パンツ編

近年トレンドの「リブパンツ」をファッションのプロが真面目に語ってみた。

 

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昨今メンズファッションにおいて大変に多く見られる様になった・・・リブパンツ
その名の通り、裾にリブがついたパンツのことです。パーカーなどの袖口などは伸縮性のある素材になってますよね?あれがパンツの裾についているイメージです。

 

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Photo by http://img5.zozo.jp/goodsimages/380/6565380/6565380_4_D_500.jpg

 

元々はミリタリーやワーク用途のもの。裾がもたつかず、靴などで裾を引っ掛けることもないため、非常に動きやすく作業がしやすいというメリットがあります。

 

どのお店に行っても、どのブランドを見ても、かなりの割合でこのリブパンツを見かける様になりました。もちろん今までも「いちアイテム」として広く流通していましたが、

近年は「トレンドアイテム」と言えるほどの人気に。

 

今回はそんな「リブパンツの魅力」について解説しましょう。

 

なお、今回の記事内容は2014年10月26日に配信したメルマガの一部を抜粋したものです。
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リブパンツの魅力その1「裾にクッションが出来にくい」

 

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Photo by http://i7.wimg.jp/coordinate/tvvym7/20150814195948599/20150814195948599_500.jpg

 

まずリブパンツの大きなメリットはこちらです。

 

「裾にクッションが出来にくい」

 

「クッション」とはKnowerMag内でもよく使う言葉ですが、パンツの裾ってクシャクシャっとシワがたまってしまいますよね?特にデニムの様な固い素材とハイカットスニーカーなどの高さのある靴なんかを合わせると、裾がクシャッとシワが出来るかと思います。

あれを「クッション」と呼びます。

 

「スラックス」は実はノークッションかワンクッションが基本です。「スーツ」の基本的な考え方は「シワは無い方が美しい」。スラックスだけでなくジャケットにおいても、無駄なシワやたるみは出来る限り無い方が美しいとされています。通常のブルゾンやジャケットでは袖などの縫い目にシワがどうしても出来てしまいますが、よく出来たスーツは袖口もほとんどシワがありません。

 

また身体のラインに沿った立体的な形になっており、着用した際にもシワが出ないのです。

 

・・・ちょっと話逸れますけど、これって凄いことなんですよ。洋服のデザインって当然はじめはデザイン画などから始まるわけです。それらは当然紙に書きますからですから、「平面」な訳です。

 

ところがスーツに求められるのは「立体」です。平面的な作り方をしてしまうと、どうしても着用した時に、身体の凹凸で膨らみが出来、その分シワが出来てしまうのです。だからよく出来たスーツというのは、着用者の身体の形を考慮してあらかじめ立体的な形に仕上げるのです。

 

なのでハンガーにかけている状態だと、少し膨らんだような形になるのです。安いカジュアルジャケットなどはハンガーにかけた時に、平たくシワが全くない状態になったりしますが、それはシルエットが汚い証拠です。ハンガーをかけた時に、妙な膨らみが見られるジャケットはきちんと作っている証拠です。

 

・・・余談でした。すみません。

 

 

さて、スラックスの話。スラックスもそんな理由で「シワをつけない」方が美しいです。近年はノークッション、つまりクッションが全くない丈が美しいとされています。

 

くるぶしくらい(9分丈くらいになるはずです)に裾を上げて、靴にかかっても全くシワが出ないくらいに調整するのが良いです。好みによってワンクッションでもOKです。1回シワがつくくらいの丈に仕上げて、少しラフな雰囲気を出す方もいます。

 

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Photo by http://www.asahi.com/fashion/column/images/TKY201009010212.jpg

 

そしてカジュアルにおいても実はこの流れが強いです。「スキニーパンツ」や「テーパードパンツ」などはまさにそうですね。裾幅をグッと細く仕上げることで裾のフィット感を高めます。裾が細いということは、その分シワの量が減ります。

 

また近年9分丈、7分丈などの「半端丈」パンツも多く見られると思います。あれも「裾にクッションをつけない」というメリットを反映してのことです。

 

裾にクッションがつかないと、具体的に何が良いのか?

と思うでしょうが、印象に決定的な差を出します。クッションがあるパンツと、クッションが全く無いパンツを穿き比べれば分かるのですが、

クッションが無いだけで「足が長く」見えます。

 

いわゆる「視覚効果」ですね。シワがあると足首と足の境界線が強調され、はっきりと分かってしまいます。以前KnowerMagの記事で「足を長く見せるにはパンツの色と靴の色を揃えよう!」という内容を書きました。

※参考記事(脚長に見せる視覚効果について)
【前回記事スキニーデニムの補足】脱短足!脚を長く見せる裏技はコレ!視覚効果で誰でも美しいスタイルに!

