オシャレの秘伝

洋服で分かりにくいもの・豆知識をまとめてみた【ベレー帽ってどうやって被れば良いの??】

 

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今日は洋服で「見落としがちなこと」「正しい着こなしがわかりにくいもの」などを集めてみました。
意外と「知らなかった!!」ということも多いはず。是非ご参考に。

 

言われなきゃ気づかないよ!「仮縫い」

 

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山手線に乗ると1両に一人は必ずいます。ジャケットの背中の仮縫いが切れていない人。なんでこんなに多いんでしょう??ショップスタッフさんは販売するときに「これはシワがつかないように仮縫いしてあるものなので、着用前にご自宅で切ってあげてくださいね。」と購入時に一言説明すれば済む話ではありませんか。仮縫いがついたまま着用するとジャケットなどは裾に向けて広がることがなく、妙なシルエットになることも。それに「あの人仮縫いがついたままだ」と後ろで言われてしまうかもしれません。お客様にきちんと商品の説明をすれば防げることのはずなのに・・・何故ここまで街で多く見かけるのか。アパレルショップスタッフの「モノを販売する」意識の低さを象徴している様で同じ業界にいる人間として本当に恥ずかしく思います。

 

ジャケットって安くても1万円はしますよね??
1万円する家電なら説明書はきちんと付属してくるし、1万円程度の格安眼鏡ブランドも購入後のアフターケアはきちんと説明します。アパレルみたいな「はいどーぞ、次のお客様ー」といったテキトーな接客はありません。この仮縫いを街で見かけるたび、アパレルのレベルの低さを痛感します。先日、電車の中で「これから合コン行く」みたいな話をしているウキウキの若いお兄さんのジャケット仮縫いが切れていませんでした。女の子に見られたらちょっぴり恥ずかしい・・・!!ああ、なんでこのジャケットを販売したスタッフはこのお兄さんに教えてあげなかったのだろう!!と一人憤慨していました・・・。

 

ジャケットやコートの背中やポケット口などは購入後必ず「仮縫い」がしてないか確認してみてください。裾に向けてAの字に広がっているようなコートなどは特に、仮縫いをとらなければ本来想定しているシルエットが出せません。家電で言えば機能をフル活用できていないようなものです。必ずチェックするようにしてみてください。

 

 

真っ直ぐかぶっちゃダメ!?「ベレー帽」

 

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Photo by http://auctions.wing.c.yimg.jp/sim?furl=auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/ra216/users/4/2/1/2/remix_ogu3-org-1428410164155469&dc=1&sr.fs=20000

 

昨今トレンドの「ベレー帽」ですがこれもかぶり方に少しコツがあります。
普通ニットキャップやハットなどはタグの位置などを確認して「まっすぐ被る」方が多いと思いますが・・・実はベレー帽はまっすぐ被るものではありません。

 

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Photo by http://i7.wimg.jp/coordinate/grdd1j/20140905132457665/20140905132457665_500.jpg

 

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Photo by http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/aokiumitosora/20100212/20100212164931.jpg

 

画像検索してみてください。ベレー帽は古今東西「ななめに被る」ものなのです。これはもうかぶり方です。画家であれ軍人であれ今のトレンドファッションであれベレー帽はななめに被るものです。まっすぐ被るとなんだか妙に「昔の人」みたいに見えちゃって、あだ名が「明治時代」になること請け合いです。(私大学時代、そんなあだ名の友人がいました笑)

 

ファッション理論的にもななめに被った方が自然な印象を獲得できオススメです。ベレー帽は装飾的な意味合いが強いものです。わざとらしさを覚えてしまう人も多いでしょう。
メンズファッションは「なるべく自然に着飾る」ことが命題です。いかに自然に見せるか。例えばシルバーアクセサリーをジャラジャラつけていると非常に装飾的で逆に安っぽく見えるものです。メンズファッションは「え?オシャレなんてしてないよ?」という自然な着こなしを求められます。「あえて格好つけている」印象は禁忌。「痛い」「やりすぎ」「キメすぎ」「嘘くさい」なんてイメージに直結します。

 

特に今のトレンドは「ノームコア」。普通っぽく自然に着こなす風潮が非常に強いです。それだけに現代ではキャップにせよハットにせよ被りものはちょっと浅めに「乗せるだけ」みたいな被り方が主流です。レイアップシュートと同じです。

 

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Photo by http://8-eight.jp/pic-labo/nk188-01.jpg

 

ハットでもベレー帽でもギュッと深めに真っ直ぐかぶってしまうと作為的で嘘くさいもの。

 

