「ビジネス靴を流用している」様にも見られる。
ローファーなどが最も簡単に違和感なく合わせることができる
このあたりを認識して革靴を選ぶと良いでしょう。
「でも革靴って何万もするでしょう・・・?」
と思うかもしれませんが、案外そうではありません。
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