 

これはパンツと靴の境界線をごまかし、パンツと靴を「ひと繋がり」に見せることで、足の長さを誤摩化す視覚効果を利用している訳です。

これと同じことです。

シワがあれば、「そこが裾だ」と強調してしまいます。「ひと繋がり」ではなくなってしまいます。

 

シワが無く、更に靴とパンツの色を合わせてしまえば、境界線を誤摩化すことが出来るので非常に足が長く見えます。

実は私も大変な短足なので(笑)くるぶし丈の黒スキニーに黒ブーツが欠かせません。

 

「そんなに変わらないでしょー?」と思っている方は是非試してみてください。くるぶし丈の黒スキニーに黒のシューズを履いて、鏡の前に立ってみてください。やった事無い人は「え!?こんなに足が長く見えるの!?」とびっくりしますよ。

 
 

そして話を戻します。「リブパンツ」です。「リブパンツ」は裾にリブがついているため、裾にクッションがつきにくいです。通常のパンツと違い、「リブ」で無理矢理クッションの無い状態を作っているので足下が大変にスッキリ見えます。足長効果も抜群です。

 

ただ、リブがあまりキツイ作りだったりすると、リブ付近にシワが出来てしまっていたりしますし、リブの色がパンツ本体の色とまるで違うと「視覚効果」になり得ないので、そのあたりだけ注意ですが。

 

リブパンツの魅力その2「ブーツの相性抜群!」

 

リブパンツはブーツとの相性が抜群です。言葉で説明するのが大変難しいのですが・・・普通のパンツとブーツを合わせる時、ブーツの形状やパンツの裾幅に左右されてしまい、ベストマッチな合わせがなかなか難しい時があります。

 

例えば普通のスキニーと、やや高さのあるレースアップブーツなどの場合、レースアップブーツは基本的にややゴツめのものが多いので、スキニーの裾幅ではブーツが裾の中に「入らない」という事態が起きてしまう事も。結果、必然的にブーツインとなってしまいます。

 

もちろんブーツインが悪い訳ではないのですが、「視覚効果」という面だけ考えればブーツインじゃない方が足長に見えます。

 

その点、リブの場合は伸縮性があるので、概ねどんな形状でもブーツを覆いかぶせる事が出来ます。リブパンツとブーツ、近年のメンズファッションでもこの足下の組み合わせは多いですが、元々どちらもミリタリーorワーク由来のアイテムでもありますし、その上見え方も綺麗。完成度の高い組み合わせとなっているのです。

 

 

リブパンツの魅力その3「ドレスとカジュアルのバランス取りに最適!」

 

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Photo by http://blog.orglory-onlinestore.com/wp-content/uploads/sites/14/2014/06/20131126174644746_500.jpg

 
どんなに綺麗な「リブパンツ」でも、「リブ」があることで多少のカジュアル感が出ます。例えば綺麗な艶のあるウール素材のスラックスでも、「リブ」がついていれば多少のカジュアル感が出ます。

 

デザイナーズブランドで最近よく見かけるのはパンツが「リブパンツ」になっているセットアップスーツ。

 

「スーツ」というドレスライクなアイテムを「リブパンツ」というカジュアルなディティールで、ややドレスよりにバランスを取っている訳です。

 

「ロングコートをドレスライクに着たいけど、キメすぎになってしまう」

というのはよくある悩みだと思います。ロングコート、スキニー、ブーツ、インナーにシャツやニット・・・。とついついドレス要素をまとめてしまいがちです。

 

KnowerMagでも述べている通り、どこかにカジュアルの要素が無いと、「キメすぎ」のスタイルとなってしまいます。メンズファッションにおいて大事なのは「余裕」です。ドレスなスタイルにもどこかに「余裕」が見えなくてはいけません。

 

※参考記事
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?

 

そこでリブパンツがおすすめ。

ロングコート、スキニー、ブーツ、インナーにシャツやニット・・・ではなく、
ロングコート、リブパンツ、ブーツ、インナーにシャツやニット、とすることで下半身をややワーク調にバランスを取る事が出来ます。

 

冬はついついドレスに寄り過ぎてしまう人が多いですが、リブパンツでバランスを取るのも良い手段でしょう。

 

「スキニーパンツの次は何を買えばいいの?」と迷っている人、ネクストスキニーとしてもオススメです。

 

 

リブパンツを選ぶ上での注意点

 

1.色は黒などのダークカラーが良い

 

先述の通りですが、リブがあることで「カジュアル」な雰囲気に見えがちです。カーキやデニム素材のリブパンツなども魅力的なのですが、カジュアルに寄り過ぎてしまう分、合わせにくくなってしまいます。慣れていない人は黒やチャコールなどのダークカラーのリブパンツを選ぶと良いでしょう。

 

黒などのダークカラーであれば、リブパンツにドレス感をややプラスする事が出来ます。程よいバランスでどんなアイテムにも合わせることが出来るでしょう。

 
 

2.リブは「キツすぎない、本体と同じ色」のもの

 

リブがキツすぎると、境界線を逆に強調してしまう結果となります。リブは程よいキツさで、あまり極端すぎないものを選びましょう。

 

また本体と同じ色でなければ、同じく境界線を逆に強調してしまうことに。黒のパンツであれば、リブも黒。カーキのパンツであれば、リブもカーキ。ここに注意しましょう。

 

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Photo by http://style-cruise.jp/itemimages/i/14/030/320/14030320200730_im_007.jpg

 

3.ズルズルと長い丈のものではなく、9分丈くらいを選ぶこと

 

これは別に書かなくても、おそらくほとんどの「リブパンツ」がそうなっていると思いますが。あまりにも丈が長いリブパンツは結局クッションが出てしまうことになります。フルレングスか9分丈のものを選びましょう。

 

 

 

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