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Photo by http://img.gathery.recruit-lifestyle.co.jp/r/article/1140913987937521601/1140929712743660201/1409297136_dh3d.jpg?size=pict_nocut500_500

 

乗せるだけくらいの自然な雰囲気が今のトレンドにはベストです。
ベレー帽も真っ直ぐ深めに被るのではなく、ななめに浅く被る本来のかぶり方が良いでしょう。

 

 

どこが最適かわかりにくい!!「リュックの位置」

 

それと「正解」がわかりにくく困るのが「リュックの位置」です。
「リュックってどのくらいのストラップの長さで担げば良いのかイマイチ分からない・・・」
そんな風に思った経験のある人は意外と多いのではないでしょうか。

 

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Photo by http://mens-bag.jp/ruck/sogawa/img/31125-top.jpg

 

もちろんリュックのデザインや形状にもよるのですが、基本的にはあまりにもストラップ短く背中にフィットさせた担ぎ方だとちょっとヲタクっぽい印象になってしまいます。もちろん担ぐ時の力の分散としてこの方式が一番背中に負担がないように思えますが・・・見た目はちょっと「気合い」が入りすぎ。上述の通り「自然な着こなし」とはなりません。

 

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Photo by http://clubd.co.jp/images/bag/item_a748_sam.jpg

 

ジャストフィットよりも少し長めに調整してあげればOKです。

 

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Photo by http://imagec.navi.com/images/templates/SEOUL/5036739/00335ddd9976944e_S.jpg

 

ひと昔前の女子高生の様にダルダルにストラップ長く担ぐのはこれまたやりすぎで「ルーズな印象」が出てしまいます。ストラップの長さに限らず、”やりすぎ”でも”やらなすぎ”でもない微妙なバランスのもとに成り立っているのが「オシャレ」です。ベストポジションを考える工夫が必要です。ルーズにもならず、ジャストフィットにもならない、「やや長め」の自然な長さを求めると良いでしょう。

 

 

店員さん任せになってない??「パンツの丈」

 

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Photo by http://voi.0101.co.jp/voi/webcatalog/img/ww654/300/ww654-30026-d51c.jpg

 

スーツのパンツの長さ。多くの方が「こちらでよろしいでしょうか?」というショップスタッフの問いかけに「ああ、(よくわかんねーけど)それで良いです。」と答えてしまっていると思います。

洋服の青山やらコナカやら量販店でスーツを購入すると特にですが、ショップスタッフは裾を長めにあげる傾向があります。それは何故か?裾が短すぎると「元に戻せない」ことが多くクレームにつながりやすいですが、裾が長過ぎれば「もうちょっと切りますね、すみませんでした」で終わらせることができます。だからショップスタッフは短く裾をあげたがらないのです。「ちょい長めにしておけば後からでもまた直せるしな・・・」と保険意識が働くのです。

 

しかしこれが大問題。
オフィス街を歩いていると本当に毎回思うのですが、みなさん裾が長すぎる!!

 

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Photo by http://blog.uktsc.com/data/original/0/46/0b3ddf652c36ca5e6ff11fcd87100b4a904a7142.jpg?1383288656

 

丈が長くスラックスの裾にクッション(シワ)が何重にも出てしまっていると、どんなにきれいな形のスーツでも台無しです。シワはスーツの大敵。シワはルーズな印象をプラスし、子供っぽいカジュアル感を助長するものです。スーツは基本的にシワがつきにくいツルッとしたウール素材で作りますよね?でもカジュアル服はガサガサしたチノやクシャッとなるデニム素材などとにかくシワのつきやすい素材で作りますよね?定理として覚えてOKです。「シワがつくとカジュアルになる」ものなのです。スーツはカジュアルと相反するものです。カジュアル感がプラスしてしまえばスーツの完成度は落ちてしまいます。スーツをスーツとして美しく着こなしたいのなら、とにかくシワが出るポイントを一つでも減らすことが重要です。

 

まして「裾」です。「裾」はパンツの先端であり視線がとまる目立つポイントです。「首」「手首」「足首」の3箇所は「3首」と言われており視線集中の最先鋒です。ここにカジュアルを助長するシワをプラスするなんてもってのほか。特段理由がないのなら裾にシワは極力つかないように丈調整するのが基本です。

 

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Photo by http://blog.y-aoyama.jp/data/original/0/82/eea03b22e43efb6624cb98b37e22f8d66517d4f0.jpg?1425907375

 

このくらいの丈が理想ですね。
逆にこれを守るだけで格安スーツでもドレスの完成度が高まり、グッとキマって見えるものです。是非試してみてください。

 

 

 

 

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